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第28話 豪邸と石
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俺たちは爺さんの店の上の階に案内された、宝石店も豪華だったが、その他の部屋もものすごく豪華だった。
たとえば、台所は元の世界での俺の部屋より広いし、トイレや浴室は金ぴかで、金のライオンの口から湯船にお湯がなみなみ注がれている。
やっぱ爺さんは半端ない金持ちだ。これが店にある別宅で本当の家はもっと広いと言っていた。
あとで休むことになる客室には天蓋のベットと装飾がすごい家具とソファーが置いてあった。
スピネル 「そろそろ、お腹も空いてるじゃろ?今支度させているからの。」
セシル 「爺さんいつもありがとうな!ご馳走楽しみだなー!!!」
スピネル 「そうじゃ、もう少し支度にかかるからのー。セシル、風呂で汗を流してきてはどうじゃ?食事の時防具を着たままじゃ辛いじゃろ?くつろげる服を用意しておるからのー。」
セシル 「ありがとう!そうさせてもらうよ!いつも至れり尽くせりでわるいね!」
セシルはうれしそうに浴室へ消えていった。
数十分たったのちセシルが風呂から出てきた。
俺は息を飲んだ。セシルが初めて服を着ているところを見たのだ!美しいなんてもんじゃない!女神だ!!!
爺さんが用意した淡い紫色のドレスがとても似合っていた。風呂上りの蒸気した肌がなんともいえない色気を醸し出している。
スピネル 「おまえさんは美しいんじゃから、たまにはこんなドレスも着てはどうじゃ?」
セシル 「あーあたいはさ、戦士だからこういうヒラヒラしたやつはちょっと苦手かも?でもこの服は着心地いいよ!」
セシルはそう言いながら恥ずかしいのか顔を赤らめている。
絹のドレスは仕立てがいいのか、セシルの体にぴったりと沿うように出来ているのに体が窮屈ではないらしい。
セシル 「そらよー!」
セシルは俺を持ち上げ胸の谷間にぐいと押し込んだ。
俺はセシルに見とれていたのでおどろいた。いつもと雰囲気が違うセシルの胸元にいるとセシルの美貌を引き立たせる宝石になった気分だ。
スピネル 「食事の用意ができたようじゃ。さーセシルお待ちかねの肉じゃよ!ふぉふぉふぉ」
セシル 「やったー!たらふく食べるぞー!!!」
セシルの目がぎらぎらしていた。
そこから豪華な食堂に案内された。
バカでかいテーブルの上にはものすごいご馳走がところ狭しと乗っていた。
スピネル「セシルとの再会とようへいくんの幸せを願ってかんぱーい!!!」
セシル 「かんぱい!!!」
俺もかんぱい!の意味を込めて光った。
二人はなにやら高価そうな酒を飲んでいる。赤く透き通った液体で入っているグラスもカットが沢山入っているものなので、すごくきらきら輝いていた。
セシルは一心不乱に食べている。この勢いだとテーブルの上の料理はなくなりそうだ。
セシル 「そうだ!ようへい!おまえも飲め!いま注いでやるからな!!!」
俺は大丈夫だよー!と思ったが、既にセシルの素早い動きで酒の入った皿に入れられている・・・
俺はちょっとクラクラした瞬間ものすごくピカーと光始めた。
スピネル 「なんじゃ!なんじゃ?ものすごい光じゃのー!ようへいくんは酒が飲めるんじゃなーふぉふぉふぉ。」
セシル 「そうなんだよ!ようへいは酒を飲ませると光るんだ!きれいだろ!」
二人は幸せそうに笑いながら食事を楽しんでいる。
俺は二人が幸せそうならいいかーと酒の酔いに身をまかせる。
あれ?なんか、前も同じような事なかったっけ?そうだ!マリーとアリシアとの俺の送別会の時もこんな感じだったなー。と思い出していた。
酒に酔いながらテーブルを見回すと、えっ!もう料理がすっからかんだ、ついでに酒瓶もすっからかんだった。
セシル 「ふーっ!食った食った!おなかポンポンだー!」
スピネル 「よく食べたのー!これだけおいしそうに食べてくれるとご馳走のしがいがあるのー。」
俺はセシルがこんなに食べてよくあのプロポーションを保っているなー!と感心した。
スピネル 「そろそろお開きにするかのー。セシルもようへいくんも疲れたじゃろ?ゆっくり休むんじゃよー。」
セシル 「ありがとう!ゆっくり寝かせてもらうよ!おやすみ爺さん!」
スピネル 「おやすみ。また明日じゃな!」
俺もおやすみの意味を込めて光った。
案内された客室はお姫様の部屋みたいだった。
セシルは用意された寝間着に着替えた。えーっ!すっすっ透けてるー!!!!
