【R18】平凡な男子が女好きのモテ男に告白したら…

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「あの子うまくいった？落とせた？」


臣は手に持っていた缶ビールをテーブルの上に置いて春也に問いかける


「落とせねえよ
チャラいとか思われてねえかな」

「てか、あの子さ…」


臣は僕の顔をじっと見つめた後、頬や額にキスをしてまた見つめてくる


「な、何？」


「千秋先輩に超似てたわ」


「似てるか？
千夏さんに失礼だろ」


「え…！？」


知り合いに会っても全く気づかれなかったのに、何で臣気づいたの！！


「一瞬千秋先輩が女装してんのかなとか思ったけど、うちの千秋先輩はそんなことしないよなと思って
それに千秋先輩の方が圧倒的に可愛いし」


惚気た顔で僕の頬を撫でる臣
だからあんなに見てたんだ

同一人物だからすごい複雑
これは喜んでいいの…？？


「でもよく見たら確かに似てるかもなあ」


春也は僕の頭に手を伸ばして触ろうとした瞬間、臣が僕を後ろに引くと春也は目を細めて僕の体を下から上へとじっくり見つめる


「でも千秋と千夏さんなんて天使と悪魔みたいなものだろ
あんなスーパーエンジェルと似ても似つかねえわ」

「ひどい！」


春也がまた伸ばしてきた手の指に噛み付く


「は？痛！！犬かよ！！」


「今のは春也が悪いだろ
それにどこが悪魔だよ
どこをどう見ても天使だろ」


「お前の目のほうがおかしいっつうの
ああ…まじでまた千夏さんと会いてえ…」


「でも春也がそんな感じになるってだいぶ珍しいね？
女に対してはもっとドライじゃん」

「千夏さんは別だから」


この話の内容的に…

どうしよう！！
春也ってまさか…