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第三章 復活
第五節 revival
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襲撃は迅速だった。
密林に隠されている水路に馬を泳がせて渡り、砦の中に入り込んだリオディン・ダグラ族の精鋭たちは、広場で行なわれていた決闘に夢中になっていたヴァーマ・ドゥエルの民を虐殺した。
卓越した弓術に、ヴァーマ・ドゥエルの民は抵抗する事が出来なかった。広場にいた者の多くは、またたく間に頭や胸を矢で射抜かれて、命を落としたのであった。
リオディン・ダグラ族による殺戮と略奪の嵐が吹き荒れた。戦闘経験の少ないヴァーマ・ドゥエルの民は、大陸騎馬民族の格闘術に呆気なく敗れ去った。男たちは念入りに殺され、若い女は強制的に連行された。
最後まで抵抗出来たのは、アーヴァンのみであった。
アーヴァンは全身を矢で貫かれながらも、数名のリオディン・ダグラ族の兵士を殺傷する事に成功した。
両親を眼の前で奪われた哀しみを怒りに変え、獣染みた咆哮を上げて暴走したのだ。リミッターを外した巨漢の腕力は凄まじく、腕を振るうだけで敵兵の頸が吹き飛んだ。
だが、残った右眼を矢で貫かれ、怯んだ瞬間に雨の如く矢を受け、ハリネズミの如き姿にされた血まみれの巨人は、遂に沈黙し、がっくりと膝を落とした。
戦士たちがあらかた殺されてしまうと、リオディン・ダグラ族は神殿や家屋を回って残る人々を物色し始めた。女は現地での慰み者にする為に拉致をする。男は殺すが、時たま発見された若くて美しい少年も、同じ目的で誘拐した。
又、女性であっても、確実に抵抗が予測される人間は殺してしまわなければならない。ヴァーマ・ドゥエルではそうした恰幅の良い女性が好まれていたという事もあり、果敢に侵略者に立ち向かおうとしたが、戦士たちと同じように矢を受けて殺された。
オウマとカーラが戻った時、砦の至る所に無残な死体が散乱しており、石の壁の中には死臭が満ち満ちていた。
カーラは自分たちを出迎えた頸のない死体に悲鳴を上げそうになったが、オウマがその口を覆って、物陰に二人で隠れた。まだ、リオディン・ダグラ族の兵士が、生き残りはいないか探してうろついているのだ。
「全滅した訳じゃない……」
オウマはカーラと密着して、囁いた。
「神殿の構造は余所者には分かり難い筈だ。巧く隠れて生き延びた者もいるだろう……」
オウマの手も怒りに震えていた。油断はしないなどと言って置きながら、このざまだ。所詮自分も、井の中の蛙……平和ボケしたヴァーマ・ドゥエルの民でしかなかったのだと、オウマは思い知った。
「――助けてッ」
か細い声が響いた。
二人は思わず顔を上げた。
「助けてっ、いや! 誰!? 誰なの、貴方たち!? 兄さん、お兄さんッ、助けて!」
マキアだった。
マキアはその小さな身体を、屈強なリオディン・ダグラ族の兵士に俵のように抱えられて、連れてゆかれようとしている。
カーラはオウマの手を振り切って、表に飛び出して行った。その場に転がっていた脚が悪い老人の遺体から、杖を毟り取って駆け寄る。
「ま、待ちなさい! その子を放してッ」
カーラは杖を構えて、マキアを抱え上げた敵兵に向かって叫んだ。
言葉が通じるかどうかは分からないが、どうやら自分に呼び掛けている事に気付いた兵士は、くるりと振り向いた。カーラは、その圧倒的な肉体に威圧される。
リオディン・ダグラ族は平均的に逞しい肉体をしていた。と言っても、アーヴァンのようにやたらと筋肉が発達していたり、ディバーダ族のような引き締まった細見をしている訳ではない。身長はそこまで高くない――それでもカーラよりは大きいが――ものの、適度に発達した筋肉の上に、脂肪の層が被さっている。
脂肪は打撃の威力を弱め、自身の体重を乗せた攻撃がやり易い。カーラの細腕で思い切り棒を振り抜いても、殆ど利かないであろうと見て取れた。
リオディン・ダグラ族の兵士から見ると、マキアなどは鼠みたいなものだ。森の中に生息する大型の齧歯類で、皮を剥いで食べる。下水道に潜伏する小鼠より衛生的で、筋肉が発達しているので歯応えがあり、巧いのである。
そんな体格差のあるマキアを、この男たちは慰み者として使おうとしているのだった。ただでさえ不幸な生い立ちの少女を、更なる地獄に連れてゆかれるのを、カーラは看過出来なかった。
「えーぃっ!」
カーラは杖を振るって、リオディン・ダグラ族の兵士の緩んだ腹に叩き込んだ。だが、やはり通用しない。逆に軽く押されただけで、地面を転がってしまう。
「カーラさん!? カーラさん、大丈夫ですか!?」
マキアは黄色い眼を右往左往させた。カーラが何処にいるのか、眼で捕える事は出来ない。
今の一撃で全身を強く打ったカーラは、ほぼ初めて体験する激痛に悶えていた。立ち上がれない。
そうしていると、他のリオディン・ダグラ族の兵士たちがやって来て、マキアを抱えた男と二言三言、会話を交わした。マキアが連れてゆかれたが、彼と入れ替わるようにして、二人の兵士がカーラに近寄った。
兵士の一人がカーラの髪を掴んで顔を上げさせる。もう一人の男が、唇にいやらしい笑みを張り付けて、少女の身体に手を伸ばした。
「ひぃぃいぃぃぃぃあああああーっ!」
オウマが高い声を上げて、兵士の一人に背後から襲い掛かった。ヴォルギーンの石突部分で、後頭部を破壊してやる心算の一撃だ。
一人目はそれで仕留めたが、二人目の反応には間に合わなかった。回転させたヴォルギーンの刃が迫るより早く、もう一人の兵士の掌底打ちがオウマの顔を捉えていた。姉のビンタなど、女としては少し強い力が出せる程度のものだったのだと、オウマは知った。
オウマの身体は嘘のようにぽーんと飛んで、地面に落下した。たった一発の平手で、オウマの脳は揺さ振られてしまい、脳震盪の症状が起こっていた。眼の前で火花のスパークが起こり、どぎつい色の風景が歪む。
立ち上がろうと思っても、耳の中で車輪が回っていた。カタツムリがのそのそと這い回っている。天地の区別が付かなくなって、上空に振り出した足を地上に戻すと顔が空に浮かんだ地面にぶつかった。
しかも初めにオウマが仕留めたと思った男は、石突を叩き付けられた部位を手で撫でながら立ち上がっている。長い髪を結っていたので、それが威力を半減させたのだ。たんこぶと裂傷が見られるが、歩けなくはなさそうであった。
うつ伏せから二の腕で上体を持ち上げたオウマの背中に、額を割られた男が足を踏み下ろした。オウマの背中を踏み躙り、何度も強くストンピングする。
もう一人の兵士は、改めてカーラに近寄り、彼女の身に着けていた貫頭衣をびりびりと破いてしまった。少女の浅黒い裸体が露わになる。兵士は舌なめずりをして、カーラの未だ穢れを知らない身体を味わおうとした。
「いやーっ! トゥケィ!」
カーラは思わず、既にこの世にいない男の名前を呼んだ。しかし誰の名前を呼ぼうとも、言語の異なるリオディン・ダグラ族の兵士には通じない。彼は組み敷いた少女に、自らの欲望をぶち撒けようとした。
その時、一陣の風が吹いた。
カーラの両手首を握って頭の横に固定し、その大きな身体で覆い被さってゆこうとしたリオディン・ダグラ族の兵士の背後に、一人の男が立った。
太陽を背にして立つ男の顔を、カーラは確認する事が出来なかった。
リオディン・ダグラ族の兵士が背中の気配に気付いた時には、もう遅い。
その男はリオディン・ダグラ族の兵士の髪を手で掴み、片腕で持ち上げてしまったのだ。身長は兎も角、体重では自分よりも半分以上は重い男を、右手一つで。
髪を引っ張り上げられた兵士は、頭皮を毟られるような痛みと共に、その重い身体を頸一つで支えなければいけない現実に引き千切られそうになった。リオディン・ダグラ族の兵士の踵が、地面から明らかに浮かび上がっている。
男は持ち上げたリオディン・ダグラ族の兵士の身体を、石畳の地面に向けて叩き付けた。兵士の顔面は堅い地面に激突して鼻と前歯を折り眼球を破裂させ、更には頭皮を頭蓋骨が剥き出すまで剥ぎ取られて、血をこぼした。
オウマをいたぶっていた兵士が、風のように現れた男の方に眼を向けた。
男の全身は、良く締まっていたが、見事な筋肉に覆われていた。浅黒い肌の上には乾燥した血が絡み付いており、男が肉体に力を漲らせ、筋肉が蠢動する都度、ぼろぼろと鱗のように剥がれ落ちて行った。
オウマをいたぶっていた兵士に向けて、男の拳が繰り出された。
顔。
腹。
そして顎。
三発のパンチが正確に急所を貫き、男をダウンさせた。
全身に纏った黒い血の鱗が剥がれ落ちた時、そこに現れたのは、忘れようがないあの少年だ。
「お前……」
歪んだ視界の中で、オウマは、けれど彼の事を見間違う事はなかった。
カーラも、胸元を隠しながら上体を起こし、昨晩の哀しみとも、直前の恥辱とも違う涙を流した。
「トゥケィ――!」
密林に隠されている水路に馬を泳がせて渡り、砦の中に入り込んだリオディン・ダグラ族の精鋭たちは、広場で行なわれていた決闘に夢中になっていたヴァーマ・ドゥエルの民を虐殺した。
卓越した弓術に、ヴァーマ・ドゥエルの民は抵抗する事が出来なかった。広場にいた者の多くは、またたく間に頭や胸を矢で射抜かれて、命を落としたのであった。
リオディン・ダグラ族による殺戮と略奪の嵐が吹き荒れた。戦闘経験の少ないヴァーマ・ドゥエルの民は、大陸騎馬民族の格闘術に呆気なく敗れ去った。男たちは念入りに殺され、若い女は強制的に連行された。
最後まで抵抗出来たのは、アーヴァンのみであった。
アーヴァンは全身を矢で貫かれながらも、数名のリオディン・ダグラ族の兵士を殺傷する事に成功した。
両親を眼の前で奪われた哀しみを怒りに変え、獣染みた咆哮を上げて暴走したのだ。リミッターを外した巨漢の腕力は凄まじく、腕を振るうだけで敵兵の頸が吹き飛んだ。
だが、残った右眼を矢で貫かれ、怯んだ瞬間に雨の如く矢を受け、ハリネズミの如き姿にされた血まみれの巨人は、遂に沈黙し、がっくりと膝を落とした。
戦士たちがあらかた殺されてしまうと、リオディン・ダグラ族は神殿や家屋を回って残る人々を物色し始めた。女は現地での慰み者にする為に拉致をする。男は殺すが、時たま発見された若くて美しい少年も、同じ目的で誘拐した。
又、女性であっても、確実に抵抗が予測される人間は殺してしまわなければならない。ヴァーマ・ドゥエルではそうした恰幅の良い女性が好まれていたという事もあり、果敢に侵略者に立ち向かおうとしたが、戦士たちと同じように矢を受けて殺された。
オウマとカーラが戻った時、砦の至る所に無残な死体が散乱しており、石の壁の中には死臭が満ち満ちていた。
カーラは自分たちを出迎えた頸のない死体に悲鳴を上げそうになったが、オウマがその口を覆って、物陰に二人で隠れた。まだ、リオディン・ダグラ族の兵士が、生き残りはいないか探してうろついているのだ。
「全滅した訳じゃない……」
オウマはカーラと密着して、囁いた。
「神殿の構造は余所者には分かり難い筈だ。巧く隠れて生き延びた者もいるだろう……」
オウマの手も怒りに震えていた。油断はしないなどと言って置きながら、このざまだ。所詮自分も、井の中の蛙……平和ボケしたヴァーマ・ドゥエルの民でしかなかったのだと、オウマは思い知った。
「――助けてッ」
か細い声が響いた。
二人は思わず顔を上げた。
「助けてっ、いや! 誰!? 誰なの、貴方たち!? 兄さん、お兄さんッ、助けて!」
マキアだった。
マキアはその小さな身体を、屈強なリオディン・ダグラ族の兵士に俵のように抱えられて、連れてゆかれようとしている。
カーラはオウマの手を振り切って、表に飛び出して行った。その場に転がっていた脚が悪い老人の遺体から、杖を毟り取って駆け寄る。
「ま、待ちなさい! その子を放してッ」
カーラは杖を構えて、マキアを抱え上げた敵兵に向かって叫んだ。
言葉が通じるかどうかは分からないが、どうやら自分に呼び掛けている事に気付いた兵士は、くるりと振り向いた。カーラは、その圧倒的な肉体に威圧される。
リオディン・ダグラ族は平均的に逞しい肉体をしていた。と言っても、アーヴァンのようにやたらと筋肉が発達していたり、ディバーダ族のような引き締まった細見をしている訳ではない。身長はそこまで高くない――それでもカーラよりは大きいが――ものの、適度に発達した筋肉の上に、脂肪の層が被さっている。
脂肪は打撃の威力を弱め、自身の体重を乗せた攻撃がやり易い。カーラの細腕で思い切り棒を振り抜いても、殆ど利かないであろうと見て取れた。
リオディン・ダグラ族の兵士から見ると、マキアなどは鼠みたいなものだ。森の中に生息する大型の齧歯類で、皮を剥いで食べる。下水道に潜伏する小鼠より衛生的で、筋肉が発達しているので歯応えがあり、巧いのである。
そんな体格差のあるマキアを、この男たちは慰み者として使おうとしているのだった。ただでさえ不幸な生い立ちの少女を、更なる地獄に連れてゆかれるのを、カーラは看過出来なかった。
「えーぃっ!」
カーラは杖を振るって、リオディン・ダグラ族の兵士の緩んだ腹に叩き込んだ。だが、やはり通用しない。逆に軽く押されただけで、地面を転がってしまう。
「カーラさん!? カーラさん、大丈夫ですか!?」
マキアは黄色い眼を右往左往させた。カーラが何処にいるのか、眼で捕える事は出来ない。
今の一撃で全身を強く打ったカーラは、ほぼ初めて体験する激痛に悶えていた。立ち上がれない。
そうしていると、他のリオディン・ダグラ族の兵士たちがやって来て、マキアを抱えた男と二言三言、会話を交わした。マキアが連れてゆかれたが、彼と入れ替わるようにして、二人の兵士がカーラに近寄った。
兵士の一人がカーラの髪を掴んで顔を上げさせる。もう一人の男が、唇にいやらしい笑みを張り付けて、少女の身体に手を伸ばした。
「ひぃぃいぃぃぃぃあああああーっ!」
オウマが高い声を上げて、兵士の一人に背後から襲い掛かった。ヴォルギーンの石突部分で、後頭部を破壊してやる心算の一撃だ。
一人目はそれで仕留めたが、二人目の反応には間に合わなかった。回転させたヴォルギーンの刃が迫るより早く、もう一人の兵士の掌底打ちがオウマの顔を捉えていた。姉のビンタなど、女としては少し強い力が出せる程度のものだったのだと、オウマは知った。
オウマの身体は嘘のようにぽーんと飛んで、地面に落下した。たった一発の平手で、オウマの脳は揺さ振られてしまい、脳震盪の症状が起こっていた。眼の前で火花のスパークが起こり、どぎつい色の風景が歪む。
立ち上がろうと思っても、耳の中で車輪が回っていた。カタツムリがのそのそと這い回っている。天地の区別が付かなくなって、上空に振り出した足を地上に戻すと顔が空に浮かんだ地面にぶつかった。
しかも初めにオウマが仕留めたと思った男は、石突を叩き付けられた部位を手で撫でながら立ち上がっている。長い髪を結っていたので、それが威力を半減させたのだ。たんこぶと裂傷が見られるが、歩けなくはなさそうであった。
うつ伏せから二の腕で上体を持ち上げたオウマの背中に、額を割られた男が足を踏み下ろした。オウマの背中を踏み躙り、何度も強くストンピングする。
もう一人の兵士は、改めてカーラに近寄り、彼女の身に着けていた貫頭衣をびりびりと破いてしまった。少女の浅黒い裸体が露わになる。兵士は舌なめずりをして、カーラの未だ穢れを知らない身体を味わおうとした。
「いやーっ! トゥケィ!」
カーラは思わず、既にこの世にいない男の名前を呼んだ。しかし誰の名前を呼ぼうとも、言語の異なるリオディン・ダグラ族の兵士には通じない。彼は組み敷いた少女に、自らの欲望をぶち撒けようとした。
その時、一陣の風が吹いた。
カーラの両手首を握って頭の横に固定し、その大きな身体で覆い被さってゆこうとしたリオディン・ダグラ族の兵士の背後に、一人の男が立った。
太陽を背にして立つ男の顔を、カーラは確認する事が出来なかった。
リオディン・ダグラ族の兵士が背中の気配に気付いた時には、もう遅い。
その男はリオディン・ダグラ族の兵士の髪を手で掴み、片腕で持ち上げてしまったのだ。身長は兎も角、体重では自分よりも半分以上は重い男を、右手一つで。
髪を引っ張り上げられた兵士は、頭皮を毟られるような痛みと共に、その重い身体を頸一つで支えなければいけない現実に引き千切られそうになった。リオディン・ダグラ族の兵士の踵が、地面から明らかに浮かび上がっている。
男は持ち上げたリオディン・ダグラ族の兵士の身体を、石畳の地面に向けて叩き付けた。兵士の顔面は堅い地面に激突して鼻と前歯を折り眼球を破裂させ、更には頭皮を頭蓋骨が剥き出すまで剥ぎ取られて、血をこぼした。
オウマをいたぶっていた兵士が、風のように現れた男の方に眼を向けた。
男の全身は、良く締まっていたが、見事な筋肉に覆われていた。浅黒い肌の上には乾燥した血が絡み付いており、男が肉体に力を漲らせ、筋肉が蠢動する都度、ぼろぼろと鱗のように剥がれ落ちて行った。
オウマをいたぶっていた兵士に向けて、男の拳が繰り出された。
顔。
腹。
そして顎。
三発のパンチが正確に急所を貫き、男をダウンさせた。
全身に纏った黒い血の鱗が剥がれ落ちた時、そこに現れたのは、忘れようがないあの少年だ。
「お前……」
歪んだ視界の中で、オウマは、けれど彼の事を見間違う事はなかった。
カーラも、胸元を隠しながら上体を起こし、昨晩の哀しみとも、直前の恥辱とも違う涙を流した。
「トゥケィ――!」
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