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第03話 石だよね?
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「ふぃー危なかった!割れなくてよかった…」
地面に落っこちたが、割れるどころかまったく痛くない。
「この体(石)は痛みを感じないのか?まあ石だからな…」
もし割れたら…俺はまた死ぬのか?
いや…石だから俺が二つになったりして…?
うーん悩んでも仕方がない。
まぁ自分を割る勇気なんてないし。
…
それにしても、また動けない状態が続くのか…
いっそ動物にくわえられて運ばれた方が冒険できるな…
…
…
暇なのでアイテムを出し入れしたり色々試した。
木の枝はまとめて出すと太い木になった。
「なんか…ありえない現象なんですが…まぁいいや」
小枝で1本ずつ出す事も出来る。
小さい素材もいっぱい集めると大きな素材として出せる感じか…
しかし、宝石とかは、素材でバラバラになってしまい
そのままの状態では保持できないのが痛いなぁ
「まぁ使いようでは凄い事ができそうだけど…」
そして数時間経った。
…
「あー何も起きない。暇だ。」
かれこれ丸一日何も起きなかった。
木の上で鳥がピーピー言ってるくらいだ。
「鳥さんよ…スマン!巣の素材は俺が大事に使っておく。」
!なにか足音がする。
…んん!
何かこっちに来るぞ!デカいな…
あれは…子供か?
子供が一人こっちに来る。
「デカい…子供でこのサイズか…」
自分が手のひらサイズだと分かった。
「俺ちっさいなぁ…」
俺の視界に巨大な顔が近づく
子供の女の子だった。
「やっやぁ…お嬢ちゃん!」
俺をつかみじーっと見つめる。顔近い、近い、こぇぇよ
「もしや…食うのか!俺食ったら腹壊すぞ!」
目をキラキラと輝かせてその子供は言った。
「わぁ~綺麗な石!お姉ちゃんに見せてあげよ!」
そう言うと俺をポケットに入れた。
「食われずに済んだか…ふぅ、まぁ食うはずないか…」
しかしなぁ…困った
俺が、こんだけ喋っても向こうには聞こえないみたいだ。
…
ポケットの中では真っ暗で360度見回しても何も見えなかった。
何処に向かってるのか全く分からない…
「姉に見せるとか言ってたな…村でもあるのかな?」
そういや、この子供が確かに言ってた。
「綺麗な石と!」
「俺ってとっても美しい石なのか!?」
「村に鏡でもあれば自分の姿が見れるんだが…見れるかなぁ」
当面の目標は自分がどんな姿か確認する事だな!
いざ!村へ!!
地面に落っこちたが、割れるどころかまったく痛くない。
「この体(石)は痛みを感じないのか?まあ石だからな…」
もし割れたら…俺はまた死ぬのか?
いや…石だから俺が二つになったりして…?
うーん悩んでも仕方がない。
まぁ自分を割る勇気なんてないし。
…
それにしても、また動けない状態が続くのか…
いっそ動物にくわえられて運ばれた方が冒険できるな…
…
…
暇なのでアイテムを出し入れしたり色々試した。
木の枝はまとめて出すと太い木になった。
「なんか…ありえない現象なんですが…まぁいいや」
小枝で1本ずつ出す事も出来る。
小さい素材もいっぱい集めると大きな素材として出せる感じか…
しかし、宝石とかは、素材でバラバラになってしまい
そのままの状態では保持できないのが痛いなぁ
「まぁ使いようでは凄い事ができそうだけど…」
そして数時間経った。
…
「あー何も起きない。暇だ。」
かれこれ丸一日何も起きなかった。
木の上で鳥がピーピー言ってるくらいだ。
「鳥さんよ…スマン!巣の素材は俺が大事に使っておく。」
!なにか足音がする。
…んん!
何かこっちに来るぞ!デカいな…
あれは…子供か?
子供が一人こっちに来る。
「デカい…子供でこのサイズか…」
自分が手のひらサイズだと分かった。
「俺ちっさいなぁ…」
俺の視界に巨大な顔が近づく
子供の女の子だった。
「やっやぁ…お嬢ちゃん!」
俺をつかみじーっと見つめる。顔近い、近い、こぇぇよ
「もしや…食うのか!俺食ったら腹壊すぞ!」
目をキラキラと輝かせてその子供は言った。
「わぁ~綺麗な石!お姉ちゃんに見せてあげよ!」
そう言うと俺をポケットに入れた。
「食われずに済んだか…ふぅ、まぁ食うはずないか…」
しかしなぁ…困った
俺が、こんだけ喋っても向こうには聞こえないみたいだ。
…
ポケットの中では真っ暗で360度見回しても何も見えなかった。
何処に向かってるのか全く分からない…
「姉に見せるとか言ってたな…村でもあるのかな?」
そういや、この子供が確かに言ってた。
「綺麗な石と!」
「俺ってとっても美しい石なのか!?」
「村に鏡でもあれば自分の姿が見れるんだが…見れるかなぁ」
当面の目標は自分がどんな姿か確認する事だな!
いざ!村へ!!
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