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第五章 王都魔物侵攻編
第114話 異世界ハッピーライフ
魔物による王都襲撃事件から月日が流れ、ようやく以前のような平穏な日常に戻ってきた。王都に集まってきていた冒険者たちもそれぞれの拠点となる町へと戻っていった。
ゲングさんたちサウスプリングから来た面々も続々と王都を旅立っていった。ここしばらくはずっと王都にいたため、彼らが帰る前に直接会っていろんなことを話すことが出来たのはとても嬉しかった。
俺はというとグランドマスターやレイナの手伝いやSランク冒険者として今回の件の後始末が少しばかり残っていたのでまだしばらくは王都にいるつもりである。まあでも全てが終わり次第、俺もサウスプリングへと帰ろうと思っている。
だが一つ懸念点があるのがセレナのことである。
彼女はロードウィズダム公爵家の令嬢なのだからさすがにそのような自由な行動は出来ないだろう。俺たちの関係のことは認めてもらえたが、だからといって俺とレイナと共にサウスプリングへと帰るということまで許してくれるとは限らない。
そのことについてセレナと話をしたのだが...
「私は誰が何と言おうとユウトさんのいるところに行きます!」
彼女はずっとこの一点張りで絶対に何が何でも一緒にサウスプリングへ行く気満々だった。もちろん俺も一緒に来れるなら来て欲しいに決まっているが、何と言えば公爵様に納得してもらえるだろうか。
だがこのままでは埒が明かないので何とか強い気持ちを持ってセレナと二人で公爵に直談判することにした。
「ああ、セレナがそうしたいなら私は反対はしない」
「例えお父様が反対しようとも私は......えっ?」
「いや、私は反対しないが」
何とも予想外な結果となった。
まさか公爵は二つ返事で認めてくれたのだ。
「別にセレナが公爵家を出るわけではないのだろう?それにサウスプリングならそれほど離れているという訳でもないのだし、帰ってこようと思えば帰って来れるからね。それに安全面に関してはユウト君、君の隣以上に安全な場所を私は知らないのだけどね」
どうやら俺のことを想像以上に信頼していただけているようだ。
俺とセレナは頭を下げて公爵様に感謝する。
これでこの先も一緒に三人、そしてセラピィを加えた四人で暮らせる。
それにせっかくお金もたくさん余裕があるし、四人で暮らすのであれば家を買った方が良いだろうということになった。今からセレナとレイナはどんな家が良いかと話に花を咲かせていた。
そんな光景を見て改めてずっとこの先もこの二人を大事にしていきたいと思った。
=========================
そしてさらに月日が流れてようやく事件に関するすべての事後処理が終わり、サウスプリングへと帰る日が目前に迫っていたある日のこと。俺は王都を出発する前に王都にあるイリス教の教会へと足を運んでいた。
ここしばらくはいろいろと忙しくてなかなか挨拶に来れていなかったけれどせめて帰る前には顔を出そうと思って訪れてみたのだ。イリス様にはいろいろと報告したいことがあるからね。
俺は中央の巨大なイリス様の石像の足元で片膝をつき、手を組んで祈りを捧げる。
(イリス様、お久しぶりです。ユウトです)
すると以前のように気づけば辺りが真っ白の空間に変わっていた。
ここに来るのも懐かしい気がする。
すべてが始まった場所、この世界へと転生することになった場所だから。
「ユウトさん、お久しぶりです」
「イリス様、お久しぶりです!」
俺は懐かしい声のする方へと視線を向ける。するとそこには以前と全く変わらぬお姿のイリス様が白い空間の中に立っているのが見えた。イリス様を見た瞬間、なぜか帰ってきたんだなという自宅にでも帰ってきたかのような安心感が心を満たしていく。
「ユウトさん、全て見ていましたよ。街の人たち、そして大切な人たちのためによく頑張りましたね」
「あ、ありがとうございます!イリス様から頂いた称号やスキルのおかげです。最初の頂いた能力がなければここまで来ることは出来ませんでした」
俺はイリス様に改めて感謝を伝える。冒険者として活躍でき、多くの人の力になれたのは間違いなくイリス様から頂いた称号やスキルのおかげである。こうして幸せな第二の人生を歩ませてもらってることは本当にありがたい。
「いえ、私は単なるきっかけに過ぎないですよ。どんな能力を持っていようとも、それを使いこなす努力やさらに強くなる努力を続けたのは紛れもないユウトさん自身の頑張りによるものなのですから」
「ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです」
イリス様から褒められると自然と笑みがこぼれてしまう。
頑張ってきてよかったと自分が誇らしくなる瞬間でもある気がする。
「そういえばイリス様は知っているかもしれませんが、僕はこの世界で愛する大切な人が二人も出来ました。これからも彼女たちを一生大切にしてみんなで幸せに暮らしていけたらと思っています。この世界へと転生させていただいて僕は本当に幸せになることが出来ました。本当にありがとうございます」
「ええ、もちろん知っています。私もユウトさんが幸せになっていく様子を見ることが出来てとても嬉しく思います。どうかこれからも幸せな日々を過ごしてくださいね。私は見守ることしか出来ませんが、いつまでもあなたの新たな人生に多くの幸せが訪れることを願っています」
