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第006話 はじめての幼稚園
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ついに我も幼稚園とやらに行かざる終えないらしい、なにやら、水色のスモッグとやらに黄色い帽子を被って登園するスタイルだ。
母と手をつないで、幼稚園をめざす。
母 「まおちゃん!幼稚園では、いいこにするんですよー。先生の言う事も聞くんですよー。寂しくなってもご飯食べたあとにママが迎えに行くから大丈夫ですからね!」
我はなにやら母に言い含められている。我が母恋しさに泣くと思っているらしい、ちゃんちゃらおかしいわ!!!
隣の犬が何やら心配そうに我を見ている。
犬 「魔王さん!おはよっす!ついに幼稚園ですか?」
我 「ああ、そうだ。おぬしが行きたいといっていた、幼稚園だ。」
犬 「魔王さん!聞いてください!噂を耳にしたんです!今幼稚園は危ないっす!なんでも、乱暴者がいて、おいらの仲間もそいつに耳をひっぱられたり、叩かれたりしたみたいっす!魔王さん気をつけてください!」
我 「ばかもの!!!我は魔王ぞ!そんな話に臆するとおもったか!!!!」
犬 「ひぇっ!申し訳ないっす!魔王さんが心配だったもんだからー・・・」
我 「心配するでない!何おぬしの仲間がやられたとな。その仇の特徴は?」
犬 「なんでも、被害にあった仲間の話ですと、子供にしては、大柄で、ひどく乱暴者で鼻の穴がでかい奴とか・・・」
我 「ほうー。なんともまぬけそうな面をしてそうじゃ!我が仇をとってくれる!」
犬 「魔王さーん。あまり無理しないでくださいよー!おいら心配だよー。クゥーン」
我 「心配するでない!人間の小僧など一ひねりじゃ!」
母 「まおちゃん!もう遅刻しちゃうから行くわよー!それでは奥さん失礼します。」
我が犬と話している時に母は隣の飼い主と「あら、幼稚園!早いもんよねー」「そうなんですー。」「気をつけていってらっしゃーい」などと世間話に花を咲かせていた。
母 「まおちゃんは、隣のわんちゃん大好きね!ふふふー。わんちゃんと同じぐらい幼稚園のみんなと仲良くするのよ!」
そう母は言う。我は仲良く?ふざけんなー!!!戦争じゃー!ハナッフックの玉をとるじゃー!と心の中で闘志を燃やした。
母 「まおちゃん!幼稚園ついたわよ!」
我の母は同じ園に通う子の親や先生に挨拶して回っている。「これからどうぞ宜しくお願いします。」だとか「まおと申します。仲良くしてやってね!」など根回しに大忙しだ。
我は犬の仇がどこにいるのか探してみた、頭をぐるぐる回して探していると、おった!きっとあやつだ!デブでハナッフクで身長も少し高い。我といる場所がちがうので、年長組かもしれない。
我は奴にターゲットを絞った!犬よ待っておれ!仇は必ず討つ!と心に決めるのであった。
母 「今日からここで楽しんでね!まおちゃん!また迎えにくるからねー!」
そういいながら、母は家に帰っていった。周りの子供の中には、泣いているものもいる。母と離れて寂しいのか?そんなことでは困難に立ち向かえないぞ。と思う我なのであった。
先生という大人に名前を呼ばれ、教室へ連れて行かれた。ここが幼稚園かー。なにやら子供が好きそうなものばかりだのー!と見回していると。隣の子供に話かれられた。
タダシ 「僕、ただし!きみはなんてなまえ?」
我 「我・・・じゃなくて、僕まお。」
タダシ 「まおくん!友達になろ!」
タダシは満面の笑みで話しかける。我はちょっと考えたが、カモフラージュに人間の友も必要か!と思い承諾した。
我 「いいよ!」
タダシ 「今日から友達ね!」
ダダシはとてもうれしそうだった。
母と手をつないで、幼稚園をめざす。
母 「まおちゃん!幼稚園では、いいこにするんですよー。先生の言う事も聞くんですよー。寂しくなってもご飯食べたあとにママが迎えに行くから大丈夫ですからね!」
我はなにやら母に言い含められている。我が母恋しさに泣くと思っているらしい、ちゃんちゃらおかしいわ!!!
隣の犬が何やら心配そうに我を見ている。
犬 「魔王さん!おはよっす!ついに幼稚園ですか?」
我 「ああ、そうだ。おぬしが行きたいといっていた、幼稚園だ。」
犬 「魔王さん!聞いてください!噂を耳にしたんです!今幼稚園は危ないっす!なんでも、乱暴者がいて、おいらの仲間もそいつに耳をひっぱられたり、叩かれたりしたみたいっす!魔王さん気をつけてください!」
我 「ばかもの!!!我は魔王ぞ!そんな話に臆するとおもったか!!!!」
犬 「ひぇっ!申し訳ないっす!魔王さんが心配だったもんだからー・・・」
我 「心配するでない!何おぬしの仲間がやられたとな。その仇の特徴は?」
犬 「なんでも、被害にあった仲間の話ですと、子供にしては、大柄で、ひどく乱暴者で鼻の穴がでかい奴とか・・・」
我 「ほうー。なんともまぬけそうな面をしてそうじゃ!我が仇をとってくれる!」
犬 「魔王さーん。あまり無理しないでくださいよー!おいら心配だよー。クゥーン」
我 「心配するでない!人間の小僧など一ひねりじゃ!」
母 「まおちゃん!もう遅刻しちゃうから行くわよー!それでは奥さん失礼します。」
我が犬と話している時に母は隣の飼い主と「あら、幼稚園!早いもんよねー」「そうなんですー。」「気をつけていってらっしゃーい」などと世間話に花を咲かせていた。
母 「まおちゃんは、隣のわんちゃん大好きね!ふふふー。わんちゃんと同じぐらい幼稚園のみんなと仲良くするのよ!」
そう母は言う。我は仲良く?ふざけんなー!!!戦争じゃー!ハナッフックの玉をとるじゃー!と心の中で闘志を燃やした。
母 「まおちゃん!幼稚園ついたわよ!」
我の母は同じ園に通う子の親や先生に挨拶して回っている。「これからどうぞ宜しくお願いします。」だとか「まおと申します。仲良くしてやってね!」など根回しに大忙しだ。
我は犬の仇がどこにいるのか探してみた、頭をぐるぐる回して探していると、おった!きっとあやつだ!デブでハナッフクで身長も少し高い。我といる場所がちがうので、年長組かもしれない。
我は奴にターゲットを絞った!犬よ待っておれ!仇は必ず討つ!と心に決めるのであった。
母 「今日からここで楽しんでね!まおちゃん!また迎えにくるからねー!」
そういいながら、母は家に帰っていった。周りの子供の中には、泣いているものもいる。母と離れて寂しいのか?そんなことでは困難に立ち向かえないぞ。と思う我なのであった。
先生という大人に名前を呼ばれ、教室へ連れて行かれた。ここが幼稚園かー。なにやら子供が好きそうなものばかりだのー!と見回していると。隣の子供に話かれられた。
タダシ 「僕、ただし!きみはなんてなまえ?」
我 「我・・・じゃなくて、僕まお。」
タダシ 「まおくん!友達になろ!」
タダシは満面の笑みで話しかける。我はちょっと考えたが、カモフラージュに人間の友も必要か!と思い承諾した。
我 「いいよ!」
タダシ 「今日から友達ね!」
ダダシはとてもうれしそうだった。
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