270 / 305
2022’8
りょうこちゃん、せきらら。
しおりを挟む
Nobuaki_Takeda 様作
【あらすじ引用】
この小説はちょいエロ、ちょい甘。ガチバトル。時々シリアス、諸行無常。それらが混ざったエンターテイメント小説です。以下あらすじ。
主人公、向井良子とその弟、春樹は幼い頃に両親を事故で無くし、藤堂無手勝流(神も悪魔も魍魎も、問答無用で打ち砕く対人外用古流武術)の十六代目当主に養育される。
当主の意向もあったが、主に彼女の天然のせいで、神様や霊的なモノには気付かぬまま、藤堂無手勝流を免許皆伝、一歩手前まで習得し十六年。(弟は次期当主としてある程度、事情把握済み)
大学四年生になり、就活が上手くいかない彼女は、現実逃避的に喫茶店のバイトを始める。
だがそれは彼女を雇った店主、遠藤八尋(仙術使いで調停者)の壮大な計画の始まりだった。次々と湧き起こるファンタジー案件を通じて、彼女は自身が習得した武術の真相を少しずつ知っていく。
出来れば普通に就職して、生活したいけれども、手下が出来るは、精霊が相棒になるはで、そんなの出来そうに無い姉と、異世界転生してきたと思うけど、前世の記憶ゼロ、ほぼ地球人の弟は異世界には行かないし、普通に結婚予定の普通づくし予定で、遠藤八尋の計画は全然想定通りには行かない! 続きは本編で!(精霊が相棒になるところからスタートします)
基本的にお姉ちゃんが、ぶっ飛ばしていく話です。
【物語は】
触手と繋がるところから、今までの経緯について主人公視点のモノローグによって語られていく。
あらすじにもある通り、人外のものが多々存在する。それが当たり前の世界なのか、主人公はたまたま見えるだけなのか、物語を追っていくうちに明かされていくのだろう。
【作風について】
作風は、いわゆるなろう系と呼ばれるものではないのだろうか。
ただ全体で見た時、なろう系とは言い難い。この作品があえてこういう風に書かれている可能性があるからだ。
以上のことから読み手を選ぶ作品であるというのが第一印象。
一人称、一視点で進んでいくのだがほぼ心情なので、簡単に説明すると進み方は『孤独のグルメ』のような感じと言えば伝わるだろうか?
この物語では、主人公の気質の分かりやすいモノローグ調で物語が進んでいく。スピード感は怒涛の勢いというのが近いと思う。
【主人公について】
さてここで、タイトルとの関係について考えて見たいと思う。
りょうこちゃんとは主人公のことだろう。そしてせきらら(赤裸々)とある。
つまり包み隠さないという意味だが、それが心情によって進んでいくことを含めると、これは作風というよりも表現法の一つなのではないかという結論に至る。
あらすじにもある通り精霊が相棒になるところから始まっており、バイトすることになった経緯へと繋がる。
地の文が心情描写だけで進んでいくので、全体の流れは把握し辛いが、主人公が何を考えているのかは丸分かりである。
【物語の見どころ】
恐らく手が早い主人公は、直ぐ人を殴ったり蹴ったりするのだろう。
しかしこの物語では、一見人間に見える人々が人間ではないのが特徴だと思う。そして、本来その攻撃が効かないはずなのに貫通させることが出来るのが、主人公の特殊な能力もしくは体質なのではないだろうか?
向けは、心情と会話で進んでいく。落語に似ているとも思う。語りで展開されていく物語の好きな人にはとても好みだと思う。
そして彼女が次々と出くわすのが怪奇な現象。
通常は恐らく、人間の攻撃を防ぐことが出来るのが怪奇な方々だと思う。(この物語の中では)それを無視して攻撃できるその理由(習得した武術)について、主人公は徐々に真相を知っていくところが見どころなのだと思う。
彼女の日常の一部を覗いてみませんか?
この先どんなことが起きるのか、その目でぜひ確かめてみてくださいね。お奨めです。
*備考7ページ目まで拝読
【あらすじ引用】
この小説はちょいエロ、ちょい甘。ガチバトル。時々シリアス、諸行無常。それらが混ざったエンターテイメント小説です。以下あらすじ。
主人公、向井良子とその弟、春樹は幼い頃に両親を事故で無くし、藤堂無手勝流(神も悪魔も魍魎も、問答無用で打ち砕く対人外用古流武術)の十六代目当主に養育される。
当主の意向もあったが、主に彼女の天然のせいで、神様や霊的なモノには気付かぬまま、藤堂無手勝流を免許皆伝、一歩手前まで習得し十六年。(弟は次期当主としてある程度、事情把握済み)
大学四年生になり、就活が上手くいかない彼女は、現実逃避的に喫茶店のバイトを始める。
だがそれは彼女を雇った店主、遠藤八尋(仙術使いで調停者)の壮大な計画の始まりだった。次々と湧き起こるファンタジー案件を通じて、彼女は自身が習得した武術の真相を少しずつ知っていく。
出来れば普通に就職して、生活したいけれども、手下が出来るは、精霊が相棒になるはで、そんなの出来そうに無い姉と、異世界転生してきたと思うけど、前世の記憶ゼロ、ほぼ地球人の弟は異世界には行かないし、普通に結婚予定の普通づくし予定で、遠藤八尋の計画は全然想定通りには行かない! 続きは本編で!(精霊が相棒になるところからスタートします)
基本的にお姉ちゃんが、ぶっ飛ばしていく話です。
【物語は】
触手と繋がるところから、今までの経緯について主人公視点のモノローグによって語られていく。
あらすじにもある通り、人外のものが多々存在する。それが当たり前の世界なのか、主人公はたまたま見えるだけなのか、物語を追っていくうちに明かされていくのだろう。
【作風について】
作風は、いわゆるなろう系と呼ばれるものではないのだろうか。
ただ全体で見た時、なろう系とは言い難い。この作品があえてこういう風に書かれている可能性があるからだ。
以上のことから読み手を選ぶ作品であるというのが第一印象。
一人称、一視点で進んでいくのだがほぼ心情なので、簡単に説明すると進み方は『孤独のグルメ』のような感じと言えば伝わるだろうか?
この物語では、主人公の気質の分かりやすいモノローグ調で物語が進んでいく。スピード感は怒涛の勢いというのが近いと思う。
【主人公について】
さてここで、タイトルとの関係について考えて見たいと思う。
りょうこちゃんとは主人公のことだろう。そしてせきらら(赤裸々)とある。
つまり包み隠さないという意味だが、それが心情によって進んでいくことを含めると、これは作風というよりも表現法の一つなのではないかという結論に至る。
あらすじにもある通り精霊が相棒になるところから始まっており、バイトすることになった経緯へと繋がる。
地の文が心情描写だけで進んでいくので、全体の流れは把握し辛いが、主人公が何を考えているのかは丸分かりである。
【物語の見どころ】
恐らく手が早い主人公は、直ぐ人を殴ったり蹴ったりするのだろう。
しかしこの物語では、一見人間に見える人々が人間ではないのが特徴だと思う。そして、本来その攻撃が効かないはずなのに貫通させることが出来るのが、主人公の特殊な能力もしくは体質なのではないだろうか?
向けは、心情と会話で進んでいく。落語に似ているとも思う。語りで展開されていく物語の好きな人にはとても好みだと思う。
そして彼女が次々と出くわすのが怪奇な現象。
通常は恐らく、人間の攻撃を防ぐことが出来るのが怪奇な方々だと思う。(この物語の中では)それを無視して攻撃できるその理由(習得した武術)について、主人公は徐々に真相を知っていくところが見どころなのだと思う。
彼女の日常の一部を覗いてみませんか?
この先どんなことが起きるのか、その目でぜひ確かめてみてくださいね。お奨めです。
*備考7ページ目まで拝読
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる