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正義の味方、パイ・マイ・ミー3
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正義の味方、パイ・マイ・ミー3
本日、午後0時という雨が降りそうって時、ひとりの青年がアダルトショップに入ろうかどうかと悩んでいた。20歳という年齢イコール彼女いない歴な彼、いきなり合コンに参加する勇気はない。だからまずはアダルトグッズで眠っている男スイッチを入れようと思っての事だった。
(もう20歳だし、いつまでも彼女がいないのはさみしくて耐えられない。まずはこういう世界に足を踏み入れて、臆病な自分を改革して……)
そして男が意を決して前に進もうとした時だった、フッと見知らぬセーラー服の女子に声をかけられたりする。
「待って」
「え?」
「どうしてそんないかがわしい店に入るの?」
「え、え?」
「若いのにたましいを汚すなんて、そんなの人生の無駄遣いよ」
青年は突然に発生した展開に戸惑いつつ、セーラー服の女子を見て、かなりかわいいとか、ふくらみのボリュームがすごい巨乳! と思ったりする。
「なんでこんな店に入ろうと思うの?」
「そ、それはアダルトグッズが欲しいから」
「どうして? そんなモノがなくても自分ひとりで処理できるはずよ?」
「い、いや、それはそうだけど……たのしくないエロなんて根暗でイヤだなぁと思って」
「根暗でもいいじゃない」
「な、なんで?」
「アダルトグッズなんかに頼ったりすると、ましてたのしいエロとか考えたりすると、必然的に女が欲しいって考えにつながってしまう」
「それっていけない事なの?」
「ダメよ、いけないわ。なぜならあなたの中にある崇高な意識が育たなくなる。勉強、仕事、友情、人間関係、社会貢献、人助け、それらにたましいのエネルギーを注ぐべきなのに、性欲が混ざると人はそれに溺れ若さを吸い取られる」
「そ、そんな極端な考え……」
「極端ではないわ、なぜかわかる?」
「なぜ?」
「世の中を動かすのは男子だから、男子こそは世の中を動かす戦士だから」
「せ、戦士……」
青年、なぜこんな事を言われねばならないのだと思いながら、でもたしかに性欲におぼれている自分が情けないと胸に痛みも感じる。
「ひとつだけ手があるわ」
「手?」
「あなたが余計なことで悩んだり、性欲に縛られて人生をムダにしないで済むたったひとつの方法」
「それってなに?」
「去勢するのよ」
「きょ、去勢……」
「だいじょうぶ、痛みも何もなくすぐに終わる。そして去勢すれば、あなたは自分の力や才覚をセックスに奪われ後で後悔するみたいな事もなくなる」
セーラー服の女子が右の人差し指をだけ立て、少し顔を近づけてと言った。そして妙なキブンにさせられながら顔を自分に近づけた男の額に向けて人差し指を動かそうとした時、突然に女子の横割りな声が発生した。
「待ちなさい!」
そんな風に言われたからセーラー服の女子と青年が横を見ると、ひとりの見知らぬ女子が立っている。
(うぉ!)
青年が思わずデレっとなったのは当然だが、あたらしく出現した女子の格好がたまらず魅力的だったのだから。ロイヤルブルーのスポーツブラに包まれたふくらみのボリュームと谷間は女子がすごい巨乳って事実の証明書であり、その上に白いシャツをはおっているのがまた心憎い。下はデニムショートパンツであり、むっちりな大根足が魅惑。
「もしかしてパイ・マイ・ミ―?」
セーラー服の女子はよくわからない事を口にした。そして男子なら見続けたいって映像を遮るように男子の前に立って女同士の会話を開始。
「しつこいわね、パイ・マイ・ミーってゴキブリの生命力みたいにしつこいわね」
「ゴキブリなんかといっしょにするな! わたしは正義の味方なんだぞ」
「正義の味方がなんて破廉恥な格好」
「それはちがうわ、わたしはエロい事の重要性を理解している。男女どちらにとってもエロはとっても大事なの、それ抜きにして健全な社会はつくれない。だから私に言わせれば、あなたの方こそ悪なのよ、わかる? ダーク・パイ・マイ・ミー」
ここで青年、話がさっぱりわからないのでセーラー服女子の後ろに立ち、どういうことですか? とつぶやき説明を求めた。
「わたしも眼前のエロい女も惑星ベヌスから地球にやってきたモノの子孫なの」
「ベヌス?」
「ビーナスとも言うわね、第二惑星の」
「金星人!?」
「わたしたちベヌス人は地球人と見た目がよく似ている。当初わたしたちの先祖は地球に遊びに行ってはベヌスに帰るだけだった。でもベヌスは急激な温暖化で滅亡してしまった。わずかに息の残ったベヌス人が地球で暮らすことにして現在に到る」
「じゃぁ、地球人と金星人の結合子孫はけっこういるってこと?」
「そうね、でも地球人の横暴ぶりはすごいという話になった。だから滅亡してもらって、ベヌス人だけ残そうって話が決まったの。純粋なベヌス人だけのサミットでそう決まったの。地球人とベヌス人の結合体は潔く捨て、地球人といっしょに消えてもらおうってことになったの」
「えぇ、それってひどくない?」
「別にいいじゃない。地球人は横暴なんだから。で、ダークパイ・マイ・ミーという組織が結成されて、地球人をかしこくする流れを作った」
「かしくする? ふつうは逆じゃないの? かしこくしたら困るんじゃないの?」
「それはちがうわ。地球人はバカだから後先考えずにセックスをする。だから数が増えてうざい事この上ない。だから賢者意識を持たさればいいと気づいたわけよ」
「そ、そんな……」
「最初は女からかしこくしたわ。効果テキメンね、女がかしこくなると人口減が目に見えて加速した。でもまだダメ、男の性欲がまだ残りカスとして存在しているわ」
「残りカスって……」
「だから男もかしこくなってもらうため、わたしは日々男を去勢しているのよ」
なんかよくわからないけれどすごい話だ! と、青年が思ったら、これまでだまって話を聞いていたスポーツブラの巨乳女子が口を開いた。
「ダークがやっている事は地球の乗っ取りでしょう。それに後で必ずベヌス人も滅亡するわよ」
「どうしてベヌス人が滅亡するというの?」
「あたりまえでしょう! 人にとって大事なエロスを悪いことみたいな空気を作り上げた、それはとっても悪いことなのよ。その悪いことを正しいと思ってやり続けたら、結局ブーメランになって自分たちも子孫を残さず滅亡するだけ」
「あなた……シャツのボタンを全部外して、でもって下は豊満なスポーツブラとか、そんな格好で恥ずかしくないの?」
「恥ずかしくなんかないわ。むしろ健康なエロスは健康な精神を育むのよ」
「これだからパイ・マイ・ミーって嫌いなのよ」
パイ・マイ・ミーとは先に生まれたダーク・パイ・マイ・ミーに反抗する勢力である。そこに属する者はエロスは人の心を育てる栄養と考え、セックスこそは人が最大の喜びとしダーク・パイ・マイ・ミーに属する者を成敗せんとする。
「その彼を去勢するとかやめなさい。彼からエロや女に対する想いを奪い取ってはダメ!」
言われたセーラー服の女子、クルっと青年の方に顔を向け、ちょっといい? と小声で何か言いたそうな感を浮かべて見せた。
「え、なに?」
青年がドキッとして軽く顔の位置を下げると、セーラー女子の右人差し指が額に当たる寸前ってところに向けられた。
「ぅ……」
彼は急に何かが染め変えられるような感覚に陥った。自分の中にあってもっとも色つやのよい部分が、潤いを失いモノクロに落ちぶれていくようだと少し哀しく感じた。
が、しかし……ハッと気がつくと彼にはあたらしい何かがあった。世の中が変わって見える、バカは嫌いだ、かしこくなければならないって意識がみなぎり、すぐ近くにあるアダルトショップを見ると嫌悪感を抱く。そしてスポーツブラのすごい巨乳っていうのを見ても何にも思わないし感じない。それは去勢されペニスがお小水を出すだけの道具になり下がった男のたどり着く墓地みたいな状態。
「こらぁ! 去勢するなと言ったのに」
「うるさいわね、これだから性欲にオープンな奴って嫌いなの」
「こっちこそ、性欲を悪としてエリートぶるロボットみたいなやつは大嫌いだから」
「どうやら戦ってハッキリさせなきゃいけないみたいね」
「当り前よ、成敗するから、地獄に送ってあげるから覚悟しなさい」
「あなたこそ地獄でエンマ大王に泣きすがるセリフでも考えていればいいわ」
「ここはダメ、人に迷惑がかかる」
「ったく……エロが好きって下品なくせに常識を重んじるとか」
「ふん、エロを否定するから非人間的なんでしょうが、そっちは」
こうして2人は戦うための場所替えとして歩き出す。空はもうすごく重たい灰色であり、いつ泣きだしてもおかしくない状況になっていた。
本日、午後0時という雨が降りそうって時、ひとりの青年がアダルトショップに入ろうかどうかと悩んでいた。20歳という年齢イコール彼女いない歴な彼、いきなり合コンに参加する勇気はない。だからまずはアダルトグッズで眠っている男スイッチを入れようと思っての事だった。
(もう20歳だし、いつまでも彼女がいないのはさみしくて耐えられない。まずはこういう世界に足を踏み入れて、臆病な自分を改革して……)
そして男が意を決して前に進もうとした時だった、フッと見知らぬセーラー服の女子に声をかけられたりする。
「待って」
「え?」
「どうしてそんないかがわしい店に入るの?」
「え、え?」
「若いのにたましいを汚すなんて、そんなの人生の無駄遣いよ」
青年は突然に発生した展開に戸惑いつつ、セーラー服の女子を見て、かなりかわいいとか、ふくらみのボリュームがすごい巨乳! と思ったりする。
「なんでこんな店に入ろうと思うの?」
「そ、それはアダルトグッズが欲しいから」
「どうして? そんなモノがなくても自分ひとりで処理できるはずよ?」
「い、いや、それはそうだけど……たのしくないエロなんて根暗でイヤだなぁと思って」
「根暗でもいいじゃない」
「な、なんで?」
「アダルトグッズなんかに頼ったりすると、ましてたのしいエロとか考えたりすると、必然的に女が欲しいって考えにつながってしまう」
「それっていけない事なの?」
「ダメよ、いけないわ。なぜならあなたの中にある崇高な意識が育たなくなる。勉強、仕事、友情、人間関係、社会貢献、人助け、それらにたましいのエネルギーを注ぐべきなのに、性欲が混ざると人はそれに溺れ若さを吸い取られる」
「そ、そんな極端な考え……」
「極端ではないわ、なぜかわかる?」
「なぜ?」
「世の中を動かすのは男子だから、男子こそは世の中を動かす戦士だから」
「せ、戦士……」
青年、なぜこんな事を言われねばならないのだと思いながら、でもたしかに性欲におぼれている自分が情けないと胸に痛みも感じる。
「ひとつだけ手があるわ」
「手?」
「あなたが余計なことで悩んだり、性欲に縛られて人生をムダにしないで済むたったひとつの方法」
「それってなに?」
「去勢するのよ」
「きょ、去勢……」
「だいじょうぶ、痛みも何もなくすぐに終わる。そして去勢すれば、あなたは自分の力や才覚をセックスに奪われ後で後悔するみたいな事もなくなる」
セーラー服の女子が右の人差し指をだけ立て、少し顔を近づけてと言った。そして妙なキブンにさせられながら顔を自分に近づけた男の額に向けて人差し指を動かそうとした時、突然に女子の横割りな声が発生した。
「待ちなさい!」
そんな風に言われたからセーラー服の女子と青年が横を見ると、ひとりの見知らぬ女子が立っている。
(うぉ!)
青年が思わずデレっとなったのは当然だが、あたらしく出現した女子の格好がたまらず魅力的だったのだから。ロイヤルブルーのスポーツブラに包まれたふくらみのボリュームと谷間は女子がすごい巨乳って事実の証明書であり、その上に白いシャツをはおっているのがまた心憎い。下はデニムショートパンツであり、むっちりな大根足が魅惑。
「もしかしてパイ・マイ・ミ―?」
セーラー服の女子はよくわからない事を口にした。そして男子なら見続けたいって映像を遮るように男子の前に立って女同士の会話を開始。
「しつこいわね、パイ・マイ・ミーってゴキブリの生命力みたいにしつこいわね」
「ゴキブリなんかといっしょにするな! わたしは正義の味方なんだぞ」
「正義の味方がなんて破廉恥な格好」
「それはちがうわ、わたしはエロい事の重要性を理解している。男女どちらにとってもエロはとっても大事なの、それ抜きにして健全な社会はつくれない。だから私に言わせれば、あなたの方こそ悪なのよ、わかる? ダーク・パイ・マイ・ミー」
ここで青年、話がさっぱりわからないのでセーラー服女子の後ろに立ち、どういうことですか? とつぶやき説明を求めた。
「わたしも眼前のエロい女も惑星ベヌスから地球にやってきたモノの子孫なの」
「ベヌス?」
「ビーナスとも言うわね、第二惑星の」
「金星人!?」
「わたしたちベヌス人は地球人と見た目がよく似ている。当初わたしたちの先祖は地球に遊びに行ってはベヌスに帰るだけだった。でもベヌスは急激な温暖化で滅亡してしまった。わずかに息の残ったベヌス人が地球で暮らすことにして現在に到る」
「じゃぁ、地球人と金星人の結合子孫はけっこういるってこと?」
「そうね、でも地球人の横暴ぶりはすごいという話になった。だから滅亡してもらって、ベヌス人だけ残そうって話が決まったの。純粋なベヌス人だけのサミットでそう決まったの。地球人とベヌス人の結合体は潔く捨て、地球人といっしょに消えてもらおうってことになったの」
「えぇ、それってひどくない?」
「別にいいじゃない。地球人は横暴なんだから。で、ダークパイ・マイ・ミーという組織が結成されて、地球人をかしこくする流れを作った」
「かしくする? ふつうは逆じゃないの? かしこくしたら困るんじゃないの?」
「それはちがうわ。地球人はバカだから後先考えずにセックスをする。だから数が増えてうざい事この上ない。だから賢者意識を持たさればいいと気づいたわけよ」
「そ、そんな……」
「最初は女からかしこくしたわ。効果テキメンね、女がかしこくなると人口減が目に見えて加速した。でもまだダメ、男の性欲がまだ残りカスとして存在しているわ」
「残りカスって……」
「だから男もかしこくなってもらうため、わたしは日々男を去勢しているのよ」
なんかよくわからないけれどすごい話だ! と、青年が思ったら、これまでだまって話を聞いていたスポーツブラの巨乳女子が口を開いた。
「ダークがやっている事は地球の乗っ取りでしょう。それに後で必ずベヌス人も滅亡するわよ」
「どうしてベヌス人が滅亡するというの?」
「あたりまえでしょう! 人にとって大事なエロスを悪いことみたいな空気を作り上げた、それはとっても悪いことなのよ。その悪いことを正しいと思ってやり続けたら、結局ブーメランになって自分たちも子孫を残さず滅亡するだけ」
「あなた……シャツのボタンを全部外して、でもって下は豊満なスポーツブラとか、そんな格好で恥ずかしくないの?」
「恥ずかしくなんかないわ。むしろ健康なエロスは健康な精神を育むのよ」
「これだからパイ・マイ・ミーって嫌いなのよ」
パイ・マイ・ミーとは先に生まれたダーク・パイ・マイ・ミーに反抗する勢力である。そこに属する者はエロスは人の心を育てる栄養と考え、セックスこそは人が最大の喜びとしダーク・パイ・マイ・ミーに属する者を成敗せんとする。
「その彼を去勢するとかやめなさい。彼からエロや女に対する想いを奪い取ってはダメ!」
言われたセーラー服の女子、クルっと青年の方に顔を向け、ちょっといい? と小声で何か言いたそうな感を浮かべて見せた。
「え、なに?」
青年がドキッとして軽く顔の位置を下げると、セーラー女子の右人差し指が額に当たる寸前ってところに向けられた。
「ぅ……」
彼は急に何かが染め変えられるような感覚に陥った。自分の中にあってもっとも色つやのよい部分が、潤いを失いモノクロに落ちぶれていくようだと少し哀しく感じた。
が、しかし……ハッと気がつくと彼にはあたらしい何かがあった。世の中が変わって見える、バカは嫌いだ、かしこくなければならないって意識がみなぎり、すぐ近くにあるアダルトショップを見ると嫌悪感を抱く。そしてスポーツブラのすごい巨乳っていうのを見ても何にも思わないし感じない。それは去勢されペニスがお小水を出すだけの道具になり下がった男のたどり着く墓地みたいな状態。
「こらぁ! 去勢するなと言ったのに」
「うるさいわね、これだから性欲にオープンな奴って嫌いなの」
「こっちこそ、性欲を悪としてエリートぶるロボットみたいなやつは大嫌いだから」
「どうやら戦ってハッキリさせなきゃいけないみたいね」
「当り前よ、成敗するから、地獄に送ってあげるから覚悟しなさい」
「あなたこそ地獄でエンマ大王に泣きすがるセリフでも考えていればいいわ」
「ここはダメ、人に迷惑がかかる」
「ったく……エロが好きって下品なくせに常識を重んじるとか」
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