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第六章
契約
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5番目の設問に面食らったが、とりあえずすべての設問の回答することが出来た。
1.あなたが人生で最も印象に残っている出来事はなんですか?
具体的なエピソードを書いてください。
特にありません。
2.あなたの人生においてやり直しがしたい時期はいつですか?
高校生活
3.あなたが過去の自分にアドバイス出来るとしたらどのような言葉を掛けたいですか?
※時期や年齢等お書きください。
行動力をつけること。高校生~社会人になるまでの間の自分
4.あなたが人生において大切なものは何であると考えますか?
何かに熱中すること。だが、自分にはそれが足りていない。
5.あなたは過去の自分に会うことに同意しますか? はい いいえ
あまり具体的に回答することが出来なかった。具体的なエピソードが出てこないことが僕の今までの人生を表しているような
感じがして僕は少し落ち込んだ。
ただ、やり直すとすれば青春時代。高校生活かな。部活は剣道部に所属していた。
剣道部といえば体育会系で厳しいといったイメージだろうか。
しかし、僕の高校は誰もが1つは部活動をやらなければならない決まりになっておりあまり部活動に熱心ではない生徒が
入部する部活として剣道部は有名だった。
だから例に漏れず僕も、さぼりたいときは部活をサボり、友人とゲームセンターで遊んでいた。
それだけ聞けば楽しそうな高校生活に聞こえるが、僕には何かに熱中した記憶がないのだ。
勉強もそこそこしか出来ず、部活動にも没頭せず、ただ怠惰に日常を送っていただけ
当然そんな面白みや魅力の欠片もない人間に恋人など出来るはずもなく、ドラマや漫画の中の高校生活は
まさに別世界の出来事でしかなかった。
そんな自分でも大学生になり、自由という名の隠れ蓑が出来たことにより何者にもなれない自分を隠して生きることが出来た。
こんなものなのだと。みんな僕と大差ないさ。そう思っていた。そう思っていたかった。
思えばあの4年間は幸せであったのかもしれない。現実と向き合うことなく生きることが出来たのだから。
そんな自由に囲まれた4年間はあっという間に終わりに近づき、僕は人並みに就職活動を行った。
そこで僕は自分が周りの同世代の人間と比べてなんとも魅力に欠けた人間であることを否応なく認識させられる
ことになるのであった。面接時に聞く同級生の自己PRはなんとも魅力的で面白い話が多かった。
ある者はバイトリーダーとして、飲食店の売り上げアップに貢献したといい、またある者は海外ボランティア団体に所属して
おり海外の貧しい地域に学校を建設するプロジェクトに参加して現地の人に大変喜ばれたことが誇りだと言う。
テンプレートな自己PRだ。とバカにする者もいるだろう。それでも僕にとっては羨ましかった。
そんな生活を送るうちに僕には自分が何かに熱中した経験が圧倒的に不足していることに気づく、そしてそれは
青春真っただ中にあった高校生活を充実させることが出来なかったツケが回ってきたのだとそう結論付けるに至った。
だからやり直すとすれば高校生活だ。そして何か熱中できるものを見つけたい。行動力が欠けている自分を変えてみたい。
だからこそ、一見意味の分からない奇妙な5番目の設問にも「はい」に〇を付けた。この設問が何を意図するものなのか。
それはよくわからないが、「いいえ」に〇を付けてしまえば2度とないチャンスを棒に振ってしまう予感がしていた。
すべての設問に回答してしばらく待っていると不意に入口のドアが開いた。
そこには僕の予想していた人物は立っていなかった。小学生高学年くらいの年頃だろうか、こちらもまた顔立ちの整った
女の子がこちらを向いて笑顔で立っていた。
その子は、ドアを閉めてこちらに一度深くお辞儀をしたのちこう言った。
「おきゃくさま。あんけーとにおこたえいただきましてまことにありがとうございます。」
「あんけーとをかいしゅうさせていただきます。あんけーとのなかみをよませていただくあいだわたくしヤナギダがおはなしあいてを
おつとめさせていただきます。」
一生懸命覚えたのであろう、しゃべり方はぎこちないが与えられた仕事を全うし彼女は満足そうな表情を浮かべた。
それからその子は、台詞通り僕が記入したアンケートを回収して、ドアを開けた。
ドアの外には誰かいるのであろう、姿は見えないが彼女の様子から、大人の背丈ほどの人物であることは伺えた。
アンケートを渡し終えると彼女は、再びドアを閉めてこちらに向き直り微笑みを浮かべながら僕の目の前のソファーに座った。
大人が座ることを前提として作られたであろうそのソファーに座る彼女の足と床の間には、大きく空間が出来ており
それがとても可愛らしく思えた。
目の前の彼女は先ほど長台詞を棒読みで唱えていた人物とは同じ人間とは思えないほど、無邪気で自然な笑みを浮かべ
足を前後に揺らしながら楽しそうにこちらをじっと見つめていた。
僕は、小さい子供が苦手だ。可愛らしいとは思うし、目の前の少女も見ていて微笑ましいが、行動に一貫性の無いところや
感情の起伏が激しいところなど子供特有の特徴をどの様に扱えば良いものか分かりかねるのだ。
だから、今回も僕から声をかけることが出来ずにいると彼女から話しかけれた。
「お客さま。お客さまは人生って楽しい??」
・・・楽しい?楽しいなんて考えたこともなかった。そう答えた。
「そうなの・・・ここに来る人はね。楽しそうな人か、悲しそうな人しか来ないの。」
どういう意味なのだろう。人生を謳歌している者と人生に絶望している者。そういう事を言いたいのだろうか。
「楽しそうな人は楽しい過去の自分と話すの。悲しそうな人はもっと悲しい自分と話すの。」
「お客さまはどっちなのかな。」
彼女は相変わらずの笑顔で足をブラつかせながらそう言った。
僕は後者だろう。少なくとも人生の成功者ではないのだから。
僕は、過去の自分と喋った人間はその後どのような人生を歩むことになるのか気になり彼女に尋ねた。
「・・・それはしらないわ。」
どうしたことだろう。今まで笑顔を絶やさず話していた少女の顔が一瞬引きつったように見えた。
何故この質問をはぶらかすのか。僕は一抹の不安を覚え、再び尋ねようと思ったその時、入り口のドアが開いた。
そこに立っていたのは、この部屋まで案内をしてくれた女性だった。
「お客様。準備が整いました。まもなくお客様のご所望される過去のご自分をお連れいたします。」
それから彼女は、こう言った。
「ヤナギダ。もういいわ。あなたは下がりなさい。」
その言葉を口にした彼女の表情は少し冷たい人間のそれに見えた。
下がれと命じられた少女は、急いでソファーから飛び降り、一度もこちらを振り返ることなく部屋を後にした。
何なのだろう。僕は急に言いようのない不安に駆られた。
そういえば、アンケートに答えている途中から何か違和感を感じていた。何だろう。
急げ。考えろ。彼女の口ぶりから察するに、過去の僕とやらはもうすぐここに来るのだろう。
その時には手遅れになるに違いない。・・・なぜそう思うのだろう。
そうか。契約だ。僕も社会人だ。商売というものは相手があってこそ存在するものだとわかっている。
双方にそれなりの利益が無ければ、契約など成立しない。しかし、あのアンケートには僕の要望しか書かれていない。
それなのに最後の設問には同意書にサインをしたとも取れる一文があったではないか。これは、何かの契約なのではないか。
そうだとすれば、その契約の代償とは何だ。
僕は急に、とても恐ろしくなり入口の扉を開けたままの状態で立っている彼女に尋ねた。
僕のこの不安を解消する答えを期待して。
しかし、僕は頭のどこかでは理解していた。契約とは、双方の利益の上に成り立つ制度であるということに。
1.あなたが人生で最も印象に残っている出来事はなんですか?