セシルのネグリジェは赤く透けていた、薄い絹がなんともセシルの体を艶かしくしていた。
月明かりを浴びながらセシルの裸よりいやらしい姿に俺は興奮しきりで光りつづけた。酔いと興奮でおかしくなりそうだった。
セシル 「ようへい!どうした?もう寝るぞ!光ってる場合じゃないぞ!」
俺はセシルが着替えるためにサイドテーブルへ置かれていたので、セシルがベットに腰掛け顔と胸元が急に迫ってくるのを見て興奮のあまり失神した。
セシル 「ようへい、おやすみ。ちゅっ!」
俺はセシルからおやすみのちゅーを貰っていたのにもかかわらず、失神していたのでそのことを知らずにいた・・・一生の不覚である・・・
セシルは胸の谷間に俺を収納するとうーんと言いながら眠りに入った。
※天蓋 貴人の寝台(ベッド)の上に付いている、カーテンのような織物
たとえば、台所は元の世界での俺の部屋より広いし、トイレや浴室は金ぴかで、金のライオンの口から湯船にお湯がなみなみ注がれている。
やっぱ爺さんは半端ない金持ちだ。これが店にある別宅で本当の家はもっと広いと言っていた。
あとで休むことになる客室には天蓋のベットと装飾がすごい家具とソファーが置いてあった。
スピネル 「そろそろ、お腹も空いてるじゃろ?今支度させているからの。」
セシル 「爺さんいつもありがとうな!ご馳走楽しみだなー!!!」
スピネル 「そうじゃ、もう少し支度にかかるからのー。セシル、風呂で汗を流してきてはどうじゃ?食事の時防具を着たままじゃ辛いじゃろ?くつろげる服を用意しておるからのー。」
セシル 「ありがとう!そうさせてもらうよ!いつも至れり尽くせりでわるいね!」
セシルはうれしそうに浴室へ消えていった。
数十分たったのちセシルが風呂から出てきた。
俺は息を飲んだ。セシルが初めて服を着ているところを見たのだ!美しいなんてもんじゃない!女神だ!!!
爺さんが用意した淡い紫色のドレスがとても似合っていた。風呂上りの蒸気した肌がなんともいえない色気を醸し出している。
スピネル 「おまえさんは美しいんじゃから、たまにはこんなドレスも着てはどうじゃ?」
セシル 「あーあたいはさ、戦士だからこういうヒラヒラしたやつはちょっと苦手かも?でもこの服は着心地いいよ!」
セシルはそう言いながら恥ずかしいのか顔を赤らめている。
絹のドレスは仕立てがいいのか、セシルの体にぴったりと沿うように出来ているのに体が窮屈ではないらしい。
セシル 「そらよー!」
セシルは俺を持ち上げ胸の谷間にぐいと押し込んだ。
俺はセシルに見とれていたのでおどろいた。いつもと雰囲気が違うセシルの胸元にいるとセシルの美貌を引き立たせる宝石になった気分だ。
スピネル 「食事の用意ができたようじゃ。さーセシルお待ちかねの肉じゃよ!ふぉふぉふぉ」
セシル 「やったー!たらふく食べるぞー!!!」
セシルの目がぎらぎらしていた。
そこから豪華な食堂に案内された。
バカでかいテーブルの上にはものすごいご馳走がところ狭しと乗っていた。
スピネル「セシルとの再会とようへいくんの幸せを願ってかんぱーい!!!」
セシル 「かんぱい!!!」
俺もかんぱい!の意味を込めて光った。
二人はなにやら高価そうな酒を飲んでいる。赤く透き通った液体で入っているグラスもカットが沢山入っているものなので、すごくきらきら輝いていた。
セシルは一心不乱に食べている。この勢いだとテーブルの上の料理はなくなりそうだ。
セシル 「そうだ!ようへい!おまえも飲め!いま注いでやるからな!!!」
俺は大丈夫だよー!と思ったが、既にセシルの素早い動きで酒の入った皿に入れられている・・・
俺はちょっとクラクラした瞬間ものすごくピカーと光始めた。
スピネル 「なんじゃ!なんじゃ?ものすごい光じゃのー!ようへいくんは酒が飲めるんじゃなーふぉふぉふぉ。」
セシル 「そうなんだよ!ようへいは酒を飲ませると光るんだ!きれいだろ!」
二人は幸せそうに笑いながら食事を楽しんでいる。
俺は二人が幸せそうならいいかーと酒の酔いに身をまかせる。
あれ?なんか、前も同じような事なかったっけ?そうだ!マリーとアリシアとの俺の送別会の時もこんな感じだったなー。と思い出していた。
酒に酔いながらテーブルを見回すと、えっ!もう料理がすっからかんだ、ついでに酒瓶もすっからかんだった。
セシル 「ふーっ!食った食った!おなかポンポンだー!」
スピネル 「よく食べたのー!これだけおいしそうに食べてくれるとご馳走のしがいがあるのー。」
俺はセシルがこんなに食べてよくあのプロポーションを保っているなー!と感心した。
スピネル 「そろそろお開きにするかのー。セシルもようへいくんも疲れたじゃろ?ゆっくり休むんじゃよー。」
セシル 「ありがとう!ゆっくり寝かせてもらうよ!おやすみ爺さん!」
スピネル 「おやすみ。また明日じゃな!」
俺もおやすみの意味を込めて光った。
案内された客室はお姫様の部屋みたいだった。
セシルは用意された寝間着に着替えた。えーっ!すっすっ透けてるー!!!!
セシルのネグリジェは赤く透けていた、薄い絹がなんともセシルの体を艶かしくしていた。
月明かりを浴びながらセシルの裸よりいやらしい姿に俺は興奮しきりで光りつづけた。酔いと興奮でおかしくなりそうだった。
セシル 「ようへい!どうした?もう寝るぞ!光ってる場合じゃないぞ!」
俺はセシルが着替えるためにサイドテーブルへ置かれていたので、セシルがベットに腰掛け顔と胸元が急に迫ってくるのを見て興奮のあまり失神した。
セシル 「ようへい、おやすみ。ちゅっ!」
俺はセシルからおやすみのちゅーを貰っていたのにもかかわらず、失神していたのでそのことを知らずにいた・・・一生の不覚である・・・
セシルは胸の谷間に俺を収納するとうーんと言いながら眠りに入った。
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