47 / 147
────3章『本格始動、宝船』
■5「ウサギとプラネタリウム」【R】
しおりを挟む
****♡Side・久隆
「ただいまー」
久隆が大里とエントランスへ入っていくと、届いていたグランドピアノが目に入る。湾曲した階段下、三人掛けのソファーに、だらっと横たわる葵がいた。
「おかえりー久隆くん。こんばんは、大里」
「お邪魔します」
礼儀正しく挨拶する大里に、ケーキとレンタルしたものを託す。
「葵ちゃん、咲夜は?」
「んー。久隆くんとこ」
葵は上体を起こすと人差し指を上に向ける。
「大里、それ頼むね」
久隆は、二人を置いて三階に向かった。
**
「さーくーやッ」
久隆は部屋のドアを開けると、なるべく明るく彼に声をかける。しかし、咲夜は一人がけのソファーの上で膝を抱えていて反応がなく、久隆はため息をつくしかなかった。久隆は彼の前にしゃがむと、腕を伸ばし髪を撫でる。
「咲夜、どうしてこっち見てくれないの?」
「知らないッ」
咲夜が拗ねるのは初めてのことで、久隆はどうしたらいいのかわからなかったが…。めちゃくちゃ可愛い、どうしてくれよう?久隆はそんな風に思っていた。
久隆が立ち上がると、咲夜はビクッと肩を揺らすが、構わずソファーの背もたれ部分に右手を置くと、覆い被さるようにして耳元に口を寄せ、
「どうしたの?」
と、問うが咲夜は答えない。
「何が嫌だったの?」
と久隆が質問を変えてみると、そこで初めて彼が顔をあげる。
「ズルいッ」
「うん?」
咲夜は涙目だ。
可愛い。
襲いたい。
「俺はッ..久隆とデートしたことないのにッ」
咲夜の言葉に、久隆は何故かときめきを感じていた。
「してくれるの?俺とデート」
髪を撫でながら、優しく問えば、
「ふぇ?」
と、可愛い声を漏らすので、久隆は堪らなくなって、彼の背中に手を回すと引き寄せる。
「したいよ、久隆と..」
「どこ行きたいの?」
どこでも連れていってあげる。
愛しい君が行きたいところへ。
「プラネタリウム」
彼が希望を口にすると、久隆は
「行こうか」
と言って、咲夜にちゅッと優しく口づけた。
「咲夜は、星が好きなの?」
「久隆が好き...」
「え?」
咲夜にトロンとした目で見つめられる。彼は、優しいキスに酔ってしまったようだ。久隆は我慢が利かなくなって、咲夜の胸のボタンを外すと手を滑り込ませた。
「違っ..星ッ好き..あッ」
「ダメだよ、咲夜」
「んんッ」
「そんな可愛いこといっちゃ」
胸の飾りを親指の腹で転がすと、気持ちいいのか甘い声を出す。
「襲いたくなるだろ?ん?」
「久隆ッ」
たまらなくなったのか、咲夜が久隆の首に腕を絡めてきた。
「甘い声出して、俺を誘ってるの?いけない子だね」
何かが壊れ、久隆の中のスイッチがはいる。
「えっ」
すると、久隆はいとも簡単に咲夜のズボンを下着ごと脱がしてしまった。
「あッ..やだ..恥ずかしい」
煌々とライトのつく部屋。一人がけのソファーの上で、久隆の目に晒される性器。
「いい子だから、俺の言うこと聞いて?」
久隆にちゅッと髪に口づけをされると、咲夜は潤んだ瞳で相手を見上げた。
「両足を肘掛けに乗せて。腰のところにもう1つクッション置いてあげるね」
「やだッ、待って!このカッコやだぁッ...全部見えちゃうよぉ」
奥までしっかり見えてしまう厭らしいカッコ。咲夜は、両手でその部分を覆う。
「うん?その手は邪魔だなぁ」
久隆は、隣のソファーから耳が垂れたタオル生地でできている、可愛らしいウサギのぬいぐるみを取り上げる。大きさは胸に抱けるほどあるそれを、咲夜に押し付けた。
「えっ!?」
「それ抱っこしてて」
「ええッ?」
咲夜は少々パニックになった。
彼の厭らしい部分が晒されると、久隆は指先で咲夜自身を撫で上げる。
「いい子にしてたら、気持ちいいことたくさんしてあげる」
うさぎを胸に抱え、両足をⅯ字に大きく開き、恥ずかしそうに潤んだ瞳で見上げる咲夜に、久隆は満足気に微笑む。
「最高だよ、咲夜」
「な、なんか変態ッぽいよ。これ」
「でも、ココは期待しているみたいだよ?」
久隆 は両膝をつくと咲夜自身を口に含んだ。
「やあッ..んんッ」
突然の快感に、咲夜はぬいぐるみをぎゅっと抱きしめる。
「いっぱい甘い声で啼いてごらん」
「や...ん..ああッ」
「いい子だね、俺の咲夜」
咲夜は久隆の与える快感に次第に夢中になっていった。
「ただいまー」
久隆が大里とエントランスへ入っていくと、届いていたグランドピアノが目に入る。湾曲した階段下、三人掛けのソファーに、だらっと横たわる葵がいた。
「おかえりー久隆くん。こんばんは、大里」
「お邪魔します」
礼儀正しく挨拶する大里に、ケーキとレンタルしたものを託す。
「葵ちゃん、咲夜は?」
「んー。久隆くんとこ」
葵は上体を起こすと人差し指を上に向ける。
「大里、それ頼むね」
久隆は、二人を置いて三階に向かった。
**
「さーくーやッ」
久隆は部屋のドアを開けると、なるべく明るく彼に声をかける。しかし、咲夜は一人がけのソファーの上で膝を抱えていて反応がなく、久隆はため息をつくしかなかった。久隆は彼の前にしゃがむと、腕を伸ばし髪を撫でる。
「咲夜、どうしてこっち見てくれないの?」
「知らないッ」
咲夜が拗ねるのは初めてのことで、久隆はどうしたらいいのかわからなかったが…。めちゃくちゃ可愛い、どうしてくれよう?久隆はそんな風に思っていた。
久隆が立ち上がると、咲夜はビクッと肩を揺らすが、構わずソファーの背もたれ部分に右手を置くと、覆い被さるようにして耳元に口を寄せ、
「どうしたの?」
と、問うが咲夜は答えない。
「何が嫌だったの?」
と久隆が質問を変えてみると、そこで初めて彼が顔をあげる。
「ズルいッ」
「うん?」
咲夜は涙目だ。
可愛い。
襲いたい。
「俺はッ..久隆とデートしたことないのにッ」
咲夜の言葉に、久隆は何故かときめきを感じていた。
「してくれるの?俺とデート」
髪を撫でながら、優しく問えば、
「ふぇ?」
と、可愛い声を漏らすので、久隆は堪らなくなって、彼の背中に手を回すと引き寄せる。
「したいよ、久隆と..」
「どこ行きたいの?」
どこでも連れていってあげる。
愛しい君が行きたいところへ。
「プラネタリウム」
彼が希望を口にすると、久隆は
「行こうか」
と言って、咲夜にちゅッと優しく口づけた。
「咲夜は、星が好きなの?」
「久隆が好き...」
「え?」
咲夜にトロンとした目で見つめられる。彼は、優しいキスに酔ってしまったようだ。久隆は我慢が利かなくなって、咲夜の胸のボタンを外すと手を滑り込ませた。
「違っ..星ッ好き..あッ」
「ダメだよ、咲夜」
「んんッ」
「そんな可愛いこといっちゃ」
胸の飾りを親指の腹で転がすと、気持ちいいのか甘い声を出す。
「襲いたくなるだろ?ん?」
「久隆ッ」
たまらなくなったのか、咲夜が久隆の首に腕を絡めてきた。
「甘い声出して、俺を誘ってるの?いけない子だね」
何かが壊れ、久隆の中のスイッチがはいる。
「えっ」
すると、久隆はいとも簡単に咲夜のズボンを下着ごと脱がしてしまった。
「あッ..やだ..恥ずかしい」
煌々とライトのつく部屋。一人がけのソファーの上で、久隆の目に晒される性器。
「いい子だから、俺の言うこと聞いて?」
久隆にちゅッと髪に口づけをされると、咲夜は潤んだ瞳で相手を見上げた。
「両足を肘掛けに乗せて。腰のところにもう1つクッション置いてあげるね」
「やだッ、待って!このカッコやだぁッ...全部見えちゃうよぉ」
奥までしっかり見えてしまう厭らしいカッコ。咲夜は、両手でその部分を覆う。
「うん?その手は邪魔だなぁ」
久隆は、隣のソファーから耳が垂れたタオル生地でできている、可愛らしいウサギのぬいぐるみを取り上げる。大きさは胸に抱けるほどあるそれを、咲夜に押し付けた。
「えっ!?」
「それ抱っこしてて」
「ええッ?」
咲夜は少々パニックになった。
彼の厭らしい部分が晒されると、久隆は指先で咲夜自身を撫で上げる。
「いい子にしてたら、気持ちいいことたくさんしてあげる」
うさぎを胸に抱え、両足をⅯ字に大きく開き、恥ずかしそうに潤んだ瞳で見上げる咲夜に、久隆は満足気に微笑む。
「最高だよ、咲夜」
「な、なんか変態ッぽいよ。これ」
「でも、ココは期待しているみたいだよ?」
久隆 は両膝をつくと咲夜自身を口に含んだ。
「やあッ..んんッ」
突然の快感に、咲夜はぬいぐるみをぎゅっと抱きしめる。
「いっぱい甘い声で啼いてごらん」
「や...ん..ああッ」
「いい子だね、俺の咲夜」
咲夜は久隆の与える快感に次第に夢中になっていった。
0
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる