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第五章 変身
第三節 transform
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俺の身の丈を遥かに超える身長を手に入れたタムザ・クファーンは、天に向かって声をひしり上げた。
莫大なエネルギーが、その顎から伸び上がってゆくようである。
その、タムザ・クファーンの身体の底から溢れたエネルギーが、彼の身体に更なる変化を齎した。
頸骨が自らの筋肉の圧力でひしゃげ、頭が更に後方に反り返ろうとする。けれどそれを防いだのも、同じく発達し過ぎた筋肉であった。首周りの骨が更にもこもこと膨れ上がり、頭部を支えている。
彼の頭部は、背骨と平行になる形で固定された。人の場合、両手を使う事を覚えている都合上、成長するに従って後肢で立ち上がり、背骨は脳に対して垂直になる。それが、今のタムザ・クファーンは、他の動物たちと同じように頭と胴体を平行にしているのだった。
その膨らんだうなじに蠢くものを、俺は見た。怪我をしてそのまま放置すると、やがてウジが湧き、にゅるにゅるとそのぬめりを帯びた肢体をくねらせ始める。まるでその様子だったが、タムザのうなじに生じたのはウジよりももっと細くて単純な、そして硬質な黒いものであった。獣のような毛だ。
うなじから生え出して来た体毛は、あっと言う間にタムザの頸周りを覆ってしまう。その上まだ、奥から伸びてゆこうとするのであった。先に生えたものは互いに絡み合って硬くなり、奥から湧水のように生じて来る体毛も同じように折り重なってゆく。
うなじからの毛が、肩の辺りまで落ち、しかも凝り固まって鱗のようなものを形成した。
同じものが、身体の他の部位にも生まれている。背中にも脚にも、縮れて硬質な体毛があっと言う間に生え揃い、身を寄せ合ってより硬く結ばれる。木のうろのように、体毛の内側から体毛が溢れ出し、幾重もの層を作り出しているのだ。しかもその先端は、まさに樹木の乳のように垂れて、身体に鱗の棘を作り上げているのだった。
特に脛に沿ったものは、螺旋を描くように乳を垂らし、獣の歯のような器官を誕生させていた。
「がふぅっ!」
タムザ・クファーンは熱い息を吐き出すと、その脚を使って、自らが組み敷いている樹を蹴り付けた。獣毛で黒い脛は容易に幹を貫通し、腕の牙に似た部分は石包丁よりも鋭く幹を切り裂いた。
タムザ・クファーンはその事を歓喜して、或いは恐怖しているかのように、荒く息を吐いた。はふっ、はっ、かふっ、と掠れた音を伴って放たれる吐息は、獣のそれである。
実際タムザ・クファーンの顔にも、変化が現れていた。
首を振りたくるタムザの口元が、明らかに眼の前に突き出している。唇が捲れ返り、歯茎がごりごりと前に押し出されていた。揃った歯は見る見る間に巨大化し鋭角化して、全てが犬歯になったかのように先端をあちこちに向けた。
顎も肥大化している。骨格から、肉体が変形しているのだった。元から四角い方だったのが、今度は左右と下に向けて、扇状に広がってゆく。皮膚を尖った骨が突き破るのだが、その上をすぐに皮膚が再生して覆ってしまい、皮膚が覆った部分から硬い獣毛がこぼれ落ちる。
その眼の位置も変わり始めている。タムザの眉間がべこっと陥没して、鼻が枯れたように萎んだ。その陥没した正中線上をなぞるようにして、赤い色が漏れ始める。頭蓋骨が割れてしまい、その断面が内側から皮膚を傷付けたのだ。
タムザの割れた頭蓋骨は左右に開かれてゆき、眼窩の位置が変わる。両方の眼玉は、顔の側面に位置するような形になった。
そして、その頭蓋骨の裂け目、ぶよぶよになった正中線から、前方に向かって突き出して来るものがある。骨か? その上に筋がぴったりと張り付き、血管が巡らされ、皮膚が覆い、獣毛が茂って、角鱗が光る。
顔に巨大な石包丁をめり込まされた獣――タムザ・クファーンの頭部は、そのような奇怪なものに変貌していた。
「何だ……何なんだ、これは!?」
俺は後退りしながら喘いだ。本当はその疑問を叫びとして世に出してやりたかったのだが、声が咽喉奥に縫い付けられていた。知らぬ間に短い呼吸を繰り返していたので口の中がからからに乾いている。
「貴様ぁーっ、何をしたんだ!?」
俺はナーガ・ゾデのククーラに向かって詰問した。この男がタムザに見舞った光球によって、タムザはこのようなおぞましい姿へと変化してしまった。ナーガ・ゾデのククーラは下級戦士は勿論、他のゾデ戦士とは一線を画すと言われているのは知っていたが、まさか、こんな奇妙な超能力まで持っていると言うのか。
ナーガ・ゾデのククーラは薄く笑って、言った。
「そんなに大きな声を出して良いのか? 奴は、お前を狙っているぞ」
警告染みた言葉に我に返ると、さっきまでタムザであったものがゆっくりと、その巨体を俺の方に向け直している。全体の重量が大き過ぎて、既に二本足で立つ事は出来なくなっているようであった。大柄な人間そのものを使っているような太腿をのっそりと動かし、そこだけがヒトの姿であった時と変わっていない赤い両手で地面を噛み、不気味な顔の中心から生えた鱗の生え揃った角で俺を睨んだ。
背骨を貫く悪寒を感じた俺は、或る種、本能的に両足で地面を蹴っていた。この時の俺の跳躍力は、高い樹のてっぺんまで上り詰めるくらいのものだったようだ。薄っすらと赤い月がやけに近かった。
けれどそれに感動している暇なんてない。直前まで俺がいた場所を、獣となったタムザの巨体がぶち抜いていた。風を巻き込み空気を唸らせ、タムザ獣は近くの木々を二、三本、今度は細い枝をはたき落とすようにして易々と押し倒したのであった。
着地した俺は、タムザの尻の辺りが、触れてもいないのに蠢いているのに気付いた。すると尻の頬肉の付け根から、皮膚を貫いて硬質なものが飛び出して来た。それが少しずつ外に出るたびに、タムザ獣は痛みに悶えるように身体をくねらせ、牙の間から息を漏らした。押し出されたそれを、すぐさま、引き裂かれた部分の皮膚が覆い被さってゆく。
その鋭利なものは、折角再生した皮膚を裂いて、次第に伸びてゆく、だが皮膚も、引き裂かれるたびにそれを追って伸びて広がり、突き破られる。
やがてそこに生じたのは、尻尾であった。尻から飛び出して来たのは、骨であるようだった。
尻尾の表面にも、全身と同じように獣毛が生え、鱗のように硬質化する。
這って方向転換したタムザ獣は、俺の方を眺めて、顎を開き、赤い舌を涎と共に垂らした。舌の肉量も見るからに多くなっており、長さも太さも、それはまるで皮を剥かれた一匹の蛇のようである。
「殺されるぞ、神の都のククーラよ」
ナーガ・ゾデのククーラがせせら笑った。
タムザ獣は赤い鎧の右手と黒い鱗の右脚を同時に出して、俺に迫った。
俺は、その異質な存在におぞましさ……いや、そんな言葉で誤魔化すのはやめよう……紛れもない恐怖を抱きながらも、石鉈を構え直した。
確かにタムザ・クファーンは超常的な化身を遂げた。けれど、そうではあっても、呼吸をしたり、痛みを覚えたりしている事から、まだ生物としての範疇にはある筈だ。
同じく常人には扱えないこの石鉈ならば、奴を仕留める事は不可能ではない――
俺はそう確信していた。
確かに石鉈には、亀裂が大きく刻み込まれている。重篤な損傷だ。若し、神殿の壁に向けて思い切り打ち付けたとすれば、この石鉈とても無事では済まないであろう事が分かった。
だが、相手は、如何に人間から逸脱したとは言え生物である。生き物であるからには殺せる筈だ。俺はこの石鉈を使って、敵対する人間ばかりではない、猛獣を仕留めた事もある。ジャングルに棲む巨大な猫の頸椎を潰し、大河から現れた大蛇の身体を引き裂いた。
こいつも、同じ運命を辿る事になる。
最早、俺は、タムザに対して殺さずの誓いを行使する心算はなくなっていた。何故ならばタムザ・クファーンは既に、俺たち人間とは違う存在になってしまっているからだ。
ヴァーマ・ドゥエルの民は、喰わない獣は殺さない。食べる時だけ、動物を殺す。
例外として、人の味を覚えた獣を殺す事はある。そうした獣については、仕留めた後、祈祷師による清めの儀式を行なって、火にくべる。
こいつは、人を喰った訳ではない。だが、これから人間を殺す可能性は極めて高い。
だから殺すのだ。殺さねばならないのだ。
俺は石鉈を強く握り締め、俺に狙いを定めるタムザ獣と真正面から向かい合った。獣と正面から見つめ合うのは危険とされているが、眼を逸らす事はもっと危険だ。
俺は奴の眼を見て、敵意を感じ取り、そしてこちらの殺意も叩き付ける。奴が俺の気配に怯えて飛び出した時こそ、チャンスだった。
ふーっ……
ふしゅーっ……
タムザ獣の繰り返す呼吸が、少しずつ細くなっている。俺を仕留める力を、身体の中に蓄えているのだろう。じっとその場で動きを止めて、俺の隙を伺っていた。
俺とタムザ獣の間の空気が凍て付き、静寂が支配した。
俺の頭を再びあの激痛が襲ったのは、その時であった。
莫大なエネルギーが、その顎から伸び上がってゆくようである。
その、タムザ・クファーンの身体の底から溢れたエネルギーが、彼の身体に更なる変化を齎した。
頸骨が自らの筋肉の圧力でひしゃげ、頭が更に後方に反り返ろうとする。けれどそれを防いだのも、同じく発達し過ぎた筋肉であった。首周りの骨が更にもこもこと膨れ上がり、頭部を支えている。
彼の頭部は、背骨と平行になる形で固定された。人の場合、両手を使う事を覚えている都合上、成長するに従って後肢で立ち上がり、背骨は脳に対して垂直になる。それが、今のタムザ・クファーンは、他の動物たちと同じように頭と胴体を平行にしているのだった。
その膨らんだうなじに蠢くものを、俺は見た。怪我をしてそのまま放置すると、やがてウジが湧き、にゅるにゅるとそのぬめりを帯びた肢体をくねらせ始める。まるでその様子だったが、タムザのうなじに生じたのはウジよりももっと細くて単純な、そして硬質な黒いものであった。獣のような毛だ。
うなじから生え出して来た体毛は、あっと言う間にタムザの頸周りを覆ってしまう。その上まだ、奥から伸びてゆこうとするのであった。先に生えたものは互いに絡み合って硬くなり、奥から湧水のように生じて来る体毛も同じように折り重なってゆく。
うなじからの毛が、肩の辺りまで落ち、しかも凝り固まって鱗のようなものを形成した。
同じものが、身体の他の部位にも生まれている。背中にも脚にも、縮れて硬質な体毛があっと言う間に生え揃い、身を寄せ合ってより硬く結ばれる。木のうろのように、体毛の内側から体毛が溢れ出し、幾重もの層を作り出しているのだ。しかもその先端は、まさに樹木の乳のように垂れて、身体に鱗の棘を作り上げているのだった。
特に脛に沿ったものは、螺旋を描くように乳を垂らし、獣の歯のような器官を誕生させていた。
「がふぅっ!」
タムザ・クファーンは熱い息を吐き出すと、その脚を使って、自らが組み敷いている樹を蹴り付けた。獣毛で黒い脛は容易に幹を貫通し、腕の牙に似た部分は石包丁よりも鋭く幹を切り裂いた。
タムザ・クファーンはその事を歓喜して、或いは恐怖しているかのように、荒く息を吐いた。はふっ、はっ、かふっ、と掠れた音を伴って放たれる吐息は、獣のそれである。
実際タムザ・クファーンの顔にも、変化が現れていた。
首を振りたくるタムザの口元が、明らかに眼の前に突き出している。唇が捲れ返り、歯茎がごりごりと前に押し出されていた。揃った歯は見る見る間に巨大化し鋭角化して、全てが犬歯になったかのように先端をあちこちに向けた。
顎も肥大化している。骨格から、肉体が変形しているのだった。元から四角い方だったのが、今度は左右と下に向けて、扇状に広がってゆく。皮膚を尖った骨が突き破るのだが、その上をすぐに皮膚が再生して覆ってしまい、皮膚が覆った部分から硬い獣毛がこぼれ落ちる。
その眼の位置も変わり始めている。タムザの眉間がべこっと陥没して、鼻が枯れたように萎んだ。その陥没した正中線上をなぞるようにして、赤い色が漏れ始める。頭蓋骨が割れてしまい、その断面が内側から皮膚を傷付けたのだ。
タムザの割れた頭蓋骨は左右に開かれてゆき、眼窩の位置が変わる。両方の眼玉は、顔の側面に位置するような形になった。
そして、その頭蓋骨の裂け目、ぶよぶよになった正中線から、前方に向かって突き出して来るものがある。骨か? その上に筋がぴったりと張り付き、血管が巡らされ、皮膚が覆い、獣毛が茂って、角鱗が光る。
顔に巨大な石包丁をめり込まされた獣――タムザ・クファーンの頭部は、そのような奇怪なものに変貌していた。
「何だ……何なんだ、これは!?」
俺は後退りしながら喘いだ。本当はその疑問を叫びとして世に出してやりたかったのだが、声が咽喉奥に縫い付けられていた。知らぬ間に短い呼吸を繰り返していたので口の中がからからに乾いている。
「貴様ぁーっ、何をしたんだ!?」
俺はナーガ・ゾデのククーラに向かって詰問した。この男がタムザに見舞った光球によって、タムザはこのようなおぞましい姿へと変化してしまった。ナーガ・ゾデのククーラは下級戦士は勿論、他のゾデ戦士とは一線を画すと言われているのは知っていたが、まさか、こんな奇妙な超能力まで持っていると言うのか。
ナーガ・ゾデのククーラは薄く笑って、言った。
「そんなに大きな声を出して良いのか? 奴は、お前を狙っているぞ」
警告染みた言葉に我に返ると、さっきまでタムザであったものがゆっくりと、その巨体を俺の方に向け直している。全体の重量が大き過ぎて、既に二本足で立つ事は出来なくなっているようであった。大柄な人間そのものを使っているような太腿をのっそりと動かし、そこだけがヒトの姿であった時と変わっていない赤い両手で地面を噛み、不気味な顔の中心から生えた鱗の生え揃った角で俺を睨んだ。
背骨を貫く悪寒を感じた俺は、或る種、本能的に両足で地面を蹴っていた。この時の俺の跳躍力は、高い樹のてっぺんまで上り詰めるくらいのものだったようだ。薄っすらと赤い月がやけに近かった。
けれどそれに感動している暇なんてない。直前まで俺がいた場所を、獣となったタムザの巨体がぶち抜いていた。風を巻き込み空気を唸らせ、タムザ獣は近くの木々を二、三本、今度は細い枝をはたき落とすようにして易々と押し倒したのであった。
着地した俺は、タムザの尻の辺りが、触れてもいないのに蠢いているのに気付いた。すると尻の頬肉の付け根から、皮膚を貫いて硬質なものが飛び出して来た。それが少しずつ外に出るたびに、タムザ獣は痛みに悶えるように身体をくねらせ、牙の間から息を漏らした。押し出されたそれを、すぐさま、引き裂かれた部分の皮膚が覆い被さってゆく。
その鋭利なものは、折角再生した皮膚を裂いて、次第に伸びてゆく、だが皮膚も、引き裂かれるたびにそれを追って伸びて広がり、突き破られる。
やがてそこに生じたのは、尻尾であった。尻から飛び出して来たのは、骨であるようだった。
尻尾の表面にも、全身と同じように獣毛が生え、鱗のように硬質化する。
這って方向転換したタムザ獣は、俺の方を眺めて、顎を開き、赤い舌を涎と共に垂らした。舌の肉量も見るからに多くなっており、長さも太さも、それはまるで皮を剥かれた一匹の蛇のようである。
「殺されるぞ、神の都のククーラよ」
ナーガ・ゾデのククーラがせせら笑った。
タムザ獣は赤い鎧の右手と黒い鱗の右脚を同時に出して、俺に迫った。
俺は、その異質な存在におぞましさ……いや、そんな言葉で誤魔化すのはやめよう……紛れもない恐怖を抱きながらも、石鉈を構え直した。
確かにタムザ・クファーンは超常的な化身を遂げた。けれど、そうではあっても、呼吸をしたり、痛みを覚えたりしている事から、まだ生物としての範疇にはある筈だ。
同じく常人には扱えないこの石鉈ならば、奴を仕留める事は不可能ではない――
俺はそう確信していた。
確かに石鉈には、亀裂が大きく刻み込まれている。重篤な損傷だ。若し、神殿の壁に向けて思い切り打ち付けたとすれば、この石鉈とても無事では済まないであろう事が分かった。
だが、相手は、如何に人間から逸脱したとは言え生物である。生き物であるからには殺せる筈だ。俺はこの石鉈を使って、敵対する人間ばかりではない、猛獣を仕留めた事もある。ジャングルに棲む巨大な猫の頸椎を潰し、大河から現れた大蛇の身体を引き裂いた。
こいつも、同じ運命を辿る事になる。
最早、俺は、タムザに対して殺さずの誓いを行使する心算はなくなっていた。何故ならばタムザ・クファーンは既に、俺たち人間とは違う存在になってしまっているからだ。
ヴァーマ・ドゥエルの民は、喰わない獣は殺さない。食べる時だけ、動物を殺す。
例外として、人の味を覚えた獣を殺す事はある。そうした獣については、仕留めた後、祈祷師による清めの儀式を行なって、火にくべる。
こいつは、人を喰った訳ではない。だが、これから人間を殺す可能性は極めて高い。
だから殺すのだ。殺さねばならないのだ。
俺は石鉈を強く握り締め、俺に狙いを定めるタムザ獣と真正面から向かい合った。獣と正面から見つめ合うのは危険とされているが、眼を逸らす事はもっと危険だ。
俺は奴の眼を見て、敵意を感じ取り、そしてこちらの殺意も叩き付ける。奴が俺の気配に怯えて飛び出した時こそ、チャンスだった。
ふーっ……
ふしゅーっ……
タムザ獣の繰り返す呼吸が、少しずつ細くなっている。俺を仕留める力を、身体の中に蓄えているのだろう。じっとその場で動きを止めて、俺の隙を伺っていた。
俺とタムザ獣の間の空気が凍て付き、静寂が支配した。
俺の頭を再びあの激痛が襲ったのは、その時であった。
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