1 / 50
第01話 時には泣いてみよう
しおりを挟む
えっと、私の名前、それは……。
桃源坂呉羽院アキアカネ!
誰が名付けた。ジェンダーレス。
せめてアキアカネを秋赤音にして欲しかった。
桃源坂暁院秋赤音。
えっ! お経か漢文! 両親が市役所で説教されるって?
お子さんに書くことができますか? 職員が笑いをこらえてるパターンだ。
名字からして絶望的。
あぁ、自虐的ね。
とりあえず学校に行こう。
私は元気に通学中。朝早すぎたのか誰も通学していない。
「それにしても田舎道。ショートカットしよ」
まだ早春、指先が冷えてきて制服のポケットに深く手を突っ込む。
近くに見える民家の庭先では、早咲きの花木が花を咲かせ始めていた。
「もうすぐ卒業式。高校生活は長かったようで振り返ると一瞬」
私は春の陽気に誘われて鼻歌交じりにあぜ道を歩く。
見つかると叱られるけど。このスリルがいい。
あぁ、鼻がくすぐったい。
「ハ、クシュン!」
クシャミをして目を開けると景色がいきなり変わった。
道路は舗装されて。車道には車がいっぱい。
ビルも信号も見たことがないかたち。
ここどこ?
看板や標識はひらがなが多い。地名は妙に短いし、読めてはいても不自然だ。
突然、知らない街に紛れ込んでしまったようで、景色は日本のようでありながらちょっと違う。
もしかして、夢?
頬を軽く叩いてもちゃんと痛い。
田舎道を歩いていると異世界につながった?
小説の読み過ぎじゃないよね?
スマホは圏外だしどうしよう。
とりあえず。ここがどこなのか確認が先決。
きょろきょろと見回していると探し物が見つかる。
あ、行先の案内表示があった。ん? 昭島市に八王子市。
聞いたことないよ。
ちなみに私が住んでいるのは元治香華県鯱城垂井市だ。
山奥で何もないところ。
黒い影がスレスレを通り過ぎた。
あぶな! 見たことのない暴走自転車に轢かれそうになったじゃない。
「怖いところに来ちゃった。私のいた場所とは違い過ぎだよ」
人が居る。
なんて格好してるのかしら?
そんなことはどうでもいい。
私は普通に家を出て、通学途中で転移したみたい。
高校卒業を控えて鼻歌交じりに登校していたのになんてこと!
それにしても交通量は多いし、車道を走っている車は見たこともない型式。
ここって日本?
こまった、思いつきだけど近くを歩いていたお年寄りに質問してみよう。
「あの、ここは天皇統べる皇国日本ですか?」
「……概ねそうだが、仰々しい表現すぎないかい。身なりといい大丈夫かね?」
「服装かぁ、気にしていませんでした。ところで、ここどこですか?」
「立川だが」
「へ!」
「東京都立川市。本当に頭は大丈夫かね。病院はあっちにあるよ」
私はお礼を言って早足に病院方向に駆けだした。日本でありながら日本でない。
聞いたこともない地名に私は混乱していた。
道行く人にコスプレとかコソコソ言われているが、なぜなのかよくわからない。
微妙に距離を置かれるし困ったものだ。
ちなみに私は地獄耳。
「あれ?」
車道のド真ん中を走る三輪車を発見した。私のよく知る三輪自動車ではない。
幼児が駆動する三輪車だ!
あっちにフラフラ、こっちにフラフラと我が道を行く。
これは、助けに行ってトラックにミンチにされ異世界転生するパターン!?
いやいや、小説でも転移してすぐ転生はないだろう。
それに、まだ死にたくないし。
しかし、何故か悲しいことに正義に突き動かされるように身体が動く。
私は幼児めがけて一直線、わき目も振らず駆けだした。
交通量は多い。幼児は女の子。
笑顔で漕いでいる。
あなた死にたいの! なぜ笑ってられるのよ!
私は心の中で絶叫した。
三輪車から幼女を抱きあげて車を交わしながら路肩を目指す。幼女は無事だ。
どうにか助けた。
すぐ横をトレーラーが横滑りして何かを跳ね飛ばし、金属音とともに路側帯に突っ込んだ。
死ぬかと思った。ほんとに危なかったよ。
振り向くとスローモーションで刃物のように潰れた三輪車が飛んできた。
それはブーメランのように回転している。
もはや凶器以外の何物でもない。
激突!
