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ラッキースケベは自らの手で作るモノ2(2)

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ラッキースケベは自らの手で作るモノ2(2)

「よし」

 由良がクッと体操着を下ろすと、フルカップではなく白スポーツブラに包まれた包まれた豊満でやわらかいふくらみが揺れながら姿を隠した。

「由良のFカップって改めてデカい……」

 先に着替え終えていた奏楽、机上のF80ってサイズのブラを見ながら小声でつぶやいた。ちょっとだけクンクンしたらダメ? と、甘えた声。

「や・め・て! 女同士で変態に走るとかカンベンして欲しいわ」

 プンスカでブラをカバンの中に入れる由良、頭の中はラッキースケベを仕掛ける事で一杯。そしてすぐさま、グランドに出て悠人に声をかける。

「な、なに?」

 友人は体操着の幼馴染みに浮かぶふっくら豊かなふくらみに片思いの目を向けてしまう。うっすら浮かぶのがスポーツブラなので破壊力はすさまじい。

「えっと、その、先週のアニメ〇〇〇見た?」

 由良は自分の胸に悠人がドキドキ目線を向けてくれてくれる事に恥じらいとよろこびを感じながら、奏楽が早く協力してくれることを待つ。するとこのとき、離れた所にいる男子2人が悠人に嫉妬していた。

「あいつってさぁ、あの巨乳と幼馴染みなんだよな。あれってやっぱりやってんのかな?」

「パイズリくらいはしてもらってるんじゃないの?」

「くぅ、なんかムカつく。おれにあんな幼馴染みがいたら、今頃はやりまくりなんだけどな」

「噂によるとあの巨乳ってFカップらしいぞ」

「なんか話をしていたらマジでムカついてきた」

 なんで神さまはえこひいきをするんだ! と怒った男子、サッカーボールを持って悠人を斜め前から見つめる角度に移動。

「さすがに女に当てるのは気が引けるから、悠人に当ててやる。女の前で鼻血ブーって赤っ恥だ」

 言った男子、憎しみのスポーツマンという助走をつけると、右足を嫉妬の炎で燃やし振りながら力強く叫んだ。

「地獄に落ちやがれ!」

 それは憎悪と妬みに満ちた弾丸だった。体操着の由良と向き合い、豊満でやわらかそうって所に見惚れまくっている悠人を、いったい誰が警戒心が足りないなどと責める事ができよう。

「ぶほ!!」

 顔面に弾丸をまともに食らった悠人、ぶほっと鼻血を出しながらひっくり返る。そして後頭部を打って気を失ってしまう。

「きゃぁぁ、悠人!」

 由良は慌ててかがみ込む、だが気を失っている悠人は目を開かない。

「ゆ、悠人……」

 由良はハンカチを取り出し、鼻血を拭いたら、豊かな胸に悠人の顔を抱き寄せなんて考えたりもする。

「大変だ、保健室に連れて行かないと」

 ここで男性教師が割り込んだ。せっかくいい感じになると由良が思ったのに、気絶している悠人を保健室のに運んで行ってしまった。

「由良、予期せぬアクシデント発生、残念ながら失敗だね」

 奏楽は巨乳女子のやわらかい腕を突きながら、また別の日にやろうかとひとまずなだめる。

「う、うん……」

 素直にあきらめようかと思った。ところが、ここで由良は2人の男子がやっているエロい会話を耳にしてしまう。

「この間の〇〇〇って見た?」

「え、見れなかった」

「めちゃくちゃエロかったつーの」

「うそ! どんなよ」

「授業中に2人しかいない保健室でAとBをやるんだ。あの雰囲気がすごいエロかったな」

―授業中に2人しかいない保健室―

 このエロゲーのタイトルみたいなところに由良の豊かな胸のふくらみがきゅぅっと感じさせられた。

(2人っきり……)

 ドキドキし始めた由良、とりあえず授業が始まるまでガマン。そしてだんだんとみんなの熱が体育に注がれまくりとなったところで、女教師に腹痛を訴えた。保健室に行かせて欲しいとハリウッド俳優も顔負けの演技力を駆使。

「わかった」

 心地よく認めてもらったとき、ありがとうございますと元気なくしおらしく言いながら、胸の中ではこう思った。

―この世は演技力こそ正義―

 由良はゆっくり保健室に向かいながら、どうか悠人以外の誰もいませんようにとスケベの神さまにお祈りした。

(ん……)

 ひんやりとして静かな校舎内、授業中なので無音の聖域みたいなイメージが広がっている。

(悠人)

 由良が保健室の白いドアを開けようとしたら、先に内から保健の先生(女)が出てきた。

「あっと……」

 すぐさま、まさに一瞬で調子が悪くて元気のない女子を浮かべる由良、保健室で休ませてくださいと訴えた。

「あぁ、あの日か?」

「先生!」

「あぁ、ごめんごめん。用事があって出払うけど、ベッドで寝ていたらいいよ」

 やった! 神さまありがとう! と思いかけるが、まだ演技はそのままにクラスメートを気遣うやさしい女子も見せておく。

「先生、悠人はだいじょうぶですか?」

「まぁ、気を失っているけれどだいじょうぶだろう」

 こうして保健の先生は部屋から出て行った。それは保健室という空間が、外からの明るい光に照らされながら、2人だけの静かなひっそり空間になった瞬間だった。

(い、いるのかな?)

 由良は保健室の奥に進むと、チラッとベッドの方に目をやった。すると隅っこのベッドに気絶中って悠人の姿あり。

「ゆ、悠人……起きてる?」

 気絶しているとわかっていながらこんなセリフを発すると、女子力がくわーっとピンク色に染まっていく。

「ゆ、悠人……」

 友人の頬に色白むっちりな手をソッとあてる。それで見下ろすと、顔を近づけたくなってしまう。由良は赤い顔で柱の時計に目をやる。するとどうだ、時間はたっぷりとあるではないか。

「お、おほん!」

 赤面で咳払いした由良、上は白い体操着で下はトレパンという格好で靴を脱ぎ、ドキドキって4文字を豊かな胸のふくらみいっぱいに詰め込みながら、ゆっくりと悠人のベッドに潜り込んでいった。
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