俺はイリス様にセレナとレイナのことをいつかちゃんとお話ししたいなと思っていたので今回ちゃんと話すことが出来て良かった。もちろん結婚をするときは必ずイリス様の元で結婚式をしようかと思っているということも伝えた。
するとイリス様はその日を楽しみに待っていると笑顔で言ってくれた。
女神様のお墨付きの結婚式が出来るならそれ以上に素晴らしいことはないだろう。
「あっ、そういえばイリス様。先ほどの戦いで僕が新しく獲得した称号の事なんですけれど...」
俺は先の戦いで得た称号『英雄に至りし者』について聞いてみた。俺にはどうしてもこの称号が勇者と何かしら関係があるようにしか思えないからだ。イリス様なら何か教えてくれるのではないかと戦いの後から思っていたのだ。
「その称号ですか...英雄に至ったユウトさんにはお伝えしておかなければいけませんね」
そう呟くとイリス様は真剣な面持ちで話し始めた。
「確かにユウトさんの言う通り、称号『勇者に選ばれし者』と同等の力があるものです。そして勇者も英雄も私が認めない限りその称号を獲得することは出来ません。ですが根本的に違うのは勇者は選ばれてなる者、それに対して英雄は自身の行動の結果としてそうなった者です」
「選ばれた者とそうなった者...」
「ええ、過去に私がこの世界の危機に対処するために呼んだ勇者は最初から勇者として救世の使命を与えられました。ある意味で私、女神の使いといってもいいかもしれませんね。ただユウトさん、あなたは私がこの世界へと連れて来たとはいえ使命などはありませんでした。つまりユウトさんは英雄になる可能性はありましたが、それはあなた自身が選んだ選択の結果なのです」
なるほど、つまり勇者は自身の意思とは関係なく最初から世界を救う使命とそれを達成するための能力を与えられた存在であるが英雄というのは自分自身の意思で世界を救った存在であると。
ただそこで俺には一つ疑問が生まれる。
イリス様を今更疑ってるわけではないがただ単純な疑問として聞いておきたい。
「ということはイリス様はどうして僕をこの世界に連れて来てくれたのですか?転生する時に説明していただきましたが、おそらくそれとは別の意図があったのではないですか?」
「それはですね...」
初めてイリス様の表情が曇った様子を見た。少しきつい言い方になってしまっていないかとヒヤヒヤしたがイリス様は悲しんでいるようではなかった。ただ何か言いにくいことを言うかどうか悩んでいる様子であった。
「...ここでもう隠すわけにはいきませんね。たしかに私は最初にお話しした転生理由とは別の理由がなかったと言えば噓になります。ただお話しした転生理由も嘘ではないことは覚えていてください」
「はい、もちろんです」
「ありがとうございます。ユウトさんの考えている通り、私はあわよくばあなたに世界を救ってもらえたらいいなという意図が少しありました。私自身この世界の管理者をしておりますが、この世界の事細かな全ての事情を把握しているわけではありません。ですが以前勇者が封印してくれた魔王関連の情報に関しては細心の注意を払っていました」
「ということはマモン教のこともご存じだったと」
「ええ、そういうことになります。以前勇者と魔王マモンのことについてお話ししたと思いますが、そのときに封印は勇者を上回るほどのものが現れない限り大丈夫と答えたのですが、これには補足事項があるのです」
補足事項か、封印は解けないけれど別の懸念事項があるということなのだろう。
ローガンスの話からある程度は予想は出来るが。
「彼らマモン教団は封印を解くこととは別の手段、つまり封印の抜け穴を突いてあの魔王マモンと同等の存在を生み出そうとしているのです。その企みを成功させるわけにはいきませんが、私にはその企みを直接介入して止めることは出来ません。神託などで世の人々にマモン教は危ないということを伝えることぐらいしかできませんでした。しかしそこに現れたのが、ユウトさんあなたです」
「僕、ですか」
「はい、転生の際にお伝えした通り死んで魂のみとなった者は魂の管理者のもとへ還って元の世界とは別の世界で新たに生まれ変わるのです。ユウトさんも前世の世界で死んでこちらの世界で生まれ変わる流れとなっていたのですが、あなたの魂があまりにも私の力との相性が良かったのです。だからこそこの機会を生かすべく通常の魂に与えられる限界の祝福を与えて転生していただいたのです」
「なるほど、そうだったのですか。ですがどうして僕を勇者としてマモン教を倒すという使命を与えて送り込まなかったのですか?そちらの方が確実に目的を達成できたのでは?」
俺はある程度の事情を把握して自身の中にあった疑問もおおよそ納得がいった。だがしかしどうして俺は勇者じゃなくて目的を果たせるかもしれない賭けのようなことをしたのだろうかがとても気になった。
するとイリス様は何とも悲しそうな遠くを見るような目で語り始める。
「それは簡単な話です。私にはもう誰かを勇者として選びたくないからです」
「選びたくない...?」
「ええ、以前に私が呼んだ勇者の最期をご存じですか?」
「いえ、知りません」
「勇者は見事にその使命である魔王マモンの封印に成功し、このアルクスという世界を救ったのですがその強大な力ゆえに各国のトップから魔王の次は勇者が危険人物として密かに扱われたのです。世間一般では世界を救ってくれたヒーローだったので表立って何かをすることは出来なかった各国の貴族たちは勇者を魔王の封印に命を懸けて散っていったと嘘を吹聴し、勇者を処分したのです」
は...?何その話...?
酷すぎるにもほどがあるだろ。
世界を救ってくれた人に対してその仕打ち、最悪だ。
聞いているだけなのに腹が立って仕方がない。
「私はそんな状況になってしまったことに驚き、急いで勇者を救おうとしましたが直接手を出すことは出来ませんでした。神託という形で出来る限り助けようと試みましたが...」
「すみません、嫌なことを思い出させてしまって」
「いえ、大丈夫です。私の考えが至らなかったばかりに勇者にはひどいことをしてしまいました。だからこそもう二度と私は勇者として誰かをこの世界へと呼ぶということはしたくなかったのです。一種のトラウマというものですかね」
トラウマ...か。
俺はそれ以上何も言えることはなかった。
「ですのでユウトさんが結果的に私の意図通りにならなくてもそれはそれで良かったのです。ユウトさんが幸せな人生を送ってくだされば本当にそれで私は嬉しいのです。こんな思惑があっただなんて...失望しましたか?」
「イリス様、僕はあなたに感謝しています。この世界へと呼んでくださったこと、素晴らしい能力を与えてくださったこと全てが僕にとって幸せそのものです。先ほどの話を聞いてもそのことは変わりません。どんな意図や思惑がイリス様にあったとしても、イリス様は本気で僕が幸せな人生を歩んでいることを喜んでくださいました。それで十分です」
「ユウトさん.......ありがとうございます。何だか救われた気持ちになりました」
どちらかと言うと俺の方がイリス様に救ってもらってるんだけどね。
でも少しでもイリス様の罪悪感がなくなればそれは嬉しいことだ。
そうして俺たちは暗い話もあったが久しぶりの再会にいろんな話に花を咲かせてかなり長い時間をこの始まりの空間で過ごした。
=========================
「おーい、ここだここ!」
サウスプリングへと戻ってきて約1週間が経った。
俺たちは四人で住む家を探して町中いろんな所を探していた。
だがしかしみんながみんなここが良い!と思えるような物件はなかなかなく、結果的に新しく家を建てようということになった。そのために今は家を建てる土地を探しているところである。
最初は街中で空いている土地を探していたのだが、これもまたいい立地はなかなかなくて困っていた。そんな時にふとこの世界に来た時のことを思い出した俺がとある場所へとみんなを連れてきたのである。
「ここですか?ユウトさんの言ういい場所って言うのは」
「すごい立派な木ですね!」
「いい場所だね!セラピィ気に入ったよ!!!」
そう、ここは町から10kmほど離れた巨木のある草原。
俺が初めてこの世界へと降り立った場所である。
「街からかなり離れちゃうけど、思い出の場所なんだ。いい場所だと思わない?」
「ええ、確かに自然豊かですごく素敵な場所ですけれど...」
「さすがに街から離れすぎではないですか?」
ああ、正直この場所はそこが一番のネックなのだ。
それ以外は静かで安全で景色が最高なのだけれどもね。
だがそんなことを解決できる手段はもちろん用意してあるのだ!
「ああ、離れすぎているけれどそれはちゃんと対策してるさ!」
そう言って俺は懐から一つの魔道具を取り出した。
キューブのような形をしたその魔道具を地面におき、魔力を流す。
するとそのキューブが突然大きくなって人が通れるほどの大きなドアのような形へとなっていった。
「ユウトさん、これは?」
「これはね空間移動魔法を組み込んだ魔道具なんだ!これで指定した場所と場所をつなげて行き来することが出来るんだよ!つまりここに家を建ててもすぐに街に行けるし、それに必要ならば王都にも設置すればすぐに行くことが出来るようになるんだ!!」
「「え...?」」
あまりの効果にセレナもレイナも真実だと信じられていなかったが、実際にサウスプリングの街とつなげて見たところすごく驚いてはしゃいでいた。
「これならあの場所でも問題ないですね!」
「私もあの場所で賛成です!!!」
こうして俺たちの新居予定地が決まった。その後、サウスプリングや王都の知り合いの力を借りながら約3か月ほどでみんなの理想の家が出来上がった。
魔法のある世界だと家を建てるのもかなり早い。
特に俺の作った新しい魔道具のおかげで移動が楽なのが大きな要因かもしれない。
前世は酷く辛く苦しかった人生だったが、今の新たなこの人生は幸せに満ち溢れ、愛する人が側にいる。こんな幸せになっていいのかと思うほどの幸せに溢れているが、この先もこの幸せが続いていくように俺は頑張っていこうと思う。
俺の異世界ハッピーライフはまだまだ続いていく。
どんな困難が待ち受けていようとも俺は仲間と共にそのすべてを乗り越えて見せる!
~fin~
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