30 / 125
プールの授業にビキニで殴り込み1
しおりを挟む
プールの授業にビキニで殴り込み1
「あぁ、くっそ憂鬱ぅ」
学校帰り、相棒の美和をとなりに歩いているユリがぼやいた。
「え、なに? ブルーな日?」
「ちゃうちゃう、もうすぐプールの授業が始まるって事。だいたいあれだよ、室内プールだからって夏以外にも泳ぎが多いとかうざくない?」
「え、ユリって泳ぎきらいだった?」
「いや、泳ぎはいいんだよ、お泳ぎはね」
「あぁ、あれか?」
「そうそう、スク水がイヤなんだよ」
チッと舌打ちするユリは小学生の頃よりスク水が嫌いだった。ユリが言うにスク水はロリが発明した水着であり、それをいつまでも強要するのはロリコンのために女子が犠牲になるだけのとの事。
「ま、ユリみたいな巨乳にスク水は特につらいね」
「わたしにとってはマジで屈辱なんだよね、それならエロい水着で恥をさらす方がよっぽど建設的っていうか」
美和は知っている、ユリはスク水の否定に入るとネチネチしつこく語る女子であると。そこで安心させてやろうと親切心を放つ。
「ま、まぁでも、巨乳だからスク水でダサくなるという点では、由良の方が上じゃん、だからユリは気にしなくてもいいじゃん」
とりあえず美和の親切心のつもりってセリフだったが、それを聞いたユリは余計に機嫌を悪くするのだった。
「そういう言い方をすると、由良に巨乳具合で現時点ではちょっとだけ負けているわたしがみじめって話になるじゃんか」
「いやいやそんな、ユリって油っぽくねっとりしつこく考えすぎ、もっとサラっと流そうよ」
「くっそぉ……スク水なんてぶざまな水着を強制されるあげく、そこでもおっぱいの大きさが由良に負けると周囲にさらさなきゃいけないなんて。わたしだって中1でDカップなのに、Fカップなんて由良みたいなのがいるから……」
だんだんとユリの怒りが冗談通じませんみたいなフンイキになってきた。
あ、これはやばい、ユリの巨乳発作! とか思った美和、致し方ないと封じ込めな色合いって発言に切り替える。
「そんなに言うんだったらさ、学校でビキニとかやればいいじゃん」
美和が言ったらユリが立ち止まった。そして、それはそうだけど……って態度を軟化させると思われた。でも実際はちがって開眼したって表情になる。
「そうだよ、それだよ」
「え?」
「もう中1なんだし、それくらいやってもいいんだよ、なんでそう思わなかったんだろう」
「ちょちょ、ユリ?」
「決めた、わたしはビキニになるわ」
「うっそぉ! 学校の授業でそれをやるの?」
「やる! もう小学生じゃないんだから、スク水なんてキモイ水着には抵抗しなきゃいけない」
うわぁ、なんという展開と思うだけでなく、これってわたしのせい? と軽い罪悪感を抱かずにいられない美和だった。
「よし、今日はさっそくビキニを買いに行く」
「え、ほんとうに買うの?」
「わたしがこういう話で冗談を言うと思うわけ?」
「いやいやそうじゃなく、わたしも行くよ」
美和はユリという巨乳女子のビキニ姿を見た事がない。水泳の授業が始まるまで待てないと同時に、ちょっとおせっかいをやりたくもなっていた。
「わたしが参謀になるよ、ユリ」
「参謀?」
「ユリが魅力的なビキニ姿になるようアドバイスをする」
ユリ、そんなものはいらない! と言いかけた。だがその瞬間、たまには素直に教えを乞うのもありかなぁと謙虚な意識が沸いたので、それにしたがってみることにした。
「ただいま」
帰宅したユリ、手洗いとうがいを済ませるとすぐさま母に相談を持ち掛ける。
「あたらしい水着がいるんだ」
「あたらしい水着? え、サイズが合わなくなったわけ? って、中学の水泳授業はまだ始まってないでしょうが」
「そうじゃない、ダサい水着に女心を殺されるのはもうやめにすると決めたってこと」
「え、なにその革命でもやろうって感じは」
「ビキニをやろうと思うんだ」
「べ、別にいいわよ、女子だし、ましてユリは中1でDカップって巨乳だからやりたい意識がつよいだろうから。でもいますぐ買いに行かなくてもいいんじゃないの?」
「明日水泳の授業があるんだよ」
「えぇ……まさかビキニで授業に殴り込みをかけるわけ?」
「そうだよ、日本中の女子がやりたいと思っている事を、このわたしが切り込み隊長としてやるんだ。歴史に名を刻むつもり」
「ちょっとユリ……」
母は娘が革命女子になろうとしていることにストップをかけようと説得を試みた。しかしユリは説得されればされるほど燃え上がるタイプだった。そしてここぞという場面での演説能力は高めだった。
「だいたいね、個人差とかいうのを教育の現場は無視しすぎなんだよ
。これは多様性とかいう腐れな話とはちがうから、もっと基本的にして尊重される人権の骨格だよ。スク水が好きって言える女子はそれをやればいいけれど、みんながスク水好きってわけじゃない。しかもスク水ってどう考えてもロリだし、そんなのは小学4年生くらいで終わりにしなきゃいけないモノだよ。そうでなきゃ女子の心の成長を無視していると言えるんじゃないの?」
ユリはガンガン火を噴くように演説した。ちょっと待って……と思っていた母も、たしかにユリの言う通りだと押し負かされた。
「ユリ……やりなさい、いまこそ先陣を切ってあたらしい風を世の中に吹き込みなさい」
目に涙うかべる母が言って買い物資金を差し出すと、それをありがたく受け取ったユリは誓った。
「日本全女子の代表として戦う」
こうしてユリは気合を胸に押し込めながら家を出た。巨乳だから乳ゆれが目立ってイヤだとする自転車に張り切って乗ったのは、運転している間にTシャツのふくらみがフルフル揺れまくっても気にしないのは、それだけ女子の気分が高ぶっていたせい。
「美和、お待たせ!」
待ち合わせ場所に到着すると、ユリの自転車がドリフトをかけて停止。白いTシャツに浮かぶ巨乳って特徴が勢いよく揺れ動く。
「ユリ、気合入りまくりだね」
美和は自転車を押しながら近づいてきたユリとタッチで手を合わせる。
「わたしがやらないとダメなんだ。これはわたしだけの話じゃない、日本の女子が自由になるための戦いなんだ」
それを聞いた美和、妙に感動して思った。明日の自分は歴史が動く瞬間を見ることになるのかも! と。
こうして2人はランジェリーショップ「乙女のバラ色吐息」に到着し店内へと入っていった。
「あぁ、くっそ憂鬱ぅ」
学校帰り、相棒の美和をとなりに歩いているユリがぼやいた。
「え、なに? ブルーな日?」
「ちゃうちゃう、もうすぐプールの授業が始まるって事。だいたいあれだよ、室内プールだからって夏以外にも泳ぎが多いとかうざくない?」
「え、ユリって泳ぎきらいだった?」
「いや、泳ぎはいいんだよ、お泳ぎはね」
「あぁ、あれか?」
「そうそう、スク水がイヤなんだよ」
チッと舌打ちするユリは小学生の頃よりスク水が嫌いだった。ユリが言うにスク水はロリが発明した水着であり、それをいつまでも強要するのはロリコンのために女子が犠牲になるだけのとの事。
「ま、ユリみたいな巨乳にスク水は特につらいね」
「わたしにとってはマジで屈辱なんだよね、それならエロい水着で恥をさらす方がよっぽど建設的っていうか」
美和は知っている、ユリはスク水の否定に入るとネチネチしつこく語る女子であると。そこで安心させてやろうと親切心を放つ。
「ま、まぁでも、巨乳だからスク水でダサくなるという点では、由良の方が上じゃん、だからユリは気にしなくてもいいじゃん」
とりあえず美和の親切心のつもりってセリフだったが、それを聞いたユリは余計に機嫌を悪くするのだった。
「そういう言い方をすると、由良に巨乳具合で現時点ではちょっとだけ負けているわたしがみじめって話になるじゃんか」
「いやいやそんな、ユリって油っぽくねっとりしつこく考えすぎ、もっとサラっと流そうよ」
「くっそぉ……スク水なんてぶざまな水着を強制されるあげく、そこでもおっぱいの大きさが由良に負けると周囲にさらさなきゃいけないなんて。わたしだって中1でDカップなのに、Fカップなんて由良みたいなのがいるから……」
だんだんとユリの怒りが冗談通じませんみたいなフンイキになってきた。
あ、これはやばい、ユリの巨乳発作! とか思った美和、致し方ないと封じ込めな色合いって発言に切り替える。
「そんなに言うんだったらさ、学校でビキニとかやればいいじゃん」
美和が言ったらユリが立ち止まった。そして、それはそうだけど……って態度を軟化させると思われた。でも実際はちがって開眼したって表情になる。
「そうだよ、それだよ」
「え?」
「もう中1なんだし、それくらいやってもいいんだよ、なんでそう思わなかったんだろう」
「ちょちょ、ユリ?」
「決めた、わたしはビキニになるわ」
「うっそぉ! 学校の授業でそれをやるの?」
「やる! もう小学生じゃないんだから、スク水なんてキモイ水着には抵抗しなきゃいけない」
うわぁ、なんという展開と思うだけでなく、これってわたしのせい? と軽い罪悪感を抱かずにいられない美和だった。
