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爆乳女子がリアル爆乳おっぱいに負けてフラれたので、それがどんなモノか確認してみたら見事にハマってしまいました(美和の一人称)11
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11・神のアイテムを購入。男と女の快感両方を得られる
(女のわたしが三日連続でアダルトショップに行くなんて、さすがに気恥ずかしい)
本日、午前11時に〇〇書店の前まで来て少し悩んだ。なぜってわたし、中2くらいの頃はアダルトグッズに溺れる女は最低とか思った事があるから。
「ここまで来て悩むな」
自分で自分の背中を押した。そもそも爆乳っておっぱいが目立つわたしが〇〇書店の前でひとり立ちつくしていたら、その方が恥ずかしいわ! って話だ。
(あの店員さんいるかな……)
わたしは昨日も一昨日も対面した店員さんがいないかと、少しわざとらしくフロアをうろついた。すると神さまがわたしに寄り添ってくれたらしく、偶然にその店員さんが私を見つけて声をかけてきた。
「あ、いらっしゃい」
「ど、どうも……」
「今日は何かご入用で?」
「そ、その……」
わたしはひとつ深呼吸してから、ただいま直面している悩みを打ち明けた。
「あぁ、やっぱり」
「やっぱり?」
「実は昨日、お客さんと会話していて、多分こんな展開になるんじゃないかと思ったんです」
「そ、そういえば……店員さんはたしか奇跡としか言い様のないディルドがどうって言っていたような」
「はい、まさしく神のアイテムです」
「か、神のアイテム?」
「人類の歴史において最高傑作と言えるでしょう」
なんてすごい表現をなんら臆することなく使う店員さんがいた。そうなるとわたしは、だったら見せてもらうしかないとなって商品のところまで案内してもらった。
「これです、神のアイテムことマジカル・エレクトリックディルド」
「エレクトリックって……電気が流れるんですか? そんなの危なくないですか?」
「ちがいます、そうではなく、ここまですごいと神の領域というアピールを込めてのエレクトリックです」
「そ、それってどんな風にすごいんですか?」
「説明させてもらってもいいですか」
「ぜひ!」
店員さんによると、このディルドには男が女体に接して得られる快感および生じる高ぶりのすべてが記録されており、それが女の脳に伝わり衝撃の事実につながるという。
「衝撃?」
「男が得ている快感、コーフン、高ぶり、そして絶頂、それらすべてまったく同じに味わえます。つまり本物のペニスを持つのと同じことです」
「えぇ……」
「女性としての快感も得られます。それは自分の意識で切り替えおよびミックスができるので、まさに人間を超越したキモチよさが得られるでしょう」
「み、ミックス?」
「男の絶頂と女の絶頂を同時に……です。経験した人に言わせると、もう以前に戻ることは100%不可能と」
「ぅ、うわ……」
「つまり、これを用いると世の女性が抱く素朴な疑問、男はどう感じてどれだけの快感と喜びを得るのか? の答えを体で得られるというわけです」
話を聞いていると……我ながらデカいという乳が見えない手で愛撫されているみたいに感じてしまう。まともな神経の人間とか女なら、この話に興味を持つ方がふつう。持たない方がおかしい。
「そ、それって……いくらですか?」
「25万円です」
「買います! この店にお金下ろすマシーンはありましたっけ?」
「はい、レジの近くに」
「じゃぁ、買うのでお願いします」
「ありがとうございます」
わたしは高校生になってからアルバイトをやって、けっこう真面目に貯金してきた。だから19歳時点で100万円の貯金を有していた。もっともリアル爆乳おっぱいの購入で10万円はすでに使っちゃったけれど。
「お客様」
「はい」
「他にもおすすめの商品があるのですが、どうでしょう?」
「い、いまはいいです」
「そうですか、失礼しました。ではお会計を」
わたしはおすすめの商品とやらに気が合った。だけど一気にあれこれっていうのは、子どもが駄菓子を食べあさるみたいでよくないことだと思うから、本日は神のアイテムってディルド一つだけに集中する。それは人が好きな相手ひとりに一生懸命になる尊さと同じだ。
店員さんは袋に入れてくれた商品をわたしに渡すとき、あまり夢中になり過ぎようにとか冗談交じりで言った。そうするとわたしの胸は気合に満ち溢れる。そんなにすごいなら喜んでハマってやろうじゃん、でもその代わり、期待ハズレだったら返品するからね! と。
「タクシー」
エロくてデカい買い物をしたときはタクシーで帰るしかない。もし地下鉄に乗っている時、友人などに出くわすと厄介。え、なにそれ? とか言われたり、それこそ中身を見られると早く恋に溺れたいと願うようなドキドキに水を差すことになるから。
(店員さんの話がほんとうなら……今まで元カレがわたしって爆乳女に接して得ていた快感や高ぶり、さらには絶頂や喜びまで実際に知ることができる。今日の夜はすごい事になりそう、もしかすると夜通し乱れるかもしれないな)
そんなことを心の中で思いながら、表向きは静かに座るおだやかな爆乳女子という姿のわたしがいた。
(女のわたしが三日連続でアダルトショップに行くなんて、さすがに気恥ずかしい)
本日、午前11時に〇〇書店の前まで来て少し悩んだ。なぜってわたし、中2くらいの頃はアダルトグッズに溺れる女は最低とか思った事があるから。
「ここまで来て悩むな」
自分で自分の背中を押した。そもそも爆乳っておっぱいが目立つわたしが〇〇書店の前でひとり立ちつくしていたら、その方が恥ずかしいわ! って話だ。
(あの店員さんいるかな……)
わたしは昨日も一昨日も対面した店員さんがいないかと、少しわざとらしくフロアをうろついた。すると神さまがわたしに寄り添ってくれたらしく、偶然にその店員さんが私を見つけて声をかけてきた。
「あ、いらっしゃい」
「ど、どうも……」
「今日は何かご入用で?」
「そ、その……」
わたしはひとつ深呼吸してから、ただいま直面している悩みを打ち明けた。
「あぁ、やっぱり」
「やっぱり?」
「実は昨日、お客さんと会話していて、多分こんな展開になるんじゃないかと思ったんです」
「そ、そういえば……店員さんはたしか奇跡としか言い様のないディルドがどうって言っていたような」
「はい、まさしく神のアイテムです」
「か、神のアイテム?」
「人類の歴史において最高傑作と言えるでしょう」
なんてすごい表現をなんら臆することなく使う店員さんがいた。そうなるとわたしは、だったら見せてもらうしかないとなって商品のところまで案内してもらった。
「これです、神のアイテムことマジカル・エレクトリックディルド」
「エレクトリックって……電気が流れるんですか? そんなの危なくないですか?」
「ちがいます、そうではなく、ここまですごいと神の領域というアピールを込めてのエレクトリックです」
「そ、それってどんな風にすごいんですか?」
「説明させてもらってもいいですか」
「ぜひ!」
店員さんによると、このディルドには男が女体に接して得られる快感および生じる高ぶりのすべてが記録されており、それが女の脳に伝わり衝撃の事実につながるという。
「衝撃?」
「男が得ている快感、コーフン、高ぶり、そして絶頂、それらすべてまったく同じに味わえます。つまり本物のペニスを持つのと同じことです」
「えぇ……」
「女性としての快感も得られます。それは自分の意識で切り替えおよびミックスができるので、まさに人間を超越したキモチよさが得られるでしょう」
「み、ミックス?」
「男の絶頂と女の絶頂を同時に……です。経験した人に言わせると、もう以前に戻ることは100%不可能と」
「ぅ、うわ……」
「つまり、これを用いると世の女性が抱く素朴な疑問、男はどう感じてどれだけの快感と喜びを得るのか? の答えを体で得られるというわけです」
話を聞いていると……我ながらデカいという乳が見えない手で愛撫されているみたいに感じてしまう。まともな神経の人間とか女なら、この話に興味を持つ方がふつう。持たない方がおかしい。
「そ、それって……いくらですか?」
「25万円です」
「買います! この店にお金下ろすマシーンはありましたっけ?」
「はい、レジの近くに」
「じゃぁ、買うのでお願いします」
「ありがとうございます」
わたしは高校生になってからアルバイトをやって、けっこう真面目に貯金してきた。だから19歳時点で100万円の貯金を有していた。もっともリアル爆乳おっぱいの購入で10万円はすでに使っちゃったけれど。
「お客様」
「はい」
「他にもおすすめの商品があるのですが、どうでしょう?」
「い、いまはいいです」
「そうですか、失礼しました。ではお会計を」
わたしはおすすめの商品とやらに気が合った。だけど一気にあれこれっていうのは、子どもが駄菓子を食べあさるみたいでよくないことだと思うから、本日は神のアイテムってディルド一つだけに集中する。それは人が好きな相手ひとりに一生懸命になる尊さと同じだ。
店員さんは袋に入れてくれた商品をわたしに渡すとき、あまり夢中になり過ぎようにとか冗談交じりで言った。そうするとわたしの胸は気合に満ち溢れる。そんなにすごいなら喜んでハマってやろうじゃん、でもその代わり、期待ハズレだったら返品するからね! と。
「タクシー」
エロくてデカい買い物をしたときはタクシーで帰るしかない。もし地下鉄に乗っている時、友人などに出くわすと厄介。え、なにそれ? とか言われたり、それこそ中身を見られると早く恋に溺れたいと願うようなドキドキに水を差すことになるから。
(店員さんの話がほんとうなら……今まで元カレがわたしって爆乳女に接して得ていた快感や高ぶり、さらには絶頂や喜びまで実際に知ることができる。今日の夜はすごい事になりそう、もしかすると夜通し乱れるかもしれないな)
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