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34)スカートの中、正面から見るか、下から見上げるか
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僕は変態であると思う。もうそれは本当にとんでもないレベルでね。
いや、誰もが自分のことを変態、特殊な性癖の持ち主であると考えているものかもしれない。俺はヤバい、ヤバ過ぎる、って。
だって他人のことを知らないからだ。自分のことは何でも特別だと考えがちなのだ。
しかし他の人たちもけっこうヤバい奴らばかりで、性に対してある種のこだわりを持っていることは間違いなく、自分だけが特殊だと思うのは、つまり幼稚というか素朴なナルシズムに過ぎないって感じで、だから僕だって実際のところはきわめて普通かもしれない。
だからまあ、僕が変態かどうかはともかく、とにかく女子の制服姿が異様に好きで、そしてその女子が座り込んでいる姿が異常に好きで、もう本当にそれは大好きだとしか言いようがなくて、その姿が好きで堪らないからイメージビデオを見まくって、で、イメージビデオレビュアーとしての今の僕があるわけです。
スカートは底がない筒である。ポエジーなことを言い放ってしまったが、まあ、何となく僕の言いたいことは伝わるはずである。
こんなものが衣服として流通しているのがおかしい。世の中、狂っている。実際、僕も自分でスカートを履いて、鏡の前で色々と試してみたので、その無防備さはよくわかっている。
さすがにそれを履いて、外に出たことはないけれど、ベランダに出たことはある。通気性というか、吹き込む風の冷ややかさがモロで、こんなのを履いて生活出来るのかよって思いつつも、妙に興奮したりもして。
それくらい僕はスカートが好きなのである。
さっきも言ったけれど特に座った姿が好きで、「当然、下着が見えそうな感じが好きなんだろ、おい」と思われるだろうけど、それが全てではないということも言いたい。裏ももが良いのだ。女の子の脚の裏側の質感。
だから女子の後ろ姿も好きで、でも、やっぱり顔も見たくて、裏ももと顔が見られる姿勢というのが、体育座り(三角座りっていったほうが伝わるのかな)の姿勢。あるいは、しゃがむようなあの座り方。
僕はイメージビデオのレビューをブログでやっているのだけど、というか、それが本業で、そのブログのおかげで実際にイメージビデオの監督を務めさせていただくことになったわけであるが、そのレビューには、「裏もも」の魅力について言葉を尽くして書きまくっている。
太ももではなく、裏ももである意味。「裏」の良さ。表面よりも、裏であることの卑猥性。
その意見を支持してくれる読者もいる一方、中には僕のことを偽善者だとか、嘘つきだとか罵ってくるブログの読者さんもいる。
「嘘つけよ、裏ももとが良いとか。人体の美に逃げんじゃねえよ。本当はお前はスカートの中を覗きたいだけだろ。下着が、パンチラが好きなだけだろ、え?」
その意見を全否定も出来ないことも事実だろう。それはそうなんだと思うよ、実際。
でもただ単にスカートの中を覗きたい趣味に取り憑かれているわけでもないことも、声を大にして言いたい。だって僕は、スカートを下から見上げるスタイルは好きではありませんからね、ええ、はい。
その昔、通学路にある溝の側溝に潜んで、女子高生たちを窃視し続けたという窃視者がて、ニュースを賑わしたりした。
その情熱とか執念は凄いと思うけど、別に僕はそんなことをしたくないのである。下から見上げたいわけじゃないのだ。
そのスタイルに美はないと思う。エロスもないと思う。だって裏ももが見えないからね。本当にスカートの中しか見えない。そういうのは全然、好みじゃない!
いや、別にそんなアピールは普通の人からすれば、どうでもいいことかもしれない。煎じ詰めれば、お前も同じ覗き見趣味の卑劣漢だろ、と言われるであろう。それもわかっている。
でも、同じカテゴリーにいるようだけど、同じフェティシズムを共有していないことは重要で、つまり、僕の監督したイメージビデオを見ても、少しも心を動かされない男たちもけっこういるってことだと思う。
似ているようで違う、そこの差異、深い、どこまでも深い。深くて、多様な世界。
いや、誰もが自分のことを変態、特殊な性癖の持ち主であると考えているものかもしれない。俺はヤバい、ヤバ過ぎる、って。
だって他人のことを知らないからだ。自分のことは何でも特別だと考えがちなのだ。
しかし他の人たちもけっこうヤバい奴らばかりで、性に対してある種のこだわりを持っていることは間違いなく、自分だけが特殊だと思うのは、つまり幼稚というか素朴なナルシズムに過ぎないって感じで、だから僕だって実際のところはきわめて普通かもしれない。
だからまあ、僕が変態かどうかはともかく、とにかく女子の制服姿が異様に好きで、そしてその女子が座り込んでいる姿が異常に好きで、もう本当にそれは大好きだとしか言いようがなくて、その姿が好きで堪らないからイメージビデオを見まくって、で、イメージビデオレビュアーとしての今の僕があるわけです。
スカートは底がない筒である。ポエジーなことを言い放ってしまったが、まあ、何となく僕の言いたいことは伝わるはずである。
こんなものが衣服として流通しているのがおかしい。世の中、狂っている。実際、僕も自分でスカートを履いて、鏡の前で色々と試してみたので、その無防備さはよくわかっている。
さすがにそれを履いて、外に出たことはないけれど、ベランダに出たことはある。通気性というか、吹き込む風の冷ややかさがモロで、こんなのを履いて生活出来るのかよって思いつつも、妙に興奮したりもして。
それくらい僕はスカートが好きなのである。
さっきも言ったけれど特に座った姿が好きで、「当然、下着が見えそうな感じが好きなんだろ、おい」と思われるだろうけど、それが全てではないということも言いたい。裏ももが良いのだ。女の子の脚の裏側の質感。
だから女子の後ろ姿も好きで、でも、やっぱり顔も見たくて、裏ももと顔が見られる姿勢というのが、体育座り(三角座りっていったほうが伝わるのかな)の姿勢。あるいは、しゃがむようなあの座り方。
僕はイメージビデオのレビューをブログでやっているのだけど、というか、それが本業で、そのブログのおかげで実際にイメージビデオの監督を務めさせていただくことになったわけであるが、そのレビューには、「裏もも」の魅力について言葉を尽くして書きまくっている。
太ももではなく、裏ももである意味。「裏」の良さ。表面よりも、裏であることの卑猥性。
その意見を支持してくれる読者もいる一方、中には僕のことを偽善者だとか、嘘つきだとか罵ってくるブログの読者さんもいる。
「嘘つけよ、裏ももとが良いとか。人体の美に逃げんじゃねえよ。本当はお前はスカートの中を覗きたいだけだろ。下着が、パンチラが好きなだけだろ、え?」
その意見を全否定も出来ないことも事実だろう。それはそうなんだと思うよ、実際。
でもただ単にスカートの中を覗きたい趣味に取り憑かれているわけでもないことも、声を大にして言いたい。だって僕は、スカートを下から見上げるスタイルは好きではありませんからね、ええ、はい。
その昔、通学路にある溝の側溝に潜んで、女子高生たちを窃視し続けたという窃視者がて、ニュースを賑わしたりした。
その情熱とか執念は凄いと思うけど、別に僕はそんなことをしたくないのである。下から見上げたいわけじゃないのだ。
そのスタイルに美はないと思う。エロスもないと思う。だって裏ももが見えないからね。本当にスカートの中しか見えない。そういうのは全然、好みじゃない!
いや、別にそんなアピールは普通の人からすれば、どうでもいいことかもしれない。煎じ詰めれば、お前も同じ覗き見趣味の卑劣漢だろ、と言われるであろう。それもわかっている。
でも、同じカテゴリーにいるようだけど、同じフェティシズムを共有していないことは重要で、つまり、僕の監督したイメージビデオを見ても、少しも心を動かされない男たちもけっこういるってことだと思う。
似ているようで違う、そこの差異、深い、どこまでも深い。深くて、多様な世界。
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