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7章 魔導学園 1年生編
95話 二人で
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俺はアイテムボックスの中から特性トマトジュースとOOPARTSオンラインで再現されたハンバーガーをルナに渡す。このハンバーガーもゲーム内の魔物を狩って料理系の固有属性を持っている人が作ったものだ。相当量残っているので個数的にじゃ全く痛くも痒くもない。最後の方はダンジョンなどよりもみんなこういう凝ったことをやっていたので記念に色々買い込んでいたのだ。
このハンバーガーは俺も驚いたほどの出来栄えだ。まさに現実で食べるハンバーガーと全く遜色なくむしろこっちの方が美味しいんじゃないかと思うレベルだ。パティから中の肉、野菜、ソースなどの素材から調味料までこだわりの一品だってよく聞かされていた。
あの人聞かないと購入させてくれないから少し苦手だったなぁ……けど料理は格別だったから何度も足を運んだけどさ。
「……」
さっきから何も言わずずっと無言でルナは俺があげたハンガーガーを食べている。まず渡した時からおかしかったのだ、匂いを嗅いだと思ったら突然何も言わずかぶりつき無言で食べ続けているのだから。
勢いよく食べすぎたのか胸を叩き喉を無理やり通す。
「あ、ほら飲み物!」
俺が咄嗟にトマトジュースを渡しルナはそれを一気に流し込む。
「ぷはーはーじぬかと思った……」
ルナは涙目になりながらも今度はゆっくりハンバーガーを頬張る。
「美味しいか?……」
もうすでに聞く必要はないだろうが一応な……
「もいしい」
ハンバーガーを口に含みながら答える。でも良かった異世界の人にも口に合って。やはり日本人が作る料理は最強だな。ルナの様子を見ていると何だか俺もお腹が空いてきたので1つハンバーガーを食べることにした。
するといつの間にか食べ終わっていたルナが俺の方へ手を差し出してくる。
「どうした?」
「もう一個いい?」
「おういいぞー」
何しろまだ1000個以上あるからな。ゲームの恐ろしいところは一度レシピに入ってしまえばどれだけでも簡単に量産出来てしまうところだろう。現実との差だ。
2人洞窟内でハンバーガーを頬張る絵面は何とも笑えるな……
そんなこんなで結局30分くらいくつろいで居た。あの後ももう2つほどルナはハンバーガーを食べていた。よほど気に入ったのだろう。
「そういえばこんなにくつろいでいて何だが先生達は見回りには来てないのか?」
「ええ。ここまでは入ってこないわよ。上の図書館は覗くかもしれないけど……」
なるほどここはいわば秘密基地みたいなものか……なんかいいなこういうの。OOPARTSオンラインでもよくケンとこうやってくつろぎながらご飯を食べていたものだ。
「そんじゃ続きやりますかね」
「そうね、何だかさっきまでの疲れが嘘みたいに無くなってるし料理の力って偉大ね」
あ、忘れてたが料理には様々な追加効果があって持続時間は食べた日中続くので結構便利だ。ハンバーガーは確か疲労回復効果だっけか……あんまり覚えてないが色々無駄な効果も多かった気がする。
俺達はさっきまで戦闘していた位置に戻りこれからの特訓内容を説明する。
「えっとねぇじゃあまずはさっきのルナが使ってたゴーレムみたいに俺も魔物を出すアイテムを持ってるからそれと戦って実践経験を積もう」
以前使っていた魔物の卵をアイテムボックスの中から選別する。前使ってたのがレア度Bの魔物だったはず……ルナだとちょうどC、Dあたりがちょうどいいかもな。
アイテムボックス内の魔物卵をレア度CとDの卵だけにしてその中からランダムで一個取り出す。
俺も後でやるのでついでにレア度Aの卵を取りアイテムボックスを閉じる。
「へぇーそんなアイテム持ってるのね」
「ああ、原理はさっきのゴーレムと一緒なんだが1つだけ違うのが合言葉が無いんだ。だから絶対に倒さなければならない」
「なるほどね分かったわ。それにしてもどんな魔物かしら?」
「それは知らん……」
「は?」
まあその反応になるのは分かるのだがこのアイテムはランダムにって説明しても分かってもらえなさそうだしなぁ……仕方ない。
「えっと結構古いアイテムだから俺も中身は分からないんだ」
「そういうこと……」
経験値の書も一緒に併用する。が、ルナには見つからないようこっそり使う。何せこれはレベル100になるまでは結構貴重な代物だし無闇に提供したり見せびらかしたりはしな方がいいという俺の中の判断だ。
なのでこっそりとバレないようルナに使わないといけない。これは使用者がこのアイテムの半径1m以内にいれば効果範囲内になるのでそこまで何とか近づかなければ……
そう、だがこれも見越してハンバーガーという料理にしてあったのだ。これから実践して見せよう。
「そうだルナさっき食べたハンバーガーを覆ってた紙を捨てるからこっちに頂戴」
俺はそう言いながらゆっくりとルナの元へ近く。
「ああ、これね分かったわ」
ルナはさっき食べたハンバーガーの包み紙が置いてある場所へ駆け寄る。そのまま俺の方へ持って来てくれる。
「はいこれ。ほんとありがとうね昼ごはん奢ってもらっちゃって」
「どういたしまして。だけど気にしないでいいからな」
そのまま包み紙を受け取りつつ右手に経験値の書を潜ませ効果を発動する。これでよし。
「あ!」
「ど、どうした?」
びくっ!と俺は跳び上がるように驚き何とか平静を保ちつつルナが何を反応しているのか聞き返す。
「いやあの……その包み紙可愛いから貰ってもいいかなって……」
確かにこの包み紙もあの人曰くどのハンバーガーの包み紙も全部違うようにしたとか言ってたっけ。それにハンバーガーの汚れも包み紙には付かないように魔法が付与されている。
和紙を彷彿とさせるような色合いとデザインで確かにこれを貰いたい気持ちも分かる。というかそのことだったのかてっきり右手にあった経験値の書を見られたのかと思った……
「全然いいよほら」
ふぅーこれで何とか誤魔化せたようだ。
「で、こっちの卵でいいのね」
そう言って置いておいた卵をルナは拾い上げ所定の位置に置く。そして戦闘準備を済ませた俺達は卵から距離を取ってまずルナの方の卵に向かって石ころを投げる。ちょっとした衝撃でアイテムは起動するのでここら辺は便利だ。
コツンと石が当たった卵はカタカタと小刻みに揺れ始めヒビが入り割れる。
「「え?」」
どうやらやらかしてしまったようだ。
このハンバーガーは俺も驚いたほどの出来栄えだ。まさに現実で食べるハンバーガーと全く遜色なくむしろこっちの方が美味しいんじゃないかと思うレベルだ。パティから中の肉、野菜、ソースなどの素材から調味料までこだわりの一品だってよく聞かされていた。
あの人聞かないと購入させてくれないから少し苦手だったなぁ……けど料理は格別だったから何度も足を運んだけどさ。
「……」
さっきから何も言わずずっと無言でルナは俺があげたハンガーガーを食べている。まず渡した時からおかしかったのだ、匂いを嗅いだと思ったら突然何も言わずかぶりつき無言で食べ続けているのだから。
勢いよく食べすぎたのか胸を叩き喉を無理やり通す。
「あ、ほら飲み物!」
俺が咄嗟にトマトジュースを渡しルナはそれを一気に流し込む。
「ぷはーはーじぬかと思った……」
ルナは涙目になりながらも今度はゆっくりハンバーガーを頬張る。
「美味しいか?……」
もうすでに聞く必要はないだろうが一応な……
「もいしい」
ハンバーガーを口に含みながら答える。でも良かった異世界の人にも口に合って。やはり日本人が作る料理は最強だな。ルナの様子を見ていると何だか俺もお腹が空いてきたので1つハンバーガーを食べることにした。
するといつの間にか食べ終わっていたルナが俺の方へ手を差し出してくる。
「どうした?」
「もう一個いい?」
「おういいぞー」
何しろまだ1000個以上あるからな。ゲームの恐ろしいところは一度レシピに入ってしまえばどれだけでも簡単に量産出来てしまうところだろう。現実との差だ。
2人洞窟内でハンバーガーを頬張る絵面は何とも笑えるな……
そんなこんなで結局30分くらいくつろいで居た。あの後ももう2つほどルナはハンバーガーを食べていた。よほど気に入ったのだろう。
「そういえばこんなにくつろいでいて何だが先生達は見回りには来てないのか?」
「ええ。ここまでは入ってこないわよ。上の図書館は覗くかもしれないけど……」
なるほどここはいわば秘密基地みたいなものか……なんかいいなこういうの。OOPARTSオンラインでもよくケンとこうやってくつろぎながらご飯を食べていたものだ。
「そんじゃ続きやりますかね」
「そうね、何だかさっきまでの疲れが嘘みたいに無くなってるし料理の力って偉大ね」
あ、忘れてたが料理には様々な追加効果があって持続時間は食べた日中続くので結構便利だ。ハンバーガーは確か疲労回復効果だっけか……あんまり覚えてないが色々無駄な効果も多かった気がする。
俺達はさっきまで戦闘していた位置に戻りこれからの特訓内容を説明する。
「えっとねぇじゃあまずはさっきのルナが使ってたゴーレムみたいに俺も魔物を出すアイテムを持ってるからそれと戦って実践経験を積もう」
以前使っていた魔物の卵をアイテムボックスの中から選別する。前使ってたのがレア度Bの魔物だったはず……ルナだとちょうどC、Dあたりがちょうどいいかもな。
アイテムボックス内の魔物卵をレア度CとDの卵だけにしてその中からランダムで一個取り出す。
俺も後でやるのでついでにレア度Aの卵を取りアイテムボックスを閉じる。
「へぇーそんなアイテム持ってるのね」
「ああ、原理はさっきのゴーレムと一緒なんだが1つだけ違うのが合言葉が無いんだ。だから絶対に倒さなければならない」
「なるほどね分かったわ。それにしてもどんな魔物かしら?」
「それは知らん……」
「は?」
まあその反応になるのは分かるのだがこのアイテムはランダムにって説明しても分かってもらえなさそうだしなぁ……仕方ない。
「えっと結構古いアイテムだから俺も中身は分からないんだ」
「そういうこと……」
経験値の書も一緒に併用する。が、ルナには見つからないようこっそり使う。何せこれはレベル100になるまでは結構貴重な代物だし無闇に提供したり見せびらかしたりはしな方がいいという俺の中の判断だ。
なのでこっそりとバレないようルナに使わないといけない。これは使用者がこのアイテムの半径1m以内にいれば効果範囲内になるのでそこまで何とか近づかなければ……
そう、だがこれも見越してハンバーガーという料理にしてあったのだ。これから実践して見せよう。
「そうだルナさっき食べたハンバーガーを覆ってた紙を捨てるからこっちに頂戴」
俺はそう言いながらゆっくりとルナの元へ近く。
「ああ、これね分かったわ」
ルナはさっき食べたハンバーガーの包み紙が置いてある場所へ駆け寄る。そのまま俺の方へ持って来てくれる。
「はいこれ。ほんとありがとうね昼ごはん奢ってもらっちゃって」
「どういたしまして。だけど気にしないでいいからな」
そのまま包み紙を受け取りつつ右手に経験値の書を潜ませ効果を発動する。これでよし。
「あ!」
「ど、どうした?」
びくっ!と俺は跳び上がるように驚き何とか平静を保ちつつルナが何を反応しているのか聞き返す。
「いやあの……その包み紙可愛いから貰ってもいいかなって……」
確かにこの包み紙もあの人曰くどのハンバーガーの包み紙も全部違うようにしたとか言ってたっけ。それにハンバーガーの汚れも包み紙には付かないように魔法が付与されている。
和紙を彷彿とさせるような色合いとデザインで確かにこれを貰いたい気持ちも分かる。というかそのことだったのかてっきり右手にあった経験値の書を見られたのかと思った……
「全然いいよほら」
ふぅーこれで何とか誤魔化せたようだ。
「で、こっちの卵でいいのね」
そう言って置いておいた卵をルナは拾い上げ所定の位置に置く。そして戦闘準備を済ませた俺達は卵から距離を取ってまずルナの方の卵に向かって石ころを投げる。ちょっとした衝撃でアイテムは起動するのでここら辺は便利だ。
コツンと石が当たった卵はカタカタと小刻みに揺れ始めヒビが入り割れる。
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どうやらやらかしてしまったようだ。
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