ガールズHマインド(女の子だってスケベ心いっぱい)

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悠人に興味出ちゃったかもしれないユリ

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悠人に興味出ちゃったかもしれないユリ


 ユリはついこの間、悠人と学校帰りに会話をした。おっぱい星人という特徴を攻撃して撃墜してやろうと思ったら、胸がズキュンとなる反撃を食らってしまった。よってユリは由良に言ったのである、悠人は魔物、由良が面倒見なきゃみたいな事を。

 ところが……その後すぐ、ユリのDカップってふくらみ内部に悠人に対する興味が湧き上がってきてしまった。

 その引き金と出来事は昨日の事だった。ひとつ上の学年こと2年の男子がユリに告白をしてきた。一目惚れしたとかいうのがその理由。

 疑わしい……とユリはそう思った。だが一目惚れで始まる物語があっても悪くないとも思った。だから聞く、女の定番文句を口にする。

「わたしのどこがいいの?」

 すると男子はあれやこれや言ったが……いまひとつズバっと刺さらない。なんとなくあやふやに聞こえるところが、女心に刺さらない。

「わたし……」

「な、なに?」

「わたし巨乳だから、おっぱい大きいから」

 ここでのユリはあえて、くっそ恥ずかしいと思うセリフをつぶやいた。相手がどう出るか見るためには仕方ないと割り切って。

「おれ、巨乳ってきらいじゃない」

 男子のこの一言で決まった。ユリは思ったのだ、そんな言い方しかできないのか、こいつは糞にダサいやつ、こういうやつって好きになる価値はないなと。

 このとき……ふっとユリは思った。悠人だったらどう答えたか? と。そしてすぐさまこう思わずにいられなかった、悠人だったらこう言ったはず……ぼくは、おっぱいが大きいとか巨乳って女の子が理想で恋い焦がれているんだ……と、ユリの胸はそう焦がれずにいられなかった。

 そうすると悠人っておっぱい星人は最高じゃん! って色に意識が染まった。ただ、悠人には幼馴染みの巨乳女子がいる。しかもそれは、Dカップのユリより豊かなFカップって乳の持ち主。

「いや、でも……実践的な誘惑を試みれば……悠人の心がわたしに来る可能性はある。それにわたしだって、後になればもっと巨乳になるはずだから、悠人にとってもいい話になるはず」

 こんな考えがユリの内側に沸いた。でもまぁ、由良と少し仲良くなっていたから、いきなり大それた展開をやるのは申し訳ないのかなぁと思ったから、ちょっとやんわり宣戦布告みたいな会話を試みる。

「由良、悠人とはうまくやっている?」

 本日の学校帰り、またいっしょに歩きながら悠人ネタを切り出すユリ。

「特に変りはないよ」

 由良はこのときユリは親切だなぁと思った。自分と悠人の関係を応援してくれているんだなぁと胸が温かくなったりする。

「悠人ってさぁ、バカ正直なピュアでいいよね」

「ん?」

「いや、最近ちょっと悠人を見る目が変わったというか」

「え、悠人を評価するの? そうだよ、悠人って意外といいやつなんだよ」

「由良さぁ、そのうれしそうな顔って……自分の彼氏が褒められて誇る彼女みたいな感じ?」

「や、やだなぁもう(デレデレ)

「でもさ、由良と悠人はまだがっちり恋人って認め合ったわけじゃないんだよね」

「ま、まぁ、いまは恋人の手前にいる幼馴染みってところだよ(顔が赤い)

「わたしさぁ、悠人がかわいそうな気がしているんだよ」

「か、かわいそう?」

「そりゃそうでしょう、幼馴染みにすごい巨乳がいて、ドキドキするしかできない生活だから」

「え、でも、わたしちゃんと考えているから」

「なにを?」

「わたしは早ければ中3くらい、理想としては高校1年くらいで悠人と初体験して愛し合うって人生設計を立てているから。そのときは、この巨乳って胸に悠人をいっぱい甘えさせるつもりだから」

 由良の熱い声で人生設計を聞かされた由良、こいつちゃんと考えているんだなと感心はさせられた。人生とは常に先を考え見据えるべきモノだから。

「でも由良……それって中1とか中2の間は空いているってことだよね」

「え?」

「うん、わかった」

「ちょっと、わかったってどういうこと?」

 由良はFカップの乳が揺れるくらいの勢いでユリの前に立ちはだかる。

「ん……」

 由良は見た……というよりは感じさせられた。ユリは悠人に興味を持っていると。

「ユリ、おかしいでしょう」

「おかしいってなにが?」

「ついこの間わたしに言ってくれたじゃん、悠人は由良が面倒見るべきとかなんとかって、あのときのユリはどこに行ったの?」

「たしかに言ったけど……」

「言ったけど?」

「わたしが悠人と親しくするのはフリーダム。由良にあれこれ言われる筋合いじゃない。だいたいあれでしょうが……」

「な、なによ」

「由良と悠人はただの幼馴染み、彼氏彼女とか愛し合う関係になっていない。それでそんな、まるで彼女みたいにふるまうのはどうかなぁと」

 ユリはDカップの胸に腕組みを当て、おらおら何か言ってみ? と勝ち誇りの笑みを浮かべる。すると由良もFカップの胸に腕組みを当て、ククっと小さく笑いながら言い返した。

「ムリムリ、ユリと悠人なんてお似合いじゃないから。ムリなモノは最初からムリなんだよ」

「なんでムリだと思うわけ?」

「だってほら、ユリって相手を殴り倒すのが趣味みたいな女じゃん。悠人みたいに性格のよい男の子には合わない」

「あんたわたしをそこまで性格が悪いと思っているわけ?」

「悪いなんて言ってないし、ただ真実を言っただけだし」

 ユリと由良、共に中1で巨乳という女子は、無言でプイッと背を向けて別々の道を歩き出すのだった。心の中で、あんなクソ女に負けてたまるかと思っているみたいな顔をしながら。
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