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野犬狩りに出発・ポニー親衛隊
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25・野犬狩りに出発・ポニー親衛隊
「ドキドキしちゃうね」
山道につながる入り口前でエンミがウキウキをこらえていますって声を出した。なぜなら今宵はポニー親衛隊が野犬狩りという仕事にやってきたからだ。暴れてよし、それで人の役に立って花丸までもらえる、エンミに言わせればコーフンしない方がおかしいであった。
「どうどう、エンミ、少しおちついて」
親衛隊の育成係を引き受けているエリー、エンミをなだめてから注意と確認を述べ始める。今どきは色々とうるさいので犬は殺さず打撲で気絶させること。保健所で殺処分は道場の的になるが、剣士が斬り殺すと残酷だ! と批判が来る。犬はすべて打撲で気絶させ、その間に保健所の人間が回収し話を終わらせるという段取りが組まれていた。
「まぁエンミはだいじょうぶだろうけど、イロミは心配だわ。だからイタミ、あなたがこの子の面倒を見てあげて」
エリーは親衛隊の中でもっともガサツでありながら、意外と仲間思いって一面もあるイタミに保護者の役を求める。
「わかった、引き受けよう」
イタミはイロミという少女の隣に移動すると、戦意があまりに盛り上がっていない肩をポンと叩いたりする。
「わたしは3人を後ろで見ている。もし3人が仕留め残った犬が来たらわたしが倒すから安心して。あと救急隊を置いているから、ま……噛まれたりケガをしてもすぐさま治療ができるようにはしてあるから安心して。もちろん無傷に越したことはないけどね」
エリーが言い終えたらミッションは開始された。じゃぁ行こう! とエンミは凛々しい声を出し意気揚々と歩き出す。
「おい爆乳」
歩き出したイタミは隣の年下少女に声をかける。
「ぅ、自分だってあんまり変わらないくせに人を爆乳とか言うな……名前で呼んで欲しいと言ってるでしょう」
「ならイロミ、わたしの前に立て」
「ま、前に?」
「おまえが後ろに立ったら守れないだろう。正面からわたしに向かってきた犬の数匹がすり抜けておまえに向かったらどうなる? だからおまえはわたしの前だ。それならわたしはフォローしやすい」
「わ、わかった……」
イロミは剣にパープルライトを照らし、Hカップの胸をドキドキさせた。そしてちょっと離れた先を歩くエンミに信じられない的な目を向ける。なぜあんなに嬉しそうなコーフンができるのだろうと言いたかった。
「あっと、いたよ……ワンワンの集団」
ふっと立ち止まったエンミの目はけっこう離れたところに位置する大量の光る目を捉える。
「ぅ……」
イロミはたまらず後ずさりをしかける。
「ふらつくな。それでは持っている実力を出せないイコール大ケガだ。おまえだって最初の頃と比べればかなり進歩しているのだから自信を持て、そして後ろにわたしがいると信用もしろ」
「わ、わかった」
「で、エンミ、どうする? なんか作戦は?」
親衛隊では今のところエンミをリーダーにするという話になっていた。でも剣にレッドライトを照らす14歳の少女は、暴れたい願望の笑みを浮かべてサラっと言う。
「作戦なんかあるわけないじゃん。3人揃っての必殺技があるわけじゃないんだもん。わたしは突進して蹴散らす。そこからこぼれて向かってくるのを2人が仕留めて。あ、もちろんイタミはイロミが援護するように、いい?」
「わかっている」
「イロミ、爆乳でもがんばれば活躍できるんだ! って証明する時間だよ。始まったら怯えているヒマなんかないからね、いい?」
「わかってる、やってみせる」
「よし、じゃぁこのミッションは3分以内に終わらせるよ!」
