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23)やる気満々な感じ
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あやかちゃんは、更衣室でダイゴ君と一緒に裸になりました。彼の変化した性器も見ました。
もしかしたらそれを最初に目撃したのは彼女かもしれません。
ダイゴ君のこれまでの人生、ご両親やお姉ちゃん、友達に裸を見られたことがあったに違いありませんが、しかし勃起した性器を見られた経験はないと思います。
あやかちゃんは初めてそれを目撃したのです。
自分の裸を見て、男の子が興奮してそれが変化していくその様。
悪い気はしなかったのです。それどころか、あやかちゃんは自分でも驚くような感情を覚えていました。
何と言うかエッチな気分というか、女として自分の魅力を自覚出来て嬉しかったというか。
「この子、私の身体で興奮するんだ。そんなに見たいんだ? じゃあ、見せてあげるね!」
「どこがいい? やっぱりおっぱいなのかな? お尻でもいいよ。え? 股を開いてって? ダイゴ君って本当にエッチね。でも、ダイゴ君なら、見せてあげてもいいかな・・・」
「嘘、やっぱり見せてあげないよ。おあずけだかんね・・・」
「でも、私のこと、好きって言ったら見せてあげてもいいかな」
あやかちゃんは独りで、そんなことを考えたりしていました。
そして興奮していました。欲情していました。
女の子がエッチな気分になるとどんな感じになるのか。
多分、濡れます。
女の子のあの部分が濡れます。
で、きっと入れたくなります。挿入したくなります。
え? 処女はそんなところまで思い至らないですって?
はあ、そうかもしれませんね。
でも本能というのがあるはずで、その濡れた空虚な部分を満たして欲しいとかなんかそんな感じになると思うのです。
少なくとも、あやかちゃんはなりました!
私がダイゴ君のあの部分に座ってもいい(実は挿入してもいいという意味)。そんな決心を固め始めていました。
「えーと、つまりさ、現時点では誰も座る希望者いないの?」
あやかちゃんはさりげない口調を装い、尋ねます。
「うん、いない」
ちかちゃんは答えます。
「でも誰か座らないといけないわけでしょ・・・」
「そうなんだよね」
「だったら、仕方ないのかなあ」
あやかちゃんは言います。やりたくはないけれど、私がその仕事、引き受けるしかないってわけね。わかりました。
あやかちゃんはさりげなく言っているつもりでしたが、やる気満々な感じが透けていました。
ちかちゃんたちはあやかちゃんよりも年齢が上なので、そういう感情の機微を見逃しません。
(ふーん、この子、ダイゴ君とやりたいんだな)
(じゃあ、絶対に、やらせてあげない)
ちかちゃん、胡桃ちゃん、光ちゃん、そのトリオは心の中で同じことを考えていました。
あやかちゃんの希望を満たしてあげるのは、同じ女子として嫌。そんな感じなのです。
「わかった、あやかちゃん、嫌そうにしてるみたいだから、他の子に頼むね」
ちかちゃんは言います。
「うん、むりにやらせるのは、こっちも嫌な感じだし」
胡桃ちゃんも続きます。
「え? え?」
あやかちゃんはこの急展開に驚きます。
わ、私、別に嫌じゃないよ。
しかし、そんなことは言えません。
そういう行為が好きな女の子だと、他の女子に思われてしまうことほど、屈辱的なことはありませんよね。
「よ、よかった、安心した」
あやかちゃんは顔を引きつらせて、そう言います。
「そうでしょ。じゃあ、いいよ。もうあっち行ってて」
あやかちゃんにイジワル出来て、ちかちゃんたちは満足ですが、その選択肢はなくなってしまいました。
では誰にやらせるべきか? 三人は再び顔を見合せます。
そこで目に入ったのは、まなみちゃんでした。
もしかしたらそれを最初に目撃したのは彼女かもしれません。
ダイゴ君のこれまでの人生、ご両親やお姉ちゃん、友達に裸を見られたことがあったに違いありませんが、しかし勃起した性器を見られた経験はないと思います。
あやかちゃんは初めてそれを目撃したのです。
自分の裸を見て、男の子が興奮してそれが変化していくその様。
悪い気はしなかったのです。それどころか、あやかちゃんは自分でも驚くような感情を覚えていました。
何と言うかエッチな気分というか、女として自分の魅力を自覚出来て嬉しかったというか。
「この子、私の身体で興奮するんだ。そんなに見たいんだ? じゃあ、見せてあげるね!」
「どこがいい? やっぱりおっぱいなのかな? お尻でもいいよ。え? 股を開いてって? ダイゴ君って本当にエッチね。でも、ダイゴ君なら、見せてあげてもいいかな・・・」
「嘘、やっぱり見せてあげないよ。おあずけだかんね・・・」
「でも、私のこと、好きって言ったら見せてあげてもいいかな」
あやかちゃんは独りで、そんなことを考えたりしていました。
そして興奮していました。欲情していました。
女の子がエッチな気分になるとどんな感じになるのか。
多分、濡れます。
女の子のあの部分が濡れます。
で、きっと入れたくなります。挿入したくなります。
え? 処女はそんなところまで思い至らないですって?
はあ、そうかもしれませんね。
でも本能というのがあるはずで、その濡れた空虚な部分を満たして欲しいとかなんかそんな感じになると思うのです。
少なくとも、あやかちゃんはなりました!
私がダイゴ君のあの部分に座ってもいい(実は挿入してもいいという意味)。そんな決心を固め始めていました。
「えーと、つまりさ、現時点では誰も座る希望者いないの?」
あやかちゃんはさりげない口調を装い、尋ねます。
「うん、いない」
ちかちゃんは答えます。
「でも誰か座らないといけないわけでしょ・・・」
「そうなんだよね」
「だったら、仕方ないのかなあ」
あやかちゃんは言います。やりたくはないけれど、私がその仕事、引き受けるしかないってわけね。わかりました。
あやかちゃんはさりげなく言っているつもりでしたが、やる気満々な感じが透けていました。
ちかちゃんたちはあやかちゃんよりも年齢が上なので、そういう感情の機微を見逃しません。
(ふーん、この子、ダイゴ君とやりたいんだな)
(じゃあ、絶対に、やらせてあげない)
ちかちゃん、胡桃ちゃん、光ちゃん、そのトリオは心の中で同じことを考えていました。
あやかちゃんの希望を満たしてあげるのは、同じ女子として嫌。そんな感じなのです。
「わかった、あやかちゃん、嫌そうにしてるみたいだから、他の子に頼むね」
ちかちゃんは言います。
「うん、むりにやらせるのは、こっちも嫌な感じだし」
胡桃ちゃんも続きます。
「え? え?」
あやかちゃんはこの急展開に驚きます。
わ、私、別に嫌じゃないよ。
しかし、そんなことは言えません。
そういう行為が好きな女の子だと、他の女子に思われてしまうことほど、屈辱的なことはありませんよね。
「よ、よかった、安心した」
あやかちゃんは顔を引きつらせて、そう言います。
「そうでしょ。じゃあ、いいよ。もうあっち行ってて」
あやかちゃんにイジワル出来て、ちかちゃんたちは満足ですが、その選択肢はなくなってしまいました。
では誰にやらせるべきか? 三人は再び顔を見合せます。
そこで目に入ったのは、まなみちゃんでした。
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