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第三章 王都誘拐事件編
第56話 公爵家からの招待
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騎士たちに護衛されながら俺たちは豪華な装飾の施された馬車に乗っていた。乗り心地としてはマーカントさんの馬車よりも快適であったが、やはり前世の乗り物に比べるとやはり乗り心地は悪かった。
横には少女の姿となったセラピィ、そして対面にはマリアさんとセレナ様が座っていた。
セラピィもセレナ様も疲れていたのか僕やマリアさんに寄りかかってぐっすりと寝ている。
マリアさんも寝ていないのだろうが目を閉じてじっと静かに座っていた。
俺は特に眠気があったわけではないので王都に着くまでの間、ぼーっと窓から外を見つめていた。
しばらくして俺たちの乗った馬車は王都へと到着した。
馬車は一度門の中で止まって騎士たちが何かをしていた。
そして俺たちは一度馬車を下ろされて騎士団の休憩所にて少し待たされることになった。
すると数分後、俺たちの前に先ほどの馬車よりも一層豪華な馬車がやってきた。
「ま、マリアさんこれって...?」
「はい、こちらはロードウィズダム公爵家の馬車になります。ユウト様たちもどうぞお乗りください」
寝ているセレナ様をゆっくりと馬車に乗せてから僕たちの方へとやってきてこの煌びやかな乗り物に乗るように勧めてきた。正直、こんなキラキラした馬車に乗るのはちょっとハードルが高いなぁ...
「あっ、いえ大丈夫です!ここから宿屋まで近いので歩いて帰りますので!!」
「いえ、ユウト様はお嬢様の恩人ですのでぜひ公爵家のお屋敷にご招待いたします」
こ、公爵家の屋敷...?!
いやいやいや、絶対そんなの嫌なんですけど?!?!?!?
貴族のお屋敷なんて超絶緊張しまくりで休むにも休めないんだけど?!
ここは何とか言い訳して回避しなければ...!
「あ、あのーマリアさん。お気持ちはありがたいのですが時間も時間ですし慣れた場所でゆっくりと休みたいんです。なので今回は遠慮させて頂きたいのですが...」
「...そうですね、了解致しました。ちなみにどこのお宿にお泊りしているのか教えて頂いてもよろしいですか?」
俺はマリアさんに泊まっている宿のことについて教えた後、マリアさんたちは馬車に乗って帰っていった。残った俺とセラピィはのんびりと歩いて宿泊している宿に帰ることにした。
「セラピィ、疲れてない?大丈夫?」
「...うん、大丈夫だよ!」
「そういえば以前の姿には戻れるの?」
「ん~とね...」
少し考えた素振りをしたセラピィだったが、次の瞬間セラピィの体が光り出しその光が徐々に小さくなって以前のような小さな光の玉へとなっていった。元の姿にも自由に戻れるようだ。
「戻れたよ~!!」
「おぉ、戻れるんだ!どっちの姿の方が過ごしやすい?」
「ん~とね、こっちの方がちょっとだけ楽かも!」
「じゃあ今日はそっちの姿でゆっくり休もうか」
俺がそう告げるとセラピィはふわっと飛んで俺の肩の上に留まった。
その姿に少し微笑ましくなった俺は自然に笑顔がこぼれていた。
そうして俺はセラピィと共に宿屋に帰ってゆっくりと休むことにした。
何だかいつもよりも寝つきが良く、深い深い眠りに入っていった。
...コンコンッ
...コンコンッ
...コンコンッ
何だ...誰かが何かをたたく音がする...
俺はまだ寝ぼけた意識のまま目を薄っすらと開ける。
部屋には窓からすでに日の光が差し込んできておりすっかり日が昇っているのが分かる。
俺はベッドから立ち上がり、入口の方へと向かっていく。
ドアを開けるとそこには宿屋の従業員の女性が立っていた。
「何か御用ですか?」
「お客さん、ロードウィズダム公爵家の方が訪ねて来ていますよ」
「...えっ?!」
そこで俺の意識は一気に覚醒した。
何で公爵家が来てるの?!俺なんかしたっけ?!?!?
寝起きでまだちゃんと頭が回らないため状況を上手く呑み込めずにいた。
確か昨日はセレナ様を助けて、それから公爵家に行くのを断って帰ってきたよな...
