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獣使いの愛は止まらない
第8話 ノンストップラブ
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猫、私をじっと見る。
私、猫をじっと見返す。
か、かわ――。
いや、いけない。“可愛い”は封印しなければ。
今、必要なことは心を無にすること。
この野原いっぱいの愛は、隠しておかなければいけない。
気づかれたら、猫が逃げていく。
私は匍匐前進を止めて、目を閉じる。
でも、壊れた水道みたいなもので愛は簡単には止まらない。
せき止められた愛が気道に詰まりそうで苦しい。
となれば、選択肢はノンストップラブ!
届け、この愛! 猫ちゃんに!
私は目をかっと開いて、前方約三メートルの位置いる毛の長い猫を見る。すると、間髪入れずにすごく嫌そうな鳴き声が響いた。
「うにゃああああああっ」
脱兎の如くという言葉の見本のように、目の前のもふもふが逃げていく。――逃げているのは、兎じゃなくて猫だけれども。
うん、こうなるって知ってた。
当然ですよね。
私はのろのろと立ち上がり、ジーンズに付いた土を払う。
「作戦! 作戦を考えよう」
己を奮い立たせるように、必要以上に大きな声で宣言する。
きっと、ノープランすぎて猫に近寄れないだけなのだ。
前向き。
ポジティブな気持ち、とても大事。
後ろ向きな気持ちでは、良い作戦を考えることができない。前を向いて、対策を立てて、それを実行するべきだ。
「作戦って、猫に近づく?」
斜め後ろ辺りから乙女の声が聞こえてきて、私は振り向く。
「そう。猫に近づいて触る作戦」
「もう八匹目だもんね。逃げられるの」
楽しそうに言って、乙女が私の隣にやってくる。
「ヘコむから、数は言わないで」
学校がお休みの土曜日、私たちは朝から猫の国に来ているけれど、猫に近寄る訓練は上手くいっていない。
「私の愛に気がつかないほど、猫が好きなもので釣るっていうのはどうだろ? 例えば、鰹節とかニャールとか」
人間だって、好きな物をちらつかせたら飛びつく。動物だって同じだ。魚系の食べ物や大抵の猫が大好きなおやつをちらつかせたら、私の溢れ出る愛に気がつかない可能性が高い。
「リナ。今日、鰹節とかニャール持ってきてたっけ?」
「そう言えば、人間のおやつしか持ってないや」
「だよね。あと、あったらわたしが食べたいし、あってもリナは怖いと思う」
冷静かつ的確な乙女の指摘に、私は肩を落とす。
それにしても、好きな食べ物を出しても猫が私を怖がるってどういうことなんだ。
おかしくない?
いや、私がおかしいの?
なんだかわからないけれど、納得いかない。でも、鰹節もニャールもないから、好きなもので釣れないほど私が怖いのか実験できない。今は諦めて、実験は次回にするしかないだろう。
私は、他に良いアイデアが浮かばないかと辺りを見回す。
緑の絨毯のような野原には、よくわからない雑草が生え、よくわからない花が咲いている。何か使えるものがないかとしゃがんでみると、先端に穂が付いた雑草が目にとまった。
「そうだ! これなら、猫が寄ってくるかも」
私は、足元の雑草を引っこ抜く。
「これ、なに?」
「エノコログサ。猫じゃらしって呼ぶ人もいるよ。人間の国というか、日本にもあるけどね」
「へえー。向こうでは見たことないや」
「乙女は室内飼いだからねえ。ま、とにかく。タロウ編集長みたいに猫じゃらし好きな猫にエノコログサを使ったら、もしかしたら怖がらずに近寄ってくるかも」
タロウ編集長は怖がって近寄って来なかったけれど、全ての猫が同じ反応をするとは限らない。タロウ編集長は特殊な例だったってこともあり得る。実際どうなるかは使ってみないとわからないけれど、やってみる価値はある。
「あとは猫を見つけるだけだ」
私は期待に胸を膨らませ、勢いよく立ち上がる。
「ねこちゃーん、でておいでー」
駆け出したい気持ちを抑えながら、優しく猫を呼ぶ。そして、ふんふんふーん、と鼻歌を歌いながら、近くにいる猫が釣れないものかとエノコログサを揺らした。
「ねっこっちゃーんっ」
くるりと回ってぶんぶんとエノコログサを振れば、早々に猫がやってきたのか鳴き声が聞こえてくる。
「うにゃー」
可愛い声に、私の猫耳がぴくりと反応する。
近い。
近いけれど、さっきぽんって聞こえたような。
嫌な予感から目を背けつつ、耳をぴくぴくと動かして鳴き声の主を探せば、カサカサという音もしてそれは足元から聞こえてきていた。
足元ってことは、これ、あれだよね。
しかも、聞いたことのある鳴き声だったし。
恐る恐る足元に視線を落とすと、そこには猫に戻った乙女がいた。
「もしかして、エノコログサが気になっちゃった?」
「にゃにゃっ」
何を言っているかわからないけれど、私の声はたぶん聞こえていない。何故なら、彼女はエノコログサ目がけて懸命にジャンプしていた。私は、慌ててエノコログサを揺らす手をとめる。
「ちょっと、乙女。待って、ストップ」
しゃがんで乙女に聞こえるように声をかけるが、やはり彼女の耳には届かない。がじり、と音は聞こえなかったけれど、乙女が思いっきりエノコログサに噛みついてくる。
「じゃれついて欲しいの、乙女じゃなかったんだけどなあ」
釣ろうとしたのはこの野原にいる猫だから、乙女が釣れても仕方がない。ついでに言えば、乙女に猫になって欲しいわけでもなかった。
私は、乙女が囓っているエノコログサから手を離す。
この野原にいる猫よりも先に乙女がじゃれついてしまうなら、この作戦は失敗だ。
どうしたものかと考えながら新しいエノコログサを一本引っこ抜くと、乙女が催促するように鳴いた。
「うにゃあっ」
「あーもう、仕方ないなあ。ちょっとだけだよ?」
猫語は理解できないけれど、今のはわかる。
目が訴えてるもん、さっさと手を動かせって。
もっと一緒に遊べという圧力に屈した私は、エノコログサを乙女に向かって振る。
結局、エノコログサを振るマシンと化した私が乙女から解放されたのはそれからかなりの時間が経ってからで、腕の筋肉痛が心配される事態になっていた。
「気が済んだ?」
人間に戻った乙女に問いかける。
「ごめんね」
「いいよ。地道にやるから」
小さなことからコツコツと。
人間にとって、とても大切で重要なことを忘れていた。何十匹、何百匹の猫に逃げられたのなら、何千匹の猫に立ち向かい、撫でる努力をすればいいのだ。
心を正し、私は猫を探す。
そして、匍匐前進を繰り返し、何匹もの猫に逃げられ、今現在は背中の上に乙女が乗っている。
いや、待って。
人間って、猫よりも重いんだけど。
「ねー、リナ。つまんない。遊んで」
背中の上、乙女が完全に待っていることに飽きた声音で言う。
「さっき、エノコログサで遊んだでしょ。だから、乙女。降りて。重いから」
「遊んだけど、今はつまんない。だってリナ、他の猫ばっかり見てるんだもん。あと、わたしは重くない」
「あー、ごめんね。乙女は重くないし、乙女を見ていたいんだけど、他の子にも触れるようにならないと困るから」
「じゃあ、わたしで猫に慣れるのは? 猫のわたしをたくさん撫でてから他の猫のところに行ったら、好き好きオーラが減るんじゃない?」
これ以上良い案はないという自信を滲ませ、乙女が弾んだ声を出す。けれど、その案は却下するしかなかった。
「それで効果があるなら、もう好き好きオーラ隠せてると思う。毎日、乙女撫でまくってるし」
「えー、今も撫でよーよ。リーナー」
背中の上で、ぶーぶーと文句を言いながら乙女が私の髪をぐちゃぐちゃと乱す。ゴムで縛ってくれば良かったと後悔しても後の祭りで、私は潰れた大福みたいにべたりと地面に張り付いているしかない。
「んー、そうだなあ。とりあえず、降りて欲しい」
ギブアップを伝えるように地面をバンバンと叩くと不満げな声が聞こえたけれど、すぐに背中が軽くなる。私は体を起こして、服に付いた土や草を払い落とす。
うーん、と伸びをしてから乙女を見ると勢いよく飛びついてきて、私はゴロゴロと喉を鳴らしそうな彼女を慌てて抱きとめた。
「お腹空いたし、一度、編集部に帰ろうか」
「わたしもお腹空いた」
腕の中、乙女が軽やかに言う。
私は、青い空にぽかりと浮かぶ雲を見上げる。
諦めも大事で、休憩も大事。
私たちはぐぅっと情けなく鳴くお腹を抱えて、野原を後にした。
私、猫をじっと見返す。
か、かわ――。
いや、いけない。“可愛い”は封印しなければ。
今、必要なことは心を無にすること。
この野原いっぱいの愛は、隠しておかなければいけない。
気づかれたら、猫が逃げていく。
私は匍匐前進を止めて、目を閉じる。
でも、壊れた水道みたいなもので愛は簡単には止まらない。
せき止められた愛が気道に詰まりそうで苦しい。
となれば、選択肢はノンストップラブ!
届け、この愛! 猫ちゃんに!
私は目をかっと開いて、前方約三メートルの位置いる毛の長い猫を見る。すると、間髪入れずにすごく嫌そうな鳴き声が響いた。
「うにゃああああああっ」
脱兎の如くという言葉の見本のように、目の前のもふもふが逃げていく。――逃げているのは、兎じゃなくて猫だけれども。
うん、こうなるって知ってた。
当然ですよね。
私はのろのろと立ち上がり、ジーンズに付いた土を払う。
「作戦! 作戦を考えよう」
己を奮い立たせるように、必要以上に大きな声で宣言する。
きっと、ノープランすぎて猫に近寄れないだけなのだ。
前向き。
ポジティブな気持ち、とても大事。
後ろ向きな気持ちでは、良い作戦を考えることができない。前を向いて、対策を立てて、それを実行するべきだ。
「作戦って、猫に近づく?」
斜め後ろ辺りから乙女の声が聞こえてきて、私は振り向く。
「そう。猫に近づいて触る作戦」
「もう八匹目だもんね。逃げられるの」
楽しそうに言って、乙女が私の隣にやってくる。
「ヘコむから、数は言わないで」
学校がお休みの土曜日、私たちは朝から猫の国に来ているけれど、猫に近寄る訓練は上手くいっていない。
「私の愛に気がつかないほど、猫が好きなもので釣るっていうのはどうだろ? 例えば、鰹節とかニャールとか」
人間だって、好きな物をちらつかせたら飛びつく。動物だって同じだ。魚系の食べ物や大抵の猫が大好きなおやつをちらつかせたら、私の溢れ出る愛に気がつかない可能性が高い。
「リナ。今日、鰹節とかニャール持ってきてたっけ?」
「そう言えば、人間のおやつしか持ってないや」
「だよね。あと、あったらわたしが食べたいし、あってもリナは怖いと思う」
冷静かつ的確な乙女の指摘に、私は肩を落とす。
それにしても、好きな食べ物を出しても猫が私を怖がるってどういうことなんだ。
おかしくない?
いや、私がおかしいの?
なんだかわからないけれど、納得いかない。でも、鰹節もニャールもないから、好きなもので釣れないほど私が怖いのか実験できない。今は諦めて、実験は次回にするしかないだろう。
私は、他に良いアイデアが浮かばないかと辺りを見回す。
緑の絨毯のような野原には、よくわからない雑草が生え、よくわからない花が咲いている。何か使えるものがないかとしゃがんでみると、先端に穂が付いた雑草が目にとまった。
「そうだ! これなら、猫が寄ってくるかも」
私は、足元の雑草を引っこ抜く。
「これ、なに?」
「エノコログサ。猫じゃらしって呼ぶ人もいるよ。人間の国というか、日本にもあるけどね」
「へえー。向こうでは見たことないや」
「乙女は室内飼いだからねえ。ま、とにかく。タロウ編集長みたいに猫じゃらし好きな猫にエノコログサを使ったら、もしかしたら怖がらずに近寄ってくるかも」
タロウ編集長は怖がって近寄って来なかったけれど、全ての猫が同じ反応をするとは限らない。タロウ編集長は特殊な例だったってこともあり得る。実際どうなるかは使ってみないとわからないけれど、やってみる価値はある。
「あとは猫を見つけるだけだ」
私は期待に胸を膨らませ、勢いよく立ち上がる。
「ねこちゃーん、でておいでー」
駆け出したい気持ちを抑えながら、優しく猫を呼ぶ。そして、ふんふんふーん、と鼻歌を歌いながら、近くにいる猫が釣れないものかとエノコログサを揺らした。
「ねっこっちゃーんっ」
くるりと回ってぶんぶんとエノコログサを振れば、早々に猫がやってきたのか鳴き声が聞こえてくる。
「うにゃー」
可愛い声に、私の猫耳がぴくりと反応する。
近い。
近いけれど、さっきぽんって聞こえたような。
嫌な予感から目を背けつつ、耳をぴくぴくと動かして鳴き声の主を探せば、カサカサという音もしてそれは足元から聞こえてきていた。
足元ってことは、これ、あれだよね。