具体的なエピソードを書いてください。
特にありません。
2.あなたの人生においてやり直しがしたい時期はいつですか?
高校生活
3.あなたが過去の自分にアドバイス出来るとしたらどのような言葉を掛けたいですか?
※時期や年齢等お書きください。
行動力をつけること。高校生~社会人になるまでの間の自分
4.あなたが人生において大切なものは何であると考えますか?
何かに熱中すること。だが、自分にはそれが足りていない。
5.あなたは過去の自分に会うことに同意しますか? はい いいえ
あまり具体的に回答することが出来なかった。具体的なエピソードが出てこないことが僕の今までの人生を表しているような
感じがして僕は少し落ち込んだ。
ただ、やり直すとすれば青春時代。高校生活かな。部活は剣道部に所属していた。
剣道部といえば体育会系で厳しいといったイメージだろうか。
しかし、僕の高校は誰もが1つは部活動をやらなければならない決まりになっておりあまり部活動に熱心ではない生徒が
入部する部活として剣道部は有名だった。
だから例に漏れず僕も、さぼりたいときは部活をサボり、友人とゲームセンターで遊んでいた。
それだけ聞けば楽しそうな高校生活に聞こえるが、僕には何かに熱中した記憶がないのだ。
勉強もそこそこしか出来ず、部活動にも没頭せず、ただ怠惰に日常を送っていただけ
当然そんな面白みや魅力の欠片もない人間に恋人など出来るはずもなく、ドラマや漫画の中の高校生活は
まさに別世界の出来事でしかなかった。
そんな自分でも大学生になり、自由という名の隠れ蓑が出来たことにより何者にもなれない自分を隠して生きることが出来た。
こんなものなのだと。みんな僕と大差ないさ。そう思っていた。そう思っていたかった。
思えばあの4年間は幸せであったのかもしれない。現実と向き合うことなく生きることが出来たのだから。
そんな自由に囲まれた4年間はあっという間に終わりに近づき、僕は人並みに就職活動を行った。
そこで僕は自分が周りの同世代の人間と比べてなんとも魅力に欠けた人間であることを否応なく認識させられる
ことになるのであった。面接時に聞く同級生の自己PRはなんとも魅力的で面白い話が多かった。
ある者はバイトリーダーとして、飲食店の売り上げアップに貢献したといい、またある者は海外ボランティア団体に所属して
おり海外の貧しい地域に学校を建設するプロジェクトに参加して現地の人に大変喜ばれたことが誇りだと言う。
テンプレートな自己PRだ。とバカにする者もいるだろう。それでも僕にとっては羨ましかった。
そんな生活を送るうちに僕には自分が何かに熱中した経験が圧倒的に不足していることに気づく、そしてそれは
青春真っただ中にあった高校生活を充実させることが出来なかったツケが回ってきたのだとそう結論付けるに至った。
だからやり直すとすれば高校生活だ。そして何か熱中できるものを見つけたい。行動力が欠けている自分を変えてみたい。
だからこそ、一見意味の分からない奇妙な5番目の設問にも「はい」に〇を付けた。この設問が何を意図するものなのか。
それはよくわからないが、「いいえ」に〇を付けてしまえば2度とないチャンスを棒に振ってしまう予感がしていた。
すべての設問に回答してしばらく待っていると不意に入口のドアが開いた。
そこには僕の予想していた人物は立っていなかった。小学生高学年くらいの年頃だろうか、こちらもまた顔立ちの整った
女の子がこちらを向いて笑顔で立っていた。
その子は、ドアを閉めてこちらに一度深くお辞儀をしたのちこう言った。
「おきゃくさま。あんけーとにおこたえいただきましてまことにありがとうございます。」
「あんけーとをかいしゅうさせていただきます。あんけーとのなかみをよませていただくあいだわたくしヤナギダがおはなしあいてを