とりあえず貴族の方を待たせては何言われるか分からないので急いで支度をしなければ。
「す、すぐに行きます!」
俺は従業員さんにそう告げると急いで身支度を整え始める。
セラピィも非実体化状態で俺についていくというので一緒に行くことにする。
そうして数分で終わらせた俺たちは急いで宿屋を飛び出す。
すると宿屋の前には昨晩見た立派な馬車が止められていた。
昨日は暗くて細部までは分からなかったが明らかに高価そうな装飾が至る所に使われている。
「ユウト様、おはようございます」
「ま、マリアさん?!こんなところに、一体どうされたのですか?」
「昨晩はお疲れとのことでしたので今日こうして改めて公爵家にご招待させて頂きたく参りました。公爵様もお待ちですのでさあ、お乗りください」
えぇ...結局、公爵家に行かないといけないのか。俺はどうにかして回避できないかとありとあらゆる方向からの言い訳を考えるがどれも決定打にかけるものばかりだった。
それに貴族様のお誘いを断るのも今後のためにも良くない気がする。それに公爵ともなれば下手したら不敬罪で捕まったりしちゃうかもしれない。
...はぁ、これはもう腹をくくるしかないのか。
「...分かりました」
俺は渋々この煌びやかな馬車に乗り込んだ。
まるで出荷される家畜のような気分で公爵家へと向かう。
そんな俺を見たマリアさんは優しく語りかけてきた。
「そんな怖がらなくて大丈夫ですよ。公爵様はお嬢様を助けてくだった恩人にお礼をしたいということでユウト様を招かれておりますので」
「そ、そうですか...」
そんなこと言われても貴族とかそんなの緊張するじゃん!!!
礼儀とかマナーとか分からないし、それに畏まった雰囲気って苦手なんだよな...
「あっそういえばマリアさん。あの後、セレナ様はお元気ですか?」
「はい、元気に過ごされています。お医者様にも診てもらいましたがどこも異常なく健康そのものだったそうです。これもユウト様のおかげです。本当にありがとうございました」
「お元気で良かったです。それに私は少し手伝っただけでマリアさんが居なければどうなっていたことか」
「ユウト様が協力してくださらなければお嬢様を無事に救出することは叶わなかったでしょう。それにお嬢様もユウト様に大変感謝されておりましたよ。とても心強かったと仰ってましたし」
「そ、そうですか...ありがとうございます」
心強かった...か。
何だかそう思ってもらえたことが無性に嬉しい。
セレナ様が元気に過ごしているのであれば頑張った甲斐があるってもんだよな。まあこれからの方がもっと大変そうではあるけれど。
そんなこんなでついに俺たちは公爵家の屋敷に到着した。
前世でもこんなデカく広い建物を見たことがないって言うぐらいに巨大な屋敷がそこにはあった。
金色の門から建物の入り口までの距離が長く、その間には噴水や手入れされた芝や花などのある広い庭が広がっていた。マリアさんに案内されて建物の中に入ると中にはたくさんの執事やメイドが列をなして出迎えていた。
「「「「「「いらっしゃいませ、ユウト様」」」」」」
「?!」
こんな出迎え方をされたことがないので俺は少し後ずさって驚いてしまった。
俺がこんなVIPみたいな待遇されてもいいのだろうか...
「さあユウト様、こちらです」
そんな状況でも何食わぬ顔でマリアさんは俺を案内する。
こ、これが貴族の日常なのか...本当に小説みたいだ。
俺はマリアさんに連れられて屋敷の一番奥の部屋へと連れられてきた。屋敷には他にもたくさんの部屋があったがこの部屋だけは扉の装飾が一層豪華だった。しかしながら金持ちのいやらしさを感じるような豪華さではなく、何だか落ち着きのあるような豪華さであった。
「公爵様、ユウト様をお連れ致しました」
マリアさんがその扉を優しくノックする。
その直後、扉の奥から男性の声が聞こえてきた。
「...入れ」
短い一言をマリアさんは確認すると俺の方を一瞥した。
おそらく今から入りますと告げているのだろう、俺は気をより一層引き締める。
そうしてマリアさんはゆっくりと扉を開いた。
部屋の中へと入ると思っていた以上に広い空間が広がっていた。
手前には応接対応するためであろうテーブルとソファーが設置されており、その奥には茶色いどっしりとした大きなデスクがあった。また部屋の左右にはたくさんの書籍が置かれた本棚がびっしりと並べられている。
「おぉ、君がマリアの言っていたユウト君かね」
部屋を挙動不審にキョロキョロと見渡していると先ほどの男性の声が聞こえてきた。
先ほど大きな茶色のデスクがあるところに座っていた金髪碧眼の男性が話しかけてきたのだ。
「お初にお目に掛かります。冒険者のユウトと申します」
「ようこそ、私がロードウィズダム公爵家当主のアルバート・ロードウィズダムだ」
この人、すごい...
THE 貴族という服装をしており、見た目からとても気品と威厳があふれている。
それだけではなく今までに感じたことのないほどの魔力をこの人から感じる。
流石は公爵家の当主、ただ者ではないな。
俺は思わず息を飲み込んだ。
「ほう、君...」
公爵様がこちらをじっと凝視する。何を確認しているのか分からないが何かを見定めるようにじっと俺を見つめているようだ。部屋の静寂さも相まって俺は緊張が最高潮へと達する。
もう、早く帰りたい!!!!!
