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93・いいニオイって光から言われるとこっちもドキドキする
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93・いいニオイって光から言われるとこっちもドキドキする
今日は光の部屋に招かれそこで2人おしゃべりするってデートになった。わたしは光の部屋っていうのを見るといろいろ感心させられるんだ。なにがすごいってとにかく機能優先な生き方をしているんだぁと思わせられるところ。飾りより何より機能的に生きる空間というフィーリングが、男と女の違いっていうのを思わせられる。
「でもさぁ、光……わたしものすごい疑問なんですけれど!」
「疑問?」
「だってそうでしょう! わたし彼女、光はわたしの彼氏、そして両想い。なのになんで縦長のテーブルを持ってきて。縦長の端にお互いが座って離れたところで見つめ合って会話しなきゃいけないわけ? これ絶対におかしいから」
「いや、その……」
「なに、実は浮気しているとか」
「ち、ちがうし、そんな話どこから出てくるんだよ」
「じゃぁ、このおかしな話を説明してくださいな」
「だって……」
「だって?」
「自分の部屋にマリーがいて、あんまりその密接とかするとドキドキしちゃうから、一定の距離を取ろうと思って」
「えぇ、そんなこと言っていたらいつまでも進展しないじゃんか。っていうか考えすぎ、もっと言えば臆病者!」
「でも……これはマリーだって悪いんだ」
「む!」
「あ、いやその……」
「いまの聞き捨てならない。ちゃーんと説明してくれるまで帰らないから、このまま三ツ井家の一員になるから」
「いや、だからその」
「わたし本気だから、ちゃんとした説明をしてくれるまで帰らない」
光ははげしくモジモジオドオドして、手のひらを見つめたりそれを反対側の指でなぞったりと、それはもう小学生みたいに落ち着くことができない。
でもわたしガマン! 助け舟もだしてやらないんだ。そしてちゃんとした説明を受けるまではほんとに帰らないつもり。
「その、学校の時はさぁ、当然って言えば当然だけれど……過剰な密接とかしないじゃんか」
光がやっとこさ緊張いっぱいな震えた声で言い始めた。よってわたしは正座で背筋を伸ばし、がっちり聞かせてもらおうと気合を入れる。
「でもマリーとの距離が近くなったりするといつも思うわけで、それはマリーを部屋に招いた時も当然のように起こるわけで」
「え、なに? 言って、聞かせて」
「マリーって……なんでそんなにいい匂いがするのかなって……」
「え?」
「すごくいいニオイがして、それってドキドキする心臓が体の外にでてしまいそうで、目の前がクラクラっとなりそうで、いいニオイって思いながら、逆にドキドキがすごくなりすぎて……ちょっと怖くなっちゃうというか」
「いいニオイ……ほんとうに?」
「も、ものすごく……」
うわぁ……光の顔と声がわたしの胸に魔法みたいな感じで入り込んでくる。とっても気恥ずかしい言い方をしたら、おっぱいを触られ感じさせられるみたいでドキドキさせられてしまう。
「自分ではわからないのだけれど……ほんとうに? そんなに、ちょっと怖くなっちゃうってくらいいいニオイがしているの?」
「う、うん……しかもそれってマリーが帰ってもちょっとの間残るから、女の子ってすごいなぁとか思ったりして」
「はぅ……」
わたしは光をはげしく攻めてやる気満々だったけれど、急に旗色が悪くなった。
「ねぇ、光……」
「な、なに……」
「光がドキドキするのはわかったよ、だ、だけどさ、たとえそうであったとしても、こんな縦長テーブルを縦向きに挟んで向き合うのはおかしいよ。別に変なことするわけじゃないんだから……ふつうに、うん、ふつうに向かい合おうよ」
わたしはそう言うと、近くに来て座って欲しいと促した。そしてどぎまぎして硬直しつつある光の右手をテーブルに乗せさせたら、それに自分の左手を当てやさしく包んであげる。
