魔力無し転生者の最強異世界物語 ~なぜ、こうなる!!~

月見酒

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第三章 魔力無し転生者はランクを上げていく

第三話 スヴェルニ王国からやって来た友人 ③

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 俺はそんなフェリシティーの頭を優しく撫でる。

「ジ、ジンさん?」
 突然撫でられた事が意外だったのか、フェリシティーは少し驚いた表情をさせながら俺の顔を見上げた。

「命を狙われているって知れば誰だって怖いのは当たり前だろ。それが普通なんだからな」
「ですがジンさんは夢を叶えて立派に冒険者として活動しています。ですが私は……」
 今度は反対に悲しい表情をさせながら俯いた。

「何を言ってるんだ。まだフェリシティーは学生じゃねぇか。気にすることないだろ」
「ですが同い年です!」
 強くハッキリと叫ぶフェリシティー。きっとそれだけ自分の不甲斐なさに不満があるんだろう。

「確かに俺とフェリシティーは同い年だ。だけど忘れたのか?」
「何をですか?」
「俺には魔力が無いって事を」
「覚えています……ですが実際は遥かにジンさんの方が強いです」
「ま、そりゃぁそうだ。俺はずっと戦って生き抜いてきたんだからな」
「そう言えばそうでしたね」
 そんな俺の言葉に悲しみを含んだ返事を小さく吐いた。
 いったい今の言葉に、声音にどんな意味があったんだろうか。
 同情なのか、悔しさなのか、俺には分からない。
 いや、他人の考えが分からないのは当然なのだ。
 だから言葉があり、喋って互いに意思疎通を行うのだから。
 しかし俺には今の言葉の真意を問いかける事が悪いような事だと思えて出来なかった。

「なら、聞いても良いですか?」
「何をだ?」
「ずっと戦って生き抜いてきたと言っていましたが、具体的には聞いていなかったと思いまして」
「そう言えばそうだったな。で、何が聞きたいんだ?」
「どうすれば、肉体だけでなく精神面も強く出来るのですか?」
 てっきり、どんな魔物と戦って来たとか、どんな訓練をしてきたのか、聞かれると思っていたが、違ったようだ。

「別に強くなんか無いぞ。嫌な事があれば憂鬱な気分になるからな」
「いえ。そうではなくて、どうすれば命の危機を前にしても物怖じせずに戦えるのかを教えて欲しいのです」
 確かに最近は魔物や敵を前にしても恐怖なんて然程感じないな。無いとは言い切れないけど。

「そうだな……幾つかあるが、やっぱり自信と信念だろうな。あとは楽しむだな」
「自信と信念、それと楽しむ、ですか?」
「そうだ。自信は分かると思うが、これまで自分自身がしてきた事、訓練や戦いで培ってきたものの積み重ねが自信となって、己自身を安心させてくれる。そうすると強そうな相手でも案外冷静に戦えたり出来たりするからな」
「それは私にも分かります。負けそうって思っていも今までの訓練を思い出すと自分には出来るって思えますから。ですが今回は別です。そんな自分の自信すらも上回る恐怖が襲い掛かってきているのです。そう言う時はどうすれば良いのでしょうか?」
「そんな事を言われてもな。俺は森の中で過ごしてきて命を狙われなかった事なんてそうそう無かったからな」
「え?それはどう言う意味でしょうか?」
「そのままの意味さ。フェリシティーも知ってるように森の中は多種多様な魔物が住み着いている。そんな魔物にとって人間、エルフ、獣人なんて関係ない。同じ魔物であろうとも関係ない。奴等にとって目の前に居る生物は敵であり、明日を生きる糧に過ぎないからな。俺はそんな魔物たちに毎日のように襲われては生き抜き、また別の魔物に目を付けられていた。なんせ自分より弱い奴が居るんだ。奴等にとっては最高の食料でしかないんだからな」
「そ、それは壮絶な過去ですね」
 フェリシティーはそんな俺の話を聞いて、信じられないと言わんばかりの驚いた表情を浮かべる。

「ま、今思い返してみれば濃い生活をしていたと思うぜ。正直最初の頃は恐怖で寝れなかった日が続いたけど、いつからかはそれにも慣れて、いや、麻痺して行ったしな」
 そう、最初の頃はあんな化物が俺の命を狙っていると思うだけで夜も寝られなかった。
 そんな恐怖に精神が壊れるんじゃないかと思うほどだ。

