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本心
しおりを挟む「じゃあ、もう俺から離れんといて
離婚届見た時、心臓止まるかと思ったやろ」
「で、でも、伊織様って本当に私のことが好きなんですか??」
「は??」
伊織の表情は突然イラつきに変わり、恵麻の両頬を片手で押しつぶす。
「何度言わせたら気が済むん?」
「だって他の女性を…」
「はあ……
正直に話したら恵麻ちゃんドン引きするかもしれんよ?」
伊織は気全そうな顔をしながら、恵麻から顔を逸らす。
「私は伊織様を嫌いになったことなどございません」
「……ええわ
話したる
けど、次逃げたら許さんから」
伊織はもう一度深く息をついたあと、顔にかかった前髪をかき上げた。
恵麻はその色気溢れる仕草に目を奪われる。
「恵麻ちゃんってめちゃくちゃ可愛いやん
てか、天使やろ?自覚あるやろ?流石に
性格も小動物並みに臆病で守ってあげたくなる」
「え???」
恵麻が困惑するが、伊織は話を続ける。
「こんな天使みたいな可愛い子が目の前にいる俺の身になってみて
アホみたいに興奮するし、勃起もするやろ
それにわからんねん、恵麻ちゃんが何を嫌がって何が好きとか」
「ぼ…ぼっ…」
恵麻は聞きなれない言葉に頬を朱に染めた。
「その欲情ってどこで解消したらええかわからんから、だからって無理やり恵麻ちゃん抱いたら嫌われるやん
他の女を捌け口にしたんやけど、恵麻ちゃんは嫌やった??俺はな昔から人の感情わからんやつって言われとったからどんなことしたら嫌がられるのかようわからんねん。普通の人間とは感覚が違う。」
伊織は恵麻の頬を親指で撫でて、頬にキスをする。
まるで別人かのように接してくる伊織に対して恵麻の脳内の処理速度がおいつかない。
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