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120・サキュバスと12歳の少年に戻されてしまった息吹18
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120・サキュバスと12歳の少年に戻されてしまった息吹18
サキュバス望の一件が終了して数日後の今日、空や気温は人にやさしいモードをふるまう。
「ふあぁ……やっぱり平和が一番だよなぁ」
明るいが人気がなくて特別空間みたいな午前10時過ぎの公園にて、ベンチに寝転がる息吹は空見てつぶやいた。もちろん四次元に入っているので、三次元の人間に息吹の姿は見えない。
「うん?」
心地よさにおぼれていた息吹、何かに意識を突かれたように思い、寝ころんだまま顔を横に向ける。すると一人の……見た感じは13歳くらいで美形でかわいい感じでばっちり巨乳という少女が公園に入ってきた姿が目に映る。
「う!」
息吹、寝転がったまま心臓破裂なほどおどろく。なぜなら少女の姿というのは他でもない奇麗菜かすみ、通称ビューティーかすみであるからだ。
(偶然……)
息吹、ベンチに寝転び顔を横に向けながらけっこうドキドキした。いま自分は四次元にいるので三次元のかすみには見えないはずだと。だからこれはずいぶんよく出来た偶然なのだろうと自分に言い聞かせる。
かすみがゆっくりとベンチに向かって近づいてくる。もしかしておれが見えている? と思わせられる息吹だったが、グッと息を飲んでだまっている。そうするとかすみがベンチのすぐ側までやってきて立ち止まった。
(……)
ずいぶんと奇妙な緊張感に縛られ息吹はジッと相手を見上げる。するとニコっと笑ったかすみがつぶやく。
「わたし思う。こんな天気のいい日に、午前様から公園で寝転がるなんてかっこういい男のやる事じゃない。そんなのはくたびれたオッサンがやる事だと、そう言いたくなっちゃうけどなぁ……どう思う? 息吹くん」
そう言ったかすみがちょっとテレくさそうに頬を赤らめ、エヘっと言いながらクゥっと顔を下げる。そうしておどろきって表情で顔面が固まった息吹と至近距離で見つめ合う。
「あぅ!」
びっくりしたでは済まない息吹、ガバっと起き上がると同時に立ち上がり、一瞬きれいな空を見上げてからかすみに目を向け問う。
「かすみ……だよな?」
「そうだよ、将来は息吹くんの奥さんになるべくビューティーかすみだよ、13歳だけどとっても魅力的な巨乳女子だよ」
「お、おまえ……いま、おれが見えるのか?」
「やだもう、見えるからこそ愛の会話はできるんだからね」
「え、なんで……なんで見える? 何があった?」
「つい先日死んじゃった!」
「は? し、死んだ?」
息吹、ここでふっと吹いた心地よいはずの風を不気味な愛撫みたいに感じつつ、死んだとはなんだ? と言いかけたが、もしかすると気の毒な事が起こったのかもしれないと考えなおし言い方を変える。
「な、なに、事故にでも遭ったとか?」
息吹はごくりと息を飲み天真瀾漫な笑顔全快って巨乳女子を見る。ちなみに相手の服装とかはサキュバスの一件時と同じモノ。
「自殺しちゃった、えへ」
「は?」
「息吹くんみたいに特殊な存在になりたいと思ったので、わたし奇麗菜かすみは自殺を遂げました。そして今ここにいるわけです」
「おまえ……自分が何を言っているのかわかってるのか?」
「もちろん! えっへん!」
「えっへんじゃねぇよ、自殺ってなんだよ、説明しろよ」
息吹はどうしても理解できなかった。サキュバス事件があったとき、かすみからは人生に疲れているとか嘆いているとか、そんな物悲しさは感じられなかったからだ。
「だから言ったじゃん。息吹くんみたいに特殊な存在になりたいって。こうやって四次元と三次元の行き来のみならず、息吹くんがやるようなアクションも攻撃も必殺技もやれるよ」
「うっそ……」
「なんなら気合溜めで、あそこにある郵便ポストをつぶしてみようか?」
「バカ、やめろ……」
息吹、頭をかきキモチを落ち着かせるために深呼吸を何回かやってから、もうちょい詳しく語るようかすみに指示。
「ほんとうに自殺したのかよ……」
「したよ、練炭自殺をやり遂げたよ」
「く……し、しかし……」
「しかし、なに?」
「死んだなら地獄裁判があったはず……おまえ、そこでどんな判決を受けたっていうんだ」
「息吹くんみたいになりたいですって直訴した」
「直訴……でも、それが通るわけがないだろう」
「通ったよ」
「なんで!」
「えっと閻魔大王様がわたしに言った。自分には閻美という娘がいるのだけど、若返りまでしたのにまだ息吹と結婚できないからイライラするって。だから、わたしみたいな魅力的な女子が横からチャチャ入れすると、閻美にはいい刺激になるだろうって」
「マジかよ……」
「で、閻魔様は言ってくれたよ。もしおまえが息吹のハートを射止めたのなら、それはそれで仕方ない、そのときは2人でたのしく過ごせって。だからわたしは息吹くんと同じ存在になれた。後は愛を育んで結ばれるだけだよ」
「くぅ……かすみ、おまえというやつは……」
息吹、思わず手を動かしてしまった。パン! っとスマッシュヒットな音がして、ちょっと頬を赤くしておどろくかすみがいた。
「バカかおまえは、命をなんだと思っているんだ。一回しかない、一個しかない、代わりなんてどこにもない、そういうモノだぞ命っていうのは。女の人生っていうのはわからないが、人としての話なら少しはわかる。13歳なんて無限の可能性があって、その気になればグレイトな人生も素晴らしい夢もワンダフルな出会いも全部手にできてもおかしくない。それを自分から、しかもそんなつまらない理由で捨てるとか……あぁもう! 腹が立つ、おまえはバカだ、どうしようもないバカだ、だから言ってやる、バカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカ、大バカ野郎!」
息吹が吐き捨てると、かすみはジーンと痛い頬に手を当ててつぶやく。
「わたし……女だよ、野郎じゃないもん」
息吹、それを聞くともう一発ビンタしたくなった。が、しかし、真剣な表情で自分を見つめる女子の目からツーっと涙が流れるっていうのを見ると、どうしても反射的に手が止まる。
「つまらなくないよ、つまらい理由なんかじゃないよ」
「つまらないだろう、あまりに糞過ぎるだろう」
「だって……息吹くんといっしょにいたいと思ったんだもん。それにこういう特殊な存在になれば、わたしだって人の役に立って、自分の身を自分で守って、愛する息吹くんを守るために戦うって事ができる。そうなりたいと思ったんだもん、真剣に、誰よりずっと真剣に」
かすみは目から涙を流しているが、大声で泣き出すような感じにはならない。ゆえにその姿はとても重苦しいモノとして映える。
「それに……」
「それに、なんだよ……」
「お父さんとお母さんも、死んでもまた会えるならいいか! って言ってくれた。いまのわたしは家で暮らしてるよ。表向きには死んだって事になっているけど、変わらず家族で暮らしているよ、だからいいじゃん」
「あぁ……アタマいてぇ……」
なんつームチャクチャな展開だと、ズキズキ痛む額に左手をあてる。そんな息吹にゆっくり歩み寄ったかすみ、スーッと流れるような感じで息吹に抱きつく。するとムワーっと心地よいニオイに体温にやわらかい感触などが息吹にたっぷり注ぎ込まれるように伝わる。
「すぐじゃなくてもいいから……」
「なにがだ?」
「ゆっくりでもいいから、息吹くんの愛がいずれわたしに向いたら、それならわたしのやった事はまちがいにならないよね。好きな人といっしょにいたいって思うのは、男とか女とか関係なく人として一番たいせつな感情だよね」
「いや、だからって……」
「ごめんなさい、ワガママで……でももうちょっとこうさせて」
そんな風に言われたらどうしようもない。かすみを突き飛ばすような事はできないゆえ、息吹はやむを得ず女子のやわらかい髪の毛を撫でてやったりする。そしてやれやれ……と呆れたら、その状態で公園の入り口方面に目をやると、思わずギクっとする。
「ぅ……」
泣きながら抱きつくかすみのアタマを撫でている自分を、白い着物の女こと閻美がジーっと見つめている。ものすごく物言いしたそうな顔で、負の感情に任せてこの周辺を破壊しそうな感じすら漂わせている。だから息吹はきれいな空を見上げてつぶやくのだった。