「だから自信より上回る恐怖が命を狙っていると言われても俺には助言する事は難しい。正直に言うなら俺も昔そんな事があったな。って思い出すぐらいだしな」
「そうですか……」
「ただ、心の奥に深く根付いている己の信念よりも勝るかどうかって事はよく考えていた気がするな」
「信念よりも勝っているかどうかですか?」
「ああ。俺は最初、強くなりたいと思った。だけどそれは死にたくないって想いがあったからだ。死なないために強さを求めた。だけどある日、俺は師匠と出会い、その考えが変わった。誰かを護るために強くなりたい。そう思うようになった。そして俺の中にある信念に気付き、己の信念を曲げてでも恐怖から逃げるかどうかを天秤に掛けた。そしていつも答えは同じだった。恐怖なんかよりも信念の方が重く上だった」
「そうなんですね」
 俺の考えにフェリシティーは短く答えた。
 しかしその声音は先ほどとは違い、どこか安堵が含まれていたような気がした。

「ならフェリシティーはどうなんだ?」
「私ですか?」
「そうだ。お前は自分が持つ信念と恐怖、どっちの方が重く、上なんだ?」
「そ、それは……」
 俺の問いかけにフェリシティーは下を向く。
 きっと今この時己の中で天秤に掛けているところなんだろう。
 目に見えない恐怖、いつ襲ってくるか分からない恐怖、殺されると言う恐怖。そんなあらゆる恐怖と己自身の中にある信念。意地と言っても良い。そのどちらが重く、上なのか。
 きっとこの世には信念を曲げてでも生き残りたいと言う思いが強い奴だって居るだろう。それは間違いじゃない。
 生きている限りチャンスはあるのだから。
 だがそれは、どんな敗北よりも、どんな羞恥に立たされた時よりも、どれだけ軽蔑された時よりも、屈辱だ。
 己自身が煮え滾る怒りの炎で内側から焼かれ死ぬんじゃないかと思うほどの屈辱が襲う。
 俺は一度だけ、それを味わった事がある。
 俺はそれをもう一度味わうことの方が死ぬよりも恐ろしい。

「ジ、ジンさん?」
 昔のことを思い出していると、不安げな表情を浮かべたフェリシティーが俺の顔を覗いていた。

「ん?どうかしたのか?」
「い、いえ。怖い顔をしていましたので」
「そんな顔をしていたか?」
「はい……」
 あの時の事が表情に出ていたようだな。
 慰めている相手に心配されるなんて俺もまだまだだな。

「もう大丈夫だから、安心しろ。それよりも結果は出たのか?」
「はい。私は己の信念を曲げるつもりはありません」
「そうか。なら俺にもそれを手伝わせてくれ」
「手伝うですか?」
 そんな俺の言葉に首を傾げる。
 どうやら意味が理解出来ていないようだ。
 フェリシティーもそうだが、この世界の連中は助け合いと言う言葉を知らないのか?
 いや、知ってはいるんだろうがちゃんと理解はしていないだけか。

「そうさ。フェリシティー、お前が今居る場所はどこだ?」
「ベルヘンス帝国、帝都レイノーツです」
 ガクッ!
 俺は思わず体の力が抜けそうになる。

「いや、確かにそうなんだが。別に国と都市名を答えて欲しかったわけじゃないんだ」
「では、どう言う意味ですか?」
「今、フェリシティーが居るのは冒険者ギルド、フリーダムの拠点ホームだ。それも軍事力では大陸一とも言われているベルヘンス帝国で少数精鋭のギルドとも言われているフリーダムの拠点ホームに居るんだ。ならそれを使わない手はないだろ?」
「あ、あの、すいませんがよく理解出来ないのですが」
 俺よりも頭が良いくせになんで解らないかな~。
 ま、そんな事をボヤいていても仕方がないか。

「つまりは俺を含めたフリーダムのギルドメンバー全員でお前を強くするって事さ」
「そ、それは本当ですか!?」
 嬉しそうに俺に迫って聞き返してくる。あ、良い香りがする。って今はそんな事を考えている場合じゃないだろ。
 今なすべき事なのは嬉しそうに笑顔を向けてくるフェリシティーを元気付ける事だ。

「ああ、本当だ」
 俺は自信満々にそう答えた。

「ありがとうございます!」
「なに、気にするな」
 どうやら元気を取り戻したようだな。
 俺はその事に安堵するのだった。

「でも、どうしてそこまで私にしてくれるのですか?」
「どうしてってそんなの友達だからに決まってるだろ?」
 フェリシティーもそうだが、イザベラやジュリアスもどうして分かりきった事を一々聞いて来るんだろうか?
 俺にはそれこそ謎なんだが。
 俺たちは話を終えて室内へと戻る。さすがにこの季節に長く外に居るのは体に悪いからな。
 そんなドアに向かって歩いている時だった。

