R18【異・同性恋愛】『二人を繋ぐ宝物の日々』

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『二人を繋ぐ宝物の日々』

▽その展開、意義あり?▽ファンクラブにて、その1

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「あッ...奏ッ」
 身体中をまさぐられ、たまらなくなった真咲は自ら足を大きく拡げ、最奥の蕾を自分の指で拡げて見せた。



「ちょっと待ってよ、その展開はあり得なくない?!」

 奏ファンクラブ。
 ファンだなんて名ばっかりの、奏と真咲のカップリングを題材とした同人誌を作成するサークルである。
 K学園の高等部と大学部(短期大学コース含む)、 内緒で中等部も所属している大きなサークルだ。
 100名以上のメンバーで成り立つ、K学最大の腐女子の天国である。

 因みに、K学園生徒を題材とした作品の制作者であれば、サークルに所属可能である。

 理事長が腐男子なため、学園公認のサークルでもあるが、一般に販売不可という条件付きだ。

 そう、K学園とは言わずと知れた腐女子の天国なのである。
 なんたって、学園からのバックアップが熱い。
 ただし、これは裏事情。
 表向きは、金持ちの坊っちゃん、嬢ちゃんが通う金持ち学園である。


「誘い受けだとしても、奏先輩ならまさぐってる最中に失神しそう」
「そんなことしてたら、合体できないじゃないの」
「いっそ、真咲×奏にしたら?」
「えーっ、リバはないって!あんだけ年がら年中尻狙ってるのに?」

 今日も彼女たちの論議は熱い。
 内容はともかく。

「先輩たちが中等部の頃から観察してるけどさあ、未だに恋人っぽいとこ目撃したことないよねー」
「ちょっとちょっと!来てきて」
 双眼鏡で裏庭を覗いていた女生徒が論議をしていた彼女たちを手招きする。

「おおー!奏先輩がついに?!」
 彼女たちは、裏庭で弁当を食べていた二人を食いついて見ていた。
 人気のない場所で二人きり。

 期待MAX!

「早くヤっちゃえばいいのに」
「見てみて、また奏先輩が変なレビュー書いてるよ」
 一人の生徒が某大型のオンラインショッピングサイトのページを見せた。
「先輩相変わらず、クレイジーなレビュー」
「あ、先輩が鼻血吹いて倒れたよ?」
 彼女たちは呼ばれる度にあっち行ったりこっち行ったりしていた。
「また、未遂かぁ」
 二人を観ていた女生徒たちはガッカリした。

 この後、真咲が奏を襲う展開になるのだが、活動に戻った彼女たちは見ていなかった。

 残念!
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