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三、ある技術者の未練
第十四話
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「ねえ、聞いて」
真夜中の工場。あまねは悪夢──久持さんと対峙していた。俺と先代は、彼女になにかあったときのために、後ろで待機している。
まったく聞く耳を持たない悪夢。かたかたと機械を動かしているが、なにを目的としているのかはわからない。俺には、研究の続きをしているように映った。
「久持さん」
何度名前を呼んだかわからない。彼女の声と機械音だけが虚空に消えていく。
人の形をした悪夢は、こちらを振り向くことはない。一度たりとも反応を見せなかった。
彼に、今の状況を納得してもらうしかない。どれだけ危険でも、そうすることでしか夢を食べることはできないと、あまねは言っていた。
「久持さん。私達、調べたよ。あなたがしたこと、全部」
あまねは強引に話を進める。その瞬間、彼の手が止まった。けれどそれは刹那的で、すぐにまた、手を動かし始めてしまう。期待する間もなかった。
そこで諦める彼女ではない。久持さんが聞いているのかどうかも確認しないで、一人で話し始めた。
「久持さんは、ずっとここで研究してんだね。知らなかった」
いつものように、抑揚のない声で話す。
「知らないことだらけだった。何十年も前には、すでに海の汚染が問題になっていたんだってね。本気で対策しようとした人は少なかった。けど、だんだん事情が変わってきた」
いつの間にか、久持さんの手は止まっていた。
「最初に打撃を受けたのは漁業。質のいい魚は獲れなくなった。当然、あなたの父親も被害を被った。あなたの父親は、漁師だったから」
人影が揺れた。今の現実を聞いて、彼はなにを思ったのか。想像に難くない。
「すぐに、あなたが開発途中だった技術が試された。皆、それで大丈夫と思った。なんの根拠もなしに。希望的観測は当たらなかった。効果はごく一部。海全てを浄化することなんてできない」
本当にこれでいいのか。だんだん不安になってきた。
事実を並べて、久持さんに納得してもらう。一言で表せばそういう作戦。ここまで、なに一ついい情報がない。
突然、久持さんが顔のない頭をこちらに向けてきた。先代が息をのんだのがわかる。そりゃそうだ。判断を一つでも間違えたら、あまねが危ない。
相手は、負の感情を持った悪夢なのだ。
「もしあいつがあまねになにかしかけたら、あまねを連れて全力で逃げるわよ」
先代が囁いてきた。
前に見た悪夢とは、全然違う。言われなくてもわかる。
けど、〈獏〉が彼を食べるしか、この状況を打開できない。俺達にできるのは、彼女を見守ることだけだ。
こちらの声が聞こえているのか否か。あまねはなにも気にしていない様子で語りかける。
「その状況は今も変わってない。むしろ前よりも悪化してる」
ゆっくりと、だが確実に悪夢は動く。いつ飛びかかってもおかしくない。見ていられなくなった先代が飛び出そうとするのを制した。
「まだだ」
「なに言ってんの。このままだとあまねが──」
「もう少しだけ」
諦めたような顔をして引き下がる。
「前回正しかったのは、あんただからね……。けど、間違えたらただじゃおかないわよ」
久持さんは、手を伸ばせばあまねに触れられるほどの距離まで近づいていた。そのまま、彼女の方に手を伸ばす。
「どうして、そこまでのことしかできてないと思ったの?」
その刹那、久持さんの動きが止まった。
「あなたが死んでから、もう二十年も経ってる。なにも進んでいないはずがない」
宙に浮いていた腕が下ろされる。
「もちろん、まだ全部解決することはできない。けど、あなたの技術をベースに発展させることはできた。コストの削減。これが一番大きい。技術は、あと少しで実現できるかもしれない。そういうところまできてる」
この悪夢に表情はない。見えるのはその背格好だけ。
なぜだろう。それでもわかる。今、彼の中で、なにかが変わった。
「あなたの技術も研究も無駄じゃない。だから、もう未練は抱えなくていい」
しばらく反応は返ってこなかった。
一分ほど経っただろうか。不意に、消え入りそうな音が聞こえてくる。
「無駄では、ない。それなら、私は……」
とても、不安そうな声だった。
「大丈夫。私があなたを食べるから。ちゃんと、終わらせる」
久持さんの体から、完全に力が抜けた。それを確認したあまねは笑った。
「──いただきます」
抵抗はされなかった。
あまねは久持さんを食べた。苦かったようで、顔をしかめて口を動かしている。
夢を飲みこんだあまねが、こちらに戻ってきた。真っ先に駆け寄ったのは先代だった。
「あ、あまね大丈夫? なんともない?」
「うん。大丈夫」
その言葉どおりにケロッとしている。どう見ても祟られてはいない。
先代が胸を撫でおろした。もう離さないと言わんばかりに、あまねに引っ付いている。
どちらにせよ、こうしないといけなかった。この悪夢には現実を受け入れてもらって、どうにか食べさせてもらうしかなかった。だからあまねも、少々危険な賭けをした。結果的に成功したからよかったものの、失敗していたらと思うとぞっとする。
「優吾も、ありがとう」
突然あまねがそう言った。その声で我に返る。
「俺はなにもしてない」
「またそれ」
怒られてしまった。またフグみたいになっている。
月がほぼ真南に上っていた。確か、つい数日前が満月だったはず。
日付が変わる頃だ。
「あ、そうだカノン」
「なによ、あまね」
「今日だよね」
「……知らないわよ」
またなにか二人で話している。こういうときは、〈獏〉か悪夢の話をしているけど、今はそんな流れじゃない。どうせ内緒話でもしてるんだろうと思ったところで、こちらに話を振られた。
「優吾」
「なに?」
なにか顔に出てないかと思ったが無駄だった。なにもわからない。彼女のポーカーフェイスは、俺には破れない。
わざわざ言われたのは、こんなことだった。
「誕生日、おめでとう」
「…………」
予想もしなかったところから、予想外の言葉。なんと返すのが正解かわからなくて、そのまま固まってしまう。
「……あれ」
あまねが気まずそうに先代を見た。
「ねえカノン。私なにか間違えた?」
「さあ?」
先代はさほど興味がないようだ。
「おかしい……。本には書いてあったのに。友達と仲良くなるには、誕生日をお祝いするのが第一歩だって……」
なにやら偏った知識を得てしまったようだ。仲良くはなれるかもしれないけど、第一歩にはならないと思う。
そんなことはどうでもいい。こっちの方が問題だ。
「それ、どこで知ったの? 言ったことないだろ。誕生日とか」
「学生証」
すぐには思い当たらなかった。学生証を彼女に見せた覚えはない。それか、先代が勝手に見たか……。
記憶を辿る最中で、あるところに行きついた。
「もしかして……」
思い出した。彼女と初めて会った日。彼女に学生証を拾ってもらったのだ。
「名前は全然見てなかったけど、誕生日はなぜか覚えてた。間違ってはない、よね?」
「そうだけど……。あー、違う。そうじゃなくて……」
すぐには言葉がまとまらず、意味もなく後頭部を掻いた。
「ごめん。こういうの慣れてなくてさ。どう反応したらいいかわからなかっただけ」
ちゃんと笑えていただろうか。自信がない。
「そうなの?」
「うん。ありがとな」
あまねは笑って頷いた。
「あまね。これじゃ失敗じゃない?」
先代があまねの脇腹をつついた。
「うん。失敗。……優吾ってあんまり喜んだりしないよね」
それを聞いて、思わず「あまねだけには言われたくない」と呟いてしまった。
真夜中の工場。あまねは悪夢──久持さんと対峙していた。俺と先代は、彼女になにかあったときのために、後ろで待機している。
まったく聞く耳を持たない悪夢。かたかたと機械を動かしているが、なにを目的としているのかはわからない。俺には、研究の続きをしているように映った。
「久持さん」
何度名前を呼んだかわからない。彼女の声と機械音だけが虚空に消えていく。
人の形をした悪夢は、こちらを振り向くことはない。一度たりとも反応を見せなかった。
彼に、今の状況を納得してもらうしかない。どれだけ危険でも、そうすることでしか夢を食べることはできないと、あまねは言っていた。
「久持さん。私達、調べたよ。あなたがしたこと、全部」
あまねは強引に話を進める。その瞬間、彼の手が止まった。けれどそれは刹那的で、すぐにまた、手を動かし始めてしまう。期待する間もなかった。
そこで諦める彼女ではない。久持さんが聞いているのかどうかも確認しないで、一人で話し始めた。
「久持さんは、ずっとここで研究してんだね。知らなかった」
いつものように、抑揚のない声で話す。
「知らないことだらけだった。何十年も前には、すでに海の汚染が問題になっていたんだってね。本気で対策しようとした人は少なかった。けど、だんだん事情が変わってきた」
いつの間にか、久持さんの手は止まっていた。
「最初に打撃を受けたのは漁業。質のいい魚は獲れなくなった。当然、あなたの父親も被害を被った。あなたの父親は、漁師だったから」
人影が揺れた。今の現実を聞いて、彼はなにを思ったのか。想像に難くない。
「すぐに、あなたが開発途中だった技術が試された。皆、それで大丈夫と思った。なんの根拠もなしに。希望的観測は当たらなかった。効果はごく一部。海全てを浄化することなんてできない」
本当にこれでいいのか。だんだん不安になってきた。
事実を並べて、久持さんに納得してもらう。一言で表せばそういう作戦。ここまで、なに一ついい情報がない。
突然、久持さんが顔のない頭をこちらに向けてきた。先代が息をのんだのがわかる。そりゃそうだ。判断を一つでも間違えたら、あまねが危ない。
相手は、負の感情を持った悪夢なのだ。
「もしあいつがあまねになにかしかけたら、あまねを連れて全力で逃げるわよ」
先代が囁いてきた。
前に見た悪夢とは、全然違う。言われなくてもわかる。
けど、〈獏〉が彼を食べるしか、この状況を打開できない。俺達にできるのは、彼女を見守ることだけだ。
こちらの声が聞こえているのか否か。あまねはなにも気にしていない様子で語りかける。
「その状況は今も変わってない。むしろ前よりも悪化してる」
ゆっくりと、だが確実に悪夢は動く。いつ飛びかかってもおかしくない。見ていられなくなった先代が飛び出そうとするのを制した。
「まだだ」
「なに言ってんの。このままだとあまねが──」
「もう少しだけ」
諦めたような顔をして引き下がる。
「前回正しかったのは、あんただからね……。けど、間違えたらただじゃおかないわよ」
久持さんは、手を伸ばせばあまねに触れられるほどの距離まで近づいていた。そのまま、彼女の方に手を伸ばす。
「どうして、そこまでのことしかできてないと思ったの?」
その刹那、久持さんの動きが止まった。
「あなたが死んでから、もう二十年も経ってる。なにも進んでいないはずがない」
宙に浮いていた腕が下ろされる。
「もちろん、まだ全部解決することはできない。けど、あなたの技術をベースに発展させることはできた。コストの削減。これが一番大きい。技術は、あと少しで実現できるかもしれない。そういうところまできてる」
この悪夢に表情はない。見えるのはその背格好だけ。
なぜだろう。それでもわかる。今、彼の中で、なにかが変わった。
「あなたの技術も研究も無駄じゃない。だから、もう未練は抱えなくていい」
しばらく反応は返ってこなかった。
一分ほど経っただろうか。不意に、消え入りそうな音が聞こえてくる。
「無駄では、ない。それなら、私は……」
とても、不安そうな声だった。
「大丈夫。私があなたを食べるから。ちゃんと、終わらせる」
久持さんの体から、完全に力が抜けた。それを確認したあまねは笑った。
「──いただきます」
抵抗はされなかった。
あまねは久持さんを食べた。苦かったようで、顔をしかめて口を動かしている。
夢を飲みこんだあまねが、こちらに戻ってきた。真っ先に駆け寄ったのは先代だった。
「あ、あまね大丈夫? なんともない?」
「うん。大丈夫」
その言葉どおりにケロッとしている。どう見ても祟られてはいない。
先代が胸を撫でおろした。もう離さないと言わんばかりに、あまねに引っ付いている。
どちらにせよ、こうしないといけなかった。この悪夢には現実を受け入れてもらって、どうにか食べさせてもらうしかなかった。だからあまねも、少々危険な賭けをした。結果的に成功したからよかったものの、失敗していたらと思うとぞっとする。
「優吾も、ありがとう」
突然あまねがそう言った。その声で我に返る。
「俺はなにもしてない」
「またそれ」
怒られてしまった。またフグみたいになっている。
月がほぼ真南に上っていた。確か、つい数日前が満月だったはず。
日付が変わる頃だ。
「あ、そうだカノン」
「なによ、あまね」
「今日だよね」
「……知らないわよ」
またなにか二人で話している。こういうときは、〈獏〉か悪夢の話をしているけど、今はそんな流れじゃない。どうせ内緒話でもしてるんだろうと思ったところで、こちらに話を振られた。
「優吾」
「なに?」
なにか顔に出てないかと思ったが無駄だった。なにもわからない。彼女のポーカーフェイスは、俺には破れない。
わざわざ言われたのは、こんなことだった。
「誕生日、おめでとう」
「…………」
予想もしなかったところから、予想外の言葉。なんと返すのが正解かわからなくて、そのまま固まってしまう。
「……あれ」
あまねが気まずそうに先代を見た。
「ねえカノン。私なにか間違えた?」
「さあ?」
先代はさほど興味がないようだ。
「おかしい……。本には書いてあったのに。友達と仲良くなるには、誕生日をお祝いするのが第一歩だって……」
なにやら偏った知識を得てしまったようだ。仲良くはなれるかもしれないけど、第一歩にはならないと思う。
そんなことはどうでもいい。こっちの方が問題だ。
「それ、どこで知ったの? 言ったことないだろ。誕生日とか」
「学生証」
すぐには思い当たらなかった。学生証を彼女に見せた覚えはない。それか、先代が勝手に見たか……。
記憶を辿る最中で、あるところに行きついた。
「もしかして……」
思い出した。彼女と初めて会った日。彼女に学生証を拾ってもらったのだ。
「名前は全然見てなかったけど、誕生日はなぜか覚えてた。間違ってはない、よね?」
「そうだけど……。あー、違う。そうじゃなくて……」
すぐには言葉がまとまらず、意味もなく後頭部を掻いた。
「ごめん。こういうの慣れてなくてさ。どう反応したらいいかわからなかっただけ」
ちゃんと笑えていただろうか。自信がない。
「そうなの?」
「うん。ありがとな」
あまねは笑って頷いた。
「あまね。これじゃ失敗じゃない?」
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