「それともう1つ質問しても良いですか?」
「なんだ?」
「自信、信念は分かりましたが、最後の楽しむって言うのはなんですか?」
「そのままの意味さ。楽しんだ者の勝ちって言うだろ?」
「ふふっ、確かにそうですね」
 そうさ、死ぬかも知れない局面であろうが、なんであろうが楽しまなきゃ損だろ。折角強くなったんだからな。
 ま、勉強と雑務はどれだけやっても楽しめないけどな。あれを楽しいと思える奴は頭のネジが数本無いに違いない。
 リビングに戻ると昼食の準備が出来上がっていた。

「いったい何をしていたのですか。マスターの料理が冷めてしまうではありませんか」
「アインの言う通りなのだ!折角美味しい料理が台無しになるところなのだ!」
「悪い悪い。久々にフェリシティーと話してたら会話が盛り上がってな」
 盛り上がったかどうかはさておき、長話になっていたのは確かだろう。
 だからと言って内容を伝える理由はないのではぐらかす。それにフェリシティーも今日であったばかりの連中に会話の内容を知られたくはないだろうしな。
 俺とフェリシティーは空いている席に座る。

「それじゃ頂きます」
『頂きます』
 合掌して俺たちはグリードが作ってくれた昼食を食べる。うん、やはり美味しいな。
 フェリシティーもグリードの料理の美味しさに驚きつつも、楽しそうに食事をしていた。やっぱり食事を楽しいほうが美味しいからな。
 昼食を堪能した俺たちは食後休憩と言うことでソファーに座って寛いでいた。
 俺は全員が揃っていると言う事もあってある提案をしてみることにした。

「俺たちはフェリシティーを護衛する依頼を受けたわけだよな?」
「何を今更、頭のおかしな事を言っているのですか?とうとう小さな脳みそも腐ってしまったのですか?」
 相変わらずのアインの毒舌に少し苛立つ。
 だが我慢だ。出なければ話が進まないからな。

「そんな事は分かっている。俺が言いたいのはただ護るだけじゃ駄目だって言いたいんだ」
「ジンの旦那は敵を見つけてぶっ潰すべきだって言いたいのか?」
「ま、それも手の一つではあるな。だがそれは今じゃない。俺が言いたいのは護衛対象者であるフェリシティーを強くすべきじゃないかって言ってるんだ」
「そう言うことか。確かに仁が言っている事は間違ってはいないな。護衛対象者が少しでも強ければそれだけ護衛する拙者たちも敵との戦闘に集中できるであろうからな」
 流石は影光。俺が言いたいことを直ぐに理解してくれるとは。
 影光が言った通り俺は護衛対象者であるフェリシティーを鍛えるべきだと思った。
 ま、理由としてはフェリシティー本人の強い希望を叶えるためと、影光が言った通り護衛を少しでも楽にするためだ。
 別にサボるためにフェリシティーを強くするためではないぞ。少しでも楽が出来ればその分余裕が生まれて他の事に気が回せるからと言うのが目的だ。
 久々にフェリシティーに会って以前より強くなっている事は確かだが、それでも俺たちが求める最低基準には遠く及ばない。
 仲間にするわけじゃないからそこまで厳しくするつもりはないが、それでも護衛する身としてはもう少し強くなって貰わなければ不安が残る。
 そんなわけでフェリシティーを鍛えると言うわけだ。ま、鍛えると言っても普通に俺たちの訓練に参加するだけでも成長はするだろう。
 なんせスヴェルニ学園で行っていた実技訓練とは比べ物にならないほどのハイレベルな訓練だからな。
 それに時間はいっぱいあるんだ。あせらずに遣れば大丈夫だろ。

「そう言う事でしたら私も賛成です。流石に今のままでは確実護れるとは言い切れませんからね」
「私も賛成なのだ。いつもとは違う者達と戦ってみたかったのだ」
「ジンの旦那の学友がどの程度のものなのか、ちと試してみるのも悪くないな」
「俺としても少しでも強くなってもらえれば、それだけで睡眠時間が長くなるならありがたい。だからと言って訓練に参加するつもりはないけど」
「フェリシティーを鍛えること関係ないし、クレイヴは訓練に強制参加だ」
「残念」
 まったくコイツのどこに信念があるって言うんだ。
 影光の思い違いじゃないのか?
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