何か……からするりと抜ける感触。
恐々と眼を開けると自分の視界が不自然なことに気がつく。
魂となって空に浮いていたのだ。
眼下には私、制服を着た亡骸が横たわっていた。
女の子は無事で私を揺さぶっている。
トラウマにならないでね。
私は上昇して雲に飲まれてしまう。
何も考えられない。
きっと死んだのだろう。
私は真っ白な空間に立っていた。上下がわからない。
しばらく待っても誰も来ない。
たぶん大丈夫、神様を呼んでみよう。
「神様、ここにいまーす!」
その瞬間、雷が落ちて私は真っ黒こげ、炭化したまま突っ立っていた。
乱暴だぞと睨んでいると鬼面を張りつけたような鬼女がいた。
古めかしい洗いざらした白のチュニック。
イメージは怒りの神のよう。
神様はギリシャ神話に近い。おめでとう人生ハードモード、不機嫌な神。
神の笑いを取るか、興味を引けないと消滅あるのみ。
そう勝手に思い込んだ。
しかしまた、物騒なのが来たよ。
『ひれ伏せ! 下種女! 我こそは竈の女神ミンジーなり』
「カマドってなに!」
『うるさい、一度死ね』
私は圧死させられた。潰れたはずだが強制復活される。ミンジー怖いよ。
それからも返答のしかたが悪いと簡単に殺された。
数十回死んでも慣れそうにない。
私はなんとしても生き抜く決意を誓い自身を鼓舞する。
しかし、この神様の名前を私は知らない。
とりあえずご機嫌伺かな。
おべっか使いに徹して、心にもないお世辞でへつらっていると転機が訪れた。
どうやら、気まぐれで転生させてくれるらしい。
交換条件は転生先で剣樹の茨クルートの構成員として働かされることは決定事項。
カルトか秘密結社のようなものと推測した。
強制いやなんだけど……。
おそらく了承しないと切り捨てられる。それよりも女神の移り気なところが怖い。
長いものには巻かれろ私!
「お手伝いさせていただきます。女神様」
猫なで声で言ってみた。
『よいぞ! 面倒だから、妹のジャーに任せる』
この女神、面倒といったぞ。
うわ、睨まれた。
顔を逸らせていると、視線の端にどこからともなく人影が浮き上がってくる。
猫の仮面をかぶった痴女が現れたのである。
仮面以外は全裸で思わず目を疑う。
女神なのに破廉恥!
『こんにちは小人さん。私は織りの女神ジャーよ』
この女神も聞いたことない。
それにしても、全裸で織物の女神。おかしいよね。
『そんなことなくってよ。何も身につけない。それは何でも着ることができる』
なるほど。でも、とっかえひっかえ着替えてもいいと思うけど。
単にお綺麗なお体を見せたいだけのような。
『まあ、嬉しい綺麗だなんて。貴方の転生先の容姿は並み以下に決めたわ』
さらっと大事なこと言わないで。それって転生しても目立てないってことでは!
私にとって唯一誇れる部分が無残にも潰されたよ。
ひどいよ、優しそうに見えて残酷な女神。
『不満なのね。では、特別に貴方に加護を与えましょう。それは認識阻害、存在感が激減ですよ。喜びなさい!』
それって酷くないですか女神様。
『そろそろ飽きてきたから転生させるわね。カラス天狗お願い』
もう飽きたの……。
横から天狗が現れる。世界観台無しだよ。
創造主の知性とは?
余計なことを考えるとせっかく勝ち取った転生が海の藻屑と消えそうだ。
今は我慢の時、疑心や荒ぶる心はただ水に流すだけ。
『女神さまの命令でスキル選択はスキップ。ステータスは最低値に決定だそうです』
「荒ぶるなわが心……ここはなんとしても耐えるのよ」
『私の情けで成長カーブはちょっと色を付けます』
「よっし!」
思わずガッツポーズを決める。このくらいは良いだろう。
天狗は私の存在を無視して、興味なさそうに事務的な語り口。
『チュートリアルは無しです。即転生になります。女神様お願いします』
とりあえず転生できるなら何でもいい。
エロポーズで腰を掛けていたジャーと興味のなさそうなミンジーがダルそうにこちらにやってくる。
『覚悟はいいかしら。転生先は滅びの惑星クレイヴァゼート。女神ミンジーとジャーの名のもと剣樹の茨クルートの使徒として侵略者を排除しなさい!!』
やった! 転生だ。
『最後にとっておきの情報を教えますね。現在クルートは大いに劣勢。風前の灯火。面白そうだから貴方の記憶は封印します』
「は……」
『敵は確実に貴方を排除に来ます。そうね、運が良ければ記憶が目覚めることになります。では呪われた世界で栄光を!』
最後にしてやられた。
徐々に光が増していく。転生が始まったようだ。
いろいろと不利な条件を思い出してしまう。
死んでしまえ女神ども! いつか倍返しにするから。覚えておきなさい。
わたしは心に誓ったが、女神はもう私に興味がなかった。
あぁ、今までの努力は……。
私は騙され望まぬ地獄に足を踏み入れただけだった。
桃源坂呉羽院アキアカネ!
誰が名付けた。ジェンダーレス。
せめてアキアカネを秋赤音にして欲しかった。
桃源坂暁院秋赤音。
えっ! お経か漢文! 両親が市役所で説教されるって?
お子さんに書くことができますか? 職員が笑いをこらえてるパターンだ。
名字からして絶望的。
あぁ、自虐的ね。
とりあえず学校に行こう。
私は元気に通学中。朝早すぎたのか誰も通学していない。
「それにしても田舎道。ショートカットしよ」
まだ早春、指先が冷えてきて制服のポケットに深く手を突っ込む。
近くに見える民家の庭先では、早咲きの花木が花を咲かせ始めていた。
「もうすぐ卒業式。高校生活は長かったようで振り返ると一瞬」
私は春の陽気に誘われて鼻歌交じりにあぜ道を歩く。
見つかると叱られるけど。このスリルがいい。
あぁ、鼻がくすぐったい。
「ハ、クシュン!」
クシャミをして目を開けると景色がいきなり変わった。
道路は舗装されて。車道には車がいっぱい。
ビルも信号も見たことがないかたち。
ここどこ?
看板や標識はひらがなが多い。地名は妙に短いし、読めてはいても不自然だ。
突然、知らない街に紛れ込んでしまったようで、景色は日本のようでありながらちょっと違う。
もしかして、夢?
頬を軽く叩いてもちゃんと痛い。
田舎道を歩いていると異世界につながった?
小説の読み過ぎじゃないよね?
スマホは圏外だしどうしよう。
とりあえず。ここがどこなのか確認が先決。
きょろきょろと見回していると探し物が見つかる。
あ、行先の案内表示があった。ん? 昭島市に八王子市。
聞いたことないよ。
ちなみに私が住んでいるのは元治香華県鯱城垂井市だ。
山奥で何もないところ。
黒い影がスレスレを通り過ぎた。
あぶな! 見たことのない暴走自転車に轢かれそうになったじゃない。
「怖いところに来ちゃった。私のいた場所とは違い過ぎだよ」
人が居る。
なんて格好してるのかしら?
そんなことはどうでもいい。
私は普通に家を出て、通学途中で転移したみたい。
高校卒業を控えて鼻歌交じりに登校していたのになんてこと!
それにしても交通量は多いし、車道を走っている車は見たこともない型式。
ここって日本?
こまった、思いつきだけど近くを歩いていたお年寄りに質問してみよう。
「あの、ここは天皇統べる皇国日本ですか?」
「……概ねそうだが、仰々しい表現すぎないかい。身なりといい大丈夫かね?」
「服装かぁ、気にしていませんでした。ところで、ここどこですか?」
「立川だが」
「へ!」
「東京都立川市。本当に頭は大丈夫かね。病院はあっちにあるよ」
私はお礼を言って早足に病院方向に駆けだした。日本でありながら日本でない。
聞いたこともない地名に私は混乱していた。
道行く人にコスプレとかコソコソ言われているが、なぜなのかよくわからない。
微妙に距離を置かれるし困ったものだ。
ちなみに私は地獄耳。
「あれ?」
車道のド真ん中を走る三輪車を発見した。私のよく知る三輪自動車ではない。
幼児が駆動する三輪車だ!
あっちにフラフラ、こっちにフラフラと我が道を行く。
これは、助けに行ってトラックにミンチにされ異世界転生するパターン!?
いやいや、小説でも転移してすぐ転生はないだろう。
それに、まだ死にたくないし。
しかし、何故か悲しいことに正義に突き動かされるように身体が動く。
私は幼児めがけて一直線、わき目も振らず駆けだした。
交通量は多い。幼児は女の子。
笑顔で漕いでいる。
あなた死にたいの! なぜ笑ってられるのよ!
私は心の中で絶叫した。
三輪車から幼女を抱きあげて車を交わしながら路肩を目指す。幼女は無事だ。
どうにか助けた。
すぐ横をトレーラーが横滑りして何かを跳ね飛ばし、金属音とともに路側帯に突っ込んだ。
死ぬかと思った。ほんとに危なかったよ。
振り向くとスローモーションで刃物のように潰れた三輪車が飛んできた。
それはブーメランのように回転している。
もはや凶器以外の何物でもない。
激突!
何か……からするりと抜ける感触。
恐々と眼を開けると自分の視界が不自然なことに気がつく。
魂となって空に浮いていたのだ。
眼下には私、制服を着た亡骸が横たわっていた。
女の子は無事で私を揺さぶっている。
トラウマにならないでね。
私は上昇して雲に飲まれてしまう。
何も考えられない。
きっと死んだのだろう。
私は真っ白な空間に立っていた。上下がわからない。
しばらく待っても誰も来ない。
たぶん大丈夫、神様を呼んでみよう。
「神様、ここにいまーす!」
その瞬間、雷が落ちて私は真っ黒こげ、炭化したまま突っ立っていた。
乱暴だぞと睨んでいると鬼面を張りつけたような鬼女がいた。
古めかしい洗いざらした白のチュニック。
イメージは怒りの神のよう。
神様はギリシャ神話に近い。おめでとう人生ハードモード、不機嫌な神。
神の笑いを取るか、興味を引けないと消滅あるのみ。
そう勝手に思い込んだ。
しかしまた、物騒なのが来たよ。
『ひれ伏せ! 下種女! 我こそは竈の女神ミンジーなり』
「カマドってなに!」
『うるさい、一度死ね』
私は圧死させられた。潰れたはずだが強制復活される。ミンジー怖いよ。
それからも返答のしかたが悪いと簡単に殺された。
数十回死んでも慣れそうにない。
私はなんとしても生き抜く決意を誓い自身を鼓舞する。
しかし、この神様の名前を私は知らない。
とりあえずご機嫌伺かな。
おべっか使いに徹して、心にもないお世辞でへつらっていると転機が訪れた。
どうやら、気まぐれで転生させてくれるらしい。
交換条件は転生先で剣樹の茨クルートの構成員として働かされることは決定事項。
カルトか秘密結社のようなものと推測した。
強制いやなんだけど……。
おそらく了承しないと切り捨てられる。それよりも女神の移り気なところが怖い。
長いものには巻かれろ私!
「お手伝いさせていただきます。女神様」
猫なで声で言ってみた。
『よいぞ! 面倒だから、妹のジャーに任せる』
この女神、面倒といったぞ。
うわ、睨まれた。
顔を逸らせていると、視線の端にどこからともなく人影が浮き上がってくる。
猫の仮面をかぶった痴女が現れたのである。
仮面以外は全裸で思わず目を疑う。
女神なのに破廉恥!
『こんにちは小人さん。私は織りの女神ジャーよ』
この女神も聞いたことない。
それにしても、全裸で織物の女神。おかしいよね。
『そんなことなくってよ。何も身につけない。それは何でも着ることができる』
なるほど。でも、とっかえひっかえ着替えてもいいと思うけど。
単にお綺麗なお体を見せたいだけのような。
『まあ、嬉しい綺麗だなんて。貴方の転生先の容姿は並み以下に決めたわ』
さらっと大事なこと言わないで。それって転生しても目立てないってことでは!
私にとって唯一誇れる部分が無残にも潰されたよ。
ひどいよ、優しそうに見えて残酷な女神。
『不満なのね。では、特別に貴方に加護を与えましょう。それは認識阻害、存在感が激減ですよ。喜びなさい!』
それって酷くないですか女神様。
『そろそろ飽きてきたから転生させるわね。カラス天狗お願い』
もう飽きたの……。
横から天狗が現れる。世界観台無しだよ。
創造主の知性とは?
