7 / 21
7話
しおりを挟む
「はぁっ……はぁっ……」
絶頂の余韻で、荒い息を吐く。
こんな快楽に追い詰められたのは初めてで、呆然としていた。
「どうした? 大丈夫か? 結衣」
「あ……。なんか、こんな風になったの初めてで……」
絶頂とはこんなにも激しい快楽を伴うものなのか。私が戸惑っていると、玲司は片眉を上げた。
「イクのは初めてだったのか。セックスもか?」
「いえ、それは経験ありますけど……」
「そうか。なら大丈夫だな」
そう言って玲司は、ベッドのサイドチェストに手を伸ばすと、避妊具を取り出した。下履きを脱いだ玲司の、大きく屹立したものが視界に入る。
(ま、待って……あれ、本当に入るの?)
元彼のものよりも明らかに大きい。あんなものが自分の狭いところに入るだなんて、想像できなかった。
動揺する私をよそに、玲司は手早く避妊具を装着していく。
そして、さっさと私の足を広げさせると、剛直を秘部に押し当てた。
「ちょ、まっ……玲司さん!」
「十分慣らしただろ。挿れるぞ」
ずぷり、と剛直が沈められていく。圧倒的な質量に、息が詰まった。ミチミチと隘路が押し広げられていく感覚。
微かに眉を寄せた玲司は、快感故にか、熱い吐息を吐いた。
(あ……玲司さんも、感じているの?)
そう思うと何故か、カッと全身が熱くなり、私の中が玲司のそれを歓待するようにうねり出す。玲司が私に発情していると思うと、ビリビリと痺れるような悦びが湧いてきた。
「痛くないか?」
思い遣るように玲司が問いかけてくる。
「だ、大丈夫、です……」
契約結婚の流れこそ強引だったが、玲司は存外、身勝手なセックスはしない質のようだった。入り口のあたりでゆるゆると腰をゆすぶり、私が力を抜くまで待ってくれている。
でも、なんだかそれがもどかしくて、もっと奥に欲しいと、思ってしまった。
そんな気持ちを反映してから、私の腰は無意識に揺れていた。
「腰、動いている。もっと欲しいか?」
「あ……玲司さ……」
「奥まで進めるぞ」
ずぷ、と勢いをつけて、玲司の腰が沈められる。みっちりと中に収まった剛直の形がありありと伝わってきて、それがやけに気恥ずかしい。
玲司の恥骨で秘豆を押しつぶされ、息が詰まるような快感に喘いだ。
「あ……うぁ……や、ぁん」
「くっ、締まる……結衣っ……」
玲司は私の名を呼びながら、腰を揺すぶる。まるで本物の恋人同士のまぐわいのようなやり方に、不思議と胸の奥が軋んだ。
私の中が玲司の形に合わせて馴染んでくると、玲司の動きは次第に激しさを増していった。
「あ、あぁっ……、玲司さ、はげしっ」
「結衣……気持ちいい……結衣」
玲司は何度も私の名前を呼びながら、腰を振ってきた。足を大きく持ち上げられ、深い角度で抉られる。
そうすると奥の方に当たって、子宮がじんじんと痺れるような快感がせり上がってきた。
「や……あ、もう……」
「結衣……俺もそろそろ限界だ」
玲司の腰の動きが、自らの快楽を追う自分本位なものへと変わっていく。その激しい動きで尚更翻弄されて、私は快楽の頂へと登って行った。
「あ……また、いっちゃ」
「出すぞ、結衣」
ビクビクと中で剛直が脈動しているのが感じられる。玲司が果てたのだ。
玲司は私をキツく抱きしめると、ゆっくりと自身を引き抜いた。
「はぁ……はぁ……」
今まで経験したことがないような激しいセックスに、私は疲労困憊だった。
だが——。
「結衣、もう一回、いいか?」
「……へ?」
玲司のものは、出したばかりだというのに、もう硬くそそり立っていた。
「いや、ちょ、待っ……」
私が驚いていると、玲司は肩で息をする私に覆い被さって、ディープキスをしてきた。
甘ったるく巧みなキスに、先ほど果てたばかりで敏感になっている体は容易に反応した。
キスをしながら胸を揉みしだかれ、乳首を摘まれ、あっという間に再び情欲の沼へと突き落とされてしまう。
快感に体の力が抜けて、逆らえない。
玲司は唇を離すと、私をうつ伏せにして、四つん這いの姿勢をとらせた。
「れ、玲司さん!? こんな格好……」
恥ずかしい格好に頬を紅潮させながら抗議するが、玲司は聞いてくれない。
再び避妊具を装着した玲司は、私の腰骨を掴むと、ぐっと剛直を押し付けた。
「あ、やァぁん」
悲鳴をあげる私に、すっかり火がついてしまったらしき玲司は遠慮なく腰を打ちつけてくる。
先ほどの体制よりも奥に深く入り込んで、それが途方もない快楽を生み出して私は喘ぐことしかできない。
淫猥な水音とぱんぱんと肌がぶつかる音が寝室に響く。
「は……アッ、いっちゃ、またいっちゃう」
「いいぞ、イけ」
何度も何度もイカされて、体がおかしくなってしまいそうだった。
私の締め付けに反応してか、玲司もまたどくどくと剛直を脈動させる。ようやく二回目が終わって、私はベッドの上に崩れ落ちるように倒れ込んだ。
だが、玲司は——。
「結衣、もう一回」
「……!?!?」
——玲司は、絶倫だった。
絶頂の余韻で、荒い息を吐く。
こんな快楽に追い詰められたのは初めてで、呆然としていた。
「どうした? 大丈夫か? 結衣」
「あ……。なんか、こんな風になったの初めてで……」
絶頂とはこんなにも激しい快楽を伴うものなのか。私が戸惑っていると、玲司は片眉を上げた。
「イクのは初めてだったのか。セックスもか?」
「いえ、それは経験ありますけど……」
「そうか。なら大丈夫だな」
そう言って玲司は、ベッドのサイドチェストに手を伸ばすと、避妊具を取り出した。下履きを脱いだ玲司の、大きく屹立したものが視界に入る。
(ま、待って……あれ、本当に入るの?)
元彼のものよりも明らかに大きい。あんなものが自分の狭いところに入るだなんて、想像できなかった。
動揺する私をよそに、玲司は手早く避妊具を装着していく。
そして、さっさと私の足を広げさせると、剛直を秘部に押し当てた。
「ちょ、まっ……玲司さん!」
「十分慣らしただろ。挿れるぞ」
ずぷり、と剛直が沈められていく。圧倒的な質量に、息が詰まった。ミチミチと隘路が押し広げられていく感覚。
微かに眉を寄せた玲司は、快感故にか、熱い吐息を吐いた。
(あ……玲司さんも、感じているの?)
そう思うと何故か、カッと全身が熱くなり、私の中が玲司のそれを歓待するようにうねり出す。玲司が私に発情していると思うと、ビリビリと痺れるような悦びが湧いてきた。
「痛くないか?」
思い遣るように玲司が問いかけてくる。
「だ、大丈夫、です……」
契約結婚の流れこそ強引だったが、玲司は存外、身勝手なセックスはしない質のようだった。入り口のあたりでゆるゆると腰をゆすぶり、私が力を抜くまで待ってくれている。
でも、なんだかそれがもどかしくて、もっと奥に欲しいと、思ってしまった。
そんな気持ちを反映してから、私の腰は無意識に揺れていた。
「腰、動いている。もっと欲しいか?」
「あ……玲司さ……」
「奥まで進めるぞ」
ずぷ、と勢いをつけて、玲司の腰が沈められる。みっちりと中に収まった剛直の形がありありと伝わってきて、それがやけに気恥ずかしい。
玲司の恥骨で秘豆を押しつぶされ、息が詰まるような快感に喘いだ。
「あ……うぁ……や、ぁん」
「くっ、締まる……結衣っ……」
玲司は私の名を呼びながら、腰を揺すぶる。まるで本物の恋人同士のまぐわいのようなやり方に、不思議と胸の奥が軋んだ。
私の中が玲司の形に合わせて馴染んでくると、玲司の動きは次第に激しさを増していった。
「あ、あぁっ……、玲司さ、はげしっ」
「結衣……気持ちいい……結衣」
玲司は何度も私の名前を呼びながら、腰を振ってきた。足を大きく持ち上げられ、深い角度で抉られる。
そうすると奥の方に当たって、子宮がじんじんと痺れるような快感がせり上がってきた。
「や……あ、もう……」
「結衣……俺もそろそろ限界だ」
玲司の腰の動きが、自らの快楽を追う自分本位なものへと変わっていく。その激しい動きで尚更翻弄されて、私は快楽の頂へと登って行った。
「あ……また、いっちゃ」
「出すぞ、結衣」
ビクビクと中で剛直が脈動しているのが感じられる。玲司が果てたのだ。
玲司は私をキツく抱きしめると、ゆっくりと自身を引き抜いた。
「はぁ……はぁ……」
今まで経験したことがないような激しいセックスに、私は疲労困憊だった。
だが——。
「結衣、もう一回、いいか?」
「……へ?」
玲司のものは、出したばかりだというのに、もう硬くそそり立っていた。
「いや、ちょ、待っ……」
私が驚いていると、玲司は肩で息をする私に覆い被さって、ディープキスをしてきた。
甘ったるく巧みなキスに、先ほど果てたばかりで敏感になっている体は容易に反応した。
キスをしながら胸を揉みしだかれ、乳首を摘まれ、あっという間に再び情欲の沼へと突き落とされてしまう。
快感に体の力が抜けて、逆らえない。
玲司は唇を離すと、私をうつ伏せにして、四つん這いの姿勢をとらせた。
「れ、玲司さん!? こんな格好……」
恥ずかしい格好に頬を紅潮させながら抗議するが、玲司は聞いてくれない。
再び避妊具を装着した玲司は、私の腰骨を掴むと、ぐっと剛直を押し付けた。
「あ、やァぁん」
悲鳴をあげる私に、すっかり火がついてしまったらしき玲司は遠慮なく腰を打ちつけてくる。
先ほどの体制よりも奥に深く入り込んで、それが途方もない快楽を生み出して私は喘ぐことしかできない。
淫猥な水音とぱんぱんと肌がぶつかる音が寝室に響く。
「は……アッ、いっちゃ、またいっちゃう」
「いいぞ、イけ」
何度も何度もイカされて、体がおかしくなってしまいそうだった。
私の締め付けに反応してか、玲司もまたどくどくと剛直を脈動させる。ようやく二回目が終わって、私はベッドの上に崩れ落ちるように倒れ込んだ。
だが、玲司は——。
「結衣、もう一回」
「……!?!?」
——玲司は、絶倫だった。
0
あなたにおすすめの小説
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
**2026.01.02start~2026.01.17end**
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
彼の巨大な体に覆われ、満たされ、貪られた——一晩中
桜井ベアトリクス
恋愛
妹を救出するため、一ヶ月かけて死の山脈を越え、影の沼地を泳ぎ、マンティコアとポーカー勝負までした私、ローズ。
やっと辿り着いた先で見たのは——フェイ王の膝の上で甘える妹の姿。
「助けなんていらないわよ?」
は?
しかも運命の光が私と巨漢戦士マキシマスの間で光って、「お前は俺のものだ」宣言。
「片手だけなら……」そう妥協したのに、ワイン一杯で理性が飛んだ。
彼の心臓の音を聞いた瞬間、私から飛びついて、その夜、彼のベッドで戦士のものになった。
大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。
でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。
けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。
同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。
そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?
苦手な冷徹専務が義兄になったかと思ったら極あま顔で迫ってくるんですが、なんででしょう?~偽家族恋愛~
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「こちら、再婚相手の息子の仁さん」
母に紹介され、なにかの間違いだと思った。
だってそこにいたのは、私が敵視している専務だったから。
それだけでもかなりな不安案件なのに。
私の住んでいるマンションに下着泥が出た話題から、さらに。
「そうだ、仁のマンションに引っ越せばいい」
なーんて義父になる人が言い出して。
結局、反対できないまま専務と同居する羽目に。
前途多難な同居生活。
相変わらず専務はなに考えているかわからない。
……かと思えば。
「兄妹ならするだろ、これくらい」
当たり前のように落とされる、額へのキス。
いったい、どうなってんのー!?
三ツ森涼夏
24歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』営業戦略部勤務
背が低く、振り返ったら忘れられるくらい、特徴のない顔がコンプレックス。
小1の時に両親が離婚して以来、母親を支えてきた頑張り屋さん。
たまにその頑張りが空回りすることも?
恋愛、苦手というより、嫌い。
淋しい、をちゃんと言えずにきた人。
×
八雲仁
30歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』専務
背が高く、眼鏡のイケメン。
ただし、いつも無表情。
集中すると周りが見えなくなる。
そのことで周囲には誤解を与えがちだが、弁明する気はない。
小さい頃に母親が他界し、それ以来、ひとりで淋しさを抱えてきた人。
ふたりはちゃんと義兄妹になれるのか、それとも……!?
*****
千里専務のその後→『絶対零度の、ハーフ御曹司の愛ブルーの瞳をゲーヲタの私に溶かせとか言っています?……』
*****
表紙画像 湯弐様 pixiv ID3989101
【完結済】25億で極道に売られた女。姐になります!
satomi
恋愛
昼夜問わずに働く18才の主人公南ユキ。
働けども働けどもその収入は両親に搾取されるだけ…。睡眠時間だって2時間程度しかないのに、それでもまだ働き口を増やせと言う両親。
早朝のバイトで頭は朦朧としていたけれど、そんな時にうちにやってきたのは白虎商事CEOの白川大雄さん。ポーンっと25億で私を買っていった。
そんな大雄さん、白虎商事のCEOとは別に白虎組組長の顔を持っていて、私に『姐』になれとのこと。
大丈夫なのかなぁ?
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる