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猫編集部には猫がいる
第4話 何故、逃げる
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「ちょっと、タロウ編集長! 逃げないでください」
何故、逃げる。
私から逃げる必要はない。……ないよね?
タロウ編集長をダッシュで追いかけたくなる気持ちを抑えて、静かに机に向かう。でも、タロウ編集長は「うにゃあああっ」と鳴いて、私から逃げていく。
「なんで、なんでなの。さっきまで普通に私と話してたのに。なんで猫になるとこうなるの」
「リナ、怖いから」
乙女がすげなく言う。
「……そんなに怖い?」
「うん。でも、わたしなら逃げないよ。そうだ。わたしが猫になろうか?」
「乙女は猫になっても、すぐに瀬利奈さんに懐いてしまうので練習になりませんよ。とは言え、このままだと編集部が大変なことになってしまいそうですから、今は乙女が編集長を捕まえて瀬利奈さんに渡してください」
「わかった」
乙女はそう言うと、すぐにサカナさんに言われた通りにタロウ編集長を捕まえる。そして、私の前に連れてきた。
「リナ、撫でてあげて」
乙女の腕の中、タロウ編集長は耳を折りたたんで小さくなっていた。その姿は鬼に差し出された生け贄のようで、なんだかとても悪いことをしているような気がして胸の中が罪悪感でいっぱいになる。
「ごめんね。ちょっと撫でるだけだから」
小さく謝って、顎の下に手をやる。
そして、サカナさんから聞いた言葉を念じるどころか口に出す。
「私の言うこと、聞いてくださいね」
こちょこちょこちょとくすぐるように、顎の下を撫でる。すると、私の手に体を擦り付けながら、タロウ編集長が「うにゃうにゃ、うにゃーんっ」と鳴き出す。小さくなっていた体はすっかりリラックスして、びよーんと伸びていた。その上、抱っこしてくれと催促するように私に向かって前足を伸ばしている。
乙女からタロウ編集長を受け取って、撫でまくっても逃げるどころか喜んでいた。
「デレてる。ものすごくデレてるっ」
なにこれ。
さっきまで逃げ回っていたのが嘘みたいに懐いてる。
昔から、撫でることができた動物がやけに懐くなとは思っていたけれど、今回はそれ以上に懐いている。
「乙女、タロウ編集長なんて言ってるの?」
「リナのこと好き、なんでも言うこと聞くって言ってる」
この力、本当に動物界の天下を取れる最強の能力なんじゃ。
あのタロウ編集長が私の言うこと何でも聞くっていうくらい懐くなんて普通じゃない。
私はすりすりと体を擦り付けてくるタロウ編集長を撫でながら、感動の涙を流しそうになる。
「かわいい、かわいい、かわいいいいいっ」
心の声がダダ漏れになるが、腕の中の猫は逃げない。
ああ、天国だ。
ここは天国だ。
最高にして最高。もう最高しかない。
語彙力は脳みその奥の奥、鍵付きの入れ物にしまわれ、私の心は“可愛い”と“最高”でいっぱいになってしまう。
「サカナさん。これ、獣使いとして猫を魅了した状態なんですよね?」
「ええ。ちゃんと力を使えています。瀬利奈さんの力なら、タロウ編集長なんてイチコロですよ」
本から顔を上げ、サカナさんがにやりと笑う。
腕の中でタロウ編集長がびくりと震えたような気がしたけれど、気のせいかもしれない。
私は、やっと触ることができたタロウ編集長を死ぬほど撫で回してから解放する。けれど、ぴょんっと床の上に降りた茶トラの猫は離れない。もっとかまって欲しいというように、私の足に頭を擦り付けている。
ああ、このまま家に連れて帰りたい。
懐いて、デレた姿があまりにも可愛くて、不埒なことを考えていると、タロウ編集長のヒゲがぴんっと伸びる。そして、私を見上げて「シャー」と唸ると、夢から覚めたみたいに逃げていった。
「ちょ、え? どうして」
私は、あまりの出来事に呆然とする。
デレから逃げの切り替えが酷い。
肩が抜け落ちるくらいがっくりしていると、サカナさんがタロウ編集長が逃げ出した理由を教えてくれる。
「時間切れですね。能力が高いと、長く魅了することができますよ。瀬利奈さんは最強の能力を持っているとは言え、まだ獣使い初心者ですからね。魅了できる時間が短いんです」
「と言うことは、今のはデレの時間が終わったってことですか?」
「そうですね。魅了が解けたから編集長が逃げた、ということになります」
「なるほど。じゃあ、訓練すれば魅了の時間が長くなるんですよね?」
「なりますよ。瀬利奈さんは一度撫でるだけで魅了の力を発揮できるようなので、最高レベルの能力を持っていることは間違いないです。自信を持って練習してみてください」
薄暗い森を彷徨っているような気分になっていた私に、一筋の光が差す。
獣使いとしてレベルアップすることができれば、もっと長く動物と触れあえる。それは、動物に避けられ続けてきた私にとって夢のような世界だ。訓練が必要ならいくらでもする。やめろと言われてもする。
触りたい。
愛でたい。
動物を。
伝えたい、私の愛を。
希望に満ち溢れた私は、俄然やる気が出てくる。そして、元気いっぱいになったらやりたいことが増えてくる。
「サカナさん。一つ聞きたいことがあるんですけど」
「なんですか?」
「どの人、いや猫か。とにかくサカナさんを含め、みんな猫じゃらしで猫に戻るんですか? そして、私が撫でたらタロウ編集長みたいになるんですか?」
期待を込めて、サカナさんを見る。
私はまだ猫のサカナさんに会ったことがない。だから、サカナさんがどんな猫になるのか見たい。いや、見なければならないのだ。
しかし、私の期待は三秒ももたずに砕かれる。
「猫じゃらしで変身が解ける猫と、解けない猫がいます。変身が解けるのは、猫じゃらしが好きでじゃれついてしまう猫ですね。ちなみに私はじゃれない猫なので、猫じゃらしでは猫に戻りませんよ。ただ、猫に戻って瀬利奈さんに撫でられたら、私も編集長のようになるでしょうね」
「ええっ、それならサカナさんも猫に戻りませんか? そして、私に撫でられてください。美人のサカナさんもいいですけど、猫のサカナさんにも会いたいし、撫でたいです」
私は、物は試しとばかりにサカナさんの前でゆらゆらと猫じゃらしを振る。でも、じゃれない猫という宣言通り、彼女は猫じゃらしに興味を示さない。
「獣使いの練習がしたいなら、編集長としてください。興奮した状態で猫になると精神が安定するまで人間に変身できないので、タロウ編集長はしばらく猫のままですよ」
そう言うと、サカナさんは外見と同じように美しく整理された机の上に置いてある本を手に取り、ページをめくり始める。
「しょーがない。編集長と練習するか」
誰に言うともなく呟くと、私の言葉が聞こえたらしいタロウ編集長が露骨なまでに距離を取る。
今度こそ、捕まえる!
そして、撫で回して可愛がってやる!
私は強くそう思う。
これは心の声で、誰にも聞こえていないはずだ。でも、好き好きオーラは隠せないらしい。茶トラの猫が本棚の上に登り、毛を逆立てる。
「リナ、怖い」
「怖くない。怖くないから! めちゃくちゃ猫が好きなだけだからっ」
乙女の失礼な物言いに抗議しながら、私はタロウ編集長を見た。しかし、サカナさんの冷静な声が飛んでくる
「瀬利奈さん、無心で。好きオーラは隠した方が良さそうです」
「ううっ、わかりました」
サカナさんの言葉は理解し、了承した。
けれど、わかったからと言ってすぐにできるものではない。
私は心を落ち着かせるべく、肩よりもちょっと長い髪をゴムで一つにまとめる。そして、噴火寸前の好き好きオーラを隠すべく深呼吸した。
何故、逃げる。
私から逃げる必要はない。……ないよね?
タロウ編集長をダッシュで追いかけたくなる気持ちを抑えて、静かに机に向かう。でも、タロウ編集長は「うにゃあああっ」と鳴いて、私から逃げていく。
「なんで、なんでなの。さっきまで普通に私と話してたのに。なんで猫になるとこうなるの」
「リナ、怖いから」
乙女がすげなく言う。
「……そんなに怖い?」
「うん。でも、わたしなら逃げないよ。そうだ。わたしが猫になろうか?」
「乙女は猫になっても、すぐに瀬利奈さんに懐いてしまうので練習になりませんよ。とは言え、このままだと編集部が大変なことになってしまいそうですから、今は乙女が編集長を捕まえて瀬利奈さんに渡してください」
「わかった」
乙女はそう言うと、すぐにサカナさんに言われた通りにタロウ編集長を捕まえる。そして、私の前に連れてきた。
「リナ、撫でてあげて」
乙女の腕の中、タロウ編集長は耳を折りたたんで小さくなっていた。その姿は鬼に差し出された生け贄のようで、なんだかとても悪いことをしているような気がして胸の中が罪悪感でいっぱいになる。
「ごめんね。ちょっと撫でるだけだから」
小さく謝って、顎の下に手をやる。
そして、サカナさんから聞いた言葉を念じるどころか口に出す。
「私の言うこと、聞いてくださいね」
こちょこちょこちょとくすぐるように、顎の下を撫でる。すると、私の手に体を擦り付けながら、タロウ編集長が「うにゃうにゃ、うにゃーんっ」と鳴き出す。小さくなっていた体はすっかりリラックスして、びよーんと伸びていた。その上、抱っこしてくれと催促するように私に向かって前足を伸ばしている。
乙女からタロウ編集長を受け取って、撫でまくっても逃げるどころか喜んでいた。
「デレてる。ものすごくデレてるっ」
なにこれ。
さっきまで逃げ回っていたのが嘘みたいに懐いてる。
昔から、撫でることができた動物がやけに懐くなとは思っていたけれど、今回はそれ以上に懐いている。
「乙女、タロウ編集長なんて言ってるの?」
「リナのこと好き、なんでも言うこと聞くって言ってる」
この力、本当に動物界の天下を取れる最強の能力なんじゃ。
あのタロウ編集長が私の言うこと何でも聞くっていうくらい懐くなんて普通じゃない。
私はすりすりと体を擦り付けてくるタロウ編集長を撫でながら、感動の涙を流しそうになる。
「かわいい、かわいい、かわいいいいいっ」
心の声がダダ漏れになるが、腕の中の猫は逃げない。
ああ、天国だ。
ここは天国だ。
最高にして最高。もう最高しかない。
語彙力は脳みその奥の奥、鍵付きの入れ物にしまわれ、私の心は“可愛い”と“最高”でいっぱいになってしまう。
「サカナさん。これ、獣使いとして猫を魅了した状態なんですよね?」
「ええ。ちゃんと力を使えています。瀬利奈さんの力なら、タロウ編集長なんてイチコロですよ」
本から顔を上げ、サカナさんがにやりと笑う。
腕の中でタロウ編集長がびくりと震えたような気がしたけれど、気のせいかもしれない。
私は、やっと触ることができたタロウ編集長を死ぬほど撫で回してから解放する。けれど、ぴょんっと床の上に降りた茶トラの猫は離れない。もっとかまって欲しいというように、私の足に頭を擦り付けている。
ああ、このまま家に連れて帰りたい。
懐いて、デレた姿があまりにも可愛くて、不埒なことを考えていると、タロウ編集長のヒゲがぴんっと伸びる。そして、私を見上げて「シャー」と唸ると、夢から覚めたみたいに逃げていった。
「ちょ、え? どうして」
私は、あまりの出来事に呆然とする。
デレから逃げの切り替えが酷い。
肩が抜け落ちるくらいがっくりしていると、サカナさんがタロウ編集長が逃げ出した理由を教えてくれる。
「時間切れですね。能力が高いと、長く魅了することができますよ。瀬利奈さんは最強の能力を持っているとは言え、まだ獣使い初心者ですからね。魅了できる時間が短いんです」
「と言うことは、今のはデレの時間が終わったってことですか?」
「そうですね。魅了が解けたから編集長が逃げた、ということになります」
「なるほど。じゃあ、訓練すれば魅了の時間が長くなるんですよね?」
「なりますよ。瀬利奈さんは一度撫でるだけで魅了の力を発揮できるようなので、最高レベルの能力を持っていることは間違いないです。自信を持って練習してみてください」
薄暗い森を彷徨っているような気分になっていた私に、一筋の光が差す。
獣使いとしてレベルアップすることができれば、もっと長く動物と触れあえる。それは、動物に避けられ続けてきた私にとって夢のような世界だ。訓練が必要ならいくらでもする。やめろと言われてもする。
触りたい。
愛でたい。
動物を。
伝えたい、私の愛を。
希望に満ち溢れた私は、俄然やる気が出てくる。そして、元気いっぱいになったらやりたいことが増えてくる。
「サカナさん。一つ聞きたいことがあるんですけど」
「なんですか?」
「どの人、いや猫か。とにかくサカナさんを含め、みんな猫じゃらしで猫に戻るんですか? そして、私が撫でたらタロウ編集長みたいになるんですか?」
期待を込めて、サカナさんを見る。
私はまだ猫のサカナさんに会ったことがない。だから、サカナさんがどんな猫になるのか見たい。いや、見なければならないのだ。
しかし、私の期待は三秒ももたずに砕かれる。
「猫じゃらしで変身が解ける猫と、解けない猫がいます。変身が解けるのは、猫じゃらしが好きでじゃれついてしまう猫ですね。ちなみに私はじゃれない猫なので、猫じゃらしでは猫に戻りませんよ。ただ、猫に戻って瀬利奈さんに撫でられたら、私も編集長のようになるでしょうね」
「ええっ、それならサカナさんも猫に戻りませんか? そして、私に撫でられてください。美人のサカナさんもいいですけど、猫のサカナさんにも会いたいし、撫でたいです」
私は、物は試しとばかりにサカナさんの前でゆらゆらと猫じゃらしを振る。でも、じゃれない猫という宣言通り、彼女は猫じゃらしに興味を示さない。
「獣使いの練習がしたいなら、編集長としてください。興奮した状態で猫になると精神が安定するまで人間に変身できないので、タロウ編集長はしばらく猫のままですよ」
そう言うと、サカナさんは外見と同じように美しく整理された机の上に置いてある本を手に取り、ページをめくり始める。
「しょーがない。編集長と練習するか」
誰に言うともなく呟くと、私の言葉が聞こえたらしいタロウ編集長が露骨なまでに距離を取る。
今度こそ、捕まえる!
そして、撫で回して可愛がってやる!
私は強くそう思う。
これは心の声で、誰にも聞こえていないはずだ。でも、好き好きオーラは隠せないらしい。茶トラの猫が本棚の上に登り、毛を逆立てる。
「リナ、怖い」
「怖くない。怖くないから! めちゃくちゃ猫が好きなだけだからっ」
乙女の失礼な物言いに抗議しながら、私はタロウ編集長を見た。しかし、サカナさんの冷静な声が飛んでくる
「瀬利奈さん、無心で。好きオーラは隠した方が良さそうです」
「ううっ、わかりました」
サカナさんの言葉は理解し、了承した。
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