117 / 127
117・最近ちょっとおっぱいが成長しているという実感あり
しおりを挟む
117・最近ちょっとおっぱいが成長しているという実感あり
「多分もうちょい……絶対もうちょいでFカップ……」
今日の朝、ブラにおっぱいを収納して整えながらそう思った。なんとなく、もう少ししたらこのEカップが窮屈って左右の娘から声が聞こえてくるって気がするから、もしかすると中2になると同時にFカップって物語になるのかもしれない。
「とりあえず、最低でもFにはなりたいです……と!」
自分の谷間とブラを見下ろしながらシャツのボタンを綴じる時に出たつぶやき、それはけっこう重要なモノだったりする。
もしブラはEのまま、おっぱいは92cmで止まるとしたら、だったら早くから巨乳って物語を歩ませなくていいじゃんかと神さまに言いたくなる。けっこう恥ずかしいとかそういう精神修行をしたのだから、どうせなら最低でもFに到達しないと納得ができない。
ある巨乳アイドルの話を読んでみたら、中学が終わるまで全然胸がなかったのに、高校になったら逆襲の嵐みたいになって、18歳でFカップになったらしい。そんなすごい展開もあるとすれば、わたしがEカップ止まりで終わったら惨い! としか言えない。
「ん?」
午前8時、光と待ち合わせしている場所に行くと、光が何かを見つめている。通りではなく工事現場の何かを見ているっぽい。
「光!」
何気に声をかけると、ドキ! っとした大慌てアクションが発生。そうなんだ、我が彼氏はとっても素直でバカという人なんだ。
「ま、マリー、おはよう」
「何を見ていた?」
「べ、別に何も……」
「その背中に何を隠し背負っているのかな?」
「な、何も隠していないよ」
「あぁもう、光ってわかりやすいんだからさ、無駄な抵抗はしない方がいいよ。彼女からアドバイスしてあげるとだね、光は単純な明快な人生しか送れない人なんだよ」
「そんな……なんかひどい……」
「いいからどいて。あと5秒以内にどかなかったら離婚するよ?」
「なんだよ離婚って……」
仕方ないって感じで光は退いた。するといわゆる工事現場には入るなという警告の立て看板なのだけれど……こんなのがあるのかよ! ってわたしは朝っぱらから脳に衝撃を食らった。ものすごい爆乳さんのビキニ姿、それで中には入らないでね! とか書いてある。
「こんな看板立てたら事故が増えそうな気がするけどな」
「だよな、おれもそう思いながら見ていたんだ」
「はいはい、光はおバカさんってことで」
歩き出したわたしはちょっと内側で腹を立てていた。我が彼氏というのは、巨乳女子たる彼女のビキニ姿を見たいと思いながら、それを見て爆発的にドキッ! っとしたら、小説に注ぐべく情熱が薄まるとかなんとかって、いまだに泳ぎデートに応じない。
(それでいて爆乳アイドルの水着姿にドキドキするとか……アホか! 中2になったら絶対教育する、そうしないと納得出来ない)
もうすぐ2年になるというわたしは、2年になったら光を再教育すると胸に誓って歩くのだった。
「多分もうちょい……絶対もうちょいでFカップ……」
今日の朝、ブラにおっぱいを収納して整えながらそう思った。なんとなく、もう少ししたらこのEカップが窮屈って左右の娘から声が聞こえてくるって気がするから、もしかすると中2になると同時にFカップって物語になるのかもしれない。
「とりあえず、最低でもFにはなりたいです……と!」
自分の谷間とブラを見下ろしながらシャツのボタンを綴じる時に出たつぶやき、それはけっこう重要なモノだったりする。
もしブラはEのまま、おっぱいは92cmで止まるとしたら、だったら早くから巨乳って物語を歩ませなくていいじゃんかと神さまに言いたくなる。けっこう恥ずかしいとかそういう精神修行をしたのだから、どうせなら最低でもFに到達しないと納得ができない。
ある巨乳アイドルの話を読んでみたら、中学が終わるまで全然胸がなかったのに、高校になったら逆襲の嵐みたいになって、18歳でFカップになったらしい。そんなすごい展開もあるとすれば、わたしがEカップ止まりで終わったら惨い! としか言えない。
「ん?」
午前8時、光と待ち合わせしている場所に行くと、光が何かを見つめている。通りではなく工事現場の何かを見ているっぽい。
「光!」
何気に声をかけると、ドキ! っとした大慌てアクションが発生。そうなんだ、我が彼氏はとっても素直でバカという人なんだ。
「ま、マリー、おはよう」
「何を見ていた?」
「べ、別に何も……」
「その背中に何を隠し背負っているのかな?」
「な、何も隠していないよ」
「あぁもう、光ってわかりやすいんだからさ、無駄な抵抗はしない方がいいよ。彼女からアドバイスしてあげるとだね、光は単純な明快な人生しか送れない人なんだよ」
「そんな……なんかひどい……」
「いいからどいて。あと5秒以内にどかなかったら離婚するよ?」
「なんだよ離婚って……」
仕方ないって感じで光は退いた。するといわゆる工事現場には入るなという警告の立て看板なのだけれど……こんなのがあるのかよ! ってわたしは朝っぱらから脳に衝撃を食らった。ものすごい爆乳さんのビキニ姿、それで中には入らないでね! とか書いてある。
「こんな看板立てたら事故が増えそうな気がするけどな」
「だよな、おれもそう思いながら見ていたんだ」
「はいはい、光はおバカさんってことで」
歩き出したわたしはちょっと内側で腹を立てていた。我が彼氏というのは、巨乳女子たる彼女のビキニ姿を見たいと思いながら、それを見て爆発的にドキッ! っとしたら、小説に注ぐべく情熱が薄まるとかなんとかって、いまだに泳ぎデートに応じない。
(それでいて爆乳アイドルの水着姿にドキドキするとか……アホか! 中2になったら絶対教育する、そうしないと納得出来ない)
もうすぐ2年になるというわたしは、2年になったら光を再教育すると胸に誓って歩くのだった。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる