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205・息吹争奪戦(巨乳ばっかりのバトル大会)21
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205・息吹争奪戦(巨乳ばっかりのバトル大会)21
(実況)「さぁ、いよいよ決勝戦です。第三惑星におよそ数十億人はいるであろうおっぱい星人がよろこんでいるかもしれないこのイベントもいよいよ最後の一戦に到達!」
(解説)「ついに決勝、大輪の花が咲くという感じですかね」
(実況)「あぁ~っと会場が暗くなった。赤い光線一本、今大会でストイックな強さを見せつけているリディエの姿が照らされた!」
実況が照らされると拍手が起こった。一応口笛とか、リディエ! とか名前を呼ぶ声も混じる。しかしその盛り上がりは冷静な感じであり、最終戦に到達した者へ送られるにしてはやや寂しいレベル。ヒソヒソやる多くの観客にとってリディエはかっこういいけれど大して萌えない爆乳という認定だった。
「リディエが格闘ゲームのキャラだったらなぁ、毎日リディエで爽快! って動画でもアップするんだけどな」
「リディエって美人でかっこういいけれど面白みないよなぁ」
「どっちも爆乳! だから、おれは団子の方を取りたいね」
「いや、おまえらそれは違うぞ、間違っているぞ」
「え、何がだ?」
「面白みのない爆乳なんか息吹とかいう糞にくれてやればいいんだよ。負けて気の毒な爆乳はゲットしてなぐさめる! という考えでいけば、団子は負けた方がよくね?」
「あ、そうか!」
「そうだ、その通りだ、だから……リディエ、がんばれよ! 団子なんか本気で泣かせてやれ! 後の事はおれらに任せておけ!」
(実況)「さぁリディエがリングに上がったところで再び会場は真っ暗。今度は主催者にして選手という団子が照らされるのを待つだけ」
ここで超ハードロックなイントロが流れる。ウワーン! と鼓膜を破りそうなフィードバックから暴力的なベースとドラムと音が踊りだす。そして明らかに特別、この一人だけは特別! という24色の光線が矢のように会場へ突き刺さってから一人の女を照らす。
(実況)「出た、御手洗団子、両腕を上げて観客の歓声に応える。姿は先ほどと同じ、どういう素材かわからないが内側が丸ごと透けて見える柔道着。あ、しかし内側に装着しているフルカップブラの色が違うぞ! さっきは悩め香しいベージュだったが、今度は……クリームイエローか! クリームイエローのフルカップブラだぁ。似て非なる悩め香しさとまぶしさが爆乳女子の魅力を徹底的に輝かせているって感じだぁ!」
実況が吠えると会場が湧き上がる。それは魅力的な爆乳アイドルここにあり! という熱狂そのもの。
「うぉ~、団子すげぇ魅力的。ベージュもバッチグーだったけど、その色も最高にまぶしいぞ!」
「あの色合いのフルカップを着けた爆乳って女神だよ、女神なんだよ」
「ちくしょう団子め、いい女を地で行ってやがる」
そんな台風みたいな凄艶に背中を押されながら団子がリングに上がると、もはや団子は正義でリディエはどうでもいい雑魚キャラという空気に満ち溢れる。もしかするとリディエに感情移入する者はいないのかもしれない。
「そうよ団子、あんた絶対勝っちゃいなさいよ。リディエみたいな糞でつまらない女に負けるんじゃないわよ。あんたには柔道とわたしの教えた空手のミックスがあるんだから」
サキュバスが腕組みをHカップの胸にあてる。実を言うと数日前、柔道の団子に空手技を少し教えるに辺り交換条件を出した。それはベッドで疑似セックスをして愛し合うというモノ。サキュバスにとっては、たまには女同士であたらしい刺激が欲しいと思ってのこと。むろん団子はそれをイヤがった。しかし何としても大会に優勝して息吹と結ばれたいと燃えたため、サキュバスの要求に応じた。よってサキュバスは団子の事を弟子みたいに思ったりする。
「どういう素材で作ったのか知りませんが、そんなはしたない道着、それは柔道の心に反するのではないですか?」
リングの中央で見つめ合うとき、リディエは団子の格好を実に気に入らないと目で伝える。
「カン違いしないで欲しいな」
「カン違い?」
「わたし団子は柔道の心を失っていない。しかし大舞台に立つ者、これだけ集まった観客にまったくサービスしないのは無粋。それはおもてなしの心。ま、つまらない女でしかいられないリディエには一生わからないだろうけどね」
健康的にニンマリやってみせると、リディエはカチン! と来たようだ。こんな女に負けたくないとはげしく思ったことが表に噴き出す。
―ファイトー
リディエ、グッと左手をにぎって脇をしめる。そして開いた右手を前に出してジリジリっと動いているが、実は少しずつ後ろに下がっていた。
(一発で決める)
リディエ、内側が透けて丸見えなんて道着を着ている団子が気に入らない。だから必殺の飛び蹴りを首の辺りに直撃させようと、けっこう危険なことを考えたりしている。
(いまだ)
リディエが動いた。それは走る電。一瞬で勝負は決まると、かっこういよい展開が神によって描かれたように思えた。
「そう来ると思った!」
表情をニッとゆるめた団子の体が後ろに倒れる。
「後方受け身をすると読んでいた!」
リディエ、蹴りが入らないなら下に膝を落とすという計算を前もってやっていた。もしその通りになれば、リディエの膝が団子の顔面に入ってハデに鼻血ブーとなる可能性大。
「予想が甘い!!」
突然に叫んだ団子の上半身がクッと立ち上がる。それは後方受け身の流れに見せたネックスプリングをやったせいだ。そしてそのまま掴みに入るが、それは柔道というよりは空手の色合い。
「リディエ、夜空の星になれ!」
左手でリディエの体を地面に落とした団子、青ざめている相手の顔面に右突きをまっすぐ振り下ろす。
ドーン! それは見事に決まった一撃。団子の体重や勢いがすべて注入された大木のようにぶっ太い一発。
「あぅぬ!!」
団子が顔を離すと、色白美人なリディエが鼻血ブ―。その気の毒な顔面を抑えながらたまらず転がろうとする。どうやら歯もほんのちょっと欠けたらしい。
「勝機!」
ここですかさず寝技に持ち込む団子、二重掛けをしかける。ギリギリ! っと相手の関節を思いっきり痛めつつ、痛みで悶える顔面は豊満でやわらかい弾力がいっぱいって美爆乳を押し付ける。
(実況)「あぁ~っと、この関節技はめちゃくちゃ痛い。しかしそれと同時に、団子の美爆乳に顔を包まれるのはめちゃくちゃキモチいいはず。これ例えるなら恋の二重掛けとかいう感じか」
(解説)「いやぁ、キモチよさ、じゃなく痛そうですね」
こうなると観客もだまっていない。透けて見える団子のフルカップブラのふくらみと谷間にリディエの顔がうずめられているのを見て感情移入の温度がぐわーっと上がる。
「おれも団子の胸に抱かれたい……」
「団子、おれにもパイ圧かけてくれ!」
「団子、頼むからおれの彼女になってくれ……」
ここで審判がカウントに入る。これは決まった、あっさり決まった、団子が優勝で幕は下ろされると誰もが思った。
「く……こんなにあっさり負けてたまるものか……」
関節を痛めつけられ、顔面を豊満なふくらみに包まれ、お願いだからカンベンしてって状態になっていたリディエが踏ん張る。
「ぉ!?」
団子、観客に手を振ったりしていたそのとき、ちょっとした隙とばかり勝利目前をひっくり返されてしまった。
(実況)「あぁ~っと団子、観客に手を振ったりしたのがいけなかった。勝利目前でリディエが離れてしまったぞ」
(解説)「リディエ、さすがです。わたしだったらあのまま団子の胸に抱かれ続けたいとか思ったでしょうが、はい」
立ち上がったリディエ、うつくしい顔が鼻血で染まる。そして歯がちょっぴり欠けたりもしている。
「リディエ、もう観念したら?」
「わたしは負けません。優勝して息吹の妻になると誓ったのです。息吹との新婚旅行はフィレンツェなんかがいいと話もしたのです。だから負けない、絶対に」
「その願望、別の宇宙だったら叶っていたかもね」
団子、勝ちは絶対に譲らないし店加減もしないと合わせた両手で音を鳴らす。相手を徹底的に叩きのめすのもまたおもてなしとして。
(実況)「さぁ、いよいよ決勝戦です。第三惑星におよそ数十億人はいるであろうおっぱい星人がよろこんでいるかもしれないこのイベントもいよいよ最後の一戦に到達!」
(解説)「ついに決勝、大輪の花が咲くという感じですかね」
(実況)「あぁ~っと会場が暗くなった。赤い光線一本、今大会でストイックな強さを見せつけているリディエの姿が照らされた!」
実況が照らされると拍手が起こった。一応口笛とか、リディエ! とか名前を呼ぶ声も混じる。しかしその盛り上がりは冷静な感じであり、最終戦に到達した者へ送られるにしてはやや寂しいレベル。ヒソヒソやる多くの観客にとってリディエはかっこういいけれど大して萌えない爆乳という認定だった。
「リディエが格闘ゲームのキャラだったらなぁ、毎日リディエで爽快! って動画でもアップするんだけどな」
「リディエって美人でかっこういいけれど面白みないよなぁ」
「どっちも爆乳! だから、おれは団子の方を取りたいね」
「いや、おまえらそれは違うぞ、間違っているぞ」
「え、何がだ?」
「面白みのない爆乳なんか息吹とかいう糞にくれてやればいいんだよ。負けて気の毒な爆乳はゲットしてなぐさめる! という考えでいけば、団子は負けた方がよくね?」
「あ、そうか!」
「そうだ、その通りだ、だから……リディエ、がんばれよ! 団子なんか本気で泣かせてやれ! 後の事はおれらに任せておけ!」
(実況)「さぁリディエがリングに上がったところで再び会場は真っ暗。今度は主催者にして選手という団子が照らされるのを待つだけ」
ここで超ハードロックなイントロが流れる。ウワーン! と鼓膜を破りそうなフィードバックから暴力的なベースとドラムと音が踊りだす。そして明らかに特別、この一人だけは特別! という24色の光線が矢のように会場へ突き刺さってから一人の女を照らす。
(実況)「出た、御手洗団子、両腕を上げて観客の歓声に応える。姿は先ほどと同じ、どういう素材かわからないが内側が丸ごと透けて見える柔道着。あ、しかし内側に装着しているフルカップブラの色が違うぞ! さっきは悩め香しいベージュだったが、今度は……クリームイエローか! クリームイエローのフルカップブラだぁ。似て非なる悩め香しさとまぶしさが爆乳女子の魅力を徹底的に輝かせているって感じだぁ!」
実況が吠えると会場が湧き上がる。それは魅力的な爆乳アイドルここにあり! という熱狂そのもの。
「うぉ~、団子すげぇ魅力的。ベージュもバッチグーだったけど、その色も最高にまぶしいぞ!」
「あの色合いのフルカップを着けた爆乳って女神だよ、女神なんだよ」
「ちくしょう団子め、いい女を地で行ってやがる」
そんな台風みたいな凄艶に背中を押されながら団子がリングに上がると、もはや団子は正義でリディエはどうでもいい雑魚キャラという空気に満ち溢れる。もしかするとリディエに感情移入する者はいないのかもしれない。
「そうよ団子、あんた絶対勝っちゃいなさいよ。リディエみたいな糞でつまらない女に負けるんじゃないわよ。あんたには柔道とわたしの教えた空手のミックスがあるんだから」
サキュバスが腕組みをHカップの胸にあてる。実を言うと数日前、柔道の団子に空手技を少し教えるに辺り交換条件を出した。それはベッドで疑似セックスをして愛し合うというモノ。サキュバスにとっては、たまには女同士であたらしい刺激が欲しいと思ってのこと。むろん団子はそれをイヤがった。しかし何としても大会に優勝して息吹と結ばれたいと燃えたため、サキュバスの要求に応じた。よってサキュバスは団子の事を弟子みたいに思ったりする。
「どういう素材で作ったのか知りませんが、そんなはしたない道着、それは柔道の心に反するのではないですか?」
リングの中央で見つめ合うとき、リディエは団子の格好を実に気に入らないと目で伝える。
「カン違いしないで欲しいな」
「カン違い?」
「わたし団子は柔道の心を失っていない。しかし大舞台に立つ者、これだけ集まった観客にまったくサービスしないのは無粋。それはおもてなしの心。ま、つまらない女でしかいられないリディエには一生わからないだろうけどね」
健康的にニンマリやってみせると、リディエはカチン! と来たようだ。こんな女に負けたくないとはげしく思ったことが表に噴き出す。
―ファイトー
リディエ、グッと左手をにぎって脇をしめる。そして開いた右手を前に出してジリジリっと動いているが、実は少しずつ後ろに下がっていた。
(一発で決める)
リディエ、内側が透けて丸見えなんて道着を着ている団子が気に入らない。だから必殺の飛び蹴りを首の辺りに直撃させようと、けっこう危険なことを考えたりしている。
(いまだ)
リディエが動いた。それは走る電。一瞬で勝負は決まると、かっこういよい展開が神によって描かれたように思えた。
「そう来ると思った!」
表情をニッとゆるめた団子の体が後ろに倒れる。
「後方受け身をすると読んでいた!」
リディエ、蹴りが入らないなら下に膝を落とすという計算を前もってやっていた。もしその通りになれば、リディエの膝が団子の顔面に入ってハデに鼻血ブーとなる可能性大。
「予想が甘い!!」
突然に叫んだ団子の上半身がクッと立ち上がる。それは後方受け身の流れに見せたネックスプリングをやったせいだ。そしてそのまま掴みに入るが、それは柔道というよりは空手の色合い。
「リディエ、夜空の星になれ!」
左手でリディエの体を地面に落とした団子、青ざめている相手の顔面に右突きをまっすぐ振り下ろす。
ドーン! それは見事に決まった一撃。団子の体重や勢いがすべて注入された大木のようにぶっ太い一発。
「あぅぬ!!」
団子が顔を離すと、色白美人なリディエが鼻血ブ―。その気の毒な顔面を抑えながらたまらず転がろうとする。どうやら歯もほんのちょっと欠けたらしい。
「勝機!」
ここですかさず寝技に持ち込む団子、二重掛けをしかける。ギリギリ! っと相手の関節を思いっきり痛めつつ、痛みで悶える顔面は豊満でやわらかい弾力がいっぱいって美爆乳を押し付ける。
(実況)「あぁ~っと、この関節技はめちゃくちゃ痛い。しかしそれと同時に、団子の美爆乳に顔を包まれるのはめちゃくちゃキモチいいはず。これ例えるなら恋の二重掛けとかいう感じか」
(解説)「いやぁ、キモチよさ、じゃなく痛そうですね」
こうなると観客もだまっていない。透けて見える団子のフルカップブラのふくらみと谷間にリディエの顔がうずめられているのを見て感情移入の温度がぐわーっと上がる。
「おれも団子の胸に抱かれたい……」
「団子、おれにもパイ圧かけてくれ!」
「団子、頼むからおれの彼女になってくれ……」
ここで審判がカウントに入る。これは決まった、あっさり決まった、団子が優勝で幕は下ろされると誰もが思った。
「く……こんなにあっさり負けてたまるものか……」
関節を痛めつけられ、顔面を豊満なふくらみに包まれ、お願いだからカンベンしてって状態になっていたリディエが踏ん張る。
「ぉ!?」
団子、観客に手を振ったりしていたそのとき、ちょっとした隙とばかり勝利目前をひっくり返されてしまった。
(実況)「あぁ~っと団子、観客に手を振ったりしたのがいけなかった。勝利目前でリディエが離れてしまったぞ」
(解説)「リディエ、さすがです。わたしだったらあのまま団子の胸に抱かれ続けたいとか思ったでしょうが、はい」
立ち上がったリディエ、うつくしい顔が鼻血で染まる。そして歯がちょっぴり欠けたりもしている。
「リディエ、もう観念したら?」
「わたしは負けません。優勝して息吹の妻になると誓ったのです。息吹との新婚旅行はフィレンツェなんかがいいと話もしたのです。だから負けない、絶対に」
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