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受験戦争
5話 コアの目的
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「イテッ!」
サリアの隣からコアの叫ぶ声が聞こえる。
「あっ!?ごめんなさい、大丈夫ですか?」
サリアは驚きのあまり反射的にに尻尾をどけて謝罪をした。
あれ?
彼女は人の有無に疑問を持ち覗き込む。案の定、そこには誰もいなかった。
「えっ?」
「あぁ、今喋ったのコアだよ。名前もコア。僕も合ったばかりでよく知らないんだ。でも、人間の文化に詳しいみたいだから人として扱って問題ないよ」
困惑する彼女にリュートが説明する
「へー、触っていい?」
サリアは好奇心に満ちたの輝いた目をしている。
「僕はいいけど、コアにも聞いてみて」
「そっか、ごめん。コアさん体に触ってもいい?」
「特に構わんのじゃ。雑に扱ったりするでないぞ」
コアが返事をした。サリアがコアを持ち上げて観察する。
「本当にコアなのね、話すモンスターも噂程度なのに、話すコアって…あっ、私でも魔法使えそ…弱っ!なにこれ⁉︎あっ!ごめんなさいコア…ちゃん?」
サリアが焦ってフォローする。
「わしのことはなんと呼んでも大丈夫じゃぞ。あと、あれぐらいで怒るほど、わしの心は狭くない」
コアが謎の自信を胸に言った。
「コアのプライドは地に落ち切ってるもんね」
リュートが昨日の夜のことを思い出しながらコアをつつく
「なっ!。わしでも怒る時は起こるのじゃ!」
コアが謎の力でリュートを噛んだ。
「イッタ!えっ?噛んだ?噛めるの?」
「うむ、何故かは分からん。が、行くぞ小娘…。ま、まあ、今回は許してやる。草原の様に広いわしの心に感謝するのじゃな!」
コアは何かを感じ取った。このまま行動したら敵が二人になる気がする。
「海じゃないの?」
アヤメが話がまとまった雰囲気を感じ取り、お菓子を持って移動してきた
「わしの心はそこまで果てしなくないのじゃ。どうじゃ?己の身を弁えるこの謙虚さ好印象じゃろ」
「自分で言ったら意味ないけどな。」
「そこも、織り込み済みなのじゃ(えっへん」
「そう…それにしても、コアって能力優秀よね。生きてたら、厄介なモンスターに育ったでしょうね。もう死んじゃてるけど」
サリアは手のひらのコアを指で優しく撫でる
「そうじゃな、じゃがこの体でも復讐くらいは出来る。奴を恐怖のどん底まで落としてやるのじゃ!」
「いいわよ、相手が見つかったら手伝ってあげる、具体的に何する予定なの?」
サリアがコアを机の上に置いた。
「端的に言うとじゃな、あの猫被りに社会的な死の恐怖を味わってもらうのじゃ。ネタなら大量にあるの。フフフッ、」
コアの声は今までになく邪悪であったが、それを聞いていた彼らは放置で問題ないと結論をつけた
「モンスターにもそう言うのあるのね。でも、殺された怨みにしては軽すぎ無い?」
リュートは心情的に理解ができなかった。殺されかけた相手への対処は、逃げて関わらないようにするか、徹底的に反撃して目の前に現れないようにするかの二択しかないと考えていた
「わしは、あやつのこと結構気に入っておるのじゃ、だから、命を奪おうとまでは思えん。社会的に殺すまでで勘弁してやる」
「でもよ、それは相手を殺すことにならないか?」
「何故じゃ?」
「群れで孤立したら追い出されるよな。大丈夫なのか?」
野生の世界は残酷だ。群れて身を守っている生物がそこを追い出されると生きていくことが難しくなるのではないか。
カイトはそれを心配した
「そう言うことなら大丈夫じゃ。あ奴かなり強い、群れから追い出されたくらいじゃ死なん。困ったとしても別の群れに行けばいいだろう。奴は優秀じゃからな。しかし、そんなに世知辛い世界だったとは見ているだけでは分からんものもあるんじゃな…」
「そうか、それならまぁ大丈夫か」
「あっ…」
リュートは今、深刻な悩みを感じていた。
それは、会話の行き違いである。確実に三人は相手が外生生成であると思い込んでいる点である。自分もさっきまでそう思っていた。それを伝えるべきだろうか悩んでいた。
「…ねぇ、復讐相手の顔を確認しない?コアの記憶魔法で」
悩んだ末にリュートは自分が知らなかったと言う体で話すことにした。
「そうね、コア、覗いても大丈夫?」
サリアがコアに聞いた。
「大丈夫だぞ。ちゃんと意識しておくから、そこを探るのじゃ」
コアが言った。
サリアが記憶魔法を発動させた。しかし、コアの記憶を見ることは出来なかった。
「う、うーん、弱すぎるわねこれ、自分の記憶しか見えそうにないわ。これじゃあ無理そうね」
「それじゃあ、厳しいな。てか、俺達に復讐相手の判別できるのか?」
カイトが頭を悩ませる。
「種族だけでも確認しといた方がいいんじゃないかな」
「種族?まぁ、種族といえば種族か…しっかし、変な言い方だな」
カイトがリュートの言葉に少し引っかかる
「あはは、でも確認出来ないから相手のこと分からないね」
「そんな急なことなわけでもないし、後で確認すればいいだろ」
「いや、お主はわk…」
コアが言葉を話そうとした。その時、少しの間、カバンをゴソゴソとして静かだったアヤメが動いた。
「ほっ、ひゅーすとん!」
と言って魔道具を一度高く上げてから机の上にドン!っと置いた。
「思念伝達魔法の魔道具、これがあれば見れる」
「なんだ今の?」
「気にしないで」
カイトの純粋な困惑にアヤメは恥ずかしくなった。
彼女は魔道具からコードを伸ばし先端のシールをコアに貼り付けた。
「これ、頭に近いところに貼って」
アヤメがそう言うと3人にシールを手渡した。4人はシールをこめかみや、額に各々の場所に貼り付ける。
「スイッチ入れるから、しっかり思い出して」
「わしの記憶魔法を舐めるでない」
アヤメがスイッチを入れた。
ーーーーー
コアの記憶を追体験した後。
思念伝達によってみた光景でコアの生前の姿と復讐相手を知った。
「ちょ、ちょっと待って、見終わってすぐで悪いんだけど、いろいろ質問させてもらっていい?」
色々と混乱した様子でこめかみにつけたシールを外す
「わしは構わんぞ」
「ありがと、えっと、あの巨大なモンスターってコア?」
「うむ、」
「あの人が復讐相手?わたし達勝てる?」
「何も勝つ必要はないのじゃ、大勢の知人の前で奴の被った猫を剥がし取るだけでわしは満足できる。無様な姿を晒してくれれば、なお満足じゃ!」
「そ、そう…」
サリアは人口の関係から(無理そうだな~)という考え、それをグッと抑える。
「ま、まぁ、できる限り協力するわ」
「頼むのじゃ!」
「なぁ、コアはあの人と戦ったんだろ。見てみたいんだがいいか?」
「あっ、私も見たい。見てもいい?」
カイトとサリアがコアの闘いに興味を持ち戦闘の映像をおねだりした。
ーーーーー
四人はコアの戦闘を見終えた。
「それにしても、これ以上ないほど見事に対策されてたわね」
コアの闘いを最後まで見てサリアが言った。
「ん、ボッコボッコだった。このあと、聞きたいことがあるからこっち来て」
アヤメがコアを鷲掴みにして持っていった。
「コア、あの人に何かしたの?相当な怨み買ってそうだったよ、あれ?」
リュートがコアに話しかけたが、その時には、コアはアヤメに質問攻めにされていた。
「あれモノに出来そうか?」
カイトが言った。
「少なくても、今は無理ね」
サリアが言った。
「学園での目標は、あの人を超えることにするよ」
リュートが言った。
「どうしたの?いきなり、そんなこと言って」
サリアが聞いた。
「ただの誓いだよ。絶対やるぞって言う感じの」
リュートが答えた。
「えっと、どういうこと?」
サリアが理解し切れずに聞いた。
「ん、んー…」
リュートは、説明が思いつかず言葉を詰まらせた。
「それはこいつの、ルーティーンみたいなもんだからそこまできにしなくていいぞ」
カイトが言った。
「そう、頑張ってね」
「なぁ、あれお前一回見てただろ」
カイトがリュートにこそっと言った。
「え?なんで?」
「あれ見てお前が何も反応しないわけねぇだろ。」
「う、…」
リュートは最後の最後で詰めが甘かった。
「俺は何も言わないで置いてやる。これだからむっつりは、」
「ちょっ、まっ…!」
リュートは慌てて訂正しようとする。
「わかってるって、冗談だ。全く回りくどい伝え方だったがな。口で言え口で、」
「…分かったよ」
やるせない気持ちを飲み込み言った。
不意に学園への到着を報せるアナウンスがなった。
「ねぇ、もう着くみたいよ」
周りの席には、少し空席があるもののほぼ全ての席に人間が座っていた。どうやら、皆がコアの闘いを見ている間に、街を周り終わった様だ。
窓の外を見ると、そこには、巨大な島があった。島の中央に高いビル群があり、そこを中心に街の様に発展している。
島の最北側には巨大な壁があり、その奥の海を越えた先には広大な大陸が広がっていた。
他にも、島には大きな施設が複数存在している。5人は期待に胸を躍らせていた。
サリアの隣からコアの叫ぶ声が聞こえる。
「あっ!?ごめんなさい、大丈夫ですか?」
サリアは驚きのあまり反射的にに尻尾をどけて謝罪をした。
あれ?
彼女は人の有無に疑問を持ち覗き込む。案の定、そこには誰もいなかった。
「えっ?」
「あぁ、今喋ったのコアだよ。名前もコア。僕も合ったばかりでよく知らないんだ。でも、人間の文化に詳しいみたいだから人として扱って問題ないよ」
困惑する彼女にリュートが説明する
「へー、触っていい?」
サリアは好奇心に満ちたの輝いた目をしている。
「僕はいいけど、コアにも聞いてみて」
「そっか、ごめん。コアさん体に触ってもいい?」
「特に構わんのじゃ。雑に扱ったりするでないぞ」
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サリアが焦ってフォローする。
「わしのことはなんと呼んでも大丈夫じゃぞ。あと、あれぐらいで怒るほど、わしの心は狭くない」
コアが謎の自信を胸に言った。
「コアのプライドは地に落ち切ってるもんね」
リュートが昨日の夜のことを思い出しながらコアをつつく
「なっ!。わしでも怒る時は起こるのじゃ!」
コアが謎の力でリュートを噛んだ。
「イッタ!えっ?噛んだ?噛めるの?」
「うむ、何故かは分からん。が、行くぞ小娘…。ま、まあ、今回は許してやる。草原の様に広いわしの心に感謝するのじゃな!」
コアは何かを感じ取った。このまま行動したら敵が二人になる気がする。
「海じゃないの?」
アヤメが話がまとまった雰囲気を感じ取り、お菓子を持って移動してきた
「わしの心はそこまで果てしなくないのじゃ。どうじゃ?己の身を弁えるこの謙虚さ好印象じゃろ」
「自分で言ったら意味ないけどな。」
「そこも、織り込み済みなのじゃ(えっへん」
「そう…それにしても、コアって能力優秀よね。生きてたら、厄介なモンスターに育ったでしょうね。もう死んじゃてるけど」
サリアは手のひらのコアを指で優しく撫でる
「そうじゃな、じゃがこの体でも復讐くらいは出来る。奴を恐怖のどん底まで落としてやるのじゃ!」
「いいわよ、相手が見つかったら手伝ってあげる、具体的に何する予定なの?」
サリアがコアを机の上に置いた。
「端的に言うとじゃな、あの猫被りに社会的な死の恐怖を味わってもらうのじゃ。ネタなら大量にあるの。フフフッ、」
コアの声は今までになく邪悪であったが、それを聞いていた彼らは放置で問題ないと結論をつけた
「モンスターにもそう言うのあるのね。でも、殺された怨みにしては軽すぎ無い?」
リュートは心情的に理解ができなかった。殺されかけた相手への対処は、逃げて関わらないようにするか、徹底的に反撃して目の前に現れないようにするかの二択しかないと考えていた
「わしは、あやつのこと結構気に入っておるのじゃ、だから、命を奪おうとまでは思えん。社会的に殺すまでで勘弁してやる」
「でもよ、それは相手を殺すことにならないか?」
「何故じゃ?」
「群れで孤立したら追い出されるよな。大丈夫なのか?」
野生の世界は残酷だ。群れて身を守っている生物がそこを追い出されると生きていくことが難しくなるのではないか。
カイトはそれを心配した
「そう言うことなら大丈夫じゃ。あ奴かなり強い、群れから追い出されたくらいじゃ死なん。困ったとしても別の群れに行けばいいだろう。奴は優秀じゃからな。しかし、そんなに世知辛い世界だったとは見ているだけでは分からんものもあるんじゃな…」
「そうか、それならまぁ大丈夫か」
「あっ…」
リュートは今、深刻な悩みを感じていた。
それは、会話の行き違いである。確実に三人は相手が外生生成であると思い込んでいる点である。自分もさっきまでそう思っていた。それを伝えるべきだろうか悩んでいた。
「…ねぇ、復讐相手の顔を確認しない?コアの記憶魔法で」
悩んだ末にリュートは自分が知らなかったと言う体で話すことにした。
「そうね、コア、覗いても大丈夫?」
サリアがコアに聞いた。
「大丈夫だぞ。ちゃんと意識しておくから、そこを探るのじゃ」
コアが言った。
サリアが記憶魔法を発動させた。しかし、コアの記憶を見ることは出来なかった。
「う、うーん、弱すぎるわねこれ、自分の記憶しか見えそうにないわ。これじゃあ無理そうね」
「それじゃあ、厳しいな。てか、俺達に復讐相手の判別できるのか?」
カイトが頭を悩ませる。
「種族だけでも確認しといた方がいいんじゃないかな」
「種族?まぁ、種族といえば種族か…しっかし、変な言い方だな」
カイトがリュートの言葉に少し引っかかる
「あはは、でも確認出来ないから相手のこと分からないね」
「そんな急なことなわけでもないし、後で確認すればいいだろ」
「いや、お主はわk…」
コアが言葉を話そうとした。その時、少しの間、カバンをゴソゴソとして静かだったアヤメが動いた。
「ほっ、ひゅーすとん!」
と言って魔道具を一度高く上げてから机の上にドン!っと置いた。
「思念伝達魔法の魔道具、これがあれば見れる」
「なんだ今の?」
「気にしないで」
カイトの純粋な困惑にアヤメは恥ずかしくなった。
彼女は魔道具からコードを伸ばし先端のシールをコアに貼り付けた。
「これ、頭に近いところに貼って」
アヤメがそう言うと3人にシールを手渡した。4人はシールをこめかみや、額に各々の場所に貼り付ける。
「スイッチ入れるから、しっかり思い出して」
「わしの記憶魔法を舐めるでない」
アヤメがスイッチを入れた。
ーーーーー
コアの記憶を追体験した後。
思念伝達によってみた光景でコアの生前の姿と復讐相手を知った。
「ちょ、ちょっと待って、見終わってすぐで悪いんだけど、いろいろ質問させてもらっていい?」
色々と混乱した様子でこめかみにつけたシールを外す
「わしは構わんぞ」
「ありがと、えっと、あの巨大なモンスターってコア?」
「うむ、」
「あの人が復讐相手?わたし達勝てる?」
「何も勝つ必要はないのじゃ、大勢の知人の前で奴の被った猫を剥がし取るだけでわしは満足できる。無様な姿を晒してくれれば、なお満足じゃ!」
「そ、そう…」
サリアは人口の関係から(無理そうだな~)という考え、それをグッと抑える。
「ま、まぁ、できる限り協力するわ」
「頼むのじゃ!」
「なぁ、コアはあの人と戦ったんだろ。見てみたいんだがいいか?」
「あっ、私も見たい。見てもいい?」
カイトとサリアがコアの闘いに興味を持ち戦闘の映像をおねだりした。
ーーーーー
四人はコアの戦闘を見終えた。
「それにしても、これ以上ないほど見事に対策されてたわね」
コアの闘いを最後まで見てサリアが言った。
「ん、ボッコボッコだった。このあと、聞きたいことがあるからこっち来て」
アヤメがコアを鷲掴みにして持っていった。
「コア、あの人に何かしたの?相当な怨み買ってそうだったよ、あれ?」
リュートがコアに話しかけたが、その時には、コアはアヤメに質問攻めにされていた。
「あれモノに出来そうか?」
カイトが言った。
「少なくても、今は無理ね」
サリアが言った。
「学園での目標は、あの人を超えることにするよ」
リュートが言った。
「どうしたの?いきなり、そんなこと言って」
サリアが聞いた。
「ただの誓いだよ。絶対やるぞって言う感じの」
リュートが答えた。
「えっと、どういうこと?」
サリアが理解し切れずに聞いた。
「ん、んー…」
リュートは、説明が思いつかず言葉を詰まらせた。
「それはこいつの、ルーティーンみたいなもんだからそこまできにしなくていいぞ」
カイトが言った。
「そう、頑張ってね」
「なぁ、あれお前一回見てただろ」
カイトがリュートにこそっと言った。
「え?なんで?」
「あれ見てお前が何も反応しないわけねぇだろ。」
「う、…」
リュートは最後の最後で詰めが甘かった。
「俺は何も言わないで置いてやる。これだからむっつりは、」
「ちょっ、まっ…!」
リュートは慌てて訂正しようとする。
「わかってるって、冗談だ。全く回りくどい伝え方だったがな。口で言え口で、」
「…分かったよ」
やるせない気持ちを飲み込み言った。
不意に学園への到着を報せるアナウンスがなった。
「ねぇ、もう着くみたいよ」
周りの席には、少し空席があるもののほぼ全ての席に人間が座っていた。どうやら、皆がコアの闘いを見ている間に、街を周り終わった様だ。
窓の外を見ると、そこには、巨大な島があった。島の中央に高いビル群があり、そこを中心に街の様に発展している。
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