横には少女の姿となったセラピィ、そして対面にはマリアさんとセレナ様が座っていた。
セラピィもセレナ様も疲れていたのか僕やマリアさんに寄りかかってぐっすりと寝ている。
マリアさんも寝ていないのだろうが目を閉じてじっと静かに座っていた。
俺は特に眠気があったわけではないので王都に着くまでの間、ぼーっと窓から外を見つめていた。
しばらくして俺たちの乗った馬車は王都へと到着した。
馬車は一度門の中で止まって騎士たちが何かをしていた。
そして俺たちは一度馬車を下ろされて騎士団の休憩所にて少し待たされることになった。
すると数分後、俺たちの前に先ほどの馬車よりも一層豪華な馬車がやってきた。
「ま、マリアさんこれって...?」
「はい、こちらはロードウィズダム公爵家の馬車になります。ユウト様たちもどうぞお乗りください」
寝ているセレナ様をゆっくりと馬車に乗せてから僕たちの方へとやってきてこの煌びやかな乗り物に乗るように勧めてきた。正直、こんなキラキラした馬車に乗るのはちょっとハードルが高いなぁ...
「あっ、いえ大丈夫です!ここから宿屋まで近いので歩いて帰りますので!!」
「いえ、ユウト様はお嬢様の恩人ですのでぜひ公爵家のお屋敷にご招待いたします」
こ、公爵家の屋敷...?!
いやいやいや、絶対そんなの嫌なんですけど?!?!?!?
貴族のお屋敷なんて超絶緊張しまくりで休むにも休めないんだけど?!
ここは何とか言い訳して回避しなければ...!
「あ、あのーマリアさん。お気持ちはありがたいのですが時間も時間ですし慣れた場所でゆっくりと休みたいんです。なので今回は遠慮させて頂きたいのですが...」
「...そうですね、了解致しました。ちなみにどこのお宿にお泊りしているのか教えて頂いてもよろしいですか?」
俺はマリアさんに泊まっている宿のことについて教えた後、マリアさんたちは馬車に乗って帰っていった。残った俺とセラピィはのんびりと歩いて宿泊している宿に帰ることにした。
「セラピィ、疲れてない?大丈夫?」
「...うん、大丈夫だよ!」
「そういえば以前の姿には戻れるの?」
「ん~とね...」
少し考えた素振りをしたセラピィだったが、次の瞬間セラピィの体が光り出しその光が徐々に小さくなって以前のような小さな光の玉へとなっていった。元の姿にも自由に戻れるようだ。
「戻れたよ~!!」
「おぉ、戻れるんだ!どっちの姿の方が過ごしやすい?」
「ん~とね、こっちの方がちょっとだけ楽かも!」
「じゃあ今日はそっちの姿でゆっくり休もうか」
俺がそう告げるとセラピィはふわっと飛んで俺の肩の上に留まった。
その姿に少し微笑ましくなった俺は自然に笑顔がこぼれていた。
そうして俺はセラピィと共に宿屋に帰ってゆっくりと休むことにした。
何だかいつもよりも寝つきが良く、深い深い眠りに入っていった。
...コンコンッ
...コンコンッ
...コンコンッ
何だ...誰かが何かをたたく音がする...
俺はまだ寝ぼけた意識のまま目を薄っすらと開ける。
部屋には窓からすでに日の光が差し込んできておりすっかり日が昇っているのが分かる。
俺はベッドから立ち上がり、入口の方へと向かっていく。
ドアを開けるとそこには宿屋の従業員の女性が立っていた。
「何か御用ですか?」
「お客さん、ロードウィズダム公爵家の方が訪ねて来ていますよ」
「...えっ?!」
そこで俺の意識は一気に覚醒した。
何で公爵家が来てるの?!俺なんかしたっけ?!?!?
寝起きでまだちゃんと頭が回らないため状況を上手く呑み込めずにいた。
確か昨日はセレナ様を助けて、それから公爵家に行くのを断って帰ってきたよな...