余計なことを考えるとせっかく勝ち取った転生が海の藻屑と消えそうだ。
今は我慢の時、疑心や荒ぶる心はただ水に流すだけ。
『女神さまの命令でスキル選択はスキップ。ステータスは最低値に決定だそうです』
「荒ぶるなわが心……ここはなんとしても耐えるのよ」
『私の情けで成長カーブはちょっと色を付けます』
「よっし!」
思わずガッツポーズを決める。このくらいは良いだろう。
天狗は私の存在を無視して、興味なさそうに事務的な語り口。
『チュートリアルは無しです。即転生になります。女神様お願いします』
とりあえず転生できるなら何でもいい。
エロポーズで腰を掛けていたジャーと興味のなさそうなミンジーがダルそうにこちらにやってくる。
『覚悟はいいかしら。転生先は滅びの惑星クレイヴァゼート。女神ミンジーとジャーの名のもと剣樹の茨クルートの使徒として侵略者を排除しなさい!!』
やった! 転生だ。
『最後にとっておきの情報を教えますね。現在クルートは大いに劣勢。風前の灯火。面白そうだから貴方の記憶は封印します』
「は……」
『敵は確実に貴方を排除に来ます。そうね、運が良ければ記憶が目覚めることになります。では呪われた世界で栄光を!』
最後にしてやられた。
徐々に光が増していく。転生が始まったようだ。
いろいろと不利な条件を思い出してしまう。
死んでしまえ女神ども! いつか倍返しにするから。覚えておきなさい。
わたしは心に誓ったが、女神はもう私に興味がなかった。
あぁ、今までの努力は……。
私は騙され望まぬ地獄に足を踏み入れただけだった。
0
あなたにおすすめの小説
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
神様から転生スキルとして鑑定能力とリペア能力を授けられた理由
瀬乃一空
ファンタジー
普通の闇バイトだと思って気軽に応募したところ俺は某国の傭兵部隊に入れられた。しかし、ちょっとした俺のミスから呆気なく仲間7人とともに爆死。気が付くと目の前に神様が……。
神様は俺を異世界転生させる代わりに「罪業の柩」なるものを探すよう命じる。鑑定スキルや修復スキル、イケメン、その他を与えられることを条件に取りあえず承諾したものの、どうしたらよいか分からず、転生した途端、途方にくれるエルン。
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
社畜サラリーマン、異世界でパンと魔法の経営革命
yukataka
ファンタジー
過労死寸前の30代サラリーマン・佐藤健は、気づけば中世ヨーロッパ風の異世界に転生していた。与えられたのは「発酵魔法」という謎のスキルと、前世の経営知識。転生先は辺境の寒村ベルガルド――飢えと貧困にあえぐ、希望のない場所。「この世界にパンがない…だと?」健は決意する。美味しいパンで、人々を笑顔にしよう。ブラック企業で培った根性と、発酵魔法の可能性。そして何より、人を幸せにしたいという純粋な想い。小さなパン屋から始まった"食の革命"は、やがて王国を、大陸を、世界を変えていく――。笑いあり、涙あり、そして温かい人間ドラマ。仲間たちとの絆、恋の芽生え、強大な敵との戦い。パン一つで世界を救う、心温まる異世界経営ファンタジー。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
魔力ゼロの英雄の娘と魔族の秘密
藤原遊
ファンタジー
魔法が支配する世界で、魔力を持たない少女アリア・マーウェラ。彼女は、かつて街を守るために命を落とした英雄的冒険者の両親を持ちながら、その体質ゆえに魔法を使えず、魔道具すら扱えない。しかし、彼女は圧倒的な身体能力と戦闘センスを武器に、ギルドでソロ冒険者として活動していた。街の人々やギルド仲間からは「英雄の娘」として大切にされつつも、「魔力を捨てて進化した次世代型脳筋剣士」と妙な評価を受けている。
そんなある日、アリアは山中で倒れていた謎の魔法使いイアンを助ける。彼は並外れた魔法の才能を持ちながら、孤独な影を背負っていた。やがて二人は冒険の中で信頼を深め、街を脅かす魔王復活を阻止するため、「カギ」を探す旅に出る。
しかしイアンには秘密があった。彼は魔族と人間の混血であり、魔王軍四天王の血を引いていたのだ。その事実が明らかになったとき、アリアは「どんな過去があっても、イアンはイアンだよ」と笑顔で受け入れる。
過去に囚われたイアンと、前を向いて進むアリア。二人の絆が、世界を揺るがす冒険の行方を決める――。シリアスとギャグが織り交ざる、剣と魔法の冒険譚!
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
3点スキルと食事転生。食いしん坊の幸福無双。〜メシ作るために、貰ったスキル、完全に戦闘狂向き〜
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
伯爵家の当主と側室の子であるリアムは転生者である。
転生した時に、目立たないから大丈夫と貰ったスキルが、転生して直後、ひょんなことから1番知られてはいけない人にバレてしまう。
- 週間最高ランキング:総合297位
- ゲス要素があります。
- この話はフィクションです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる