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第一章
王国と手紙
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「小春、本当に一人で東京まで行けるか?東京初めてだろ?」
「うん、怖いけど、ずっと前から一人旅に憧れがあったの」
「それにしても急だな。東京観光なんて」
恭平は、東京大学の大学院に通っており、大学の近くのマンションで一人暮らしをしていた。長期休暇を利用して地元に帰省しては、私のアパートによく来てくれていた。
いつも突然やってくることが多く、図書館から借りていた東京観光のガイドブックと予約していた新幹線とホテルのチケットが見つかり、東京に行くことがばれてしまったのだ。
俺が一緒に観光に付き合うから、と引き下がったが、余計な心配をかけたくなかった私は王室での無戸籍調査は一切話さず、一人旅に憧れていたと苦しい言い訳を並べた。
結局、恭平は私の言うことを聞いてくれず、帰省中だった恭平が、私の東京行きのタイミングと合わせることになった。
本来であれば、飛行機で行き来する距離だが、恭平はわざわざ新幹線のチケットを取り、私の初めての東京行きに付き合ってくれた。
東京駅についてからというもの、初めて見る都会の人の多さや夜景に圧倒されつつ、すいすいと歩く恭平についていき、予約していたホテルに向かった。
到着した頃には夜9時半を回っており、恭平は私のチェックインを見届けると、そこから東京のマンションまで帰っていった。
途中で何かあったらすぐに電話するように、と別れ際まで私を心配してくれていた恭平。
ただの幼馴染にしては随分と過保護ではあるが、幼少期に生活を共にした期間が長く、恭平にとって私は仲の良い兄妹のような感覚に近いのかもしれない。
夜、疲れていたにもかかわらず、緊張からか目がさえてしまい、なかなか寝付けないまま朝を迎えた。
朝食もほとんど入らず、睡眠不足による強い疲労感を感じながら、そのまま王宮へと向かった。
「うん、怖いけど、ずっと前から一人旅に憧れがあったの」
「それにしても急だな。東京観光なんて」
恭平は、東京大学の大学院に通っており、大学の近くのマンションで一人暮らしをしていた。長期休暇を利用して地元に帰省しては、私のアパートによく来てくれていた。
いつも突然やってくることが多く、図書館から借りていた東京観光のガイドブックと予約していた新幹線とホテルのチケットが見つかり、東京に行くことがばれてしまったのだ。
俺が一緒に観光に付き合うから、と引き下がったが、余計な心配をかけたくなかった私は王室での無戸籍調査は一切話さず、一人旅に憧れていたと苦しい言い訳を並べた。
結局、恭平は私の言うことを聞いてくれず、帰省中だった恭平が、私の東京行きのタイミングと合わせることになった。
本来であれば、飛行機で行き来する距離だが、恭平はわざわざ新幹線のチケットを取り、私の初めての東京行きに付き合ってくれた。
東京駅についてからというもの、初めて見る都会の人の多さや夜景に圧倒されつつ、すいすいと歩く恭平についていき、予約していたホテルに向かった。
到着した頃には夜9時半を回っており、恭平は私のチェックインを見届けると、そこから東京のマンションまで帰っていった。
途中で何かあったらすぐに電話するように、と別れ際まで私を心配してくれていた恭平。
ただの幼馴染にしては随分と過保護ではあるが、幼少期に生活を共にした期間が長く、恭平にとって私は仲の良い兄妹のような感覚に近いのかもしれない。
夜、疲れていたにもかかわらず、緊張からか目がさえてしまい、なかなか寝付けないまま朝を迎えた。
朝食もほとんど入らず、睡眠不足による強い疲労感を感じながら、そのまま王宮へと向かった。
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