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2021’12
Cunning&My life~カンニングした俺、気づいたらハーレムだった~
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朝露 様作
あらすじ引用
カンニングから始まる、ハーレム物語?!
テストの点が良いだけで、実はカンニングをしている主人公。
彼は完璧なカンニングであると自負していた。しかし、ある日幼馴染みから勉強を教えて欲しいと頼まれる。カンニングをしている為、教えることは難しい。
しかし、ここで断ったらカンニングをしていることがバレてしまうと考えた主人公は、勉強を教えることを渋々了承する。
しかし、当座になってみると勉強を教える相手が、幼馴染みだけではなくなっていた。
ピンチに見舞われるも、分からないときは聞いてくれという方法で何とか乗り切る主人公。しかし、彼女たちの裏には誰かついているようで?
色々な謎に包まれた、主人公の学園ライフ。
同級生四人と、謎の人物。
その目的とは一体…!?
【簡単なあらすじ】
ジャンル:現代(恋愛)
カンニングをし、テストで満点を取れるようになった主人公が、幼馴染みに頼まれ、不本意ながら勉強を教えることになるところから始まっていく。しかし、教える相手は幼馴染みだけではなくなっていて?
【物語の始まりは】
カンニングにより一見、頭が良くなったように見える主人公が、幼馴染みに羨ましがられるところから始まっていく。しかしこれだけでは終わらなかった。何と勉強を教えてくれというのである。カンニングをしているだけで、頭が良くなったわけではない主人公。もちろん勉強など教えられるはずがない。だが主人公は、自分の想いとは裏腹にOKをしてしまうのであった。いきなりのピンチ?!
【舞台や世界観、方向性】
舞台は主に幼馴染みの家。
いざ勉強を教えるという段になると、誰一人として質問に来ない。不思議に思った主人公は彼女たちがどうしてテストで点が取れないかを尋ねることに。
主人公以外の視点でも物語は語られていく、群像劇。ただこの部分は、いささかミステリー!
【主人公と登場人物について】
カンニングによって満点を出している、主人公。押しに弱いのか? それとも優柔不断なのか。もしくは強運の持ち主なのか。
物語の中では常にピンチに遭遇し、読者を冷や冷やさせるのだが、上手いこと切り抜けていく。それだけではななく、論理的に切り抜けていこうとする。
それに対し、幼馴染みの女の子は自分を通すタイプの子である。主人公が押しに弱いだけでなく、彼女の有無を言わせない強さが”勉強を教えてもらう”ということに繋がったのではないだろうか? と思わせる場面がある。
【物語について】
断れなかった為、幼馴染みに勉強を教えることになった主人公。当日幼馴染みの家に行ってみると待っていたのは、彼女だけではなかった。更なるピンチが彼を襲う。
勉強を多人数に教えることになり、それぞれ自己紹介をする段になるのだが、この流れに意外性がある。まず教えて貰う方が、いささか反抗的であるということ。結果主人公から自己紹介をすることになるのだが、面倒がる女性陣も含め自己アピールなどはなく、名前を告げるだけである。これ自体が想定外であり、面白いなと感じた。その中で自己アピールをするという方法で、元気さを表現している。
ハーレムと聞くと、主人公がちやほやされて、と言うイメージがあるが、そもそも勉強ができない人というのは勉強が嫌いなわけである。主人公のやり方に反抗的な人物もいて、一見ハーレムに思えないのが面白い部分だ。
【良い点(箇条書き)】
・ハーレムのイメージを覆しており、オリジナリティを持たせている。
・ページの切り方が巧いと感じる。起承転結で一ページとなっているのもそうだが、回想の手前でのページの切り替えは好奇心を誘う効果がある。
・初めは単に、どこかでカンニングがバレて大惨事という物語なのかと想像していたが、授業を行う理由そのものが違うのではないかと思い始める。これはもしや?
・ハーレムではあるが、主人公がモテまくる物語ではなく”誰か”の策略に嵌る物語。意外性がある。
・日常系の物語であり、学生らしさを感じる。
【備考(補足)】16ページ目まで拝読
【見どころ】
ハーレム×恋愛というと、お色気、主人公だけモテるというイメージを持つが、イメージとは異なった物語である。むしろあまり恋愛を感じさせないほどに、主人公は恋愛に疎い。恋をしたことなく、カンニングがバレているのでは? しょっちゅう肝を冷やしている印象。何処かへ遊びに行くというシチュエーションはあるものの、お色気というわけではない。
主人公視点の他に、グループチャットのシーンがあり謎めいたやり取りが伺える。初めは主人公を、何か罠にかけようとしているのか? と思ってしまうような印象があるが、主人公の幼馴染みの友人が彼に対し、ある質問をするところから、”ん?”と思い始める。この辺りから、ジャンル”恋愛”というものが仄めかされていくのを感じた。
いつかカンニングがバレるのではないか? という部分と、グループチャットの内容の謎と彼女たちの目的。先生の意味深な言葉。ハラハラドキドキする物語。あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか?
初めはまったく勉強をしなかった主人公が、次第に自分から勉強をするようになっていく。彼はいつか、カンニング依存から抜け出すことができるのだろうか。お奨めです。
あらすじ引用
カンニングから始まる、ハーレム物語?!
テストの点が良いだけで、実はカンニングをしている主人公。
彼は完璧なカンニングであると自負していた。しかし、ある日幼馴染みから勉強を教えて欲しいと頼まれる。カンニングをしている為、教えることは難しい。
しかし、ここで断ったらカンニングをしていることがバレてしまうと考えた主人公は、勉強を教えることを渋々了承する。
しかし、当座になってみると勉強を教える相手が、幼馴染みだけではなくなっていた。
ピンチに見舞われるも、分からないときは聞いてくれという方法で何とか乗り切る主人公。しかし、彼女たちの裏には誰かついているようで?
色々な謎に包まれた、主人公の学園ライフ。
同級生四人と、謎の人物。
その目的とは一体…!?
【簡単なあらすじ】
ジャンル:現代(恋愛)
カンニングをし、テストで満点を取れるようになった主人公が、幼馴染みに頼まれ、不本意ながら勉強を教えることになるところから始まっていく。しかし、教える相手は幼馴染みだけではなくなっていて?
【物語の始まりは】
カンニングにより一見、頭が良くなったように見える主人公が、幼馴染みに羨ましがられるところから始まっていく。しかしこれだけでは終わらなかった。何と勉強を教えてくれというのである。カンニングをしているだけで、頭が良くなったわけではない主人公。もちろん勉強など教えられるはずがない。だが主人公は、自分の想いとは裏腹にOKをしてしまうのであった。いきなりのピンチ?!
【舞台や世界観、方向性】
舞台は主に幼馴染みの家。
いざ勉強を教えるという段になると、誰一人として質問に来ない。不思議に思った主人公は彼女たちがどうしてテストで点が取れないかを尋ねることに。
主人公以外の視点でも物語は語られていく、群像劇。ただこの部分は、いささかミステリー!
【主人公と登場人物について】
カンニングによって満点を出している、主人公。押しに弱いのか? それとも優柔不断なのか。もしくは強運の持ち主なのか。
物語の中では常にピンチに遭遇し、読者を冷や冷やさせるのだが、上手いこと切り抜けていく。それだけではななく、論理的に切り抜けていこうとする。
それに対し、幼馴染みの女の子は自分を通すタイプの子である。主人公が押しに弱いだけでなく、彼女の有無を言わせない強さが”勉強を教えてもらう”ということに繋がったのではないだろうか? と思わせる場面がある。
【物語について】
断れなかった為、幼馴染みに勉強を教えることになった主人公。当日幼馴染みの家に行ってみると待っていたのは、彼女だけではなかった。更なるピンチが彼を襲う。
勉強を多人数に教えることになり、それぞれ自己紹介をする段になるのだが、この流れに意外性がある。まず教えて貰う方が、いささか反抗的であるということ。結果主人公から自己紹介をすることになるのだが、面倒がる女性陣も含め自己アピールなどはなく、名前を告げるだけである。これ自体が想定外であり、面白いなと感じた。その中で自己アピールをするという方法で、元気さを表現している。
ハーレムと聞くと、主人公がちやほやされて、と言うイメージがあるが、そもそも勉強ができない人というのは勉強が嫌いなわけである。主人公のやり方に反抗的な人物もいて、一見ハーレムに思えないのが面白い部分だ。
【良い点(箇条書き)】
・ハーレムのイメージを覆しており、オリジナリティを持たせている。
・ページの切り方が巧いと感じる。起承転結で一ページとなっているのもそうだが、回想の手前でのページの切り替えは好奇心を誘う効果がある。
・初めは単に、どこかでカンニングがバレて大惨事という物語なのかと想像していたが、授業を行う理由そのものが違うのではないかと思い始める。これはもしや?
・ハーレムではあるが、主人公がモテまくる物語ではなく”誰か”の策略に嵌る物語。意外性がある。
・日常系の物語であり、学生らしさを感じる。
【備考(補足)】16ページ目まで拝読
【見どころ】
ハーレム×恋愛というと、お色気、主人公だけモテるというイメージを持つが、イメージとは異なった物語である。むしろあまり恋愛を感じさせないほどに、主人公は恋愛に疎い。恋をしたことなく、カンニングがバレているのでは? しょっちゅう肝を冷やしている印象。何処かへ遊びに行くというシチュエーションはあるものの、お色気というわけではない。
主人公視点の他に、グループチャットのシーンがあり謎めいたやり取りが伺える。初めは主人公を、何か罠にかけようとしているのか? と思ってしまうような印象があるが、主人公の幼馴染みの友人が彼に対し、ある質問をするところから、”ん?”と思い始める。この辺りから、ジャンル”恋愛”というものが仄めかされていくのを感じた。
いつかカンニングがバレるのではないか? という部分と、グループチャットの内容の謎と彼女たちの目的。先生の意味深な言葉。ハラハラドキドキする物語。あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか?
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