息吹アシスタント(息吹という名の援護人)

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204・息吹争奪戦(巨乳ばっかりのバトル大会)20

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204・息吹争奪戦(巨乳ばっかりのバトル大会)20

 
(実況)「あぁ~っと、ビューティ、逃げられない、完全につかまった。これは床に思いっきり投げつけられるって展開に持ち込まれている」

 実況が叫んでいるとき、青ざめるかすみは意識というか思考が止まっていた。突然体がグラついたと思った、グワーっと視界が揺らぐ。それは一瞬の出来事だったが、おそろしく高密度で人生終了って灰色な感じに満ちていた。

「でやぁぁぁ!!!」

 気合一言、その声が響くと同時にもうひとつ、ズシーン! とモロに背中から地面に投げつけられたかすみの姿あり。仰向けなので美巨乳が大きく波打つように揺れ動く。

「あんうぅあ……」

 真っ青になるかすみに生じる呼吸困難。これが柔道の試合なら終わりであるが、そうではないから続く。

「まだまだ!」

 団子、ヒクヒクってなっているかすみの顔に顔に豊満な胸のふくらみをギュッと押し付ける。内側が透けて見える特殊な柔道着なので、ベージュのフルカップってふくらみをかすみの顔面に押し付けるというサマが観客に披露される。

「ひんぅ!」

 かすみ、顔面にムニュっと大きくやわらかい美爆乳の弾力が来たのでのけぞる。なんつーデカさ、やわらかい弾力に包まれ意識がゆがめられる。もし顔面を押し付けられているのが男だったら、あまりのキモチよさに笑顔で気絶することは避けられないだろう。

(で、デカ……っていうか……)

 いかんせん女同士、かすみは団子の爆乳を顔面に押し付けられキモチいいとよろこぶ事はない。

「キモい……キモい! しかもめちゃくちゃ苦しい……」

 かすみ、団子の爆乳を押し付けられ、その圧倒的なボリュームとやわらかい弾力に酸素を奪われ苦しいと悶える。

「おぉ、かすみが悶えるとおっぱいが感じてキモチいい……もっと悶えろ」

 団子、顔を赤らめフルカップのふくらみを押し付けながらグリグリっと揺さぶる。するとモニターでそれを見る観客が感情移入の叫びを起こす。

「うぉ、団子の魅力的なパイ圧!」

「くっそぉ、うらやましい……おれも顔面にパイ圧されてぇ!」

「団子、おれの彼女になってくれよぉ!」

「かすみ、まだギブアップするなよ。もっとその絵を見たいから、おまえはひたすら耐えるんだ」

「尊い、尊い、尊い、尊い、尊い、尊い、尊い、尊い、尊い、尊い、尊い、尊い、尊い、尊い、尊い、尊い、尊い」

 かすみの意識がほんとうに朦朧としてきた。背中から激しく落ちたに加え、団子の爆乳でパイ圧され呼吸困難と戸惑いに陥った。だから次第に意識がうすらぎ力が抜けていく。

(実況)「あぁっとここでレフリーがカウントに入った。動けない、団子の美爆乳にパイ圧されビューティはまったく動けない」

(解説)「いやぁ、うらやま……じゃく、ビューティピンチですね」

 そしてレフリーが両腕を振ってゴングが鳴ると、団子の勝利が決まった。観客は団子のサービス精神を次も期待するので、ここではべた褒めしておく。

「団子サイコー」

「団子は世界で一番魅力的な爆乳女子だ」

「団子の彼氏になりてぇ、なりてぇよぉ!」

「団子は女神だ、女神なんだよ」

 一方のかすみ、まだ立てないので担架に乗っけられる事となった。それが医務室へ運ばれていくとき、通り過ぎるかすみの乳をちょっとでも拝みたいって目を向けるものの、それが行き過ぎれば観客はかすみなどすぐに忘れてしまう。流れる川のように移ろいやすい観客の残酷さがそこにあった。

「うぅ……」

 医務室に運び込まれたかすみ、そこで先に敗北していた閻美と出会う。

「子ども巨乳、おまえも負けたのか……というより、なんともすごい格好だな」

 そんな風に言う閻美に担架から下りて歩み寄ったかすみ、閻美の腕をグッと掴むとうつむき悔し涙を流す。

「こんなのおかしいですよ、こんなのひどすぎますよ。そう思いませんか? だって、閻美さんが負けてわたしも負けたら……いったい誰がヒロインかわからなくなるじゃないですか。いったい誰がこんなひどい物語をつくるんですか? わたし、団子とかリディエがヒロインになるような展開には納得ができないです。こんなの……とても受け入れられないです」

 閻美の腕をつかみながらうぅ……っと涙を落とすかすみ。するといつもなら冷たい事を言ったりうざいと突き放したりしそうな閻美が、よしよしとか言ってかすみの頭を撫でたりする。

「わたしも子ども巨乳と同じキモチだ。そして絶対に納得しない。リディエだの団子だの、あいつらがヒロインになったり息吹と結ばれるような物語は絶対に許さない」

「どうするんですか?」

「まぁ、任せろ。わたしには策がある」

 フフっと不敵に笑う閻美がいた。何か変な事をする気じゃ……と、いつもなら不安になったりするかすみだが、ここでは閻美の笑みに期待していた。

(実況)「試合もだいぶ進んで、多くの挑戦者がバッタバッタと倒れていきます。このままいけば、決勝はリディエと団子になるのは確実でしょうかね」

(解説)「そうですね、そうなる可能性が高いと思います、はい」

(実況)「そうなった場合はどちらが勝つと思われますか?」

(解説)「柔道と空手ですからねぇ、なんとも言い難いですが……ただ、間合いを詰めながらの攻撃ができるのは空手の利点です。そして相手を捕獲した時のつよさは柔道の方が上です」

(実況)「そういえば団子とビューティの試合で、団子の動きがちょっと変だと感じはありましたね。なんかこう柔道の最中に空手を混ぜたような」

(解説)「あ、ありました。あれはよくわかりません。偶然かもしれません。ただ、もし意図してやったのならニュー柔道を団子は隠し持っているって事かもしれませんね」

 そんな感じで試合はどんどん消化されていき、ついに残すところは最終決戦となり、その組み合わせは解説者の言ったとおり、リディエと団子だった。
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