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第一章 神編
創造神アース②
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私は名も無き精霊王。
今日は百年に一度の大精霊報告会。まとめ役は精霊王の私だ。もう、何度目になるかは忘れてしまった。
『さて、報告会を始めよう』
『いやいや待てよ、精霊王。そりゃないぜ』
どうした、火のよ。ん?火だけではない……。何故、皆して私に視線を向ける?
「へぇ~、報告会ね」
背後から懐かしい声が……
振り向くとそこには、黒と青の衣服を着た少年が!
『アース様!?』
アース様が、サッと手を振ると同じような椅子が作られて座る。皆の視線はいつの間にか彼へ注がれていた。
『あー、では、順通りに。火の』
『報告ってもなぁ~。まぁ、黒龍が生まれたことぐらいか。五百年くらい経ったら何か起こるんじゃね?』
『その時になるまでわからないということか。ならば次は、水の』
と、水、土、風が変わらない報告をする。そして、魔法が完成した時のようにソワソワしていた、闇の番になった。
そういえば彼は、名を与えられたのだったな。
『次は、アビス』
『!?』
皆の顔が変わり、目を見開いて私を見る。私が名づけたのではないぞ。
それまで静かだったアース様が、クックッと抑えて笑う。イタズラが成功した子供のように。
『主から名を頂いた私のことは、アビスと呼んでくれ。主への報告が一点』
「えっ、僕?」
『優魔族のリズに家族が出来、子が生まれました』
姿勢を正して目を輝かせるアース様。
『相手は同じ優魔族で、あの魔物大量発生の際に共闘したナジャ・アブヤドという優魔族の弟です』
ホッと息を吐き「良かった」とこぼす彼の表情は、心配が晴れたようで眩しい。
最後の光の番になると、彼女は真面目な顔でアース様に言った。『私にも名を』それを機に他の者達も口々に乗る。
アース様は、すでに考えていたようで名を与えていった。
闇の大精霊は、アビス
光の大精霊は、シャイン。
火の大精霊は、タイキ。
水の大精霊は、アマヨ。
土の大精霊は、オウドウラクド。
風の大精霊は、ウィニング。
精霊王である私は、ネクサス。
全ての大精霊と精霊王の名前が決まったと同時に、身体をそれぞれの属性色の光が包む。
その光は同時に世界各地へと広がった。
この星に生きる人族以外の全ての霊体に、それぞれの主である大精霊の名が届けられたのだ。
その後は、皆で語り明かした。
アース様が眠りから覚めるまでの千五百年もの間のことを。
今日は百年に一度の大精霊報告会。まとめ役は精霊王の私だ。もう、何度目になるかは忘れてしまった。
『さて、報告会を始めよう』
『いやいや待てよ、精霊王。そりゃないぜ』
どうした、火のよ。ん?火だけではない……。何故、皆して私に視線を向ける?
「へぇ~、報告会ね」
背後から懐かしい声が……
振り向くとそこには、黒と青の衣服を着た少年が!
『アース様!?』
アース様が、サッと手を振ると同じような椅子が作られて座る。皆の視線はいつの間にか彼へ注がれていた。
『あー、では、順通りに。火の』
『報告ってもなぁ~。まぁ、黒龍が生まれたことぐらいか。五百年くらい経ったら何か起こるんじゃね?』
『その時になるまでわからないということか。ならば次は、水の』
と、水、土、風が変わらない報告をする。そして、魔法が完成した時のようにソワソワしていた、闇の番になった。
そういえば彼は、名を与えられたのだったな。
『次は、アビス』
『!?』
皆の顔が変わり、目を見開いて私を見る。私が名づけたのではないぞ。
それまで静かだったアース様が、クックッと抑えて笑う。イタズラが成功した子供のように。
『主から名を頂いた私のことは、アビスと呼んでくれ。主への報告が一点』
「えっ、僕?」
『優魔族のリズに家族が出来、子が生まれました』
姿勢を正して目を輝かせるアース様。
『相手は同じ優魔族で、あの魔物大量発生の際に共闘したナジャ・アブヤドという優魔族の弟です』
ホッと息を吐き「良かった」とこぼす彼の表情は、心配が晴れたようで眩しい。
最後の光の番になると、彼女は真面目な顔でアース様に言った。『私にも名を』それを機に他の者達も口々に乗る。
アース様は、すでに考えていたようで名を与えていった。
闇の大精霊は、アビス
光の大精霊は、シャイン。
火の大精霊は、タイキ。
水の大精霊は、アマヨ。
土の大精霊は、オウドウラクド。
風の大精霊は、ウィニング。
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全ての大精霊と精霊王の名前が決まったと同時に、身体をそれぞれの属性色の光が包む。
その光は同時に世界各地へと広がった。
この星に生きる人族以外の全ての霊体に、それぞれの主である大精霊の名が届けられたのだ。
その後は、皆で語り明かした。
アース様が眠りから覚めるまでの千五百年もの間のことを。
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