とりあえず貴族の方を待たせては何言われるか分からないので急いで支度をしなければ。
「す、すぐに行きます!」
俺は従業員さんにそう告げると急いで身支度を整え始める。
セラピィも非実体化状態で俺についていくというので一緒に行くことにする。
そうして数分で終わらせた俺たちは急いで宿屋を飛び出す。
すると宿屋の前には昨晩見た立派な馬車が止められていた。
昨日は暗くて細部までは分からなかったが明らかに高価そうな装飾が至る所に使われている。
「ユウト様、おはようございます」
「ま、マリアさん?!こんなところに、一体どうされたのですか?」
「昨晩はお疲れとのことでしたので今日こうして改めて公爵家にご招待させて頂きたく参りました。公爵様もお待ちですのでさあ、お乗りください」
えぇ...結局、公爵家に行かないといけないのか。俺はどうにかして回避できないかとありとあらゆる方向からの言い訳を考えるがどれも決定打にかけるものばかりだった。
それに貴族様のお誘いを断るのも今後のためにも良くない気がする。それに公爵ともなれば下手したら不敬罪で捕まったりしちゃうかもしれない。
...はぁ、これはもう腹をくくるしかないのか。
「...分かりました」
俺は渋々この煌びやかな馬車に乗り込んだ。
まるで出荷される家畜のような気分で公爵家へと向かう。
そんな俺を見たマリアさんは優しく語りかけてきた。
「そんな怖がらなくて大丈夫ですよ。公爵様はお嬢様を助けてくだった恩人にお礼をしたいということでユウト様を招かれておりますので」
「そ、そうですか...」
そんなこと言われても貴族とかそんなの緊張するじゃん!!!
礼儀とかマナーとか分からないし、それに畏まった雰囲気って苦手なんだよな...
「あっそういえばマリアさん。あの後、セレナ様はお元気ですか?」
「はい、元気に過ごされています。お医者様にも診てもらいましたがどこも異常なく健康そのものだったそうです。これもユウト様のおかげです。本当にありがとうございました」
「お元気で良かったです。それに私は少し手伝っただけでマリアさんが居なければどうなっていたことか」
「ユウト様が協力してくださらなければお嬢様を無事に救出することは叶わなかったでしょう。それにお嬢様もユウト様に大変感謝されておりましたよ。とても心強かったと仰ってましたし」
「そ、そうですか...ありがとうございます」
心強かった...か。
何だかそう思ってもらえたことが無性に嬉しい。
セレナ様が元気に過ごしているのであれば頑張った甲斐があるってもんだよな。まあこれからの方がもっと大変そうではあるけれど。
そんなこんなでついに俺たちは公爵家の屋敷に到着した。
前世でもこんなデカく広い建物を見たことがないって言うぐらいに巨大な屋敷がそこにはあった。
金色の門から建物の入り口までの距離が長く、その間には噴水や手入れされた芝や花などのある広い庭が広がっていた。マリアさんに案内されて建物の中に入ると中にはたくさんの執事やメイドが列をなして出迎えていた。
「「「「「「いらっしゃいませ、ユウト様」」」」」」
「?!」
こんな出迎え方をされたことがないので俺は少し後ずさって驚いてしまった。
俺がこんなVIPみたいな待遇されてもいいのだろうか...
「さあユウト様、こちらです」
そんな状況でも何食わぬ顔でマリアさんは俺を案内する。
こ、これが貴族の日常なのか...本当に小説みたいだ。
俺はマリアさんに連れられて屋敷の一番奥の部屋へと連れられてきた。屋敷には他にもたくさんの部屋があったがこの部屋だけは扉の装飾が一層豪華だった。しかしながら金持ちのいやらしさを感じるような豪華さではなく、何だか落ち着きのあるような豪華さであった。
「公爵様、ユウト様をお連れ致しました」
マリアさんがその扉を優しくノックする。
その直後、扉の奥から男性の声が聞こえてきた。
「...入れ」
短い一言をマリアさんは確認すると俺の方を一瞥した。
おそらく今から入りますと告げているのだろう、俺は気をより一層引き締める。
そうしてマリアさんはゆっくりと扉を開いた。
部屋の中へと入ると思っていた以上に広い空間が広がっていた。
手前には応接対応するためであろうテーブルとソファーが設置されており、その奥には茶色いどっしりとした大きなデスクがあった。また部屋の左右にはたくさんの書籍が置かれた本棚がびっしりと並べられている。
「おぉ、君がマリアの言っていたユウト君かね」
部屋を挙動不審にキョロキョロと見渡していると先ほどの男性の声が聞こえてきた。
先ほど大きな茶色のデスクがあるところに座っていた金髪碧眼の男性が話しかけてきたのだ。
「お初にお目に掛かります。冒険者のユウトと申します」
「ようこそ、私がロードウィズダム公爵家当主のアルバート・ロードウィズダムだ」
この人、すごい...
THE 貴族という服装をしており、見た目からとても気品と威厳があふれている。
それだけではなく今までに感じたことのないほどの魔力をこの人から感じる。
流石は公爵家の当主、ただ者ではないな。
俺は思わず息を飲み込んだ。
「ほう、君...」
公爵様がこちらをじっと凝視する。何を確認しているのか分からないが何かを見定めるようにじっと俺を見つめているようだ。部屋の静寂さも相まって俺は緊張が最高潮へと達する。
もう、早く帰りたい!!!!!
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