息吹アシスタント(息吹という名の援護人)

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133・愛しのスーパードールまりあ6

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133・愛しのスーパードールまりあ6


(まりあ……)

 それはそれは劇的に緊張する一瞬だった。正座して黙っている和磨が見ている中、まりあの両目が完全に開いた。それはもう誰がどこからどう見ても生身の爆乳女性でしかなく、実はドールとか言っても信じないってグレード。

「ん……」

 今、グッと起き上がろうとするまりあがほんの少し声を漏らした。それは耳にした和磨に、かわいい声だ……と思わせた。

(ぅ……)

 まっすぐ起き上がった全裸のまりあ、それがクッと振り返って正座している和磨を見つめ下ろす。

「ぅ……く……」

 本当なら、やぁ! みたいな挨拶をしたかった。だが色白でうつくしく、見上げればすごい豊満なふくらみってまりあに心を奪われたら声が引っ込んでしまう。

「小田和磨……くん?」

「え?」

「和磨くんだよね?」

 全裸のまりあが嬉しそうに勢いよくかがむ。そうするとボワン! っと左右のふくらみが揺れ動く。間近に見るとものすごいボリュームって迫力だから、思わずのけぞりそうになる。

「和磨くん、わたしまりあ、よろしくね!」

 顔を赤くしたまりあがエヘっとやりながら、色白な両手で正座している和磨の両手をにぎった。

「ぅ……」

 ドキッとした和磨が思う。なんて……やわらかくてやさしい手、しかも人肌の体温があってうっとりさせられる……と。

「よ、よろしく、まりあ」

 和磨は前もって色々な妄想&情報をカードに入れておいたので、まりあが自分の名前を知っているあげく、くん付けで言うのはそういうこと。

「うん、よろしく。すごく、うれしい。彼女って役割でいっしょに生活できるなんて夢みたいだよ」

 和磨の手を握るまりあがズイっと接近。フルっと揺れ動く爆乳、ムワーっと伝わるいいニオイ。

「あっとその……まりあ……」

「なに? なんでも言って」

「え、えっと、その……」

「うん? うん?」

「ふ、ふ、服……とか着ないと」

「あ、そうか……」

「し、下着とかも……あるから、あそこ」

 和磨はまりあのために用意しておいた服と下着の重ね置きに指を向ける。するとまりあはポッと顔を赤くし、ちゃんと用意してくれたんだ? と嬉しそうな声をかわいく落とす。

「そ、そりゃぁ……まぁ……」

「じゃ、じゃぁ、さっそく」

 和磨から手を離したら勢いよくスクっと立ち上がるまりあ。和磨に色々思ってもらえるのがうれしいってピュアなオーラをまったく隠さない。そのストレートな愛しさに……もちろん揺れ動く豊かなふくらみも抜け目なく見惚れる和磨はポーっとなって思った。

(なんてかわいい……まりあは天使だ……)

 26歳の男が少年みたいな事を思っていると、先にパンツを穿いたまりあが恥じらいながらつぶやいた。

「えっと……」

「え、どうしたの? まりあ」

「わたし……女として恥ずかしいとは思のだけど……その、正しいブラの着け方とかわからない。せっかく爆乳でも、カタチが悪くなってブサ乳に転落するのはイヤだなぁって思いつつ……」

 言い終えるとまりあがちょっと唇を噛んだ。女なのに知らないって事をとても恥ずかしくて悔しいと思っているらしい。

「だ、だいじょうぶ、だいじょうぶだよまりあ」

 ここで和磨は赤い顔に自信を入れ込ませた表情でつぶやく。そして右手でポリポリっとテレ隠しの頭かきをやって言う。

「じ、実はその……こういう事もあろうかと思って、おれ……勉強しておいた。趣味とかそういうのではなく、まりあのためだよ。まりあのために勉強して知識を入れておいたから……だからおれ、まりあの手助けができるよ。おれ、まりあって女の子の助けになれるんだ」

「た、助けになれる?」

「お、おれ……まりあに……た、正しいブラの着け方を教えてあげられる」

「ほ、ほんとうに?」

「あ、いや、ま、まりあがイヤなら無理にとか言わないけど」

「そんなことない、むしろ教えて欲しい。たいせつな事を和磨くんに教えてもらって、それでわたしの女子力が上がるなんて話を否定するなんて、そんな事ってありえないから」

 まりあはポッと赤くなった。恋するような目に真剣さを交えて和磨を見る。自分の豊満な爆乳ってふくらみを何かしらで隠そうって事もしない。その姿は温かいハートの愛しさそのもの。

「じゃ、じゃ、じゃぁ……や、や、やろうか?」

「はい……お願いします、和磨くん」

「い、一応……色とか……いくつかあるんだけど、何色がいいかなって……」

「和磨くんは白のフルカップにズキュンしてくれるという気が……」

「う、うん……そうです」

「じゃぁ、そうするよ。わたしがそれを否定する理由なんてないから」

 こうして和磨はまりあのために購入しておいたJカップというサイズのフルカップブラをまりあに渡す。

「じゃ、じゃぁ……よろしくお願い……します」

 ここでまりあが和磨に背を向け、ちょっぴり甘えるようにしてもたれかかった。そうするとフワーっといいニオイが夢心地を誘うように広がる。このニオイを吸収してうっとりしない男が存在するわけがないとしか思えない和磨は、ドキドキしながら言う。

「と、と、とりあえず、両腕を通して、で、お、おっぱいにカップを当ててくれるかな」

「は、はい……」

「ちょ、ちょっと前かがみになって……お、おっぱい……っていうか、お肉を持ち上げるようにして……それでしっかりアンダーを」

「はい」

 和磨はまりあの後ろに立ち、上から下に目をやると……まりあのドリームクラスって豊満な谷間やふくらみが見えるので脳が破裂しそうになる。見たい、でもあまり見るとマジで鼻血が……なんて贅沢に思い悩んでいると、まりあが恥じらいと真剣さを込めた声で言った。

「和磨くん」

「は、はい……」

「ちゃんと見てちゃんと教えてください。わたし、真剣……だから」

「う、うん。じゃ、じゃぁ、その……カップに入れたおっぱいを、もうちょいしっかり寄せて整えるっていうか」

「最初はこんな風にって教えて欲しい」

「で、でも……そ、そのためにはちょっとでも触らなきゃいけないわけで」

「そんなの当たり前。わたし、そのつもりで教わっているのに、ちがうとか言われたらなんていうか……」

「じゃ、じゃぁ……ご、ごめんよ」

 和磨、焼けるほどに赤い顔でブルブル震える手を前に回した、そうして心臓がつぶれんほどにバクバクさせながら、まりあのバストに触れる。そうするとどうだ、ムニュっと大変も大変に豊満でやわらかい弾力が心地よい手触り情報として脳に飛び込む。

「う、うわ……」

 思わず声を出してしまった。なんてすごいボリューム、なんてすごい揉み応え、なんという手触り! と、まさに揉み死にしそうな感じで意識がグラグラしそうになる。

「こ、こういう風に……しっかりと……」

 108cmというモノを整えてやる和磨、一方のまりあはとても素直に教わる。そんなに長い時間やっていたわけではないが、とても長いことやっているように思えた、特に和磨の方は。

「え、えっと……これは……大変……」

 両腕を後ろに回すまりあ、5段5つホック留めに苦労する。しかしそれは最初だけだった。相当に時間がかかると思いきや、サクっと終わらせられた。それをまりあは女子力のおかげとテレくさそうに表現。

「ど、どう……かな?」

 真新しいフルカップブラをバッチリ着け終えたまりあ、それを正面から見る和磨……思わず、すごくステキだよ……と本心をポロっとこぼす。

「うれしい……ステキだよって言われると……胸がクゥっとなる」

 まりあはほんとうに嬉しそうな顔をする。そうして自分のふくらみや谷間に見入ってしまう和磨にやさしい目を向けた後、用意された服を纏い始める。

「お、おれちょっとトイレ……」

 和磨、そう言って冷静な歩行でトイレに入った。しかしドアを閉めガチャっと鍵をかけると、カベに額を当て叫ばずにいられなかった。

「天使だ、天使だよ、まりあは天使だよ。この第三惑星で、いや、この太陽系で、いや、この天の川銀河で唯一無二の天使だよ。くぅぅぅ……おれはいま激烈にカンドーしているぅぅぅ!!!」
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