ガンダルヴァの城のごとく(長編版)

さんかいきょー

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将器に注がれる水

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 司令官代理に就任したサハジ副官はさっそく、対パールシーと国土防衛を想定した軍の再編成に取りかかった。
 クリシュナ将軍の精鋭部隊は、ガンダルヴァ国内の敵対的な藩に対して配置した。
 国内の反抗勢力が敵国と内通し、侵攻に呼応して蜂起するのは容易に予測できる。
 パールシーとの国境では、サハジ副官が迎撃部隊の直接指揮を執る。ここが本命と言って良い。
 一方で、中央府の首都防衛には二線級の戦力を充てた。
 指揮官は、ガルワール藩の若き太守カナク。
 ガルワール藩は昨年、土壇場でザキの率いる反乱軍側に寝返った藩だ。
 カナクは若く、優柔不断で、見栄を好む派手好きな男だった。
 ザキの軍への転向も古株の補佐官に口うるさく言われて渋々承諾し、結果的に勝ち馬に乗れただけのようなものだ。
 要するに、絵に描いたような暗愚なのだ。
 口を開けば
「今日は西の風が爽やかだから、西の村を視察しよう」
 だの
「昨日はとても月が綺麗で……朝はゆで卵が美味であった」
 だの、詩人めいた言動を公の場で繰り返し、議員や補佐官たちを困惑させるのが日常茶飯事だった。
 しかし祖父の代からの太守の家系で家柄は良く、顔は美男子で声もハキハキとしているから、民の人気は高く、選挙でも強かった。
 正しく衆愚政治の化身のような男であり──
「だからこそ、生贄に相応しいのです」
 サハジ副官は冷たい目で、カナクに指揮官就任の辞令を送った。
 カナクは辞令の真意など微塵も理解せず
「今は夏ですが、清々しい春の風が吹くのを……私は感じました」
 謎の詩を詠って、無邪気な喜びを表現した。
 それを間近で見た補佐官、部下の将校たちは暗澹たる気持ちが表情に滲み出ていたのは言うまでもない。
 ザキとクリシュナ将軍の計画では、カナクは首都防衛に失敗してもらう予定になっている。
 演習以外で軍隊の指揮経験すらない、この暗愚の坊やが率いる二線級部隊に、浸透してきたパールシーの人海戦術と、新政府に敵対的な藩軍との寄せ集め集団をぶつける。
 首都陥落寸前にまで追い込んだところで援軍を送り、増長しつつある軍と議会に危機感を持ってもらうのだ。
 カナクが戦闘中に死のうが、生き残って責任を取ってもらおうが、どうでも良い。
 一応、カナクの監視として二人の魔物使いをつけた。
 少年魔物使いホン・ニャオと、姉貴分のラン・ロウンである。
「俺は道化を演じて、あのお坊ちゃんの側につく」
「私は女の武器で、せいぜいカナク様を惑わしましょう」
 新たに雇用したこの二人を工作員として用い、カナクを制御する。
 もしカナクが想定外の悪しき行動を取った場合は、非常の処置も許されていた。
「そん時ゃ俺の魔物で、頭上からズブリさ」
 ホン・ニャオは赤い魔鷹の魔物を使う。
 高空からの急降下で、無防備な頭を刈り取るなど造作もなかった。
「私は……カナク様を夜伽に誘って毒を盛るも良し。寝込みを魔物に襲わせるのも良いですねえ?」
 ラン・ロウンは若く美しい女だった。青みがかった目と髪はカナクの興味を強く惹いた。
 魔物は青い獅子を使役する。夜闇に紛れて寝所を襲い、カナクを暗殺する最終手段も選択肢にあった。
 二人とも、もカナクのような貴族ずれの上流階級を軽蔑していた。
「故郷で俺たちを差別していたのも、ああいう貴族のクソ野郎だった!」
「本当に虫唾が走りますわ。アレを殺せと命じられたら、喜んで八つ裂きにいたします」
 ──といった具合で、万に一つも情が移ることはないだろう。

 
 首都防衛への謀略の仕込みを終えて、サハジ副官は対パールシーの最前線に向かった。
 そこは、ガンダルヴァ西部の砂漠地帯だ。
 パールシー国との国境に位置するここで、敵の人海戦術を迎撃する。
 国境近くの村から住民を避難させ、そこの寺院を本陣とした。