「よし、今日はさっそくビキニを買いに行く」
「え、ほんとうに買うの?」
「わたしがこういう話で冗談を言うと思うわけ?」
「いやいやそうじゃなく、わたしも行くよ」
美和はユリという巨乳女子のビキニ姿を見た事がない。水泳の授業が始まるまで待てないと同時に、ちょっとおせっかいをやりたくもなっていた。
「わたしが参謀になるよ、ユリ」
「参謀?」
「ユリが魅力的なビキニ姿になるようアドバイスをする」
ユリ、そんなものはいらない! と言いかけた。だがその瞬間、たまには素直に教えを乞うのもありかなぁと謙虚な意識が沸いたので、それにしたがってみることにした。
「ただいま」
帰宅したユリ、手洗いとうがいを済ませるとすぐさま母に相談を持ち掛ける。
「あたらしい水着がいるんだ」
「あたらしい水着? え、サイズが合わなくなったわけ? って、中学の水泳授業はまだ始まってないでしょうが」
「そうじゃない、ダサい水着に女心を殺されるのはもうやめにすると決めたってこと」
「え、なにその革命でもやろうって感じは」
「ビキニをやろうと思うんだ」
「べ、別にいいわよ、女子だし、ましてユリは中1でDカップって巨乳だからやりたい意識がつよいだろうから。でもいますぐ買いに行かなくてもいいんじゃないの?」
「明日水泳の授業があるんだよ」
「えぇ……まさかビキニで授業に殴り込みをかけるわけ?」
「そうだよ、日本中の女子がやりたいと思っている事を、このわたしが切り込み隊長としてやるんだ。歴史に名を刻むつもり」
「ちょっとユリ……」
母は娘が革命女子になろうとしていることにストップをかけようと説得を試みた。しかしユリは説得されればされるほど燃え上がるタイプだった。そしてここぞという場面での演説能力は高めだった。
「だいたいね、個人差とかいうのを教育の現場は無視しすぎなんだよ
。これは多様性とかいう腐れな話とはちがうから、もっと基本的にして尊重される人権の骨格だよ。スク水が好きって言える女子はそれをやればいいけれど、みんながスク水好きってわけじゃない。しかもスク水ってどう考えてもロリだし、そんなのは小学4年生くらいで終わりにしなきゃいけないモノだよ。そうでなきゃ女子の心の成長を無視していると言えるんじゃないの?」
ユリはガンガン火を噴くように演説した。ちょっと待って……と思っていた母も、たしかにユリの言う通りだと押し負かされた。
「ユリ……やりなさい、いまこそ先陣を切ってあたらしい風を世の中に吹き込みなさい」
目に涙うかべる母が言って買い物資金を差し出すと、それをありがたく受け取ったユリは誓った。
「日本全女子の代表として戦う」
こうしてユリは気合を胸に押し込めながら家を出た。巨乳だから乳ゆれが目立ってイヤだとする自転車に張り切って乗ったのは、運転している間にTシャツのふくらみがフルフル揺れまくっても気にしないのは、それだけ女子の気分が高ぶっていたせい。
「美和、お待たせ!」
待ち合わせ場所に到着すると、ユリの自転車がドリフトをかけて停止。白いTシャツに浮かぶ巨乳って特徴が勢いよく揺れ動く。
「ユリ、気合入りまくりだね」
美和は自転車を押しながら近づいてきたユリとタッチで手を合わせる。
「わたしがやらないとダメなんだ。これはわたしだけの話じゃない、日本の女子が自由になるための戦いなんだ」
それを聞いた美和、妙に感動して思った。明日の自分は歴史が動く瞬間を見ることになるのかも! と。
こうして2人はランジェリーショップ「乙女のバラ色吐息」に到着し店内へと入っていった。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
妹の仇 兄の復讐
MisakiNonagase
青春
神奈川県の海に近い住宅街。夏の終わりが、夕焼けに溶けていく季節だった。
僕、寺内勇人は高校三年生。妹の茜は高校一年生。父と母との四人暮らし。ごく普通の家庭で、僕と茜は、ブラコンやシスコンと騒がれるほどではないが、それなりに仲の良い兄妹だった。茜は少し内気で、真面目な顔をしているが、家族の前ではよく笑う。特に、幼馴染で僕の交際相手でもある佑香が来ると、姉のように慕って明るくなる。
その平穏が、ほんの些細な噂によって、静かに、しかし深く切り裂かれようとは、その時はまだ知らなかった。
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる