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1章③ 暇な時間が多いからイメージトレーニング壱
第22話 デ「はははっ!(笑い)」
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主人公 ひらがな
神獣 ◈
契約魔物 ▤
人族 ►
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僕はデュークの最高の毛並みを小さい手で撫でまくり、そして手櫛でときながらお昼までの時間を潰していた。
ら「早く大きくなりたいな。
デュークをブラッシング出来ないし。」
◈▤デ「いや、ブラッシングはしなくて良い。俺はお前の手でしてくれる手櫛の方が好みだ。」
ら「はは、ありがとう。
そう言ってくれるのなら生活魔法を神級にして、とく?」
僕の提案に
◈▤デ「グッ魅力的な提案だがそうすると緊急時に主を護れないから、神の世界に行った時にでも頼む。」
ら「分かったよ。
でもそんなに気を張る必要は無いのに。」
▤◈デ「少しは気を張る。
俺は主をすぐ護れるように契約神獣に成ったんだからな。
まぁそこまで言うなら俺が昼寝をしているときは気を張らないようにする。」
ら「なら、僕はデュークが安心して、お昼寝が出来るように周りを見張っているね。」
僕がデュークと話していると。
►カ「ライアン!、家庭教師の方々が来たぞ!」
バン!
勢いよく開けられたドアの音と一緒にパパが入ってきた。
ら「デューク、家庭教師さん達が来たんだって。」
▤◈デ「なら、行くか。」
►カ「ライアンはパパが連れてってあげるから抱っこされてもじっとしていなさい。」
?何でわざわざじっとしていなさいなんて?
いつもは言わないのに。
ら「?いつも、じっとしているのに何で?急にそんなこと言うの?。
暴れたら危ないって分かってるよ?。」
►カ「そうだよな。
ライアンは良い子だもんな♡。
ライアンという大切な家族が増えてパパは幸せ者だな。
あのな、パパが仕事の為に違う領地の領主に会ったとき、ライアンと同じくらいの赤ちゃんを父親でもあるそこの領主が、抱っこをすると暴れているところを目した。
だからパパ、ライアンに暴れたら嫌われてると感じて耐えられないなと思ってね。
念のため言ったって感じなんだ。
嫌な思いをしたのならライアンごめんな。
パパは本当に家族だけには嫌われたくないんだ。
パパにとっての幸せは家族と共に居ること。
大好きだから♡。
パパは家族と居れて幸せだ。」
ら「パパ・・・。」
僕が家族に愛されているという幸せを噛にしめていると、
▤◈デ「はははっ!」
デュークの笑い声が響いて僕とパパは頭に?を出しながらデュークを見た。
▤◈デ「はははっ!、い、いや。
すまん。
お前達があまりにも似ていたからな。」
►カ「似ていた?見た目は確かに似てると思うが。」
◈▤デ「いや、見た目には笑っていない。
笑ったのは言動だ。
主、お前の口癖何か分かるか?」
ら「口癖?何だろう?」
◈▤デ「口癖はよく「幸せ」という言葉を使う。カルドも今の話の中に何回幸せという言葉が出てきた?」
►カ「あ、二回?」
▤◈デ「違う、三回だ、三回。普通はあんなに幸せ、幸せ、何て言わない。
だから二人は同じ癖がある。
でもお前は愛妻家じゃなくて愛家族家だな。
主もこんな心の温かい父親を持てて良かったな。」
ら「うん!。」
僕は元気よく合図ちをした。
すると
►カ「ライアン♡そう、思ってくれてありがとう。
今最高に幸せだ♡。」
パパは僕のほっぺにすりすりしながら満面の笑顔で言った。
早速また「幸せ」という言葉が出た。
▤◈デ「また、だな。」
►カ「あ、でも応接室に家庭教師さん達が待っているから行くぞ。」
・・・本当にパパが家族で良かった。
そして僕達は応接室に向かった。
続く
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