「なんだよ、この物語は……」
サキュバス望の一件が終了して数日後の今日、空や気温は人にやさしいモードをふるまう。
「ふあぁ……やっぱり平和が一番だよなぁ」
明るいが人気がなくて特別空間みたいな午前10時過ぎの公園にて、ベンチに寝転がる息吹は空見てつぶやいた。もちろん四次元に入っているので、三次元の人間に息吹の姿は見えない。
「うん?」
心地よさにおぼれていた息吹、何かに意識を突かれたように思い、寝ころんだまま顔を横に向ける。すると一人の……見た感じは13歳くらいで美形でかわいい感じでばっちり巨乳という少女が公園に入ってきた姿が目に映る。
「う!」
息吹、寝転がったまま心臓破裂なほどおどろく。なぜなら少女の姿というのは他でもない奇麗菜かすみ、通称ビューティーかすみであるからだ。
(偶然……)
息吹、ベンチに寝転び顔を横に向けながらけっこうドキドキした。いま自分は四次元にいるので三次元のかすみには見えないはずだと。だからこれはずいぶんよく出来た偶然なのだろうと自分に言い聞かせる。
かすみがゆっくりとベンチに向かって近づいてくる。もしかしておれが見えている? と思わせられる息吹だったが、グッと息を飲んでだまっている。そうするとかすみがベンチのすぐ側までやってきて立ち止まった。
(……)
ずいぶんと奇妙な緊張感に縛られ息吹はジッと相手を見上げる。するとニコっと笑ったかすみがつぶやく。
「わたし思う。こんな天気のいい日に、午前様から公園で寝転がるなんてかっこういい男のやる事じゃない。そんなのはくたびれたオッサンがやる事だと、そう言いたくなっちゃうけどなぁ……どう思う? 息吹くん」
そう言ったかすみがちょっとテレくさそうに頬を赤らめ、エヘっと言いながらクゥっと顔を下げる。そうしておどろきって表情で顔面が固まった息吹と至近距離で見つめ合う。
「あぅ!」
びっくりしたでは済まない息吹、ガバっと起き上がると同時に立ち上がり、一瞬きれいな空を見上げてからかすみに目を向け問う。
「かすみ……だよな?」
「そうだよ、将来は息吹くんの奥さんになるべくビューティーかすみだよ、13歳だけどとっても魅力的な巨乳女子だよ」
「お、おまえ……いま、おれが見えるのか?」
「やだもう、見えるからこそ愛の会話はできるんだからね」
「え、なんで……なんで見える? 何があった?」
「つい先日死んじゃった!」
「は? し、死んだ?」
息吹、ここでふっと吹いた心地よいはずの風を不気味な愛撫みたいに感じつつ、死んだとはなんだ? と言いかけたが、もしかすると気の毒な事が起こったのかもしれないと考えなおし言い方を変える。
「な、なに、事故にでも遭ったとか?」
息吹はごくりと息を飲み天真瀾漫な笑顔全快って巨乳女子を見る。ちなみに相手の服装とかはサキュバスの一件時と同じモノ。
「自殺しちゃった、えへ」
「は?」
「息吹くんみたいに特殊な存在になりたいと思ったので、わたし奇麗菜かすみは自殺を遂げました。そして今ここにいるわけです」
「おまえ……自分が何を言っているのかわかってるのか?」
「もちろん! えっへん!」
「えっへんじゃねぇよ、自殺ってなんだよ、説明しろよ」
息吹はどうしても理解できなかった。サキュバス事件があったとき、かすみからは人生に疲れているとか嘆いているとか、そんな物悲しさは感じられなかったからだ。
「だから言ったじゃん。息吹くんみたいに特殊な存在になりたいって。こうやって四次元と三次元の行き来のみならず、息吹くんがやるようなアクションも攻撃も必殺技もやれるよ」
「うっそ……」
「なんなら気合溜めで、あそこにある郵便ポストをつぶしてみようか?」
「バカ、やめろ……」
息吹、頭をかきキモチを落ち着かせるために深呼吸を何回かやってから、もうちょい詳しく語るようかすみに指示。
「ほんとうに自殺したのかよ……」
「したよ、練炭自殺をやり遂げたよ」
「く……し、しかし……」
「しかし、なに?」
「死んだなら地獄裁判があったはず……おまえ、そこでどんな判決を受けたっていうんだ」
「息吹くんみたいになりたいですって直訴した」
「直訴……でも、それが通るわけがないだろう」
「通ったよ」
「なんで!」
「えっと閻魔大王様がわたしに言った。自分には閻美という娘がいるのだけど、若返りまでしたのにまだ息吹と結婚できないからイライラするって。だから、わたしみたいな魅力的な女子が横からチャチャ入れすると、閻美にはいい刺激になるだろうって」
「マジかよ……」
「で、閻魔様は言ってくれたよ。もしおまえが息吹のハートを射止めたのなら、それはそれで仕方ない、そのときは2人でたのしく過ごせって。だからわたしは息吹くんと同じ存在になれた。後は愛を育んで結ばれるだけだよ」
「くぅ……かすみ、おまえというやつは……」
息吹、思わず手を動かしてしまった。パン! っとスマッシュヒットな音がして、ちょっと頬を赤くしておどろくかすみがいた。
「バカかおまえは、命をなんだと思っているんだ。一回しかない、一個しかない、代わりなんてどこにもない、そういうモノだぞ命っていうのは。女の人生っていうのはわからないが、人としての話なら少しはわかる。13歳なんて無限の可能性があって、その気になればグレイトな人生も素晴らしい夢もワンダフルな出会いも全部手にできてもおかしくない。それを自分から、しかもそんなつまらない理由で捨てるとか……あぁもう! 腹が立つ、おまえはバカだ、どうしようもないバカだ、だから言ってやる、バカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカ、大バカ野郎!」
息吹が吐き捨てると、かすみはジーンと痛い頬に手を当ててつぶやく。
「わたし……女だよ、野郎じゃないもん」
息吹、それを聞くともう一発ビンタしたくなった。が、しかし、真剣な表情で自分を見つめる女子の目からツーっと涙が流れるっていうのを見ると、どうしても反射的に手が止まる。
「つまらなくないよ、つまらい理由なんかじゃないよ」
「つまらないだろう、あまりに糞過ぎるだろう」
「だって……息吹くんといっしょにいたいと思ったんだもん。それにこういう特殊な存在になれば、わたしだって人の役に立って、自分の身を自分で守って、愛する息吹くんを守るために戦うって事ができる。そうなりたいと思ったんだもん、真剣に、誰よりずっと真剣に」
かすみは目から涙を流しているが、大声で泣き出すような感じにはならない。ゆえにその姿はとても重苦しいモノとして映える。
「それに……」
「それに、なんだよ……」
「お父さんとお母さんも、死んでもまた会えるならいいか! って言ってくれた。いまのわたしは家で暮らしてるよ。表向きには死んだって事になっているけど、変わらず家族で暮らしているよ、だからいいじゃん」
「あぁ……アタマいてぇ……」
なんつームチャクチャな展開だと、ズキズキ痛む額に左手をあてる。そんな息吹にゆっくり歩み寄ったかすみ、スーッと流れるような感じで息吹に抱きつく。するとムワーっと心地よいニオイに体温にやわらかい感触などが息吹にたっぷり注ぎ込まれるように伝わる。
「すぐじゃなくてもいいから……」
「なにがだ?」
「ゆっくりでもいいから、息吹くんの愛がいずれわたしに向いたら、それならわたしのやった事はまちがいにならないよね。好きな人といっしょにいたいって思うのは、男とか女とか関係なく人として一番たいせつな感情だよね」
「いや、だからって……」
「ごめんなさい、ワガママで……でももうちょっとこうさせて」
そんな風に言われたらどうしようもない。かすみを突き飛ばすような事はできないゆえ、息吹はやむを得ず女子のやわらかい髪の毛を撫でてやったりする。そしてやれやれ……と呆れたら、その状態で公園の入り口方面に目をやると、思わずギクっとする。
「ぅ……」
泣きながら抱きつくかすみのアタマを撫でている自分を、白い着物の女こと閻美がジーっと見つめている。ものすごく物言いしたそうな顔で、負の感情に任せてこの周辺を破壊しそうな感じすら漂わせている。だから息吹はきれいな空を見上げてつぶやくのだった。
「なんだよ、この物語は……」
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