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1回、真似事でいいから抱いて! 3
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1回、真似事でいいから抱いて! 3
本日の土曜日、学校が終わるとユリはまっすぐ帰宅。そしていつも通りって感じで昼ご飯を済ませると、部屋に戻って支度を始める。
家でシャワーをしてキレイになってから美和の家に行ってもいいのだが、真昼間からシャワーをする正当な理由がないゆえ、親から突っ込みを受けるのが避けられない。
「ん……」
こっそり持ってきたバスタオル1枚と、替えのブラにパンツ、そしてTシャツなどを手提げバッグに入れる。そしてその上にカモフラージュ用の雑誌やらを入れて、母に出かけると声をかける。
「バッグなんか持ってどこに行くの?」
「友だちのところ、雑誌とか持っていくからさ」
「遅くならないように」
「うん、わかってる」
こうしてユリは家を出た。まるで悪い子どもになったような変な気分を持って歩き出す。
(世界がちがって見える……)
これから美和を真似事セックスとはいえ抱くのだと思ったら、見慣れた景色がいつもとちがって見えるような気がしてきた。
「なんか……お腹が痛くなってきた」
今なら引き返せる、止めようかな……止めるが勝ちなのではないか? って思わなくもない。だが一度決めた事を放棄するというのはユリの性に合わない。そしてウソつき! とか、弱虫! とか言われると火が付く性格でもある。
―ピンポーンー
インターホンをユリの色白むっちりな指が押した。すると待ってました! 的な感じいっぱいにドアが開き、ポッと顔を赤らめる美和がいらっしゃい! と言う。
「来てくれたんだ、直前却下されたらどうしようかと思ってドキドキしていた」
「決めた約束はちゃんと守る。で、わたしはどうしたらいいの?」
「オフロ沸いているからゆっくり入って。ほんとうは一緒に入りたいと思ったけれど、のぼせるだろうし、愛し合うのがやりにくいって気もして」
「わ、わかった」
「わたしはつい先ほど済ませたから、ちゃんときれいにしたから、後はユリが済ませるのを待つだけ」
ここで顔をポッと赤らめる美和、まるでやっと体を交えて愛し合えるね! とドキドキしている恋人みたい。
「じゃ、じゃぁ、入らせてもらうよ」
ユリはそう言って洗面所に入ってドアを閉める。ひと様の家の洗面所に入り、浴室ドアを開けて浴場を見るなんて初めての事だった。
「ん……」
グッとTシャツを捲り上げるユリ、フルっと白いフルカップのふくらみが揺れ動く。
「なんか……思いっきりおっぱいに甘えられてしまうような気がする。これはちょっと覚悟しておかないといけないかなぁ」
背中のホックを外し、ふっくらバストを外に出したユリ、こうなったらもう恋人にしてお母さんみたいなキブンに浸るしかない! と心する。
「とりあえず……しっかり洗っておくか」
シャワーノズルから温かいお湯を出すと、口では言いづらいって部分をしっかり洗う。もちろん、美和がたっぷり求めてくるのであろう巨乳もしっかり念入りに洗う。
風呂から出れば美和を抱くという役をさせられるわけだが、いざやるとなったら……まちがいなく双方の体が熱くなるだろうと予見するユリだった。
「オフロから上がったらとんでもないことをやるってなったら、全然落ちつけないなぁ」
湯船に浸かって左腕をヘリに置く。そして、これから仕事しなきゃいけないのかよ……みたいな、やれやれ感を胸いっぱいに感じるのだった。
「ふぅ……全然落ち着けない」
色白ムッチリの体がズワっと湯船から上がる、左右のふくらみがフルフルっと揺れ動く。
「裸のまま行けばいいと思うんだけどな」
バスタオルで頭を拭きながらユリがぼやく。美和はユリのブラ姿もたっぷり拝みたいとし、服を完全に纏って出て来て欲しいとリクエストしていた。
「美和はおっぱい星人かよ……ったく」
白いパンツを穿いて、次にていねいにふくらみをカップに入れて整え、ブラを着け直しTシャツにスカートを穿いて元通り。
「ん……これから彼氏と愛し合うって話なら、気合が入るんだけどなぁ……」
ガラっとドアを開けて外に出ると、その音を待ち望んでいた美和が2階から声をかける。
「ユリ、待っていたよ、来て」
もうすでにピンクなイメージがガチガチに出来上がっているって美和の声にユリは少しゾッとしつつ、階段を上がっていく。
「お待たせ」
ユリが言って部屋の中に入ると、床にうやうやしく正座する美和がいた。
「待っていたよユリ」
ゆっくり頭を下げる美和、それを見たユリはとっても怪訝な面持ちで言わざるを得ない。
「何してんの?」
「いや、こういう風にすると新婚初夜とか、これから愛し合う2人ってイメージが強まると思って」
「やめてよ……」
ユリはイスに座ると10分ちょうだいと伝えた。それはじらすためではなく、お風呂上がりで体が熱いからであり、このまますぐ始めるとくたばってしまう可能性があるからと。
「裸でくたばったユリとか見てみたいなぁ……」
「誰がそんな姿見せるもんか」