「先ずは国境警備の部隊を後方に退かせよ」
 サハジ副官は卓上に大きな地図を広げ、ザキのように筆を振るって作戦を指示した。
「次に国境に魔力地雷を敷設する」
 地図上の砂漠に点々と墨を落とし、魔力地雷の敷設地点を指示した。
 だが、広大な国境の砂漠に対して地雷はあまりにも少なすぎた。
 数百個敷設しようとも、地雷は所詮”点“に過ぎない。
 敵軍の進行ルートを限定できる森林や渓谷ならばともかく、広大な平面の砂漠に敷設しても効果は薄い。
 軍議に参加している将校の一人が手を挙げた。
「パールシー側は数万人もの人の津波で押し寄せると聞きます。魔力地雷で密集隊形の数十人まとめて消し飛ばせるとしても、敵の勢いを止められるとは思えません」
「左様」
 サハジ副官は頷いた。
「魔力地雷の意味は二つある。一つ、敵勢の漸減。たとえ数万の敵兵でも無限ではない。それを少しでも削る」
「もう一つは?」
「二つ目は、こちらが消極的に防衛している……と敵に思い込ませることだ」
 将校たちは意味が分からず、顔を見合わせた。
 なんらかの心理戦であることは理解できたが、そこにどんな意味があるのかが分からなかった。
「サハジ司令……その心はいかなるものでしょうか?」
「敵は今まで熱狂的人海戦術で勝利を収めてきた。我々はそれに恐れをなして逃げた。形ばかりの防衛として地雷だけを置いて……と、敵に思わせる。すると、敵はどんどん我が領内に突撃してくるだろう」
「なんらかの策で迎え撃つと? しかし、この一帯は砂漠ばかりです。都市も森も山もない。罠をしかける場所など……」
 作戦を聞かされた将校たちは困惑した。
 敵を誘い込んだところで、数を減らさなければ何の意味もない。
「我が軍の手勢は二万程度です。偵察によれば、敵の一団は十万はくだらないとのこと。五倍の戦力差、どう覆すのですか?」
「嵐を用いる」
 サハジ副官の発言は、またしても不可解だった。
 将校たちは窓から外を見た。
 ガンダルヴァ西部の夏は晴天の極み。
 天地は熱され、雨雲の兆しはなく、また砂嵐の予兆もなかった。
 ただ一人、サハジ副官はニッと笑って、地図に矢印を一本引いた。
「我が国には、人の形をした嵐がいるな?」
 その一言で、将校たちの顔から血の気が引いた。
 サハジ副官が何を考えているか、理解してしまったのだ。
「シューニャなる剣術災厄を敵軍にぶつける」
「なっ……」
 絶句する将校たちを尻目に、サハジ副官は次々と地図に矢印を書き込んだ。
「既にシューニャはこの地に誘導されつつある。地雷原を抜けた敵軍は、シューニャという嵐にぶつかる。孤軍の嵐と人海の激突だ。嵐は海を砕き、大海は飛沫となって散る」
 地図上でバールシー軍の塊がシューニャ単騎に打ち砕かれて、小さい矢印となって方々に分散していく様が描かれた。
「水滴になった人海に力はない。指揮系統すらない小規模な集団に分かれた敵を、我が軍は各個撃破する!」
「しかし……そう上手く事が運ぶでしょうか?」
「うまく行くように努力するのが我々の仕事だ。諸君ら一人一人の能力が試されると覚悟してほしい」
 将校たちは身が引き締まる思いだった。
 古参の将校は、かつてのナグープル藩との戦いを思い出した。
 確実に勝てる保障などなく、我武者羅に戦った当時の緊張が蘇った。
 サハジ副官は、将校たちの表情を見て手応えを感じた。
 良い傾向だ、と。
「よろしい。では、細かい作戦を伝える。意見があれば遠慮なく言ってほしい」
 それから、サハジ副官と将校たちによって作戦の子細が整えられた。
 ガンダルヴァ領内に引き込んだパールシー軍を分散、誘導する手段の補助として大型の魔物を活用する。
 パイ・フーの地雷之怒(ティーレイ・チ・ヌゥ)にヒカソウの火砲を増設しマーク・ドゥ仕様とする。
 地雷之怒マーク・ドゥの放つヒカソウの火力は面制圧に有効だが、それ以上に音と爆発で敵集団を威嚇するのが重要だった。
 素人の集まりに過ぎない敵軍はヒカソウの火力に怯え、巨竜の咆哮に慄き、統制を失って潰走するだろう。
 地雷之怒マーク・ドゥは、単騎ではなく専用の支援部隊と共に運用する。
 ヘイ・シーグィの使役する羅刹亀(ルオ・シャーグィ)に大量の予備砲弾を牽引させ、ヒカソウを撃ち尽くす度に支援部隊が再装填と目標観測、及び射撃指示を行い、発射する。
 地雷之怒マーク・ドゥは移動砲台としてポジションを随時変更しつつ射撃を行い、また迷走する敵部隊には姿を晒すことで威嚇も行う。
 これはザキが草案を作製し、サハジ副官が完成させた戦術だった。
「名付けてこれ、ヴァジュラ・パーニ戦術なり」
 ヴァジュラとは雷帝の放つ雷のこと。
 戦場に雷火のごときヒカソウを降らせ、雷鳴のごとき咆哮を轟かせるのだ。
 果たして、サハジ副官の作戦は成功した。
 シューニャの誘導によりパールシー軍の人海戦術は崩壊し、恐慌状態に陥った寄せ集めの素人集団は瓦解。
 複数の大型集団に分かれた敵軍をヴァジュラ・パーニ戦術によって更に細かく打ち砕き、待機させていたガンダルヴァ軍が一方的に制圧した。
 パールシー軍の主力は殲滅したが、敵軍は多方向からガンダルヴァ領内に侵入した。
 二万人程度のパールシー軍が領内に浸透し、それに呼応した反政府勢力と合流。
 ザキの読み通り、ガンダルヴァ中央府へと侵攻を開始した。
「サハジ司令! 敵軍の一部が反動勢力の藩を通って中央府に向かっています!」
 勝利に喜ぶ暇もなく、将校たちは大慌てで報告してきた。
 全ては開戦前にザキが予測し、敢えて放置していたことだ。
「ふむ。では、我が軍も敵を追って中央府へ!」
 サハジ副官は冷静に追撃を命じた。
 予定では、脆弱な中央府守備の部隊は籠城で辛うじて持ちこたえる。
 そこにサハジ副官とクリシュナ将軍の主力部隊が駆け付け、中央府から打って出た守備隊と敵軍を三方向から挟み撃ちにして、これを撃滅。
 辛勝という形でガンダルヴァ軍の綱紀粛正を行う予定──
 だったのだが、事態は思わぬ方向に展開した。


 中央府首都は、散々な有様だった。
 分厚い城壁は破城槌を打ち込まれて所々崩れ、あたりには放棄された攻城具が散乱している。
 城門は焼け焦げ、敵味方の死骸が無数に転がり、戦火の煙が立ち昇る。
 炎天下に漂う濃厚な死と炎の臭いが、昨日までの激戦を物語っていた。
 予定通り、守備隊は緒戦で敵軍の数に押されて敗走。
 以後は籠城して持ちこたえてくれたのだが──
 脆弱なはずの中央府首都守備隊は、意外にも単独でパールシー軍を撃破してしまったのだ。
 サハジ副官ら主力部隊の帰還を知り、敵の攻撃に耐えてきた首都の巨大な城門が、数日ぶりに開放された。
 首都から湧きあがる歓声。
 多くの友軍がサハジ副官を出迎えた。
「サハジ司令! 我が軍は……勝ちましたァッッッ!」
 守備隊指揮官のカナクが、ぼろぼろの体で歩み出た。
 ──!?
 ほんの数日前まで虚栄の塊のようだったカナクが泥と血にまみれ、傷だらけで兵たちの先頭に立っている。
 どういうわけだろうか、他の兵たちは号泣している。
 悲しくて泣いているのではない。
 感激の涙を流しているのだ。
 ──!?
 一兵卒、士官、更に補佐官までもが口々にカナクを称えた。
「カナク様は……ご立派でしたッッッ!」
「ズタボロに負けて籠城することになって、もうダメだと思ってたのに……」
「カナク様は兵と民を鼓舞して、自ら最前線で指揮を執られたのですッ!」
 つまり──カナクは土壇場で指導者として覚醒したらしい。
 首都を包囲されて絶望する民衆を励まし、自らの分を削って水や食料を分け与えた。
 土に塗れて兵たちと苦楽を共にし、自ら危険に飛び込み、団結して敵軍に立ち向かった。
「私は今まで、自分がどれだけ迂遠な立ち振る舞いをしてきたか思い知りました。私は追い込まれて初めて……人生の覚悟が決まったような気がします」
 カナクは飢えと心労で、やつれていた。
 いや、心と体が引き締まったのかも知れない。
 今のカナクは、多くの命と責任を背負う……男の顔をしていた。
「無力な私を……彼女は傍で支えてくれました」
 今も傷ついたカナクの傍らに付き添う女がいる。
 魔物使いのラン・ロウンだった。
 ──!?
 あの冷たい印象だった女が、鼻を真っ赤に染めて泣いている。
「若様は……こ、こんな卑しい私を信じてくださいましたぁッッッ!」
 監視役として置いたはずのラン・ロウンが、カナクのことを「若様」と呼んでいる。
 しかも重傷のカナクに自然と体を寄せて、気丈に振る舞う彼を気遣っている。
 サハジ副官は一目で理解した。
 アビシャに恋と愛と女を教えてもらった、今なら良く分かる。
 これは演技ではない。
 ラン・ロウンは……あわよくば暗殺を狙っていた男に、今では完全に心酔していた。
 彼女は心からカナクを愛してしまったのだ。
 しかしサハジ副官は、状況が全く理解できなかった。
「あの……これは、どういうことですか?」
 困惑していると、魔物使いの弟分ホン・ニャオが涙ながらに経緯を説明し始めた。
「若様は……みんなを鼓舞して、敵司令官への一点突破をかけたんです。自分が囮になるから、その隙に司令官を討てと……魔物使いの俺たちを信じて、全てを賭けたんです……ッ!」
 つまり──カナクは自分の家柄と派手な見た目を利用して敵の注意を惹きつけた。
「若様は『自分ごときが死んでも問題ないから』って……わざと派手な鎧をつけて、逃げるフリをしたんです!」
 そして名のある将軍が逃げると思った敵軍はカナクを追い、手薄になった敵の本陣にラン・ロウンとホン・ニャオが魔物で奇襲をかけたというわけだ。
「俺たちの魔物は、いざという時は合体できるんです」
「は?」
 ホン・ニャオが妙なことを言ったので、サハジ副官は思わず聞き返した。
「いま、なんと?」
「姉御の獅子と俺の鷹は、心を一つにすることで鬼舞羅(きまいら)という魔獣に──」
 なにやら奇天烈な内容の話が続いた。
 件の合体魔獣は、首都の城門近くで傷ついた体を休めているのが見えた。
 巨大な青い獅子の背中に赤い魔鷹がくっついている。
 なるほど、あれで敵将を討ち取り、混乱した敵軍に守備隊が襲いかかって撃破したのだろう。
 そして魔物使いの二人は、カナクの高潔さに心打たれて改心した。
「家柄だけの私ですが、皆の力で大役を果たすことが……出来ました。うぐっ……」
 カナクは血の滲む胸を抑え、立ち眩んだ。
 ラン・ロウンが、とっさにカナクの体を支えた。
「若様っ! お気を確かに! ランが、ランがここにおります! これからも! ランは若様の杖となり剣となります!」
「俺も! ホンもおります! 姉御と共に、これからも若様のために働きとうございますッ!」
 二人の魔物使いは、すっかりカナクの人柄にほだされたようだ。
 異国の魔物使いだけではない。
 ほんの数日前まではカナクを内心見下し、何の期待もしていなかった将校や補佐官たちも同様だった。
 今やカナクは、人々の尊敬の眼差しに囲まれている。
 カナク自身に能力はなくとも、指導者としての覚悟と振る舞いを得た今では、有能な部下たちが彼を支えてくれる。
 奇しくも、一種の理想が完成していた。
「うーん、なんとも予想外ですが──」
 サハジ副官は、これも良しと納得した。
 予定は狂ったが辛勝であることに変わりはない。
 兵も民も、なにより指揮官であるカナクも苦労を味わい、勝利と成功は労せず得られるものではないと学んだ。
 結果的には、ガンダルヴァ軍の慢心を打ち砕くという当初の計画は達成されたと思って良い。
「人も自然も、思い通りにはならない……ということですね」
 サハジ副官としても学ぶ所のある結果だった。
 最も傲慢だったのは自分だったのかも知れない──と。
「それとも、先生は……この結果も予想されていたのでしょうか?」
 遥か遠方の師を思い、サハジ副官は空を見上げた。
 真っ青なガンダルヴァの夏空、やけに遠くに聞こえる兵たちの歓声。
 ほんの数秒、夢心地で惚けていた。
「凱旋と……それからアビシャ殿にご挨拶に行かねば」
 すぐにサハジ副官は現実に戻って、義務である仕事と愛する女性のことを思い出した。
 その後、ラン・ロウンとホン・ニャオの二人の魔物使いに関しては、本人たちの強い希望もあって、工作員としてではなく正式にカナクの部下として配置換えを行った。
 この戦いから半年の間に、司令長官に復帰したザキは計略を以てガンダルヴァ国内の反抗勢力を懐柔、もしくは内部崩壊に導き、全土を平定した。
 戦後処理と職務の引き継ぎ、議会への根回しを済ませたのが翌年の初夏のこと。
 ザキは自分の後継にサハジ副官を指名すると──
「後は皆さまにお任せします」
 一切の地位を返上し、持病を理由にあっさりと職を辞した。
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