【R18】平凡な男子が女好きのモテ男に告白したら…

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「ナンパなんてされないよ」

「嘘つき
バイト先でもされてるくせに」

「でもその誘いに乗ったことないよ
俺は可愛い恋人がいるからって毎回断ってる」

「好きっ」



臣の首元に腕を回し勢いよく抱きつくと背中に腕を回して抱き止めてくれる


「千秋先輩の店に遊びに行くよ」

「えっ…いやっ
うちの所は結構分かりづらいところにあるしっ！」


僕の慌てぶりに臣は何か不審に感じたような顔をする


「ん？」

「僕は臣のところ行きたいっ」

「そう？」


なんとか臣を誤魔化して話を進める
うちの所こられたらすぐにバレちゃうだろうし




文化祭当日


「え、可愛い……」


「もういっそのこと男とわかっていてもいけちゃうかも…」


この前より更に短くなったスカートのメイド服を着せられて、装飾もなんだか派手になっている


鏡を見てみると自分ではないような人物が写ってる


メイク、髪型、服装を変えただけでこんな変わるんだ…



「千秋さん、ほんっと可愛いですよ
一緒に写真撮りましょ
SNSに載せるんで」


「やだよ！！」


「そうだよ!千秋くんは小顔なんだから隣に立ったら公開処刑だよ？？
さりげなく後ろに下りな？！」


「そういう問題じゃないから！」


みんなから撮影会のように四方八方から沢山の写真を撮られる


「も、もうやめてっ
恥ずかしいから」
　

恥ずかしくてどんどん顔が赤くなっていく
それを隠すためまた顔を下に俯けると


「可愛い
美しい
恥ずかしがる顔を堪らないですね」


「千秋くん、襲っても大丈夫？？」


このサークルは男女問わず野獣と化してしまったようだ