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怪獣が出た 11
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怪獣が出た 11
「プリンならわかってくれるような気がする。同じGカップの巨乳だし」
「何よ、早く言いなさいよ」
「幸せになるのは女だけでいい? そう思わない? 男なんて幸せにならなくてもいい? そう思わない? そうだと言ってよ、わたし、プリンには同意して欲しいよ。わたしを理解して欲しいよ」
雪が取り乱し&甘えたさんになっていく。自分の言い分に寄り添ってもらい、なおかつチヤホヤされたいって胸が疼くせい。
が、しかし……ハッと気がつくとプリンが眼前に立っていて、ビシャ! っと激烈な音が立つほどのビンタを食らう。
「ぎゃぅ……」
勢いよく地面に倒れた雪、しなを作り手を頬に当てながら言う。
「なにするのよ!」
するとプリン、チッと舌打ちをして何ら気にしないって音色で吐き捨てる。
「うっざ! 自分勝手、幼稚、かまってちゃん、幸せになるのは女だけでいいって考えを持ちながら、男に相手されなきゃ生きられないみたいなオーラを立てるクズな女」
プリンに言われて激ショックを受けた雪、両手で頭を抱え叫び出す。
「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「うるさいわね、早く猫に戻りなさいよ、チャチャっと始末してあげるから」
「おのれプリン、許さんぞ。ユリよりおまえの方が何百倍も嫌いだ!」
猫又に戻った雪、白いオーラと怒りの形相を浮かべて見せる。
「むん!」
プリン、刀を空中に浮かべ脳波コントロールすると、さらに両手に刀を持つ。
「プリンの三刀流!」
つむじ風のスピードで猫又に斬り込むプリン。
「あぅぐ……」
猫又、槍を使って華麗にプリンの攻撃を捌く。されどそれが精いっぱいで反撃に出られない。
「お、おのれ……プリンめ」
猫又がスーッと後ろに高速移動。そして槍術の極意と叫ぶ。
「キャット・ローテーション!」
猫又に向かって突っ込みかけていたプリン、クッと自らにブレーキをかける。向かってくる無数のごとし槍の先、まるで爪楊枝の嵐みたいな見た目でプリンに襲い掛かる。
「プリンの大車輪!」
両手の刀をグルグルっと勢いよく回転させ巨大なファンを形成。それが見事に向かってくる槍をがっちりガードする。
(ふん、これからだ)
猫又は槍突きに専念しているフリをしながら、密かに光輝く尻尾を動かしていた。いかにかっこうよく振舞っているプリンとて女、事情が事情って展開になればみっともない姿を晒すだろうとする。
(いまだ、イケ!)
猫又の尻尾がプリンのスカート下に到達しかける。狙うはプリンの温もり。ところがここでカキーン! っと妙な音。それはプリンの温もりを目指した光が、プリンの脳波コントロールで動いている刀一本にはじかれたからだ。
「なにぃ!」
大げさなほど思いっきりおどろく猫又。
「ふん、下品が考える事は先読みできるつーの! 甘いのよ、はっきり言って」
誇るプリンがいた。ただ実際には、ユリがこの攻撃を食らってヘナヘナになるのを見ていたので先読みが可能だった。
「おのれプリン……こうなったら……」
「なによ、やれる事があるならやられる前にやっておいた方がいいわよ?」
顔に余裕を書き表すプリン、それを見て腹立たしいエネルギーが増幅した猫又、クロスさせた両腕をグワっと左右に広げ太陽に向かって叫んだ。
「ビッグ・キャットぉ!」
するとどうだ! おどろいた事にグイーン! っと猫又の体が40mへと巨大化していく。
「えぇ?」
さすがに目を丸くして見上げるプリン、その両目は13階ビルを見るのに等しいモノだった。
―きゃー怪獣よ!―
途端に街が騒がしくなる。静かで眠気すら漂わせていた街がキャーキャーにぎやかになる。
「こうなったら、プリンより先に世の中と男に復讐してやる!」
猫又、街を見下ろすとこれが女の怒りエネルギーだとばかり口から真っ赤な炎を吐き散らす。
―ギャーー
炎が主に男たちへ襲い掛かる。それは雪という女が男に対して抱いた恋心と憎しみの混ざり。
「壊してやる、憎い世の中を破壊してやる!」
猫又は叫びながら手を振り下ろしビルを砕く。すると巨大とか小さいって破片が地面に向かって崩れ落ちていく。雪にとって世の中はイカサマだった。幸せになるのは女だけでいいとかって信じ込ませ、実際にはちがうのだと自分を突き放した極悪人。そんな世の中に対する怒りを猫又が晴らそうとしている。
「やめなさい!」
プリン、ビルの屋上に立って猫又に説得を試みようとする。
「ダマレ、おまえにわたしのキモチがわかってたまるものか」
猫又が怒り狂っているが、ここでプリンは不適任だった。なぜなら慰めるのがヘタな女だから。
「イジケるんじゃないわよ。ったく、同じ女として恥ずかしいとしか言いようがないわ。それだから幸せになれなかったんじゃないの?」
「うあぁんんん!!!」
プリンの言葉が猫又の怒りって火にたっぷり油を注いだ。
「おのれ、プリンめ!」
猫又の光る尻尾がグワーっと空に向かって上がる、そしてそこから光の矢をプリンに向かって放つ。
「ふん、こんなモノ」
捌く、どれほどの矢が自分に向かって来ようと華麗に捌く、こんなの余裕過ぎて困りますわ! なんて、ちょっと油断がプリンに生じた。
(いまだ!)
