ガンダルヴァの城のごとく(長編版)

全22回。掲載は2月1日までとなります。
大陸の南方ガンダルヴァ国には時折、"上"から人が落ちてくる。
こことは違う、別の世界から人が落ちてくるのだ。
人の形をしていても、それが人であるとは限らない。
世捨て人の男ザキは、人の形をした災厄にシューニャと名付け、心を通わせる。
やがてガンダルヴァ国に大乱が巻き起こり、その中心にザキとシューニャはいた。
ザキは智と剣才を備える英雄。シューニャは数多の剣者の妄執が形なした災厄。
一人の男と災厄が、幻と消えるまでの物語。
(中編小説版を長編版として大幅に加筆、修正したものです)
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