銀河街の亡霊

Rain

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第1章 噂

第1話 

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ピピピ…
「もう、五月蠅いな」
朝、目覚ましを止めて起き上がる。僕の名前は悠人。銀河街最上位アカデミー・「星の雫」に通うただの一般小学生だ。、って、あれ、もう遅刻寸前だぞ。
「なんで目覚ましならなかったのぉぉ、鳴ってたら起こしてよぉぉ」
「さっきからずっと鳴ってたよ。」
「そんなぁぁ」
僕の通う小学校には遅刻したら鬼教師と呼ばれるスポーツ科の怖いお爺さんと二人きりで1時間過ごして反省する、という謎ルールがある。僕は朝が苦手で「常習犯」と呼ばれている。その汚名を晴らすべく毎朝目覚ましをかけているが、気付いたらいつもこうなるんだよぉ。(涙)
(チャイム音)(←どんなのか忘れてしまった。教えてくれ。 By作者)
「なんとか間に合った…」
「「「「「何、悠人が間に合っただと」」」」」」
「ほぼクラス全員声を合わせないで」
この様である。間に合ったらこんな大合唱をされるのだ。全校に響き渡るぐらいで。もういっそのこと先生と過ごす1時間の方が良いかもしれない。
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