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2021’3
俺の異世界転移〜(タイトル全文は本文に)
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俺の異世界転移~与えられたのは佃煮海苔魔法だけでしたが厄災の因果を海苔越えろ
おと 様作
【あらすじ引用】
主人公、成田蓮が異世界である天地球グリームヒルトに転移し、その地の住人達と生活していくお話です。ある意味王道テンプレ、オマージュ。
一話一話が短いのでサクサクと手軽にお読み頂けます。伏線もいくつか。
暇つぶしにどうぞ。最初が平坦なのはすいません。徐々に(面白いですよー)的な感じです。
現在、コメディ寄りですがダークになっていきます。クトゥルフ系の宿命を…
【物語は】
あらすじが既に面白い。何とも言えない良さがあって、あらすじ自体が好きですね、この物語。
主人公はある佃煮工場で派遣社員として一日八時間単純作業をして給料をもらっていた。単純作業にしては時給が良いな、などと思いつつ読み進めていくと、彼は単純作業の合間に空想をして楽しむという誰しも体験したことのある様な楽しみを持っていることが分かる。しかし、まさかそれのせいで自分が異世界に転生されるとは夢にも思わなかったようで⁈
【登場人物の魅力】
主人公は、恐らく普通の青年。妄想が好きで、真面目に仕事をしているような人だと思う。それが突然、異世界に飛ばされても、割と冷静なところが面白いのだが、ここであった精霊がまた面白い。貰っても困りそうな能力を与えられ、モンスターが出るのにも関わらず、「戦うのはお奨めしない」と言われてしまう。しかし、主人公はまたしても冷静に置かれている状況を分析し、前向きに進んでいく。絶望的な状況でも、冷静で前向きかつ、役に立つのか分からない能力を授けられた主人公が魅力の物語と言える。心理描写は丁寧。何を思っているのかが分かりやすく、冷静で真面目なことが笑いを誘う。
【物語の魅力】
こういうモチーフで物語を作ろうとしたきっかけについて知りたくなるほど、独創的で面白い。戦闘シーンは実にシュール。だが、やるかやられるかという緊迫ムードはある。何せ、武器が佃煮海苔だけなのだから。発射の音もシュールで、笑いが止まらない。主人公はそうそうにお亡くなりになるのではないかという不安を感じるが、小タイトルが結構多いのでそう簡単には、屍にならなそうで安心できる。異世界転生のイメージを覆すような物語だと感じた。装備は作業着。転生早々、絶望的かと思いきや希望もあったりと。1pの字数が少ないからサクサク読めるのではなく、展開の巧さによりサクサク読めているのだと感じた。主人公の性格を活かしているストーリーだと思う。自分自身を冷静に分析したり、どうするべきかを真面目に考えたり。一見真面目さとコメディはどう繋がるのか、と考えてしまいそうになるがとても相性のいい組み合わせなのだ。それが活かしきれている物語だと思う。
【物語の見どころ】
異世界転生もの王道とあらすじにあるものの、モチーフが佃煮海苔という斬新さ。それでどうやって戦うんだという、謎は作品自体に興味を持たせる。そして主人公の真面目で冷静という性格に対し、一緒に出てくる登場人物はとても個性的。最初に出てくる精霊の雑さ加減は、それに対し真面目に考える主人公によって、笑いを増幅させる。困っていた時に助けてくれた狩人は、主人公が引くほど残忍な戦い方をし、気後れさせたり。その後出てくるギルド長によって、今まで出世など考えもしなかった主人公をやる気にさせたりと、展開予測不能な面白さがある。
あなたも是非お手に取られてみませんか?
コメディ、シュールな笑いが好きな方には特にお奨めです。
おと 様作
【あらすじ引用】
主人公、成田蓮が異世界である天地球グリームヒルトに転移し、その地の住人達と生活していくお話です。ある意味王道テンプレ、オマージュ。
一話一話が短いのでサクサクと手軽にお読み頂けます。伏線もいくつか。
暇つぶしにどうぞ。最初が平坦なのはすいません。徐々に(面白いですよー)的な感じです。
現在、コメディ寄りですがダークになっていきます。クトゥルフ系の宿命を…
【物語は】
あらすじが既に面白い。何とも言えない良さがあって、あらすじ自体が好きですね、この物語。
主人公はある佃煮工場で派遣社員として一日八時間単純作業をして給料をもらっていた。単純作業にしては時給が良いな、などと思いつつ読み進めていくと、彼は単純作業の合間に空想をして楽しむという誰しも体験したことのある様な楽しみを持っていることが分かる。しかし、まさかそれのせいで自分が異世界に転生されるとは夢にも思わなかったようで⁈
【登場人物の魅力】
主人公は、恐らく普通の青年。妄想が好きで、真面目に仕事をしているような人だと思う。それが突然、異世界に飛ばされても、割と冷静なところが面白いのだが、ここであった精霊がまた面白い。貰っても困りそうな能力を与えられ、モンスターが出るのにも関わらず、「戦うのはお奨めしない」と言われてしまう。しかし、主人公はまたしても冷静に置かれている状況を分析し、前向きに進んでいく。絶望的な状況でも、冷静で前向きかつ、役に立つのか分からない能力を授けられた主人公が魅力の物語と言える。心理描写は丁寧。何を思っているのかが分かりやすく、冷静で真面目なことが笑いを誘う。
【物語の魅力】
こういうモチーフで物語を作ろうとしたきっかけについて知りたくなるほど、独創的で面白い。戦闘シーンは実にシュール。だが、やるかやられるかという緊迫ムードはある。何せ、武器が佃煮海苔だけなのだから。発射の音もシュールで、笑いが止まらない。主人公はそうそうにお亡くなりになるのではないかという不安を感じるが、小タイトルが結構多いのでそう簡単には、屍にならなそうで安心できる。異世界転生のイメージを覆すような物語だと感じた。装備は作業着。転生早々、絶望的かと思いきや希望もあったりと。1pの字数が少ないからサクサク読めるのではなく、展開の巧さによりサクサク読めているのだと感じた。主人公の性格を活かしているストーリーだと思う。自分自身を冷静に分析したり、どうするべきかを真面目に考えたり。一見真面目さとコメディはどう繋がるのか、と考えてしまいそうになるがとても相性のいい組み合わせなのだ。それが活かしきれている物語だと思う。
【物語の見どころ】
異世界転生もの王道とあらすじにあるものの、モチーフが佃煮海苔という斬新さ。それでどうやって戦うんだという、謎は作品自体に興味を持たせる。そして主人公の真面目で冷静という性格に対し、一緒に出てくる登場人物はとても個性的。最初に出てくる精霊の雑さ加減は、それに対し真面目に考える主人公によって、笑いを増幅させる。困っていた時に助けてくれた狩人は、主人公が引くほど残忍な戦い方をし、気後れさせたり。その後出てくるギルド長によって、今まで出世など考えもしなかった主人公をやる気にさせたりと、展開予測不能な面白さがある。
あなたも是非お手に取られてみませんか?
コメディ、シュールな笑いが好きな方には特にお奨めです。
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