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第17話 光と石
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セシルはものすごく焦っていた。自分が退治するはずの魔獣に大事な石が飲み込まれてしまった!
自分のピンチより自分の行動によって仲間が危険にさらされいいると思うと胸が張り裂けそうだった。
しかし、ものすごい勢いで光っている石を呆然と見つめるしかないのであった。
俺は光ながら今グリズリーと会話をしている。
グリズリー
「果物を探して森をさまよっているうちに、突然具合が悪くなって、気がついたらこんな醜くて臭くなっていたんです・・・
本当に、苦しくて辛かったです。あなた様は神様ですか?」
俺 「そんな大したものじゃないよ。ただの石だよ(笑)」
グリズリー 「ご謙遜を、お名前だけでもお聞かせ願えないでしょか?」
俺 「お、俺の名前?石田 洋平だよ!グリズリーにはわからないよな?よ・う・へ・い・ってわかる?よっくんでもいいけど。」
グリズリー 「ようへいさま!!!一生このご恩は忘れません!!!」
俺 「そんなにありがたがらなくていいよ!あっ、ただ、もう人間襲うんじゃないよ。(笑)」
グリズリー 「はい!!!もう襲ったりしません!普段は木の実しか食べないのでたぶん大丈夫です。」
俺 「そういえば、体の中が少し臭くなくなったよね!」
グリズリー 「本当ですか?よかったです!」
俺はその声を最後まで聞くか聞かないかのタイミングでものすごい量の泥の波に押し流された。
俺はものすごい量の汚物にまみれながら星空が見える、元の場所に戻ってくることができた。
ほっとするのもつかのま、ものすごく臭く、そしてものすごく恥辱にまみれた気分になった。
俺は心に決めた!二度と獣の体には入るまい!!!!
セシル 「あっ!出てきた!!!大丈夫かー?ぐぇ!!!くっくせーーーー!!!!」
俺は弱々しく光った。セシルは俺を心配してたんじゃないのか?臭いの心配の方が大きい気がする・・・
グリズリーは穏やかな顔になり静かに森の奥へと消えていった。
セシルは目をまんまるくしながらグリズリーを見送り、汚物の上に乗っている俺の元へやってきた。
セシル 「おまえ、すごいな!光で悪霊を消したのか?」
俺はたぶんそうだという意味で光った。
そうだ!セシルにも伝心やってみよう!
しかし、いくら話しかけてもセシルは反応しない。
そうか・・・たぶん一度俺を飲み込んだやつじゃないとダメなんだ・・・
セシル 「すごい光だったんだぞ!昼になったのかと思うくらい明るかったんだー!近くの寝ていた動物もびっくりして鳴きまくっていたぞ!」
そんなに光っていたとは自分でもおどろきだ。自分じゃ見れないからな・・・と思っていると
セシル 「わるい。わるい。今その中から助けてやるからな!」
俺はセシルに早くこの汚物の中から出してもらいたくて光を点滅させた。
自分のピンチより自分の行動によって仲間が危険にさらされいいると思うと胸が張り裂けそうだった。
しかし、ものすごい勢いで光っている石を呆然と見つめるしかないのであった。
俺は光ながら今グリズリーと会話をしている。
グリズリー
「果物を探して森をさまよっているうちに、突然具合が悪くなって、気がついたらこんな醜くて臭くなっていたんです・・・
本当に、苦しくて辛かったです。あなた様は神様ですか?」
俺 「そんな大したものじゃないよ。ただの石だよ(笑)」
グリズリー 「ご謙遜を、お名前だけでもお聞かせ願えないでしょか?」
俺 「お、俺の名前?石田 洋平だよ!グリズリーにはわからないよな?よ・う・へ・い・ってわかる?よっくんでもいいけど。」
グリズリー 「ようへいさま!!!一生このご恩は忘れません!!!」
俺 「そんなにありがたがらなくていいよ!あっ、ただ、もう人間襲うんじゃないよ。(笑)」
グリズリー 「はい!!!もう襲ったりしません!普段は木の実しか食べないのでたぶん大丈夫です。」
俺 「そういえば、体の中が少し臭くなくなったよね!」
グリズリー 「本当ですか?よかったです!」
俺はその声を最後まで聞くか聞かないかのタイミングでものすごい量の泥の波に押し流された。
俺はものすごい量の汚物にまみれながら星空が見える、元の場所に戻ってくることができた。
ほっとするのもつかのま、ものすごく臭く、そしてものすごく恥辱にまみれた気分になった。
俺は心に決めた!二度と獣の体には入るまい!!!!
セシル 「あっ!出てきた!!!大丈夫かー?ぐぇ!!!くっくせーーーー!!!!」
俺は弱々しく光った。セシルは俺を心配してたんじゃないのか?臭いの心配の方が大きい気がする・・・
グリズリーは穏やかな顔になり静かに森の奥へと消えていった。
セシルは目をまんまるくしながらグリズリーを見送り、汚物の上に乗っている俺の元へやってきた。
セシル 「おまえ、すごいな!光で悪霊を消したのか?」
俺はたぶんそうだという意味で光った。
そうだ!セシルにも伝心やってみよう!
しかし、いくら話しかけてもセシルは反応しない。
そうか・・・たぶん一度俺を飲み込んだやつじゃないとダメなんだ・・・
セシル 「すごい光だったんだぞ!昼になったのかと思うくらい明るかったんだー!近くの寝ていた動物もびっくりして鳴きまくっていたぞ!」
そんなに光っていたとは自分でもおどろきだ。自分じゃ見れないからな・・・と思っていると
セシル 「わるい。わるい。今その中から助けてやるからな!」
俺はセシルに早くこの汚物の中から出してもらいたくて光を点滅させた。
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