「んぅ!」
「光ぅ……大事なことを忘れてる」
「な、なに?」
「わたしだって……光からいいニオイがするとか言われたら、胸がギュウっと締め付けられるみたいにドキドキする。そうだよ、光だけがドキドキしてかわいいんじゃないから。女子の方もドキドキしているんだって事を忘れないで欲しいなぁ……と言いたいです」
わたしはそう言うと座ったまま、光の手をやさしく握ったままズリズリっと動いて隣に位置した。
「んんぅ……」
「光、いっしょにドキドキしよう。わたしもいまドキドキしているから、2人でいろんな話に慣れて行こう」
「わ、わかった」
わたしはここで光はお子様! なんて冗談を言おうと思ったし、ほんとうに言うつもりだっただったのけれど、なぜか言えずにタイミングを逃した。もしかするとそれは神さまが止めておけ! ってわたしの口をふさいだのかもしれない。
後になってから思う。もしあのとき光はお子様だなぁって言っていたら、いい感じとかフンイキにビキビキってヒビが入ったかも。だから神さまには感謝してもいいのかもしれない。
(巨乳アイドルをやっているような一人時間・中1・Eカップ)
「いやぁ、どういう事かよくわからないんですけどね」
わたしはいま部屋の中で独り言をやっている。もしこの声だけを親が聞いたら、いったい誰と電話しているわけ? と不思議に思うはず。
で……イスに座っているわたしが上はプールで使ったことのない、光に見せたいと思いながらまだ着用したことのないビキニって水着姿というのを見たら、いったい何しているわけ? と怪訝な顔をされるだけでは済まなくなると思う。
「ん……でも……わたしだったらそう言っちゃうかも的な?」
ひとり部屋の中で、しかも上はビキニ姿で下はロングスカートって思いっきり狂っているって格好をしているのは、ごくたまにやりたくなる病気が発症したから。
わたしはいま、自分は巨乳アイドルになって撮影中みたいなイメージに浸っている。巨乳アイドルになりたいと思っているわけじゃないけれど、真似事をしてみたくなる。大勢の人間とかカメラにビキニ姿やおっぱいを注目されながら仕事をこなす女を演じてみたくなる。
今日は光の部屋に招かれそこで2人おしゃべりするってデートになった。わたしは光の部屋っていうのを見るといろいろ感心させられるんだ。なにがすごいってとにかく機能優先な生き方をしているんだぁと思わせられるところ。飾りより何より機能的に生きる空間というフィーリングが、男と女の違いっていうのを思わせられる。
「でもさぁ、光……わたしものすごい疑問なんですけれど!」
「疑問?」
「だってそうでしょう! わたし彼女、光はわたしの彼氏、そして両想い。なのになんで縦長のテーブルを持ってきて。縦長の端にお互いが座って離れたところで見つめ合って会話しなきゃいけないわけ? これ絶対におかしいから」
「いや、その……」
「なに、実は浮気しているとか」
「ち、ちがうし、そんな話どこから出てくるんだよ」
「じゃぁ、このおかしな話を説明してくださいな」
「だって……」
「だって?」
「自分の部屋にマリーがいて、あんまりその密接とかするとドキドキしちゃうから、一定の距離を取ろうと思って」
「えぇ、そんなこと言っていたらいつまでも進展しないじゃんか。っていうか考えすぎ、もっと言えば臆病者!」
「でも……これはマリーだって悪いんだ」
「む!」
「あ、いやその……」
「いまの聞き捨てならない。ちゃーんと説明してくれるまで帰らないから、このまま三ツ井家の一員になるから」
「いや、だからその」
「わたし本気だから、ちゃんとした説明をしてくれるまで帰らない」
光ははげしくモジモジオドオドして、手のひらを見つめたりそれを反対側の指でなぞったりと、それはもう小学生みたいに落ち着くことができない。
でもわたしガマン! 助け舟もだしてやらないんだ。そしてちゃんとした説明を受けるまではほんとに帰らないつもり。
「その、学校の時はさぁ、当然って言えば当然だけれど……過剰な密接とかしないじゃんか」
光がやっとこさ緊張いっぱいな震えた声で言い始めた。よってわたしは正座で背筋を伸ばし、がっちり聞かせてもらおうと気合を入れる。
「でもマリーとの距離が近くなったりするといつも思うわけで、それはマリーを部屋に招いた時も当然のように起こるわけで」
「え、なに? 言って、聞かせて」
「マリーって……なんでそんなにいい匂いがするのかなって……」
「え?」
「すごくいいニオイがして、それってドキドキする心臓が体の外にでてしまいそうで、目の前がクラクラっとなりそうで、いいニオイって思いながら、逆にドキドキがすごくなりすぎて……ちょっと怖くなっちゃうというか」
「いいニオイ……ほんとうに?」
「も、ものすごく……」
うわぁ……光の顔と声がわたしの胸に魔法みたいな感じで入り込んでくる。とっても気恥ずかしい言い方をしたら、おっぱいを触られ感じさせられるみたいでドキドキさせられてしまう。
「自分ではわからないのだけれど……ほんとうに? そんなに、ちょっと怖くなっちゃうってくらいいいニオイがしているの?」
「う、うん……しかもそれってマリーが帰ってもちょっとの間残るから、女の子ってすごいなぁとか思ったりして」
「はぅ……」
わたしは光をはげしく攻めてやる気満々だったけれど、急に旗色が悪くなった。
「ねぇ、光……」
「な、なに……」
「光がドキドキするのはわかったよ、だ、だけどさ、たとえそうであったとしても、こんな縦長テーブルを縦向きに挟んで向き合うのはおかしいよ。別に変なことするわけじゃないんだから……ふつうに、うん、ふつうに向かい合おうよ」
わたしはそう言うと、近くに来て座って欲しいと促した。そしてどぎまぎして硬直しつつある光の右手をテーブルに乗せさせたら、それに自分の左手を当てやさしく包んであげる。
「んぅ!」
「光ぅ……大事なことを忘れてる」
「な、なに?」
「わたしだって……光からいいニオイがするとか言われたら、胸がギュウっと締め付けられるみたいにドキドキする。そうだよ、光だけがドキドキしてかわいいんじゃないから。女子の方もドキドキしているんだって事を忘れないで欲しいなぁ……と言いたいです」
わたしはそう言うと座ったまま、光の手をやさしく握ったままズリズリっと動いて隣に位置した。
「んんぅ……」
「光、いっしょにドキドキしよう。わたしもいまドキドキしているから、2人でいろんな話に慣れて行こう」
「わ、わかった」
わたしはここで光はお子様! なんて冗談を言おうと思ったし、ほんとうに言うつもりだっただったのけれど、なぜか言えずにタイミングを逃した。もしかするとそれは神さまが止めておけ! ってわたしの口をふさいだのかもしれない。
後になってから思う。もしあのとき光はお子様だなぁって言っていたら、いい感じとかフンイキにビキビキってヒビが入ったかも。だから神さまには感謝してもいいのかもしれない。
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「いやぁ、どういう事かよくわからないんですけどね」
わたしはいま部屋の中で独り言をやっている。もしこの声だけを親が聞いたら、いったい誰と電話しているわけ? と不思議に思うはず。
で……イスに座っているわたしが上はプールで使ったことのない、光に見せたいと思いながらまだ着用したことのないビキニって水着姿というのを見たら、いったい何しているわけ? と怪訝な顔をされるだけでは済まなくなると思う。
「ん……でも……わたしだったらそう言っちゃうかも的な?」
ひとり部屋の中で、しかも上はビキニ姿で下はロングスカートって思いっきり狂っているって格好をしているのは、ごくたまにやりたくなる病気が発症したから。
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