チートクラブ

むねじゅ

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達人は「仙骨せんこつで息をする」って言葉があるみたいですね。
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放課後の部室で、上手くできない当身の練習中に火口先生が言った。
「月山にあれ教えるか・・・」
「お前、仙骨せんこつって知っているか?」

僕は質問する
「知りません!なんですか?」

火口先生が答えた。
「ケツの割れめの上にある骨の事。
かつて人間が尻尾があった場所の上の骨だ。」

「その骨を手前に傾けろ。」

「え?」僕は何を言ってるのかわからなかった。

「まあいきなり言ってもわからんか・・・実際に見せてやるから、熊!前に立てっ」
そう言った後、火口先生は僕の腰の少ししたあたりに手を置く。

「熊の肩に当身してみろ。」

僕は水上君に当身するため突く。
次の瞬間、
火口先生が僕に触ってる場所(仙骨)を押した。

「ごぁ・・・!!?」
熊こと水上君が、声を出して後ろに吹っ飛んだ。
僕の当身が初めて効いた。しかも宙に浮いて

「な・・・なんですか?これ?すごい!?」

「仙骨が上手く使えればこんな事が出来る。」

「どうすれば出来るようになりますか?」

火口先生が答えた。
「お前、呼吸している時どこでしてる?」

「胸ですよね?」

「私は、常に仙骨でしてる。」
「お前も、今日から仙骨で呼吸しな!」

「え?どういうことですか?」

「イメージの問題だ!」
「金田!詳しい練習方法教えてあげな!」

「はいはいはーい」
目を細めて金田先輩が返事をする。

そう言って火口先生は部室を出ていった。

「先輩達も仙骨で呼吸?しているんですか?」

金田先輩が顔を横に振った。
「しないよー技を出す時にしか使わないよ」
「てか…あんな疲れる事火口先生常にしてるんだ…」

「そうですか…」

「とりあえず仙骨を前に倒してごらん」

「やってみます!」
やってみたがあれ…前に倒れそうになる。

「胸を張ってなきゃ駄目!背中を沿ってお尻を上に突き出す感じ」
「その時息も吸う。」

「息を吐くときは仙骨を戻す」

連続でやると、腰がカクカクしてあれを想像させる。
「なんか恥ずかしい動きなんですが…」

「アハハハ!月っち発情期かよ!」

「え…常にこれをしてろって事?嫌なんですが・・・」

こんな事してて、僕は強くなれるのだろうか・・・
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