しかも、聞いたことのある鳴き声だったし。
恐る恐る足元に視線を落とすと、そこには猫に戻った乙女がいた。
「もしかして、エノコログサが気になっちゃった?」
「にゃにゃっ」
何を言っているかわからないけれど、私の声はたぶん聞こえていない。何故なら、彼女はエノコログサ目がけて懸命にジャンプしていた。私は、慌ててエノコログサを揺らす手をとめる。
「ちょっと、乙女。待って、ストップ」
しゃがんで乙女に聞こえるように声をかけるが、やはり彼女の耳には届かない。がじり、と音は聞こえなかったけれど、乙女が思いっきりエノコログサに噛みついてくる。
「じゃれついて欲しいの、乙女じゃなかったんだけどなあ」
釣ろうとしたのはこの野原にいる猫だから、乙女が釣れても仕方がない。ついでに言えば、乙女に猫になって欲しいわけでもなかった。
私は、乙女が囓っているエノコログサから手を離す。
この野原にいる猫よりも先に乙女がじゃれついてしまうなら、この作戦は失敗だ。
どうしたものかと考えながら新しいエノコログサを一本引っこ抜くと、乙女が催促するように鳴いた。
「うにゃあっ」
「あーもう、仕方ないなあ。ちょっとだけだよ?」
猫語は理解できないけれど、今のはわかる。
目が訴えてるもん、さっさと手を動かせって。
もっと一緒に遊べという圧力に屈した私は、エノコログサを乙女に向かって振る。
結局、エノコログサを振るマシンと化した私が乙女から解放されたのはそれからかなりの時間が経ってからで、腕の筋肉痛が心配される事態になっていた。
「気が済んだ?」
人間に戻った乙女に問いかける。
「ごめんね」
「いいよ。地道にやるから」
小さなことからコツコツと。
人間にとって、とても大切で重要なことを忘れていた。何十匹、何百匹の猫に逃げられたのなら、何千匹の猫に立ち向かい、撫でる努力をすればいいのだ。
心を正し、私は猫を探す。
そして、匍匐前進を繰り返し、何匹もの猫に逃げられ、今現在は背中の上に乙女が乗っている。
いや、待って。
人間って、猫よりも重いんだけど。
「ねー、リナ。つまんない。遊んで」
背中の上、乙女が完全に待っていることに飽きた声音で言う。
「さっき、エノコログサで遊んだでしょ。だから、乙女。降りて。重いから」
「遊んだけど、今はつまんない。だってリナ、他の猫ばっかり見てるんだもん。あと、わたしは重くない」
「あー、ごめんね。乙女は重くないし、乙女を見ていたいんだけど、他の子にも触れるようにならないと困るから」
「じゃあ、わたしで猫に慣れるのは? 猫のわたしをたくさん撫でてから他の猫のところに行ったら、好き好きオーラが減るんじゃない?」
これ以上良い案はないという自信を滲ませ、乙女が弾んだ声を出す。けれど、その案は却下するしかなかった。
「それで効果があるなら、もう好き好きオーラ隠せてると思う。毎日、乙女撫でまくってるし」
「えー、今も撫でよーよ。リーナー」
背中の上で、ぶーぶーと文句を言いながら乙女が私の髪をぐちゃぐちゃと乱す。ゴムで縛ってくれば良かったと後悔しても後の祭りで、私は潰れた大福みたいにべたりと地面に張り付いているしかない。
「んー、そうだなあ。とりあえず、降りて欲しい」
ギブアップを伝えるように地面をバンバンと叩くと不満げな声が聞こえたけれど、すぐに背中が軽くなる。私は体を起こして、服に付いた土や草を払い落とす。
うーん、と伸びをしてから乙女を見ると勢いよく飛びついてきて、私はゴロゴロと喉を鳴らしそうな彼女を慌てて抱きとめた。
「お腹空いたし、一度、編集部に帰ろうか」
「わたしもお腹空いた」
腕の中、乙女が軽やかに言う。
私は、青い空にぽかりと浮かぶ雲を見上げる。
諦めも大事で、休憩も大事。
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