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プロローグ~穏やかな日常
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目の前の景色がゆがんでゆく。
全身の力が抜け落ちていく、誰かの、いやよく知っている昔からの親友達の叫び声が頭の中にこだまする。
力を振りしぼり手を伸ばす、視界に真っ赤なもの……いや血に染まった自分自身の手が見える。しかし意識がだんだんと薄れてゆく。
誰かの断末魔の声が聞こえた気がする、が、それが誰の声なのかすら今の私には……
もう駄目だ、それだけはわかっている。
すでに全身から完全に力が抜けていた、なんとなくわかった、これが死だと。
「……あ~あ、……な、なんで……こんなことに、なったのかな、ただの…………だったはずなのに」
視界がブラックアウトし、彼女達は物言わぬ屍となっていた。
あたり一面が彼女達の血で真っ赤に染まっていた、深い森の中、この辺りで動いているものは、さきほどの彼女達を屍へと変えたであろう異様な熊のような姿をしたモノだけであった。
周囲を見回し動くものが無くなったのを確認し、満足したのかその熊のようなモノは雄たけびをあげた。
…………
……
…
雄たけびをあげるモノの背後に人のような黒いモノが浮かび上がっていた。
時を遡り~数日前~
ーーカチャッ。
静かな音を立て、ゆっくりと扉が開く。
よく手入れされた淡い蒼色の髪を肩まで伸ばし、お淑やかで、とても儚げで可憐そうな美少女の姿が朝の眩しい光を浴び浮かび上がる。
少女はゆっくりとした仕草で右手を上げ、その細く白魚のように真っ白な手でまばゆい光を遮る。
その時、緩やかな風が少女の美しい髪を舞い上げた。
その幻想的な光景はまさに、美の女神がこの地上に舞い降りたかのようであった。
少女は肩掛けタイプのカバンを背負い、ゆっくりとした足取りで今日も学園へと向かう……。
広大な山や緑の森に囲まれた大地、ここは多数の街や村を統合し設立された巨大国家のひとつキューシュー。
この国の多数ある街の一つ、深い森と海に囲まれた人口数十万ほどの街ハカータ。新鮮な海の幸やラーメン、鍋などで有名な街である。
どこかで聞いたような地名だが、おそらくは気のせいであろう。聞いたことがある人は、間違いなく気のせいであるということにしておこう。
それはさて置きーーここは中世ヨーロッパと、現代の日本を足したような雰囲気の街並みであった。
レンガや石造りの建物が立ち並ぶ街、そのいたるところに自販機のような近代的な機械も多く見られるのだが、なぜか調和し違和感なく溶け込んでいる。
その街の遥か遠くにうっすらとした透明な何かが見える、よく見ると上空にも、いやこのどれくらいの広さがあるかわからない街全体をすっぽりと覆っていた。
「 ふう、いい風ね~」
私は全身にその穏やかな風を受けています。それになんて素敵なよい天気、今日もまた暑くなりそうですね。
朝の開店準備で賑わいを見せる商店が立ち並ぶいつもの通学風景。
パン屋のおばさんに、ゆったりとした仕草でわずかに会釈しにっこりと微笑み挨拶を交わします。
忙しく皆が行き来する朝の街並みを、私は学園目指しゆっくりと足を進める。
私が通う学園は、一般の普通科とは別に冒険者を育成する特殊(クラス)科というものが存在しています。
冒険者とは格段の身体能力(ほとんどがこっち)や特殊能力(資質のあるものの中でも100人に1人ほど)をもったもの達が、まさに血を吐くような厳しい修練や座学を乗り越えたもののみに認められた職業です……本来は。
実際、それ以外の他の街や国からやってきたならず者が、勝手に冒険者を名乗っているのが現状ではありますが。
さらに今の……とまぁこの話はいずれ。
それはさておき親が冒険者であった場合は、ほぼ確実に冒険者の資質(普通より高い身体能力は引き継ぐが、特殊能力はほとんどが固有スキルなので引き継がない場合が多い)を受け継ぐ。それ以外では一般人同士であっても50人に1人の割合で生まれてきます。
生まれつき適正を持つもの・何かのきっかけで適正がでるものがほとんどだが、極まれにそれまで一般人でも努力・修練のみで規格外の身体能力をもつものもいます。
学園は高等部(高校と大学を足したようなもの)の生徒は一応15歳~となっていて、中等部からあがってきたものがほとんどであるが、まれにそれまで一般人であったとしても適正で合格する場合もあるといいますが。
さらに言えばこの学園の特殊科、能力さえあれば入学は非常に簡単でありますが、各学年から10年以内に進級することができない場合は、途中退学か学費免除の資格(特殊科は寮費・学費免除)を失うかの2択となります。
一応国ごとに多少違うが、学園を卒業すると冒険者の資格を得ることができる。
最初は最低ランクのFマイナス(Fマイナス、F、Fプラス、Eマイナス……となっている)からランクアップしていくことが可能。
しかし現在は資格を得た半数以上は、そのまま国の兵士や街の警備兵(公務員のようなもの)などに就職しているのが現状。
さらにランクによって報酬金額(給料)が上がっていきます。
でも冒険者資格などといっても、今は国の警備兵や官位職に就く為のパスポートになりつつあります……悲しいことですね。
この私たちの住む国(世界)には、普通の動物以外にも多種様々な魔物が多く生息しています。
魔物とは通常の動物以外の人類との共存が不可能な種族をさします(例、一見すると熊のようだが4本腕であったり火炎攻撃の特殊能力をもつ……というような)
それと(世界)といったのはこの地の全容はいまだにわかっていないから。いくつもの国や街、国家に属していない大小さまざまな町や村があります。同盟国や友好的な場合は良いが、それ以外の敵対する国どうしは堅牢な防壁で2分された国境があり、その先のことは行き来がないので不明をなっています。
このハカータは一応(※重要)中立国となっており、さまざまな国の出身者が集まっている。
ここで街から街への移動手段の説明をしておきましょう。
一面の深い森や山に囲まれ、普通に移動するには厳しい大地。ある程度舗装された街と街と結ぶ街道であっても、武装もしていない普通の人が気楽に行こうものなら、運が悪い場合即魔物の餌食となる可能性が……とてもおそろしいことです。
なので多少お金はかかりますが移動する時は、国が認めた護衛の冒険者が付いた馬車がお勧め。
えっ、自動車はって? なにそれ、この街(国)の乗り物と言ったら馬車よ。でもまぁ結界外を走る馬車と街中の乗合馬車はだいぶ違うけどね。
街中、小型でう~んそうね小さなバスかな。結界外は装甲車って思い浮かべて。
あくまでそんな感じよ、だって私バスや装甲車って知らないから。(待ってツッコミは無しでお願い)
ん? 結界ーーさっき話で出てた街をすっぽりと覆っている透明なもののこと。あっ、ついでに言っておくけど現在の結界は科学の力と魔法の合成で作られています(この国はコンピューターや機械化学は進歩しているが車や兵器類などは中世ヨーロッパよりさらに遅れている)
なので天災や人や動物などは素通りします、もっぱら今の役目は特殊能力をもつ魔物を防いでいます(結界の能力を超える力の魔物は防げないが、この街の近くには滅多に出現しない)
話を戻し、一応試作の乗り物はあるらしいとの話もあるだけど、まぁそれも噂に過ぎません。
他の国には完全自動の機械の乗り物や兵器があるとかなんとか。
そう都市伝説ーー私は目に見えるものしか信じないの、現実主義者なのよ。……いや嘘です、こういっておかないと、なんか後で叱られそうな気がする。
どこかの〇本によく似てはいるけど、ここは異世界なのーーいやそっちが異世界ね。
う~~んそうね、そっちの世界の現在の街から、車を無くした世界と思ってくれればいいわ。
あっそうそうまた話がそれていたわ、魔物の話していたんだったわよね、心配しないでいいわ結界に覆われたこの街や村なら大丈夫、この中には魔物は侵入できないから(えっ、さっき聞いたですって……誰よ私の役目取ったのは)
街の中心のお城の地下にある巨大結界装置から常に24時間365日休まず(そうコンビニのように)街全体を結界で守っているのよ。ーーでもそれを簡単に超えてくる魔物「闇喰い」と呼ばれる特別な魔物が問題。
闇喰い 大小数多くいるとされている非常に強力な魔物。
大型種と呼ばれるものは、ここ数百年はどの国(同盟国)からも目撃の報告はされていない。
文献にしか残されていないほどの大昔には、いくつもの村や国が大型種(5M以上のサイズ)の闇喰いに滅ぼされたと言い伝えられている、でもしかし中型(3~5M)でさえ最後に出現したのは数十年前(約70年前、この時は3M足らずのサイズのもの)に、何故か瀕死状態(それでも数人の重傷者が出たといわれています)だった1体だけで多くの研究者たちの話では、もう大型種は滅んだのではないかとも言われている。
現在の闇喰いといえば普通の動物(昆虫)や小さな魔物と同じ位の大きさ、見た目は多種様々で虫や熊、蛇なんてのもいるらしい。
魔物との違いは、体全体が淡く輝くような黒い霧に包まれている。
しかもその霧は、暗闇の中でもはっきりと確認することが出来る不気味な霧。
それはまるで、そう闇が侵食しその場を喰らうような雰囲気なので、闇喰いと呼ばれています。
さらに未確認情報ですが何もない空間から突然その黒い霧が現れて、そこから発生するとも言われている。
その通常では理解不能の闇喰いの正体を、これまで過去、幾人もの研究者達や冒険者が何度も調べようとしたのだけれど、闇喰いは絶命すると体が崩れ何も残さず消え去ってしまいます。
もちろん何度も生け捕りしたこともあるのですが、何故か急に消えてしまったと報告され記録に残されています、なのでいまだに結局正体は不明のまま。
結界の外では時々出現するらしいんだけど、実物はーー私はまだみたことがありません。いまの最新の結界の前では、闇喰いなんてただ強いーーいや非常に強いけどただの魔物ね(理論上結界抜けられないから)
虫サイズのものが多いなんていわれるけど、そんなものが強いなんて信じられません(所詮人の噂話なんて大げさに語られるからね)
まぁ、もしもの時にそのような魔物などから人々を守る者を育成する為、私達が通うような学園が大きな街ごとにあります。
実際は未踏の地や冒険のロマンを求める者(現在はそのような者はまずいないが)や未知の財宝を夢見る者、弱い人々を守る為に設立された。
そして、この国には多種多様な人々がいます、一番数いる人類種などや翼生えてる人とか、角とかね。
簡単にわかりやすく言えば、そっちのみんなが夢見る剣と魔法のファンタジー世界。
全身の力が抜け落ちていく、誰かの、いやよく知っている昔からの親友達の叫び声が頭の中にこだまする。
力を振りしぼり手を伸ばす、視界に真っ赤なもの……いや血に染まった自分自身の手が見える。しかし意識がだんだんと薄れてゆく。
誰かの断末魔の声が聞こえた気がする、が、それが誰の声なのかすら今の私には……
もう駄目だ、それだけはわかっている。
すでに全身から完全に力が抜けていた、なんとなくわかった、これが死だと。
「……あ~あ、……な、なんで……こんなことに、なったのかな、ただの…………だったはずなのに」
視界がブラックアウトし、彼女達は物言わぬ屍となっていた。
あたり一面が彼女達の血で真っ赤に染まっていた、深い森の中、この辺りで動いているものは、さきほどの彼女達を屍へと変えたであろう異様な熊のような姿をしたモノだけであった。
周囲を見回し動くものが無くなったのを確認し、満足したのかその熊のようなモノは雄たけびをあげた。
…………
……
…
雄たけびをあげるモノの背後に人のような黒いモノが浮かび上がっていた。
時を遡り~数日前~
ーーカチャッ。
静かな音を立て、ゆっくりと扉が開く。
よく手入れされた淡い蒼色の髪を肩まで伸ばし、お淑やかで、とても儚げで可憐そうな美少女の姿が朝の眩しい光を浴び浮かび上がる。
少女はゆっくりとした仕草で右手を上げ、その細く白魚のように真っ白な手でまばゆい光を遮る。
その時、緩やかな風が少女の美しい髪を舞い上げた。
その幻想的な光景はまさに、美の女神がこの地上に舞い降りたかのようであった。
少女は肩掛けタイプのカバンを背負い、ゆっくりとした足取りで今日も学園へと向かう……。
広大な山や緑の森に囲まれた大地、ここは多数の街や村を統合し設立された巨大国家のひとつキューシュー。
この国の多数ある街の一つ、深い森と海に囲まれた人口数十万ほどの街ハカータ。新鮮な海の幸やラーメン、鍋などで有名な街である。
どこかで聞いたような地名だが、おそらくは気のせいであろう。聞いたことがある人は、間違いなく気のせいであるということにしておこう。
それはさて置きーーここは中世ヨーロッパと、現代の日本を足したような雰囲気の街並みであった。
レンガや石造りの建物が立ち並ぶ街、そのいたるところに自販機のような近代的な機械も多く見られるのだが、なぜか調和し違和感なく溶け込んでいる。
その街の遥か遠くにうっすらとした透明な何かが見える、よく見ると上空にも、いやこのどれくらいの広さがあるかわからない街全体をすっぽりと覆っていた。
「 ふう、いい風ね~」
私は全身にその穏やかな風を受けています。それになんて素敵なよい天気、今日もまた暑くなりそうですね。
朝の開店準備で賑わいを見せる商店が立ち並ぶいつもの通学風景。
パン屋のおばさんに、ゆったりとした仕草でわずかに会釈しにっこりと微笑み挨拶を交わします。
忙しく皆が行き来する朝の街並みを、私は学園目指しゆっくりと足を進める。
私が通う学園は、一般の普通科とは別に冒険者を育成する特殊(クラス)科というものが存在しています。
冒険者とは格段の身体能力(ほとんどがこっち)や特殊能力(資質のあるものの中でも100人に1人ほど)をもったもの達が、まさに血を吐くような厳しい修練や座学を乗り越えたもののみに認められた職業です……本来は。
実際、それ以外の他の街や国からやってきたならず者が、勝手に冒険者を名乗っているのが現状ではありますが。
さらに今の……とまぁこの話はいずれ。
それはさておき親が冒険者であった場合は、ほぼ確実に冒険者の資質(普通より高い身体能力は引き継ぐが、特殊能力はほとんどが固有スキルなので引き継がない場合が多い)を受け継ぐ。それ以外では一般人同士であっても50人に1人の割合で生まれてきます。
生まれつき適正を持つもの・何かのきっかけで適正がでるものがほとんどだが、極まれにそれまで一般人でも努力・修練のみで規格外の身体能力をもつものもいます。
学園は高等部(高校と大学を足したようなもの)の生徒は一応15歳~となっていて、中等部からあがってきたものがほとんどであるが、まれにそれまで一般人であったとしても適正で合格する場合もあるといいますが。
さらに言えばこの学園の特殊科、能力さえあれば入学は非常に簡単でありますが、各学年から10年以内に進級することができない場合は、途中退学か学費免除の資格(特殊科は寮費・学費免除)を失うかの2択となります。
一応国ごとに多少違うが、学園を卒業すると冒険者の資格を得ることができる。
最初は最低ランクのFマイナス(Fマイナス、F、Fプラス、Eマイナス……となっている)からランクアップしていくことが可能。
しかし現在は資格を得た半数以上は、そのまま国の兵士や街の警備兵(公務員のようなもの)などに就職しているのが現状。
さらにランクによって報酬金額(給料)が上がっていきます。
でも冒険者資格などといっても、今は国の警備兵や官位職に就く為のパスポートになりつつあります……悲しいことですね。
この私たちの住む国(世界)には、普通の動物以外にも多種様々な魔物が多く生息しています。
魔物とは通常の動物以外の人類との共存が不可能な種族をさします(例、一見すると熊のようだが4本腕であったり火炎攻撃の特殊能力をもつ……というような)
それと(世界)といったのはこの地の全容はいまだにわかっていないから。いくつもの国や街、国家に属していない大小さまざまな町や村があります。同盟国や友好的な場合は良いが、それ以外の敵対する国どうしは堅牢な防壁で2分された国境があり、その先のことは行き来がないので不明をなっています。
このハカータは一応(※重要)中立国となっており、さまざまな国の出身者が集まっている。
ここで街から街への移動手段の説明をしておきましょう。
一面の深い森や山に囲まれ、普通に移動するには厳しい大地。ある程度舗装された街と街と結ぶ街道であっても、武装もしていない普通の人が気楽に行こうものなら、運が悪い場合即魔物の餌食となる可能性が……とてもおそろしいことです。
なので多少お金はかかりますが移動する時は、国が認めた護衛の冒険者が付いた馬車がお勧め。
えっ、自動車はって? なにそれ、この街(国)の乗り物と言ったら馬車よ。でもまぁ結界外を走る馬車と街中の乗合馬車はだいぶ違うけどね。
街中、小型でう~んそうね小さなバスかな。結界外は装甲車って思い浮かべて。
あくまでそんな感じよ、だって私バスや装甲車って知らないから。(待ってツッコミは無しでお願い)
ん? 結界ーーさっき話で出てた街をすっぽりと覆っている透明なもののこと。あっ、ついでに言っておくけど現在の結界は科学の力と魔法の合成で作られています(この国はコンピューターや機械化学は進歩しているが車や兵器類などは中世ヨーロッパよりさらに遅れている)
なので天災や人や動物などは素通りします、もっぱら今の役目は特殊能力をもつ魔物を防いでいます(結界の能力を超える力の魔物は防げないが、この街の近くには滅多に出現しない)
話を戻し、一応試作の乗り物はあるらしいとの話もあるだけど、まぁそれも噂に過ぎません。
他の国には完全自動の機械の乗り物や兵器があるとかなんとか。
そう都市伝説ーー私は目に見えるものしか信じないの、現実主義者なのよ。……いや嘘です、こういっておかないと、なんか後で叱られそうな気がする。
どこかの〇本によく似てはいるけど、ここは異世界なのーーいやそっちが異世界ね。
う~~んそうね、そっちの世界の現在の街から、車を無くした世界と思ってくれればいいわ。
あっそうそうまた話がそれていたわ、魔物の話していたんだったわよね、心配しないでいいわ結界に覆われたこの街や村なら大丈夫、この中には魔物は侵入できないから(えっ、さっき聞いたですって……誰よ私の役目取ったのは)
街の中心のお城の地下にある巨大結界装置から常に24時間365日休まず(そうコンビニのように)街全体を結界で守っているのよ。ーーでもそれを簡単に超えてくる魔物「闇喰い」と呼ばれる特別な魔物が問題。
闇喰い 大小数多くいるとされている非常に強力な魔物。
大型種と呼ばれるものは、ここ数百年はどの国(同盟国)からも目撃の報告はされていない。
文献にしか残されていないほどの大昔には、いくつもの村や国が大型種(5M以上のサイズ)の闇喰いに滅ぼされたと言い伝えられている、でもしかし中型(3~5M)でさえ最後に出現したのは数十年前(約70年前、この時は3M足らずのサイズのもの)に、何故か瀕死状態(それでも数人の重傷者が出たといわれています)だった1体だけで多くの研究者たちの話では、もう大型種は滅んだのではないかとも言われている。
現在の闇喰いといえば普通の動物(昆虫)や小さな魔物と同じ位の大きさ、見た目は多種様々で虫や熊、蛇なんてのもいるらしい。
魔物との違いは、体全体が淡く輝くような黒い霧に包まれている。
しかもその霧は、暗闇の中でもはっきりと確認することが出来る不気味な霧。
それはまるで、そう闇が侵食しその場を喰らうような雰囲気なので、闇喰いと呼ばれています。
さらに未確認情報ですが何もない空間から突然その黒い霧が現れて、そこから発生するとも言われている。
その通常では理解不能の闇喰いの正体を、これまで過去、幾人もの研究者達や冒険者が何度も調べようとしたのだけれど、闇喰いは絶命すると体が崩れ何も残さず消え去ってしまいます。
もちろん何度も生け捕りしたこともあるのですが、何故か急に消えてしまったと報告され記録に残されています、なのでいまだに結局正体は不明のまま。
結界の外では時々出現するらしいんだけど、実物はーー私はまだみたことがありません。いまの最新の結界の前では、闇喰いなんてただ強いーーいや非常に強いけどただの魔物ね(理論上結界抜けられないから)
虫サイズのものが多いなんていわれるけど、そんなものが強いなんて信じられません(所詮人の噂話なんて大げさに語られるからね)
まぁ、もしもの時にそのような魔物などから人々を守る者を育成する為、私達が通うような学園が大きな街ごとにあります。
実際は未踏の地や冒険のロマンを求める者(現在はそのような者はまずいないが)や未知の財宝を夢見る者、弱い人々を守る為に設立された。
そして、この国には多種多様な人々がいます、一番数いる人類種などや翼生えてる人とか、角とかね。
簡単にわかりやすく言えば、そっちのみんなが夢見る剣と魔法のファンタジー世界。
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