猫又がプリンの捕獲を確信した。なぜなら矢を放っていないもう一本の尻尾が小さくなって、プリンのスカート内に入ったから。
「プリンならわかってくれるような気がする。同じGカップの巨乳だし」
「何よ、早く言いなさいよ」
「幸せになるのは女だけでいい? そう思わない? 男なんて幸せにならなくてもいい? そう思わない? そうだと言ってよ、わたし、プリンには同意して欲しいよ。わたしを理解して欲しいよ」
雪が取り乱し&甘えたさんになっていく。自分の言い分に寄り添ってもらい、なおかつチヤホヤされたいって胸が疼くせい。
が、しかし……ハッと気がつくとプリンが眼前に立っていて、ビシャ! っと激烈な音が立つほどのビンタを食らう。
「ぎゃぅ……」
勢いよく地面に倒れた雪、しなを作り手を頬に当てながら言う。
「なにするのよ!」
するとプリン、チッと舌打ちをして何ら気にしないって音色で吐き捨てる。
「うっざ! 自分勝手、幼稚、かまってちゃん、幸せになるのは女だけでいいって考えを持ちながら、男に相手されなきゃ生きられないみたいなオーラを立てるクズな女」
プリンに言われて激ショックを受けた雪、両手で頭を抱え叫び出す。
「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「うるさいわね、早く猫に戻りなさいよ、チャチャっと始末してあげるから」
「おのれプリン、許さんぞ。ユリよりおまえの方が何百倍も嫌いだ!」
猫又に戻った雪、白いオーラと怒りの形相を浮かべて見せる。
「むん!」
プリン、刀を空中に浮かべ脳波コントロールすると、さらに両手に刀を持つ。
「プリンの三刀流!」
つむじ風のスピードで猫又に斬り込むプリン。
「あぅぐ……」
猫又、槍を使って華麗にプリンの攻撃を捌く。されどそれが精いっぱいで反撃に出られない。
「お、おのれ……プリンめ」
猫又がスーッと後ろに高速移動。そして槍術の極意と叫ぶ。
「キャット・ローテーション!」
猫又に向かって突っ込みかけていたプリン、クッと自らにブレーキをかける。向かってくる無数のごとし槍の先、まるで爪楊枝の嵐みたいな見た目でプリンに襲い掛かる。
「プリンの大車輪!」
両手の刀をグルグルっと勢いよく回転させ巨大なファンを形成。それが見事に向かってくる槍をがっちりガードする。
(ふん、これからだ)
猫又は槍突きに専念しているフリをしながら、密かに光輝く尻尾を動かしていた。いかにかっこうよく振舞っているプリンとて女、事情が事情って展開になればみっともない姿を晒すだろうとする。
(いまだ、イケ!)
猫又の尻尾がプリンのスカート下に到達しかける。狙うはプリンの温もり。ところがここでカキーン! っと妙な音。それはプリンの温もりを目指した光が、プリンの脳波コントロールで動いている刀一本にはじかれたからだ。
「なにぃ!」
大げさなほど思いっきりおどろく猫又。
「ふん、下品が考える事は先読みできるつーの! 甘いのよ、はっきり言って」
誇るプリンがいた。ただ実際には、ユリがこの攻撃を食らってヘナヘナになるのを見ていたので先読みが可能だった。
「おのれプリン……こうなったら……」
「なによ、やれる事があるならやられる前にやっておいた方がいいわよ?」
顔に余裕を書き表すプリン、それを見て腹立たしいエネルギーが増幅した猫又、クロスさせた両腕をグワっと左右に広げ太陽に向かって叫んだ。
「ビッグ・キャットぉ!」
するとどうだ! おどろいた事にグイーン! っと猫又の体が40mへと巨大化していく。
「えぇ?」
さすがに目を丸くして見上げるプリン、その両目は13階ビルを見るのに等しいモノだった。
―きゃー怪獣よ!―
途端に街が騒がしくなる。静かで眠気すら漂わせていた街がキャーキャーにぎやかになる。
「こうなったら、プリンより先に世の中と男に復讐してやる!」
猫又、街を見下ろすとこれが女の怒りエネルギーだとばかり口から真っ赤な炎を吐き散らす。
―ギャーー
炎が主に男たちへ襲い掛かる。それは雪という女が男に対して抱いた恋心と憎しみの混ざり。
「壊してやる、憎い世の中を破壊してやる!」
猫又は叫びながら手を振り下ろしビルを砕く。すると巨大とか小さいって破片が地面に向かって崩れ落ちていく。雪にとって世の中はイカサマだった。幸せになるのは女だけでいいとかって信じ込ませ、実際にはちがうのだと自分を突き放した極悪人。そんな世の中に対する怒りを猫又が晴らそうとしている。
「やめなさい!」
プリン、ビルの屋上に立って猫又に説得を試みようとする。
「ダマレ、おまえにわたしのキモチがわかってたまるものか」
猫又が怒り狂っているが、ここでプリンは不適任だった。なぜなら慰めるのがヘタな女だから。
「イジケるんじゃないわよ。ったく、同じ女として恥ずかしいとしか言いようがないわ。それだから幸せになれなかったんじゃないの?」
「うあぁんんん!!!」
プリンの言葉が猫又の怒りって火にたっぷり油を注いだ。
「おのれ、プリンめ!」
猫又の光る尻尾がグワーっと空に向かって上がる、そしてそこから光の矢をプリンに向かって放つ。
「ふん、こんなモノ」
捌く、どれほどの矢が自分に向かって来ようと華麗に捌く、こんなの余裕過ぎて困りますわ! なんて、ちょっと油断がプリンに生じた。
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