エンミはここでやっと抑えていた勢いを解き放った。こうなると出だしからアドレナリンのバーゲンセール。こちらに気づいた犬の集団が動き向かってくると、待ってましたとばかり剣を持って自ら突進していく。
「ポニー親衛隊見参!」
エンミが踊る。それはもうスピードに乗った華麗な舞。早く暴れたいとうずいていただけあり、どこから攻められようと無敵のごとく叩きまくる。
「うらうらうらぁぁぁ!」
練習用の剣で斬れないにされているが、エンミの放つ打撲は止まることなく犬の悲鳴を上げさせる。
「す、すごい」
イロミは年下の見せる派手な舞に心を奪われる。
「ボーッとするな、来るぞ!」
後ろのイタミが言うとその通りになった。エンミがダメならこっちは? という感じでかなりの犬が猛ダッシュで2人の方へ向かってくる。
「爆乳、気合を入れろ」
「だからぁ、爆乳って言うなぁ!」
グワーッと怒りを剣に託した時、イロミの舞が始まる。この戦いは始まったら息切れの停止なんぞは許されない。数分で終わらせられるミッションとはいえ、最後まで駆け抜ければならない。
「爆乳って言うな、イロミって言え!」
ガン・ガン・ガン・ガン・ガン! と犬を叩き落とし打ち下ろす。頭がちょっとラリった事がプラスに働いているらしく、向かってくる犬を快調のごとく気絶させていく。
「なかなかいいじゃないか、爆乳のイロミ!」
イロミを突破した犬をイタミが豪快に叩き伏せる。キャン! って犬の声が気の毒に聞こえてしまうほど激しく荒い。
「う~ん……めちゃくちゃっぽいけど……チームワークもクソもないけど……まぁ、仕事が無事に終了しそうって点ではいいのかな」
剣に紺色のライトを照らすエリーは、親衛隊をすり抜けて向かってきた一匹を一瞬で叩き伏せた後、各々自由に暴れまくっているって感じの親衛隊を見てつぶやく。野犬狩りが始まってから2分も経っていないが、ほとんどの犬がグロッキーで横渡っている事実はよい点数を付けてあげようかと思いもした。
「え、もう終わり?」
自分の眼前、横、後ろに犬がいなくなったのでエンミが振り返る。そうしてゼーゼー息を切らし汗びっしょりなイロミと、それに対してよくやったとホメたりするイタミの姿に目をやる。
「こんなの物足りない」
エンミは剣のライトを付けたままエリーに歩み寄ると、別の場所でまた野犬狩りをしたいと申し出た。そしてエリーに拒否される。
「ダメよ」
「どうして!」
「エンミ、ミッションはダンスパーティーじゃないんだからね。どうあれこなしたら終了なの。ガンガン踊ろうぜ! じゃなく、ちゃんとやり終えるのが重要。やり終えたらそこでスパっと終了。いつまでもダラダラ踊りっぱなしとかやっていたら引き締まらないでしょう」
「でも……」
「だったら他の事をやればいい」
「他の事?」
「そ! たとえば親衛隊の3人で反省会をやるとか、チームワークとはなんだろうと語り合ってみるとか、誰がどうあるべきと意見交換してみるとかね」
「そんな面倒くさい事……」
「ノンノン! そういう面倒くさい事をして成長して欲しいんだよ。もしどうしても納得出来ないっていうんだったら、わたしと一本勝負やる?」
エリーがおだやかな無表情を見せると、それはちょっとした怖さとしてエンミに伝わる。それを見てまだ駄々をこねるのはさすがにムリだった。
「おつかれさま」
ここでフッと出るエリーのやさしい声。それでエンミは仕方ないと剣を鞘に収めた。
「イロミ、よくがんばったわね」
仕事が終わってホッとしても、顔面および着ている服の汗びっしょりが尋常ではないイロミにエリーは声をかける。
「は、はい……」
イロミはエリーをかっこう良い人と思い憧れているので、やさしく声を掛けてもらうとなんとも言えない表情が赤らむ。
「イタミ、お疲れ様、ありがとうね、あとはゆっくり休んで」
自分より年上にして難儀な女にもちゃんと声をかけねぎらっておく。そうして後は保健所の人間に託し親衛隊のメンバー同様に白馬に乗って城へ戻っていくのだった。
「ドキドキしちゃうね」
山道につながる入り口前でエンミがウキウキをこらえていますって声を出した。なぜなら今宵はポニー親衛隊が野犬狩りという仕事にやってきたからだ。暴れてよし、それで人の役に立って花丸までもらえる、エンミに言わせればコーフンしない方がおかしいであった。
「どうどう、エンミ、少しおちついて」
親衛隊の育成係を引き受けているエリー、エンミをなだめてから注意と確認を述べ始める。今どきは色々とうるさいので犬は殺さず打撲で気絶させること。保健所で殺処分は道場の的になるが、剣士が斬り殺すと残酷だ! と批判が来る。犬はすべて打撲で気絶させ、その間に保健所の人間が回収し話を終わらせるという段取りが組まれていた。
「まぁエンミはだいじょうぶだろうけど、イロミは心配だわ。だからイタミ、あなたがこの子の面倒を見てあげて」
エリーは親衛隊の中でもっともガサツでありながら、意外と仲間思いって一面もあるイタミに保護者の役を求める。
「わかった、引き受けよう」
イタミはイロミという少女の隣に移動すると、戦意があまりに盛り上がっていない肩をポンと叩いたりする。
「わたしは3人を後ろで見ている。もし3人が仕留め残った犬が来たらわたしが倒すから安心して。あと救急隊を置いているから、ま……噛まれたりケガをしてもすぐさま治療ができるようにはしてあるから安心して。もちろん無傷に越したことはないけどね」
エリーが言い終えたらミッションは開始された。じゃぁ行こう! とエンミは凛々しい声を出し意気揚々と歩き出す。
「おい爆乳」
歩き出したイタミは隣の年下少女に声をかける。
「ぅ、自分だってあんまり変わらないくせに人を爆乳とか言うな……名前で呼んで欲しいと言ってるでしょう」
「ならイロミ、わたしの前に立て」
「ま、前に?」
「おまえが後ろに立ったら守れないだろう。正面からわたしに向かってきた犬の数匹がすり抜けておまえに向かったらどうなる? だからおまえはわたしの前だ。それならわたしはフォローしやすい」
「わ、わかった……」
イロミは剣にパープルライトを照らし、Hカップの胸をドキドキさせた。そしてちょっと離れた先を歩くエンミに信じられない的な目を向ける。なぜあんなに嬉しそうなコーフンができるのだろうと言いたかった。
「あっと、いたよ……ワンワンの集団」
ふっと立ち止まったエンミの目はけっこう離れたところに位置する大量の光る目を捉える。
「ぅ……」
イロミはたまらず後ずさりをしかける。
「ふらつくな。それでは持っている実力を出せないイコール大ケガだ。おまえだって最初の頃と比べればかなり進歩しているのだから自信を持て、そして後ろにわたしがいると信用もしろ」
「わ、わかった」
「で、エンミ、どうする? なんか作戦は?」
親衛隊では今のところエンミをリーダーにするという話になっていた。でも剣にレッドライトを照らす14歳の少女は、暴れたい願望の笑みを浮かべてサラっと言う。
「作戦なんかあるわけないじゃん。3人揃っての必殺技があるわけじゃないんだもん。わたしは突進して蹴散らす。そこからこぼれて向かってくるのを2人が仕留めて。あ、もちろんイタミはイロミが援護するように、いい?」
「わかっている」
「イロミ、爆乳でもがんばれば活躍できるんだ! って証明する時間だよ。始まったら怯えているヒマなんかないからね、いい?」
「わかってる、やってみせる」
「よし、じゃぁこのミッションは3分以内に終わらせるよ!」
エンミはここでやっと抑えていた勢いを解き放った。こうなると出だしからアドレナリンのバーゲンセール。こちらに気づいた犬の集団が動き向かってくると、待ってましたとばかり剣を持って自ら突進していく。
「ポニー親衛隊見参!」
エンミが踊る。それはもうスピードに乗った華麗な舞。早く暴れたいとうずいていただけあり、どこから攻められようと無敵のごとく叩きまくる。
「うらうらうらぁぁぁ!」
練習用の剣で斬れないにされているが、エンミの放つ打撲は止まることなく犬の悲鳴を上げさせる。
「す、すごい」
イロミは年下の見せる派手な舞に心を奪われる。
「ボーッとするな、来るぞ!」
後ろのイタミが言うとその通りになった。エンミがダメならこっちは? という感じでかなりの犬が猛ダッシュで2人の方へ向かってくる。
「爆乳、気合を入れろ」
「だからぁ、爆乳って言うなぁ!」
グワーッと怒りを剣に託した時、イロミの舞が始まる。この戦いは始まったら息切れの停止なんぞは許されない。数分で終わらせられるミッションとはいえ、最後まで駆け抜ければならない。
「爆乳って言うな、イロミって言え!」
ガン・ガン・ガン・ガン・ガン! と犬を叩き落とし打ち下ろす。頭がちょっとラリった事がプラスに働いているらしく、向かってくる犬を快調のごとく気絶させていく。
「なかなかいいじゃないか、爆乳のイロミ!」
イロミを突破した犬をイタミが豪快に叩き伏せる。キャン! って犬の声が気の毒に聞こえてしまうほど激しく荒い。
「う~ん……めちゃくちゃっぽいけど……チームワークもクソもないけど……まぁ、仕事が無事に終了しそうって点ではいいのかな」
剣に紺色のライトを照らすエリーは、親衛隊をすり抜けて向かってきた一匹を一瞬で叩き伏せた後、各々自由に暴れまくっているって感じの親衛隊を見てつぶやく。野犬狩りが始まってから2分も経っていないが、ほとんどの犬がグロッキーで横渡っている事実はよい点数を付けてあげようかと思いもした。
「え、もう終わり?」
自分の眼前、横、後ろに犬がいなくなったのでエンミが振り返る。そうしてゼーゼー息を切らし汗びっしょりなイロミと、それに対してよくやったとホメたりするイタミの姿に目をやる。
「こんなの物足りない」
エンミは剣のライトを付けたままエリーに歩み寄ると、別の場所でまた野犬狩りをしたいと申し出た。そしてエリーに拒否される。
「ダメよ」
「どうして!」
「エンミ、ミッションはダンスパーティーじゃないんだからね。どうあれこなしたら終了なの。ガンガン踊ろうぜ! じゃなく、ちゃんとやり終えるのが重要。やり終えたらそこでスパっと終了。いつまでもダラダラ踊りっぱなしとかやっていたら引き締まらないでしょう」
「でも……」
「だったら他の事をやればいい」
「他の事?」
「そ! たとえば親衛隊の3人で反省会をやるとか、チームワークとはなんだろうと語り合ってみるとか、誰がどうあるべきと意見交換してみるとかね」
「そんな面倒くさい事……」
「ノンノン! そういう面倒くさい事をして成長して欲しいんだよ。もしどうしても納得出来ないっていうんだったら、わたしと一本勝負やる?」
エリーがおだやかな無表情を見せると、それはちょっとした怖さとしてエンミに伝わる。それを見てまだ駄々をこねるのはさすがにムリだった。
「おつかれさま」
ここでフッと出るエリーのやさしい声。それでエンミは仕方ないと剣を鞘に収めた。
「イロミ、よくがんばったわね」
仕事が終わってホッとしても、顔面および着ている服の汗びっしょりが尋常ではないイロミにエリーは声をかける。
「は、はい……」
イロミはエリーをかっこう良い人と思い憧れているので、やさしく声を掛けてもらうとなんとも言えない表情が赤らむ。
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