おつとめさせていただきます。」
一生懸命覚えたのであろう、しゃべり方はぎこちないが与えられた仕事を全うし彼女は満足そうな表情を浮かべた。
それからその子は、台詞通り僕が記入したアンケートを回収して、ドアを開けた。
ドアの外には誰かいるのであろう、姿は見えないが彼女の様子から、大人の背丈ほどの人物であることは伺えた。
アンケートを渡し終えると彼女は、再びドアを閉めてこちらに向き直り微笑みを浮かべながら僕の目の前のソファーに座った。
大人が座ることを前提として作られたであろうそのソファーに座る彼女の足と床の間には、大きく空間が出来ており
それがとても可愛らしく思えた。
目の前の彼女は先ほど長台詞を棒読みで唱えていた人物とは同じ人間とは思えないほど、無邪気で自然な笑みを浮かべ
足を前後に揺らしながら楽しそうにこちらをじっと見つめていた。
僕は、小さい子供が苦手だ。可愛らしいとは思うし、目の前の少女も見ていて微笑ましいが、行動に一貫性の無いところや
感情の起伏が激しいところなど子供特有の特徴をどの様に扱えば良いものか分かりかねるのだ。
だから、今回も僕から声をかけることが出来ずにいると彼女から話しかけれた。
「お客さま。お客さまは人生って楽しい??」
・・・楽しい?楽しいなんて考えたこともなかった。そう答えた。
「そうなの・・・ここに来る人はね。楽しそうな人か、悲しそうな人しか来ないの。」
どういう意味なのだろう。人生を謳歌している者と人生に絶望している者。そういう事を言いたいのだろうか。
「楽しそうな人は楽しい過去の自分と話すの。悲しそうな人はもっと悲しい自分と話すの。」
「お客さまはどっちなのかな。」
彼女は相変わらずの笑顔で足をブラつかせながらそう言った。
僕は後者だろう。少なくとも人生の成功者ではないのだから。
僕は、過去の自分と喋った人間はその後どのような人生を歩むことになるのか気になり彼女に尋ねた。
「・・・それはしらないわ。」
どうしたことだろう。今まで笑顔を絶やさず話していた少女の顔が一瞬引きつったように見えた。
何故この質問をはぶらかすのか。僕は一抹の不安を覚え、再び尋ねようと思ったその時、入り口のドアが開いた。
そこに立っていたのは、この部屋まで案内をしてくれた女性だった。
「お客様。準備が整いました。まもなくお客様のご所望される過去のご自分をお連れいたします。」
それから彼女は、こう言った。
「ヤナギダ。もういいわ。あなたは下がりなさい。」
その言葉を口にした彼女の表情は少し冷たい人間のそれに見えた。
下がれと命じられた少女は、急いでソファーから飛び降り、一度もこちらを振り返ることなく部屋を後にした。
何なのだろう。僕は急に言いようのない不安に駆られた。
そういえば、アンケートに答えている途中から何か違和感を感じていた。何だろう。
急げ。考えろ。彼女の口ぶりから察するに、過去の僕とやらはもうすぐここに来るのだろう。
その時には手遅れになるに違いない。・・・なぜそう思うのだろう。
そうか。契約だ。僕も社会人だ。商売というものは相手があってこそ存在するものだとわかっている。
双方にそれなりの利益が無ければ、契約など成立しない。しかし、あのアンケートには僕の要望しか書かれていない。
それなのに最後の設問には同意書にサインをしたとも取れる一文があったではないか。これは、何かの契約なのではないか。
そうだとすれば、その契約の代償とは何だ。
僕は急に、とても恐ろしくなり入口の扉を開けたままの状態で立っている彼女に尋ねた。
僕のこの不安を解消する答えを期待して。
しかし、僕は頭のどこかでは理解していた。契約とは、双方の利益の上に成り立つ制度であるということに。
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