ユリ、10分休憩の間に心を整える。これは一回こっきりの社会勉強なのだと自分に言い聞かせる。
本日の土曜日、学校が終わるとユリはまっすぐ帰宅。そしていつも通りって感じで昼ご飯を済ませると、部屋に戻って支度を始める。
家でシャワーをしてキレイになってから美和の家に行ってもいいのだが、真昼間からシャワーをする正当な理由がないゆえ、親から突っ込みを受けるのが避けられない。
「ん……」
こっそり持ってきたバスタオル1枚と、替えのブラにパンツ、そしてTシャツなどを手提げバッグに入れる。そしてその上にカモフラージュ用の雑誌やらを入れて、母に出かけると声をかける。
「バッグなんか持ってどこに行くの?」
「友だちのところ、雑誌とか持っていくからさ」
「遅くならないように」
「うん、わかってる」
こうしてユリは家を出た。まるで悪い子どもになったような変な気分を持って歩き出す。
(世界がちがって見える……)
これから美和を真似事セックスとはいえ抱くのだと思ったら、見慣れた景色がいつもとちがって見えるような気がしてきた。
「なんか……お腹が痛くなってきた」
今なら引き返せる、止めようかな……止めるが勝ちなのではないか? って思わなくもない。だが一度決めた事を放棄するというのはユリの性に合わない。そしてウソつき! とか、弱虫! とか言われると火が付く性格でもある。
―ピンポーンー
インターホンをユリの色白むっちりな指が押した。すると待ってました! 的な感じいっぱいにドアが開き、ポッと顔を赤らめる美和がいらっしゃい! と言う。
「来てくれたんだ、直前却下されたらどうしようかと思ってドキドキしていた」
「決めた約束はちゃんと守る。で、わたしはどうしたらいいの?」
「オフロ沸いているからゆっくり入って。ほんとうは一緒に入りたいと思ったけれど、のぼせるだろうし、愛し合うのがやりにくいって気もして」
「わ、わかった」
「わたしはつい先ほど済ませたから、ちゃんときれいにしたから、後はユリが済ませるのを待つだけ」
ここで顔をポッと赤らめる美和、まるでやっと体を交えて愛し合えるね! とドキドキしている恋人みたい。
「じゃ、じゃぁ、入らせてもらうよ」
ユリはそう言って洗面所に入ってドアを閉める。ひと様の家の洗面所に入り、浴室ドアを開けて浴場を見るなんて初めての事だった。
「ん……」
グッとTシャツを捲り上げるユリ、フルっと白いフルカップのふくらみが揺れ動く。
「なんか……思いっきりおっぱいに甘えられてしまうような気がする。これはちょっと覚悟しておかないといけないかなぁ」
背中のホックを外し、ふっくらバストを外に出したユリ、こうなったらもう恋人にしてお母さんみたいなキブンに浸るしかない! と心する。
「とりあえず……しっかり洗っておくか」
シャワーノズルから温かいお湯を出すと、口では言いづらいって部分をしっかり洗う。もちろん、美和がたっぷり求めてくるのであろう巨乳もしっかり念入りに洗う。
風呂から出れば美和を抱くという役をさせられるわけだが、いざやるとなったら……まちがいなく双方の体が熱くなるだろうと予見するユリだった。
「オフロから上がったらとんでもないことをやるってなったら、全然落ちつけないなぁ」
湯船に浸かって左腕をヘリに置く。そして、これから仕事しなきゃいけないのかよ……みたいな、やれやれ感を胸いっぱいに感じるのだった。
「ふぅ……全然落ち着けない」
色白ムッチリの体がズワっと湯船から上がる、左右のふくらみがフルフルっと揺れ動く。
「裸のまま行けばいいと思うんだけどな」
バスタオルで頭を拭きながらユリがぼやく。美和はユリのブラ姿もたっぷり拝みたいとし、服を完全に纏って出て来て欲しいとリクエストしていた。
「美和はおっぱい星人かよ……ったく」
白いパンツを穿いて、次にていねいにふくらみをカップに入れて整え、ブラを着け直しTシャツにスカートを穿いて元通り。
「ん……これから彼氏と愛し合うって話なら、気合が入るんだけどなぁ……」
ガラっとドアを開けて外に出ると、その音を待ち望んでいた美和が2階から声をかける。
「ユリ、待っていたよ、来て」
もうすでにピンクなイメージがガチガチに出来上がっているって美和の声にユリは少しゾッとしつつ、階段を上がっていく。
「お待たせ」
ユリが言って部屋の中に入ると、床にうやうやしく正座する美和がいた。
「待っていたよユリ」
ゆっくり頭を下げる美和、それを見たユリはとっても怪訝な面持ちで言わざるを得ない。
「何してんの?」
「いや、こういう風にすると新婚初夜とか、これから愛し合う2人ってイメージが強まると思って」
「やめてよ……」
ユリはイスに座ると10分ちょうだいと伝えた。それはじらすためではなく、お風呂上がりで体が熱いからであり、このまますぐ始めるとくたばってしまう可能性があるからと。
「裸でくたばったユリとか見てみたいなぁ……」
「誰がそんな姿見せるもんか」
ユリ、10分休憩の間に心を整える。これは一回こっきりの社会勉強なのだと自分に言い聞かせる。
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