172 / 256
5
しおりを挟む「あんっ!!イク!!イっちゃう!!!」
はい???
これは一体…
女の人を連れ込んでる…??
心臓がドンドンと激しく音を立てる
「あっ!!ああ!!気持ちいい!!」
部屋の奥からは響き続ける女性のような喘ぎ声
玄関に戻って女性ものの靴がないかどうか確認してみても、大きいサイズの男性ものの靴しかない
僕にバレないように女性ものの靴を隠したとか?
でも、僕がくるとは知らないのに隠す必要はないだろう
そんな時、部屋から話し声が聞こえた
壁に背中を預け、見つからないように息を潜めて耳をそば立てる
「何これ、女優の声わざとらしすぎんの
超萎えるわ
プロならもうちょい自然に出来ないもんかね」
これは春也の声…??
それに女優ってことは…
「まあ、AVってそんなもんっしょ」
これは臣の声だ
みんなで一緒にAV見るってどんな会合??
僕は別に恋人がAVを見ることを反対しない
どういう経緯でみんなで一緒にAVを見ようなんてことになったのかは分からないし、別にAVを見ることに安心はしていない
むしろ嫌な方に近いけど臣も男であるため他の女の子で発散されるよりはだいぶマシだ
女の人を連れ込んで行為に及んでいるかと思い、いつのまにか出ていた冷や汗をダラダラと額や背中から流れていく
ツーと汗が伝わる感覚がする
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
645
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる